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yuccalina

Author:yuccalina
自閉症の息子(14才)と、エンジニアの夫との3人暮らしのアラフィー主婦です。45才でヨガ指導者スクールを卒業し、現在地元で極々細やかな教室を開催。

一方、トランシルヴァニア(カロタセグ地方)の伝統刺繍、イーラーショシュのステッチを用いた雑貨『Yuccalina Erdő=ユッカリーナ・エルドゥ』の制作も行っています。

ミンネ・ギャラリーにて作品展示中。

ブログでは主にハンドメイド、ガーデニングに加え、10代から親しんできたロック音楽に、映画、本等について綴っています。

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ユッカリーナのヨガ的雑記帳


2014/09/22 10:42 yuccalina

映画「ピアノ・ブルース」とニューオーリンズブルーズ

一応映画のカテゴリーに入れましたが、内容はほぼ音楽の話です。以前、クリント・イーストウッドの「グラントリノ」の話を書いた時(コチラ)、イーストウッドは音楽のセンスが良いな、そう言えば「ピアノ・ブルース」って映画も撮ってたし、、、で、久しぶりに見直してみたんです。

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レイ・チャールズ、デイブ・ブルーベック 他

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約10年前にTVで録画して以来、何度見たか分かりません。私のようにちょこちょこ聴いてばかりで、未だにブルーズ若葉マークを卒業出来ない人間には、見る度に新しい発見があるのです。この10年間で、新しく知ったアーティストもいる訳ですから。

YouTubeにはイタリア語字幕の動画が6分割でアップされてましたので、取りあえずPart 1だけ貼っておきますね。



ピアノの前にレイ・チャールズと肩を並べて、音楽談義に花を咲かせるイーストウッドが本当に楽しそうで良いです。レイがブルーズだけでなくカントリーも好きだった話になり、グランド・オール・オプリーという劇場の名前が出てくると、「あそこでロケをしたことがある」とイーストウッド。ピアニスト役をしてる映画のワンシーンが挿入されます。それが「Honkytonk Man(邦題はセンチメンタル・アドヴェンチャー)」です。



彼の甥っ子役をしてる少年が息子のカイル・イーストウッドで、現在はジャズ・ベーシストをしてるとか。ジャズやブルーズにはかなり造詣が深いイーストウッド監督、調べてみたらセロニアス・モンクの伝記映画を撮ったり、スパイク・リー監督の「モ・ベター・ブルース」のプロデューサーもしてたんですね。

で、レイをはじめとするピアニスト達がイーストウッドとトークしながら、影響を受けたり、大好きだったアーティストの映像が挿入されたりして、登場するのはかなりの数になるのですが、今回気になったところをいくつか紹介したいと思います。

レイ・チャールズが影響されたピアニスト中で、とても意外だったのがナット・キング・コールなんです。意外ってか、ピアニストだったことすら知りませんでしたし、元々ナタリー・コールの父ちゃんという順番で知りましたからね。という訳で、ピアノを弾いてる動画をYouTubeで探してみました。



レイ曰く、「おしゃれな感じ」ってのがよく分かります。ピアノを弾く姿にも品がありますね。レイ・チャールズがこういったスタイルに憧れてた、というのがとても意外だった訳です。

そして、ドクター・ジョンへのインタヴューで気になったのは「チャンピオン・ジャック・デュプリー」の名前を上げていたところでした。映像は無かったんですけど、このお方は「ビートクラブ」のDVDで初めて見るまで、気に留めてなかったのです。



ビートクラブのブックレットの解説には「ニューオーリンズ出身だがイギリスやヨーロッパで人気を博した」と書かれてました。アメリカのブルーズメンが本国よりもイギリスで持てはやされた、というのはよくあるパターンだったみたいですが、いやはや、ドクター・ジョンに影響与える存在だったとは、アメリカでの一般的人気よりも重要でないかい?と、ツッコミを入れたくなったんですよ。

そして、当然のことながら、ドクタージョンはプロフェッサー・ロングヘアとヒューイ・ピアノ・スミスの名前も上げておりました。どちらも私が最初に知ったのは、オリジナルでなくカヴァーからだったと思いますが、ドクター・ジョンは勿論、デヴィッド・リンドレーによるカヴァー、R&Rバンド、フレイミング・グルーヴィーズによるもの。



そして、ニューオーリンズスタイルのピアノブルースにハマったキッカケは、何と言っても日本のボ・ガンボス



その独特なスタイルに魔力的なものを感じてしまうのですが、YouTubeで見つけちゃいました。プロフェッサー・ロングヘア、ドクター・ジョン、アール・キングにザ・ミーターズという豪華キャストによる「ビッグ・チーフ」です。



やはり本場モンは違う?先のカヴァー集と比べたら、味がかなり濃厚ですわ。

それにしても、この「ピアノ・ブルース」何度繰り返して見ても飽きないし、いつも新鮮な驚きをもたらす映画です。この先も見続けると思います。

ところで、この映画はイーストウッド同様に秀逸な音楽映画を作ってきたマーティン・スコセッシ監督が総指揮した「ザ・ブルース・ムーヴィー・プロジェクト」のボックスセット(7枚組)に収められていて、ずうーっと買うのを迷っております。

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マディ・ウォーターズ、BBキング 他

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「ピアノブルース」の他にイギリスのブルーズロックの成り立ちを追った「レッド・ホワイト&ブルース」も録画したDVDを持ってるのですが、どちらも綺麗な画像と良い音で見直したい。また、ヴェム・ヴェンダースやスコセッシ監督の作品も見たいです。取りあえず、アマゾンのディスカウントで約15000円かあ。お昼代を削って捻出してみっか?と考えている今日この頃です。


お読み頂きありがとうございました。
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タグ: R&B ボ・ガンボス

テーマ:音楽映画 - ジャンル:映画

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Comment
こんにちは! いやあ今回も話題豊富ですね。
マーティン・スコセッシやクリント・イーストウッドらが、
音楽好きだっていうのはよくわかりますよね。

ちょうど昨日の晩、ナット・キング・コール・トリオを聴いてたんです。
これはベースとギター、そしてピアノ(ヴォーカル)という、
ドラムレスの不思議なトリオでしてね。
うるさくないから夜に聴くのはぴったりです。

ブルースのDVD、乙山も欲しくなってきましたよ。
乙山さんへ

> マーティン・スコセッシやクリント・イーストウッドらが、
> 音楽好きだっていうのはよくわかりますよね。

スコセッシの「ラストワルツ」もよく見てますよ。

> ちょうど昨日の晩、ナット・キング・コール・トリオを聴いてたんです。
> これはベースとギター、そしてピアノ(ヴォーカル)という、
> ドラムレスの不思議なトリオでしてね。
> うるさくないから夜に聴くのはぴったりです。
>
私も愛読してるブログで、丁度聴いてた音楽とか映画の話題に出会うと、妙な縁を感じます。どこかで波長があってるんですかね。ナット・キング・コール・トリオ、確かに夜一杯飲みながら聴きたい音楽です。
yuccalina様 こんにちは

 プロフェッサー・ロングヘアの話はまだか、
と思っていたら最後に登場して良かったです。
愛嬌があってショーマンシップ抜群でいいですよね。
ボ・ガンボスがyuccalinaさんのブルースへの扉も開けたとは、
改めて凄い影響力だと思いました。
後世の人々が伝承していく過程で
聴きやすくアレンジするからこそ
オリジナルも日の目を見ていくのだな、と実感しました。


GAOHEWGII様 

>  プロフェッサー・ロングヘアの話はまだか、
> と思っていたら最後に登場して良かったです。
> 愛嬌があってショーマンシップ抜群でいいですよね。

どの動画にしようか、色々見てたら勢ぞろいのがあったんで、最後にしてみたんです。


> ボ・ガンボスがyuccalinaさんのブルースへの扉も開けたとは、
> 改めて凄い影響力だと思いました。
> 後世の人々が伝承していく過程で
> 聴きやすくアレンジするからこそ
> オリジナルも日の目を見ていくのだな、と実感しました。

基本的にカヴァー曲って大好きなんですが、色んなアーティストの解釈から、普遍的なものが見えてくるのが良いと思います。
こんばんは。

これは知りませんでした!
レンタルあるのかな・・・。

いやー観たいです。

買うのは悩みますが・・・(^_^;)。
私も永遠のブルース初心者です(笑)
もちろん、レイ・チャールズや、ニューオーリンズ系Dr.ジョンといったピアノブルースも好きですが、ブルースといったら思い浮かべるのは、やはり、ギターですかね。
映画では、ロバート・ジョンソンもどきが出てくるコーエン兄弟の「オー・ブラザー」がかなり面白かったです。
因みに、貼られている映像のミーターズは、ファンク・バンドとしてもかなり好きです。
お早うございます!
ピアノ・ブルースは自分にとっても教科書です・・いや一連の全てが教科書で・・・よくぞって感じでした♪♪

自分もこの映画で初めて知った方もいるので・・一層思い入れ深いです♪
久しぶりに見ます!
ユッカリーナさん、こんにちは。
私の場合は、細野晴臣さんの「アイコアイコ」が最初かもしれません。ピアノブルース、見てみようと思います。
バニーマンさんへ

> これは知りませんでした!
> レンタルあるのかな・・・。
>
> いやー観たいです。
>
> 買うのは悩みますが・・・(^_^;)。


買うのは悩むかもしれませんが、私は買っても損はないと思いますよ。きっと持っていたいと思うのではないかと。イタリア語字幕しかないですが、YouTubeで全編見られますので、出てくるアーティストのチェック出来ますし、とても興味深い話がありますし。
ジオヤーさんへ

> 私も永遠のブルース初心者です(笑)
> もちろん、レイ・チャールズや、ニューオーリンズ系Dr.ジョンといったピアノブルースも好きですが、ブルースといったら思い浮かべるのは、やはり、ギターですかね。
> 映画では、ロバート・ジョンソンもどきが出てくるコーエン兄弟の「オー・ブラザー」がかなり面白かったです。
> 因みに、貼られている映像のミーターズは、ファンク・バンドとしてもかなり好きです。


ブルーズは奥が深くて、若葉マークは中々取れませんよね(^^;)
「オー・ブラザー」私も大好きです。DVD持ってます。そう言えば暫く見てなかったな、、。あれは日本公開された時に映画館で見たのですが、やはり音楽が素晴らしかったので、後でDVDも買ってしまいました。
リュウさんへ

> ピアノ・ブルースは自分にとっても教科書です・・いや一連の全てが教科書で・・・よくぞって感じでした♪♪
> 自分もこの映画で初めて知った方もいるので・・一層思い入れ深いです♪
> 久しぶりに見ます!


リュウさんは私よりも全然詳しいと思うのですが、それでも教科書的な映画なんですね~。私はジャズ系もあまり良く知らないので、まだまだピンとこないピアニストもいたりします。
抹茶アイスさんへ

> 私の場合は、細野晴臣さんの「アイコアイコ」が最初かもしれません。ピアノブルース、見てみようと思います。

確かにやってましたね、細野さん。入口は人それぞれなんですね。
これね、お得だと思います。当時全部見るの結構大変でして…見たけど(笑)。好きなのはRed White〜かな。一番ロック寄りだし。でもブルースって音楽ってよりか生き様みたいな感ありますから映画的に楽しめましたね。
フレさんへ

> これね、お得だと思います。当時全部見るの結構大変でして…見たけど(笑)。好きなのはRed White〜かな。一番ロック寄りだし。でもブルースって音楽ってよりか生き様みたいな感ありますから映画的に楽しめましたね。

そうですか!背中を押して頂き(と勝手に解釈)ありがとうございます。
Red White & Bluesは私も何回見たか分かりません。


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☆ピアノ・ブルース(2003)  PIANO BLUES 上映時間 : 92分 製作国 : アメリカ 監督:クリント・イーストウッド 製作総指揮:マーティン・スコセッシ 出演: レイ・チャールズ デイヴ・ブルーベック ファッツ・ドミノ ドクター・ジョン プロフェッサー・ロングヘア ナット・キング・コール ファッツ・ドミノ マーシャ・ボー...
  • posted by バニーマン日記
  • 2014/10/14 22:48
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