プロフィール

yuccalina

Author:yuccalina
自閉症の息子(14才)と、エンジニアの夫との3人暮らしのアラフィー主婦です。45才でヨガ指導者スクールを卒業し、現在地元で極々細やかな教室を開催。

一方、トランシルヴァニア(カロタセグ地方)の伝統刺繍、イーラーショシュのステッチを用いた雑貨『Yuccalina Erdő=ユッカリーナ・エルドゥ』の制作も行っています。

ミンネ・ギャラリーにて作品展示中。

ブログでは主にハンドメイド、ガーデニングに加え、10代から親しんできたロック音楽に、映画、本等について綴っています。

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ユッカリーナのヨガ的雑記帳


2016/09/07 17:45 yuccalina

ジャズファンでなくても楽しめた『ソング・オブ・ラホール』

また1つ素敵な音楽ドキュメンタリー映画を見ました。7月に伝説のヨギー、パラマハンサ・ヨガナンダの、これまたドキュメンタリー映画を見たとき、予告編で気に入って前売り券を買っちゃってた『ソング・オブ・ラホール』です。夏休み中に終わってたらどうしよう?とハラハラしちゃったよ。

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で、これは軍事政権だの、タリバーンだののせいで職を失ったパキスタンの伝統音楽家達の再生物語。ジャズのスタンダード『テイクファイヴ』のYouTube動画が話題となり、ジャズの殿堂リンカーンセンターで、ウィントン・マルサリスのビッグバンドと共演。



なんかこれホントにドキュメンタリーなの?とビックリでした。リハで話が噛み合わなかったり、ギリギリで現地調達シタール奏者のチェンジがあったり、なのに本番では凄いノリノリだったからな~。

こちらの『テイク・ファイヴ』は映画の演奏シーンとは違うみたいです。シタール奏者も違うし、バンドの人数も違いますが、1曲通してるので貼っておきますね。



私はジャズの作法はよく分からないのだけど、最後の演奏シーンは本当に、ビッグバンド全体がスウィングしてるのが伝わって来ました。バーンスリーという横笛の奏者バキール・アッバスの、フルートとの掛け合いは素晴らしかったです。



彼は確か前半のインタビューで、

「神とは自分が信じるものの中にある。私は音楽を信じる」

と語ってたのが、凄く印象的でした。もしやイスラム原理主義者に聞かれたら、大変なんじゃあ?ってか、逆に言えば、音楽や芸術の中に神を見出されると困るから、原理主義者はそれらを排斥しようとするのでしょうね。映画の最後の演奏シーンは、本当に音楽の神様がいたような気がしました。そうそう、本番前にエラ・フィッツジェラルドの肖像画の前でお祈りするメンバー達も、何だか微笑ましかったなあ。

ところで、ラホールのあるパキスタン・パンジャブ州はインドのパンジャブ州の隣、っつーかマハトマ・ガンジーがインドを独立させたときは同じ国だったんですよね。言葉が殆どヒンディー語と変わらないみたいですので、ヒンディー映画を見慣れた方にもおススメです。前半で、パキスタン映画の撮影&録音シーンなんかも出てきました。

メリ・ゼンダギ~♪=私の人生

を歌ってたのはヌール・ジャハーンであるらしい。

それにしても、タブラの刻むリズムって凄いですな。27拍子、とかって訳分からんし(^_^;)


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2016/06/27 10:22 yuccalina

映画『バスキア』とジョナサン・リッチマンの思い出

27歳で夭折したポップ・アーティスト、ジャン・ミッシェル・バスキア(1960~1988)を描いた映画を見ました。

80年代に自称トンガリキッズだったユッカリーナとしては、ウォーホルを筆頭にキース・へリング、ロイ・リキテンシュタイン、ウィレム・デ・クーニング、デヴィッド・ホックニー等と言ったポップ・アーティスト達を知っておくのは、半ば義務みたいな感じでしたので、バスキアの名前と作品も、何となく見てはいたと思います。

しかし、その実、上っ面をなぞるだけの、軽薄なものだったなあ、と今になって思いますです。若い頃はカッコつけたくて、オシャレな服を着て、アート語ったりなんかして、イキってたよなあ、、、。



とかシミジミしつつ見ました。

ウォーホル役のデヴィッド・ボウイがカッコ良すぎでないかい?

とか、バスキア役のお兄ちゃん、最近どっかで見たよなあ、、、と思ってたら、

『キャデラック・レコード』でマディ・ウォーターズを演じてたジェフリー・ライトだったり、、

等で、いささか集中力を削がれたのは否めませんが、二人が並んで共同制作するシーンとか、ワクワクしながら見ましたわ。ウォーホルはバスキアから良い刺激を受けて、創作意欲が湧いていたのでしょう。

映画にも出てくるのが、このポスター、

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こちらは、美術手帖のウォーホル特集号より。

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マルチメディアの亡霊、とか小見出しが付いてますが、確かに21世紀になってもウォーホルの亡霊は感じますです。

って、ウォーホルの話ばかりになってしまいますたが、バスキアですね。自分のセンスに絶対的な自信があったように見えたのですが、後半テレビインタビューのシーンで、「実は親は結構裕福だった」ことを指摘されるのを見て、

中産階級出身を突っ込まれるパンクスみたいだな~

と思い。その一方では、商店での支払いで、ドル札を入念にチェックされたり、高級そうなレストランで隣の白人客の視線が気になったり、とか、気の休まる場所は少なく、ウォーホルといる時だけが、自分らしくいられたのかもしれない。だから、彼の死は相当な打撃だったのでしょうね。バスキアはその1年半後、ドラッグの使用過多で亡くなる訳ですが、映画でそのシーンはありませんぐ。

その代わり、と言う感じでエンディングに流れてくるのが、ジョン・ケイルの『Hallelujah』。



ウォーホルが登場する映画ですから当然と言えますけど、レナード・コーエンでなくケイル版なのがミソですな。

そして、それに続くのが、ギャヴィン・フライデーの『The Last Song I'll Ever Sing』なんです。



ややっ、初めて聴く曲だけど、何やら懐かしいような、引っかかるものがあったんで、ネット検索してみますた。ひえ~~!ヴァージン・プルーンズのヴォーカルだったか~?私は昔VPの2枚組7インチシングルとか持ってたけど、あまり詳しいことは知りませんですた。確かエッジのお兄さんが参加してたり、メンバーの一人グッギの弟がU2のアルバム『Boy』と『War』のジャケットになってたり、とU2と関わりのあるバンドだったので、余り追いかけなくなったんだな、とか思いつつ、詳しくは下記Naverまとめをご覧くださいまし。

Naverまとめ Virgin Prunes/Gavin Friday

話を映画に戻せば、ポップ、アートとシンクロする(例えば、コラージュとサンプリング)様に、音楽が散りばめられてるのが良いですね。使用されてるアーティストは予告編の1:30辺りに出てきますが、残念ながら知名度が低かったギャヴィン・フライデーの名前は出ておりませんぐ。

イギー・ポップも名前出てませんけど、使用曲の『Lust for Life』はバスキアよりも『トレインスポッティング』のイメージが強いので、出さないでおきますです。その代わり、という訳でないですけど、これはやはり外せないのが、ジョナサン・リッチマンの『Girlfriend』です。



モダン・ラヴァーズのファーストはジョン・ケイルのプロデュースだったりするので、その繋がりなのかな?

ともあれ、1988年9月、クラブクアトロでの単独ライヴは、私にとって忘れがたい思い出です。

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ある時はギター一本で、またある時はギターも手放して、アカペラで踊りながら歌いまくってくれたジョナサンは、ボーダーTシャツにジーンズ姿でした。そして、Wikiに載ってる2014年の写真も、やっぱり同じ~~!

2014JonathanRichmanNoNameBar.jpg

で大変うれしゅうございますたわ。ジョナサン、舞台から客先にも降りてきてくれたっけな~~!

って、思い出に浸ってばかりですみませんぐ。兎に角、実験的で新しい表現を求めてたのは、ポップアートも音楽の世界も同じだったんだな、とよく分かる映画でした。

最後に、キャスティングについて。予告編にもある通り、かなり豪華な顔ぶれですが、特にウィレム・デフォーとテイタム・オニールの出演シーンはとても短く、かなり贅沢な使い方だなーと思いました。予告編に名前が出てなかったベニチオ・デル・トロはバスキアのお友達役で、最初から最後まで登場してますが、まだ新人だったからスルーされたのかな?とても初々しくて、見ていて新鮮でしたわ。


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2016/05/19 09:02 yuccalina

許す人は強い人(2)~『ベニシアさんの四季の庭』を見て

京都に暮らすイギリス出身のハーブ研究家、ベニシア・スタンリー・スミスさんの生活を追ったドキュメンタリー映画を見ました。

丁度『あなたを抱きしめる日まで』で、”許し”のお話をしましたが、ベニシアさんも許す人=強い人なんだなーと思いました。



私は彼女についてあまり良く知らずに見てしまったのですが、前半の里帰りのシーン(動画の0:30あたり)で、

「あ、あれが私の育った家」

と指さした先を見て、ヘッ?と口をあんぐりしてしもた。

家っていうか、、、お城やん!

それはお母さまの実家で、かなり地位の高い貴族の生まれだったようです。王様が来た時に泊まる部屋、なんてのもありますたし、子供の頃はお屋敷の外の世界を殆ど知らなかったみたい。友達は兄弟姉妹といとこくらいで、母親とは別の棟で生活し、会うのにアポイントが必要だったとか。

貴族ってみんなそう言う生活だったのかどうかは分かりませんが、兎に角ベニシアさんの子供のころからの夢は、

「草花に囲まれて家族と一緒に暮らすこと」

だったそうです。

それがかなったのが京都・大原。古民家を改装し、花やハーブを育て、仕事は英会話学校の経営とハーブ研究家。二度の結婚(どちらも日本人男性)で4人の子供を育てて、と。

しかし、すべてが順風満帆だったわけではありません。晴天の日もあれば、嵐の日もあるように、色んなご苦労があった様です。特に次女のジュリーさんが未婚で出産後、鬱から統合喪失症になり、ベニシアさんも大変な時期に、二度目の夫(山岳写真家・梶山正さん)が不倫して家出、という状態だった時も。

しかし、彼女は

「ジュリーは正の本当の子供じゃないから、どうして良いのか分からなかったのでしょう」

と夫を庇いながら淡々と語っておりました。彼の不倫は継娘の病気と言う現状から逃げ出したかったから、と言うのもありそうで、

「ヨメが大変な時に、何て酷い男だよ~!」

と私は突っ込みたくなりますたが、正さんはその後仕事中に山で転落事故に合い頭部を強打、生死の境を彷徨いました。意識が戻っても半身不随になるかもしれないという状態で、自分は妻に見捨てられるだろうと覚悟していたそう。

しかし、ベニシアさんの祈りが通じたのか夫は奇跡的に回復し、夫婦も元のサヤに収まったのでした。

冒頭に「ベニシアさんは許す人=強い人」と書いたのはこう言うことです。

そして彼女が語った言葉で、私が一番印象に残っているのは、古い格言だそうですが、

「人生で大切なのは、何が起こったかではなく、それにどう対処したか」

ベニシアさんは許しについても語っていましたが、多分それはバックパッカーで訪れたインドでヨ、ガを学んだことと関係がありそうです。過去とか負の感情を手放すこと等は、ヨガ的であり仏教的な考え方ですから。ダライ・ラマ師も「許しとは怒りや憎しみを手放して自分を自由にすること」と語っておりましたし。

ベニシアさんが庭を愛するのには、その中に人生が重なるからだそうです。芽が出て、花が咲いて、枯れて、実がなるという命の営みを眺めながら、彼女自身も自然に身を任せつつ、自分のすべきことする。その丁寧な暮らしぶりは、学ぶところが沢山あるなあと思いました。

最後にもう一つ。100年前にラフカディオ・ハーンは『日本の面影』の中で、イギリスのガーデニングをディスり捲くってたんですけど、彼にベニシアさんの庭を見てもらいたいですねえ。日本とイギリス、それぞれの良さを調和させることが出来るとは、ハーンも想像してなかったのでしょう。


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タグ: ヨガ

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2016/05/15 20:30 yuccalina

許す人は強い人~『あなたを抱きしめる日まで』を見て

前の記事で、ブルース~人生~エロの話を少々書いたところですが、今回紹介する映画はその真逆になるのかな?

思春期にイギリスのロックやファッションで育ったワタクシは、当然イギリス映画も好きなので、単にそれだけで録画してみたのが『あなたを抱きしめる日まで』。ジュディ・デンチは好きな女優さんだし、軽い気持ちで予備知識ゼロだったのですが、凄いのに当たっちゃいました。



『また逢う日まで』的邦題に軽薄さを感じなくもないですが、内容はとても濃く、実話が元になってるそうです。また重いテーマでありながらも、全体のトーンがそれほど暗くないのも良かった。

若い頃に婚前交渉で妊娠したアイルランド人でカソリックの主人公フィロミナ(ジュディ・デンチ)は、ロスクレア修道院に送られ重労働の日々。ある日突然、息子アンソニーと引き離されてしまう。50年後、ジャーナリストのマーティン(スティーヴ・クーガン)と共に息子を探すうちに、修道院の非人道的な所業が明るみに出るのです。

丁度、ブログ仲間のバニーマンさんが、記事を書かれていたので、あらすじなど詳しいお話は下記をご覧くださいまし。

☆あなたを抱きしめる日まで(2013) PHILOMENA上映時間 : 98分製作国 : フランス/イギリス監督:スティーヴン・フリアーズ 製作:ガブリエル・ターナ スティーヴ・クーガン トレイシー・シーウォード 原作:マーティン・シックススミス : 『あなたを抱きしめる日まで』(集英社刊)脚本:スティーヴ・クーガン ジェフ・ポープ 撮影:ロビー・ライアン 出演:ジュディ・デンチ / フィロミナスティーヴ・クーガン / マーティン・シ...
あなたを抱きしめる日まで(2013)~『バニーマン日記』より



私が一番ムカついたのは、ウソは罪と教えてる筈の修道院側が堂々とウソをついていたということ。

最初にフィロミナとマーティンが訪ねていくと、息子の養子縁組の書類は火事で消失したと言う。なのに、息子を手離すと無理矢理書かされた誓約書だけは何故か残っていて、フィロミナはそれを突き付けられるのです。しかし、近所のパブの店員から、

「子供を金持ちのアメリカ人に売ってたらしい。自分の子供を探しに来る母親が時々来るよ」

と言われ、2人は渡米し息子探しを続ける。そこで発見したのは、息子が母親を探しにロスクレア修道院を訪れた映像。フィロミナには知らぬ存ぜぬを通した修道院側は、実は訪ねてきた息子と会ってた上に、「母親があなたを捨てたのだ」と彼に嘘をついていた。ゲイだった息子は母親に捨てられたと思ったまま、エイズで他界。本人の遺志でロスクレアの墓地に眠っていました。

そして、再びロスクレアを訪れた2人。マーティンは頭にきて、シスター達を口汚く罵るのですが、フィロミナは一番辛く当たられていたシスター・ヒルデガードに対し一言、

「私はあなたを許します」

と言うのです。

一方のシスターは自分が「神に身を捧げた」から、ふしだらな行為をしたフィロミナより上の人間であり、罰を与える権利があった、とでも思っているような物言いで、嘘によって母子を苦しめたのが罪だとは、全く思ってなかったのでしょうか?

自分の罪を悔いつつ、他人の罪を許したフィロミナと、自分は清らかな人間だから罪人に罰を与えて当然と思ってるようなシスター・ヒルデガード、キリスト教徒として一体どちらがより敬虔なのだろうか?と考えてしまいますね。キリスト教に詳しくない私が敬虔さの判断はできませんが、少なくとも、人間としてフィロミナの方が強くて大きいと思いました。

ですから、本作を「カトリックへの悪質な攻撃である」と批判する(Wikipediaより)のは、全くの的外れだと私は思います。もしも事実と違う部分があるのなら、証拠を出して正せば良いのですし、フィロミナの許しこそ、カトリックの美徳を表現してるのでは?と思ったからです。

それにしても、悪魔の音楽=ブルースがアイルランドでも人気なのには、結構深い意味があるのかもしれませんぐ。

また、親鸞が歎異抄で「悪人正機説」を唱えた裏側には、自分が善人であると思い込んでるヤバイ人間が沢山いた時代だったから、と言うのがふと頭を過ぎりますたわ。


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2016/04/26 09:04 yuccalina

BSとCSで見た映画の覚書(2)

映画はテレビ放送を録画して見るのが圧倒的に多い私は、気に入るとリピートして何度も見てしまうタイプですが、詰まらなかったら途中で止めてしまうこともあります。そんな中で一度通してみたけど、あんまり刺さらなかった作品もありまして、そう言うのを纏めて記録しておくだけの記事です。赤字でタイトル、公開年、製作国、主演を記して、一言コメントを残しておきます。

人生の特等席 (Trouble With The Curve)
2012年 アメリカ 
クリント・イーストウッド、エイミー・アダムス



クリント・イーストウッドの監督作品は好きでよく見てますが、こちらでは役者に専念。眼病を患った老スカウトマンが確執のあった娘との関係を修復出来たのは、やはり野球を通じてだった、というお話。安易な展開は安心感もあるけど、娘の心の傷を癒す過程とか、もうちょっと丁寧に描いてくれても良かったのでは?と物足りなさが。『グラントリノ』もそうだったけど、頑固で不器用な父親ってイーストウッドのはまり役だし、ちょっと惜しい気がしました。あと、メジャーにスカウトされる選手の試合なのに、矢鱈素人臭いチームメイトが混じってたりするのは、野球に詳しくない私でも変だなーと思いました。


幸せへのキセキ (We Bought A Zoo)
2011年 アメリカ
マット・デイモン、スカーレット・ヨハンソン



こちらも惜しい感じかな。マット・デイモンが演じる妻を病気で失った子持ち(一男一女)のヤモメ、ベンジャミン・ミーが動物園付の家を買って奮闘の末、反発しあってた息子とも円満、妻への喪失感を乗り越えてハッピーエンド。というお話。マット・デイモンは好きな俳優だし、実話もの、動物ものも好き。ストーリーも良い。シガーロスのヨンシーが音楽担当して、ニール・ヤングの『シナモン・ガール』が挿入されてるし、と好きな要素は沢山ある。しかし、まあ、それで逆にハードル高くなっちゃったんかな?多分実話の映画化なので、リアリティを求めちゃったかな?スカーレット・ヨハンソンが動物の糞尿まみれで働く飼育員役ってのが、綺麗なのにもほどがあるだろ!と突っ込みたくなっちゃったし、彼女の従妹役の女の子も、田舎の純朴な子少女にしては可愛いのにもほどがある!と。また、愛犬レオンが私の大好きなビーグル犬だったので、もうちょっと出番が欲しかったなあ、とも思いました。ちなみに、一番ダメだなと思ったのは邦題ですわ。『幸せの○○』というタイトルがやっつけ感があって好きじゃない上に、カタカナで”キセキ”ですからねえ。ま、これは日本の配給会社の責任ですけどね。原題の「動物園買っちゃった~!」は、とても印象的なセリフだったんで、これを何とか活かして欲しかったんです。


サンシャイン・歌声が響く街(Sunshine on Leith)
2013年 イギリス(スコットランド)
ピーター・ミュラン、ジェーン・ホロックス



スコットランドを舞台にしたミュージカルなので、ついつい『ゴッド・ヘルプ・ザ・ガール』と比べてしまいましたが、曲もダンスもファッションも田舎臭くて真逆でした。戦地から帰郷した息子の両親、妹とその恋人、等々の人間模様は余りにもイージー過ぎて、映画に入り込めませんでした。『ゴッド~』もストーリーは浅かったけど、あれは音楽がドンピシャのツボでしたからねえ。でも、このサンシャインも時々、何か聴き覚えのある曲が、、、と思ってたら全編プロクレイマーズの曲だったのですね。ラストの『I’m Gonna Be (500 Miles)』が始まって、やっと気が付きました。ゲッ、彼らの『Sunshine On Leith』って、私、昔レコード持ってましたよ。でも500 Miles以外、忘れてました。多分アルバム数回聴いてから売ってしまったんだと思いますです。ですから映画にもやっぱりハマりませんでした。


フュー・グッド・マン(A Few Good Man)
1992年 アメリカ
トム・クルーズ、デミ・ムーア



結構評判の良い法廷劇であると知ってましたが、これまで見てなかったのには大きな理由が。それは、

トム・クルーズが苦手

だからなんですが、私も年食って、大分好き嫌いがなくなってきたから大丈夫かな?と思ってみてみました。はい、ジャック・ニコルソン好きなので、これは見たいなと、ずっと思ってたんです。しかし、その悪役ジャックが法廷で破綻するとこが、余りに呆気なくて、何かガッカリしてしまいました。そして、トム・クルーズはやっぱり好きにはなれないな~。って、しょうもない感想でスミマセン。


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