プロフィール

yuccalina

Author:yuccalina
自閉症の息子(14才)と、エンジニアの夫との3人暮らしのアラフィー主婦です。45才でヨガ指導者スクールを卒業し、現在地元で極々細やかな教室を開催。

一方、トランシルヴァニア(カロタセグ地方)の伝統刺繍、イーラーショシュのステッチを用いた雑貨『Yuccalina Erdő=ユッカリーナ・エルドゥ』の制作も行っています。

ミンネ・ギャラリーにて作品展示中。

ブログでは主にハンドメイド、ガーデニングに加え、10代から親しんできたロック音楽に、映画、本等について綴っています。

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ユッカリーナのヨガ的雑記帳


2016/10/31 14:00 yuccalina

I am lovin' Lovin' Spoonful Vol.1

以前予告した通り、ラヴィン・スプーンフル(以下スプーンフルと略)のCDボックスのアルバムを順番に紹介していきます。

johnseba1.jpg

普段は余り有名でないアーティスト及び音楽について書くことが多いので、このようなメジャーなやつは逆に身構えちゃいますなあ。もし、間違ってること書いてたら、 ジャンジャン指摘してくださいまし。

つー訳でデビュー曲『Do You Believe In Magic』がいきなり大ヒットのファーストから。

正確には、それ以前にエレクトラレコードで録音した『Good Time Music』など数曲があるんですがが、ちゃんとボーナストラックで入ってるのも嬉しいねえ🎵😍🎵

実を言えば、私が一番最初にジョン・セバスチャン(以下ジョンセバと略)作品と認識して聴いた曲は、ボ・ブランメルズによるこの曲のカバーだったりするのよねん。

とか言いつつ、今回はオリジナルの収録曲に関してしか書きませんぐ。

つー訳で、以下に収録曲を。デビューアルバムの半分以上がカバーで、ブルースものが多いです。

1. Do You Believe in Magic*
2. Blues in the Bottle
3. Sportin' Life
4. My Gal
5. You Baby
6. Fishin' Blues
7. Did You Ever Have to Make Up Your Mind?*
8. Wild About My Lovin'
9. Other Side of This Life
10. Younger Girl*
11. On the Road Again*
12. Night Owl Blues**

*印がジョンセバの作品で、**が4人の共作名義、そして今回動画紹介する曲は赤字にしてみますた。

で、最初はやっぱ『魔法を信じるかい❓』からにしまそうね。



オートハープを抱えて歌うジョンセバは、私のツボなんですが、後ろで踊るミニスカギャルにも時代を感じますねえ。

ん❓スクールメイツか、ザ・バーズか❓

って感じなんですがが、要するに、ニッポン歌謡界はこんなとこも英米の真似してたんだなー、と分かって面白いんです。

という流れからの、『My Gal』



カッコいいよねー。50年代のヴィンテージなロケンロールを思わせる、ブルースナンバー。

そして、ロネッツのカバー『You Baby』を歌うはドラマーのジョー・バトラー。



昔はジョーのヴォーカルに全くノーマークだったことに気付きましたわ。次もジョーが歌うフレッド・ニールの『Other Side of This Life』



これも好き。なんつーか、歌声が二枚目なんだよね。魅力的な良い声してると思う。

てのを踏まえつつ、次の動画をご覧くださいまし。



スプーンフル、テレビでビートルズの『ヘルプ!』を歌うの巻。中心はジョー・バトラーなんです。

やっぱ、バンドでももっと歌いたかったのかな❓YouTubeのコメント欄では、

「ジョーは良い声してるんだから、もっと歌えば良かったのに~!」

と言う書きこみを複数見かけますた。

そうそう、ザル・ヤノフスキーも歌える子だったからさ、スプーンフルも上手くやれば、ザ・バンドみたいにリード・ヴォーカルを分担しても良かったかも❓

あ、でも曲作りは殆どジョンセバだったから、それは難しかったかもね。ちなみにベースのスティーヴ・ブーンは作詞をしてたそうですが、彼だけリード・ヴォーカル取ってないのよね。見かけからして奥ゆかしく、影で支えるミスターベースマンだったらしい、、。

で、歌声が一番男前なのはジョー・バトラーで、ザルはコミカル担当。ジョンセバはその中間で、親しみやすく暖かみを感じる歌声。ブルースシンガー気取りでない感じがも良いのです。

インスタにも書きますたが、『Fishin' Blues』と『Blues In The Bottle』は多分私が初めて良いなと思ったブルース曲で、ジョンセバの歌声も陽気な感じでブルーな部分がないのが、入り口としては逆に良かったんだとおもいますです。

で、50過ぎて聴き直してみたら、ブルース系の曲では、インストルメンタルの『Night Owl Blues』が一番好きかも。



若い頃は余り印象に残ってなかったものだが、ジョンセバのブルースハープ、メッチャカッコいいじゃないですか。タイトルは勿論、彼らの育った、そしてディランでも有名なグリニッチヴィレッジのカフェの名前から。

さて、あの時代のアメリカにおいて、スタジオミュージシャンの力に頼らず、バンドとしてレコーディングをしていた意義は大きいと思います。レッキングクルー全盛期、音楽の中心は西海岸へと移っていく中で、スプーンフルはニューヨークで頑張ってたんだなあ。電子楽器や録音技術が未熟な時代にあって、バンドの力だけで様々なアイディアを持ってたんじゃないでそか❓オートハープとかカズーとか、それまでロックで使用されなかった楽器、ジャグバンドで使われる小道具等遊び心があって楽しいのがスプーンフルの良さですね。

テレビ出演映像からすると、アイドル的人気があったみたいです。『Did You Ever Have To Make Up Your Mind❓』は、いかにも60年代なひな壇で演奏するパターンで、勿論口パクでそね。



お調子者ザルがカメラ目線で、かなり慣れてる感じです。アメリカにもビートルズ旋風がやって来て、アメリカのバンドもスーツ着て似たような髪型してたりしたけど、スプーンフルはボーダーTシャツがトレードマークですた。それが逆にイギリスで受けた、というのも面白いですね。

超男前はいないけど、4人ともそこそこシュッとしてて、ブスがいないこと。4人のタイプが違ってること。等、受け入れられやすい要素だったのではないか、と思います。そして、そんな4人の仲良しな雰囲気は、一番重要な、ジョンセバの書くハッピーでウキウキする歌にピッタリとマッチしていたんだと思います。

つー訳で、次回はそのジョンセバ曲の魅力がパワーアップするセカンド『Daydream』です。


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タグ: 60年代

テーマ:60年代から70年代のPOPs & ROCK - ジャンル:音楽

2016/10/17 14:05 yuccalina

ブルース生誕100周年ライヴ映像『ライトニング・イン・ア・ボトル』

インスタグラムを始めた当初は、ハンドメイド関係限定にしようかと思っていたものの、結局、ヨガも料理も音楽も映画も、とあれこれとジャンルを広げてしまいますた。とはいうものの、音楽や映画に関しては短文では書き足らないので、ブログで書きたいネタのメモ代わりにすることにしました。

と言う訳で、インスタで知り合ったnowhere_womanさんが紹介してて知った映画が『ライトニング・イン・ア・ボトル』です。

nowhere_womanさんのインスタ投稿へのリンク

下記画像をクリックすれば、ワタクシのインスタ投稿が見られます。



マーティン・スコセッシ監督による祝ブルース100周年ドキュメンタリー『The Blues Movie Project』のDVDボックスは、このブログでも紹介しましたけど、その記念ライヴの映像作品があったとは、今まで知りませんでした。いや、実は4枚目の『ロード・トゥ・メンフィス』のボーナストラックにデヴィッド・ヨハンセンとヒューバート・サムリンのライヴ映像が入ってて、本編にはまったく登場してなかった二人がなじぇ突然出てきたのかが理解できなかったんですが、ここでようやく謎が解けました。



『ライトニング~』にもこのコンビで登場していたんですね(1:01:00頃に登場)。YouTubeにフル動画があったので貼っておきますね。



コンサートはスコセッシ監督が舞台に上がって一言述べて幕を開けますが、所々にブルースマン達のインタヴューや、『The Blues Movies Project』でも使われていたローマックス親子により記録映像も効果的に挿入されて、ブルース若葉マークにも分かりやすく編集されていると思います。

また、ライヴにはエアロスミスのタイラー&ペリーや、ジョン・フォガティーなどドキュメンタリーには登場してなかったアーティストも出演しております。

英語が堪能な方はこの動画で十分かもしれませんが、私には歌詞にも日本語字幕付きの方が、断然入り方が違ってきました。映画の中でルース・ブラウンでさえも

「若い頃は私はブルースが何たるか分かってなかった」

と言うのを聞いて、私もまだまだこれからだな~、としみじみ思ったのでした。そして、同じくルースが語ってたのは、

男性に優れたブルースシンガーが多いのは、女は人前で泣くことが出来るけど、男は泣く代わりにブルースを歌うから。

これが正にブルースの本質なのでしょう。


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テーマ:HIPHOP,R&B,REGGAE - ジャンル:音楽

2016/09/30 15:55 yuccalina

黒っぽさとアンダーグラウンドの狭間で『夢博士の告白』

ケヴィン・エアーズの初期作品5枚組ボックス、最後は右下『夢博士の告白 The Confession of Dr. Dream and Another Stories』です。

これ、一番好きかも、と言うくらいツボな曲ばかりなんで、全曲動画を貼りたいくらいなのですがが、重たくなるのも嫌なので、涙ながら(ウソ)にチョイスしますた。

music5.jpg
music6.jpg

オープニングは、チョー低音ヴォーカルがドクター・ジョンかと思ったよ。



っつーくらいファンキーな『Day by Day』で、続く『See You Later/Didn't Feel Lonely Till I Thought Of You』も、ジャクバンドっぽいコミカルなオープニングとロックなギターサウンドのコンビネーションがお素敵なんです。



全体的に黒っぽさを感じるのは、バックコーラスの女性ヴォーカリストに負うところもありそう。前作に続き参加のドリス・トロイに加え、ロゼッタ・ハイタワーも結構なキャリアの方なんですね。とにかくカッコええ~のなんのって~!

そして、ここでは紹介出来ないのですが、○○ブルースと称されるスローナンバーには、ジングル的効果も感じられて、非常にバランスの良さを感じます。

さて、レコードだと丁度B面になるのが『夢博士組曲』

(a) Irreversible Neural Damage
(b) Invitation
(c) The One Chance Dance
(d) Doctor Dream Theme






ですが、動画だと4本でブツ切りになってしまうがのがちと残念です。初っ端からNicoが歌う(a)が異彩を放ち、ジングル的インストの(b)に続く(c)が意外と私のツボだったりしますです。何ですかね、

ララランラン♪ララランラン♪

とタイトル通り?ご陽気にダンスするよなスキャット。

しか~し、後ろから重なってくる

オ~~ラ~~イ~~~!!

の雄叫びに一瞬ビビる。いや~~気になって仕方ないんですの。ホントに大丈夫なのケヴィンさんっ?って心配になりますわよwww

それにしても、このアルバム聴いてると、何かシド・バレットよりも、キャプテンビーフハート臭(=牛臭い訳では決してない)を感じてしまう私なんですが、ケヴィンが影響受けてたって話はあったりするんかしら?ご存知の方は教えてくださいまし。

そして、ラスト『Two Goes Into Four』はちょっとジョン・ケイルちっくな曲だな~、と思いますた。



黒っぽさとヴェルヴェッツ感が混じり合ったこのアルバムを好きにならずにはいられんよ、そりゃあ、、。

ところで、今回パーソネルをチェックしてたら、気になる名前が沢山出てきますたよ。

スティーヴ・ナイってペンギン・カフェの人じゃん?ルパート・ハインはハワード・ジョーンズのプロデュースで名前を知ったんだっけ?何気にジョン・ぺリー、ジェフリー・リチャードソンのキャラヴァン組も気になるぞ。リチャードソンはペンギンカフェ絡みでもあるのね。キャラヴァンはドイツの伝説的ロックTV『Beat Club』で初期のVTRを見て、結構気になってたんよね。

そんなこんなで音楽の旅(記事)は今後も続きますがが、ケヴィン・エアーズCD BOXシリーズはこれにて完結です。


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タグ: ケヴィン・エアーズ 70年代

テーマ:60年代から70年代のPOPs & ROCK - ジャンル:音楽

2016/09/26 09:07 yuccalina

「Lovin' SpoonfulとJohn Sebastianを聴き直すぞ~♪」というどうでもいい宣言

再びの、、、、

ジョン・レノンよりジョン・セバスチャン

と私がゴリ押ししてるジョンセバネタ行きま~~す。

マイ・ブームはまだ終わっておりませんぐ。

ケヴィン・エアーズもそうなんですが、最近CD一枚分のお値段で買えるボックスにハマってしまいました。私は結構レコードを所有してしまった後で、CD時代を迎えた為、持ってなかったのが結構あるんですね。ラヴィン・スプーンフルとジョンセバのソロは全てレコードで揃えていた為、CDはベスト盤を1枚ずつしか所有しておりませんでした。その後レコードは全部売っちゃったから、現在、空白になってる部分を埋めている感じなんです。

やっぱりアルバム単位で聴きなおしたいな~、と思ってたら、あったあった箱入り息子達よ。

johnseba1.jpg

ケヴィンのよりもしっかりした質の紙ジャケで、それぞれ未発表テイクのオマケ付きなのが嬉しいですわ。未完成状態のデモ版でも十分素晴らしい楽曲多数。これから順を追って紹介していこうと思います。

そしてソロの方ですが、こっちは更に豪華な感じ。

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アルバム2枚分が1枚に入ってる2in1が2枚と、

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何とBBC TVの映像DVDがオマケで付いてるのです、キャ~~~\(^o^)/

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アメリカンロックでも頼りになるのがBBC!流石です。

YouTubeにも数曲動画が上がってましたよ。





んん??しかし、これ何の番組かしらん?上下絞り染めでヒッピーヒッピーなジョンセバに対し、何かコンサバな男女のお客さんが、大人しく座って聴いてる構図。近くで見てるのに何か距離を感じるのですわ。

それでも、にこやかに弾き語りするジョンセバ、良いなあ~~。

で、ボックスは内側に素敵な写真もあるし、

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ライナーノーツ(勿論英語)と歌詞まで付いてる豪華ブックレット付。

johnseba8.jpg

ここに、アルバムジャケット写真が全部載ってるおりますです。ジョンセバのソロはスプーンフルが終わってから紹介するつもりです。

とか言いつつ、思い出しました。ケヴィンのボックス、最後のアルバムをまだ紹介してなかったよ~~!先ずはこれからですね。


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テーマ:60年代から70年代のPOPs & ROCK - ジャンル:音楽

2016/09/13 14:28 yuccalina

奇人フィル・スペクターが生んだ名曲『ビー・マイ・ベイビー』のこと

ジョン・レノンもカバーしていた名曲ロネッツの『ビー・マイ・ベイビー』の回を放送したのは、結構前の話ですが、やっぱり書いておこうと思いました。もう何度も話題に出しております、BS-TBSの音楽ドキュメンタリー番組『SONG TO SOUL』です。



恥ずかしながら、私はこの曲をベイ・シティ・ローラーズ版で知りました。



今見ると、何じゃこりゃあ?ですよね~~。私はまだ小6の子供でしたので、許しておくんなまし。ちなみにベースのウッディのファンですた(^^;)

と同時に、ロネッツのオリジナルバージョンも聞き、グループやフィル・スペクターの名前も耳にしました。しかし、この曲について詳しいことは知らなかったので、かなり面白かったです。

あれこれ触れてると、また話が長くなるので、ポイントを3つに絞ります。

1. ロネッツは、元々おしゃれで、イケてる都会娘達だったこと

2. レッキングクルーのドラマー、ハル・ブレインが刻んだ独特のビートのこと

3. フィル・スペクターのヤバい人格と音楽的才能のこと。

と言うわけで、ロネッツは顔が良く似てるので三姉妹かと思ってましたが、1人はいとこだったんですね。エリザベス・テイラーの『クレオパトラ』やブリジット・バルドーのメイクを見てお勉強したり、逆毛でモリモリの盛りヘアーも3人で競うようにやってたと。勿論、楽曲の良さもありますが、『ビー・マイ・ベイビー』の成功は、彼女達のチャーミングなルックスに寄るところが大きいと思います。私はよくルックスを云々する時、必ず例えに出すんですが、もしレッド・ツェッペリンのロバート・プラントがブスだったら、は想像がつかんでしょう?彼等の成功はやはりルックス込みだと思うんですね。

「私の恋人になって~!」と女子から迫る歌が、当時としては新しかったそうですが、そこはやっぱりねえ、綺麗どころが歌った方が良いに決まっとるし。日本語訳付きの動画があったので、こちらも貼っておきますね。



そして、2番目、イントロから印象的なドラムビートですが、ハル・ブレイン本人のインタビューによると、

「ドラムスティックを落としそうになって、出遅れたのを誤魔化した」結果出来たそうです。それで上手いことタメが入ったんですね。

で、このビートがその後のロック&ポップスに与えた影響として、数曲紹介されました。ビリー・ジョエルの『セイ・グッバイ・トゥ・ハリウッド』、ブルース・スプリングスティーン『ハングリー・ハート』、そして、大瀧詠一『恋するカレン』でした。中でも『ハングリー・ハート』は凄く好きな曲です。



スプリングスティーンって、ロックなアニキのイメージ強いですが、音楽性は意外にポップス寄りなんですなー。確か歌い方はロイ・オービソンを意識してるって、どこかで言ってたような。

そして、最後に問題の案件がが、、(^_^;)スペクターの異常性について。

勿論番組ではあまり突っ込んだ話は出てません。2003年から殺人罪で受刑中とだけ言及されてました。元ヨメのヴェロニカ(ロニー)がスペクターとの結婚生活で散々な目にあったことも、ジョン・レノン版『ビー・マイ・ベイビー』がお蔵入りになったのも、フィル・スペクターの奇行と関係してるのも、語られることはありませんですた。



但し、ブライアン・ウィルソンが『ビー・マイ・ベイビー』のアンサーソング的『ドント・ウォーリー・ベイビー』をロネッツに歌ってもらおうとしたら、スペクターが「版権を半分よこせ」と言ったので、ブライアンは承諾せずに自分達でレコーディングした。



と言うエピソードが出てきて、私はふと思い出しましたわ。60年代にブライアンが精神を病んだ時、その原因として、ビートルズとのライバル関係や、父親との関係と並んで、

「自分はフィル・スペクターに狙われてる」と怯えていた、と言うのをどこかで読んだのです。当時は意味が良くわからなかったのですが、なるほど、こう言う関わりがあったのですね。権力にものを言わせて恫喝してたのかなあ?スペクターは、ジョン・レノンにも銃を向けて脅したことあるらしいですし、、、。怖がる理由はあったのでしょう。

しかし、スペクターのその粘着質な異常性こそが、独自のウォール・オブ・サウンドを生んだ、と言えなくもない。ので、ちょっと複雑な心境ですわ。

録音技術がまだ発達していない60年代、アーティストもスタジオミュージシャン、レッキングクルーのメンバー達も皆ヘトヘトになるまで、何十回と録音を繰り返しては、オーバーダビングして作られていったとか。レコーディング中、スペクターは指揮者の様に各パートへの指示を出してた、とか。

で想像出来るのは、スペクターは多分、色んな音が折り重なった時の音が、先にちゃんとイメージ出来ていて、常にそれに近付けようとしていたのではないか?と言うことです。非常に特異な聴覚的資質を持っていた反面、人格的にヤバかった、と言うアーティストは沢山いるんでしょうけど、スペクターはその中でも抜きん出ていたみたい。そう言えば、彼はジョージ・ハリスンのドキュメンタリー『リヴィング・イン・ザ・マテリアル・ワールド』にインタビューで登場してましたが、あれは殺人事件以前のだったんでしょうね。明らかに不自然なヅラをかぶってたのにも、ヤバい人感がにじみ出ていた、とか思ってしまったわ~(^_^;)


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