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yuccalina

Author:yuccalina
自閉症の息子(14才)と、エンジニアの夫との3人暮らしのアラフィー主婦です。45才でヨガ指導者スクールを卒業し、現在地元で極々細やかな教室を開催。

一方、トランシルヴァニア(カロタセグ地方)の伝統刺繍、イーラーショシュのステッチを用いた雑貨『Yuccalina Erdő=ユッカリーナ・エルドゥ』の制作も行っています。

ミンネ・ギャラリーにて作品展示中。

ブログでは主にハンドメイド、ガーデニングに加え、10代から親しんできたロック音楽に、映画、本等について綴っています。

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ユッカリーナのヨガ的雑記帳


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2014/09/20 16:08 yuccalina

新説「シド・バレットは不思議王子?」その(4)~彼女の為ならベタな曲も書くぞ!の「Here I Go」

不定期で連載しております。自閉症児の母ユッカリーナが勝手な思い込みで、アスペルガー男子シド・バレットの世界を読み解くシリーズの第4回です。過去の記事に興味のある方は以下もご参照くださいませ。

今、再びの新説「シド・バレットは不思議王子?」その(1)
その(2)~突然歌い出したり、曲調が変わったりの「Bike」
その(3)~サビ抜きかはたまたワサビの握りか?の「Baby Lemonade」

これまでに、散々コード進行が変だの、歌詞の表現がワケ分からんだの書いてまいりましたが、今回はそんなクセの強いシドが書いた、余りらしくないベタでキャッチ―な曲「Here I Go」を紹介いたします。ファーストソロ「帽子が笑う・・・不気味に」に収録。



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ジャケット写真と言い、ビョーキな雰囲気をプンプン振りまく本アルバムにおいて、「Here I Go」はかなりの異色作ではないでしょうか。例によってイントロダクションの演奏はなく、いきなり語りから入りますが、コード進行が普通っぽいんです。歌詞の中でも「キャッチ―だろ~?」と言ってますが、以下はオリジナル歌詞と日本語訳です。

This is a story about a girl that I knew
She didn't like my songs and that made me feel blue
She said, "A big band is far better than you"

She don't rock 'n' roll, she don't like it
She don't do the stroll, well she don't do it right
Well every thing's wrong and my patience is gone
When I woke one morning and remembered this song
Kinda catchy

I hope that she will talk to me now and even allow me
To hold her hand and forget that old band

I strolled around to her pad
Her light was off and that's bad
Her sister said that my girl was gone
"But come inside boy, and play, play, play me a song"

I said, "Yeah" here I go
She's kinda cute don't you know
That after awhile of seeing her smile
I knew we could make it and make it in style?

So now I've got all I need
She and I are in love, we've agreed
She likes this song and my others too
So now you see my world is

'Cause of this tune what a boon this tune
I tell you soon we'll be lying in bed, happily wed
And I won't think of that girl and what she said

これは私が知っていた女の子のお話です
彼女は私の歌を好きではなかった、それで私は憂鬱になった
彼女は「あのビッグなバントの方があなたよりもずっと良いわ」と言った

彼女はロックンロールしない、彼女はそれを好きではない
彼女は散歩をしない、彼女はそれを正しくできない
さて、すべてが間違っていると私も我慢出来なくなってくる
私はある朝起きてこの歌を思い出した
ちょっとキャッチー

彼女が私に話しかけてくれますように
彼女の手を握らせてくれ、あのビッグなバンドを忘れてくれるように

私は彼女のパッドに周りの散歩
彼女のライトが消えた、それは残念だ
彼女の妹は彼女は去ったと言った
「でも、中へ入って、ボーイ。そして私に歌を演奏して」

私は 「うん」と言った。さあ、行こう。
彼女はちょっとかわいいです、あなたは知らない
しばらく彼女の笑顔を見た後
私たちはそれを作って、形にできると分かっていた?

だから今、私は必要なすべてを持っている
彼女と私は恋をし、私たちの気持ちは一致しました
彼女はこの曲が好きで、私の他の曲も好き
だから今見える私の世界は、、

この曲が原因で、この曲のお蔭で
すぐに私たちはベッドに横たわるだろう そしてしあわせな結婚
私はもうあの女の子のことも彼女が言ったことも考えはしまい


日本語の方は自動翻訳が余りに変だったので一部自分で訂正しましたが、間違ってるところがあったら是非教えてください。ってか国内盤に日本語訳付いてるなら、是非知りたいですわ。何のことか分からず、カタカナ英語のままにした部分もありますが、これって経験談なんでしょうかねえ?ビッグなバントとはビートルズのことかしら?

シド・バレットに向かって「あんたの曲は好きじゃない」とか言う女がいたのでしょうか?で、シドは彼女の気を引きたくて「キャッチ―な曲書いたるで~!」の結果がこれなの?そんで、彼女とは上手く行かなかったけど、その妹と相思相愛で結婚、って言う事実はないと思いますが、「この曲も他のも好き」と言ってくれる女性と出会ってハッピーエンド、というストーリーは良いですね。

とか思いつつ聴いていると、ますます可愛らしい曲に聴こえてきます。曲がポップな上に歌詞もキッチリと仕上がってるのは、やはり珍しいんではないでしょうか。

と言ったところで、今回引きだされた自閉症的考察は、

シド・バレットは自分が変わった人間だと自覚してた

と言うこと。自閉症に限らず、発達障害の人々には、周囲との違いに気が付き、頑張って合わせようとしてストレスをためてしまうパターンが多いらしいのですが、シドの場合はどうだったのかしら?と今更気を病んでも仕方ありませんが、変わってるところに興味を持ってくれたり、そのままで受け入れてくれる人がいることはとても大切です。

歌の中では受け入れてくれる女の子が登場しましたが、実生活ではどうだったんでしょうかね。まあピンク・フロイドの面々はシドの特異性に敬意を持って接してくれていたと思いますけどね。だからこそ「炎~あなたがここにいてほしい」と言う名作が生まれたんだし。

それでは、また次回。
(いつか続く)


お読み頂きありがとうございました。
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タグ: シド・バレット 自閉症 発達障害

テーマ:洋楽ロック - ジャンル:音楽

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Comment
こんばんは

 ピンクフロイドの凄さをYOUUBEで見た時に感じました。ヒット数が夥しいのですね。
 日本での人気はどうかわかりませんが、世界的に今も多くの人々をひきつけていることは確かです。
 で、前半の楽曲の人気はシド・バレットによるものであることは間違いないと確信します。
こんばんは

シド・バレットをバンドから切り離したことが、ピンク・フロイドに深い影を落としてるのは、間違いないでしょうね。でも、それが、バンドの深みとなっていて、世界的なビッグバンドになってる分けですから世の中分からないものです。やはり、ここでいうビッグなバンドって、ズバリ、ピンク・フロイドなんじゃないでしょうか。

普通の人に合わせようとしても、なかなか出来ないというのは、その人にとっては相当苦しいことなんでしょうね・・・、と頭で考えることは出来ますが、その人の身になって本当に理解するのは難しそうです。
mikitaka08さんへ

>  ピンクフロイドの凄さをYOUUBEで見た時に感じました。ヒット数が夥しいのですね。
>  日本での人気はどうかわかりませんが、世界的に今も多くの人々をひきつけていることは確かです。
>  で、前半の楽曲の人気はシド・バレットによるものであることは間違いないと確信します。


初期フロイドはシドが曲も作ってリードヴォーカルも務めてましたから、彼を中心に動いていたのは明らかですが、脱退後も強い影響力を持ってたのが凄いなと思います。ロジャ^・ウォーターズにとっては憧れの存在でもあったようですね。
ジオヤーさんへ

コメントありがとうございます。

> シド・バレットをバンドから切り離したことが、ピンク・フロイドに深い影を落としてるのは、間違いないでしょうね。でも、それが、バンドの深みとなっていて、世界的なビッグバンドになってる分けですから世の中分からないものです。やはり、ここでいうビッグなバンドって、ズバリ、ピンク・フロイドなんじゃないでしょうか。

ビッグなバンドがピンクフロイドだと、ちょっと時系列的に無理がありそうです。シドのソロ発表は1970年で(曲はもっと前に作っていた筈)、フロイドがビッグになったのはやはり1973年の「狂気」からだと思うからです。確かに1970年の「原子心母」は全英1位にはなってますが、「キャッチ―」とは思えませんし。何せ「ビッグなバンド」と言ったのが、シドでなくその女の子だとしたら、イギリスにおいて一番ビッグなバンドはやはりビートルズなのかなと。ちなみに、私としては、ピンクフロイドがスターダムに上ったことをシドが羨んでいたとは全く思ってないんです。余り周りのことは気にしないタイプだったんじゃないかと。だからこそ、頑張ってキャッチ―な「Here I Go」を書いたことに、ちょっと感動したんです。

> 普通の人に合わせようとしても、なかなか出来ないというのは、その人にとっては相当苦しいことなんでしょうね・・・、と頭で考えることは出来ますが、その人の身になって本当に理解するのは難しそうです。
私としてはシドが他人との違いという点では、余り苦しんでなかったら良いなと思いますし、少なくとも、音楽の世界で上手くいってた時代は、あまり問題でなかったのでは、と思っています。例えば一般的な会社務めをしていたら、人と違っていることは大きな負担ですが、音楽業界になっては強みだったかもしれません。だからこそ、ピンクフロイドを半ば解雇で脱退した後は大変だったのではないかと思います。アスペルガー障害を含め、発達障害の人々は環境の変化に対するストレスが、相当高いと言われていて、それが統合喪失症などの二次障害を生むと言われています。シドの場合、フロイドが短期間で人気者になったところで、まず劇的な変化があり、そこで薬に頼ったのが分裂症を加速させたと言われてますが、バンドから抜けたことも相当なストレスだったと思います。
こんにちは。シド・バレットで検索していたらたまたまこのブログが引っかかりました。大変興味深く、面白く読ませていただきました!

僕もピンク・フロイドの1stが大好きで、初めて聴いた時の、自分が求めていた音楽にやっと巡り会えたという感覚は忘れられません。ソロの2枚も聴いてすぐに好きになりました。

話は変わりますが、最近になってある事をきっかけに僕は統合失調症を発症してしまい、診察を受けるうちに発達障害であった事もわかりました。26歳になって初めてそういう診断がついたので最初は正直ショックでした。でも薄々は自分が周囲の人と比べて変わった部分があるという事をわかっていたのですが、そういった部分が外に出ないように生活をしていました。
シドがアスペルガーである事や精神疾患を患っていた事は、ネットの情報や伝記を読んで知っていましたが、一連の記事を読ませて頂いて、そうかそういう部分に共感していたのかもしれないな、と納得する部分が多かったです。
これを期に、ブログ拝読させていただこうと思います。よろしくお願いします。

※シドが普段話している様子はどうだったかと以前ブログで書かれていたので、テレビ出演時にシドが話をしている動画を貼っておきます。
https://www.youtube.com/watch?v=QLlvoZA-bD0
それからもしかしたら読まれたかもしれませんが、シドが実家に戻ってから晩年までの様子を隣人が語った記事も紹介しておきます。長いですが。
http://killshot.blog65.fc2.com/blog-entry-50.html

長文駄文失礼しました!



たばおさんへ

ご訪問&コメントありがとうございます。

> 僕もピンク・フロイドの1stが大好きで、初めて聴いた時の、自分が求めていた音楽にやっと巡り会えたという感覚は忘れられません。ソロの2枚も聴いてすぐに好きになりました。
不思議な魅力がありますよね。

> 話は変わりますが、最近になってある事をきっかけに僕は統合失調症を発症してしまい、診察を受けるうちに発達障害であった事もわかりました。26歳になって初めてそういう診断がついたので最初は正直ショックでした。でも薄々は自分が周囲の人と比べて変わった部分があるという事をわかっていたのですが、そういった部分が外に出ないように生活をしていました。
私も息子が自閉症と診断されてから、自分自身の発達障害的要素に初めて気付きました。


> シドがアスペルガーである事や精神疾患を患っていた事は、ネットの情報や伝記を読んで知っていましたが、一連の記事を読ませて頂いて、そうかそういう部分に共感していたのかもしれないな、と納得する部分が多かったです。
> これを期に、ブログ拝読させていただこうと思います。よろしくお願いします。



> ※シドが普段話している様子はどうだったかと以前ブログで書かれていたので、テレビ出演時にシドが話をしている動画を貼っておきます。
> https://www.youtube.com/watch?v=QLlvoZA-bD0
> それからもしかしたら読まれたかもしれませんが、シドが実家に戻ってから晩年までの様子を隣人が語った記事も紹介しておきます。長いですが。
> http://killshot.blog65.fc2.com/blog-entry-50.html

情報を色々とありがとうございます。恥ずかしながら、最近やっとDVD「シド・バレット・ストーリー」を買って、過去の映像を見ています。喋り方はそれほど特徴的でなかったようですね。アスぺと言うと甲高い声で早口を想像してました。勿論そうでない人、ゆっくりしゃべる人も沢山いるのは知ってますが。音楽の話を書くのは不定期ですが、今後ともよろしくお願いします。




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