プロフィール

yuccalina

Author:yuccalina
自閉症の息子(14才)と、エンジニアの夫との3人暮らしのアラフィー主婦です。45才でヨガ指導者スクールを卒業し、現在地元で極々細やかな教室を開催。

一方、トランシルヴァニア(カロタセグ地方)の伝統刺繍、イーラーショシュのステッチを用いた雑貨『Yuccalina Erdő=ユッカリーナ・エルドゥ』の制作も行っています。

ミンネ・ギャラリーにて作品展示中。

ブログでは主にハンドメイド、ガーデニングに加え、10代から親しんできたロック音楽に、映画、本等について綴っています。

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ユッカリーナのヨガ的雑記帳


2014/08/28 10:38 yuccalina

南国音楽で惜しむ夏の終わり~ブルンジ、マダガスカル、マルチニークにメキシコetc.

夏休みも残り僅か。ここ数日は涼しいですが、9月に入っても暑い日はまだありますよね。今年の夏はスカと言うかスペシャルズを良く聴いてましたが、今回はちょっとワールドミュージック寄りのお話を。バラカンモーニングでもアフリカの音楽が頻繁にかかっている気がしましたが、私もワールドミュージック華やかなりし90年代から、アフリカの音楽を意識的に聴くようになりました。その中でとても思い出深かったライヴパフォーマンスに、ドラマーズ・オブ・ブルンジがあります。

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1991年8月28日、23年前の今日、場所は世田谷美術館のホールでした。
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頭に太鼓を乗せて歌いながら入場し、そのドラミングと踊りは何か崇高な儀式を見るようでありながら、お腹のそこから熱が沸いてくるような感覚がありました。実を言うと、当時ワールドミュージックのご意見番的存在だった故・中村とうよう氏はこのドラムを忌み嫌っていました。正式名称はロイヤル・ドラマーズ・オブ・ブルンジと言い、元々王族の儀式で行われるパフォーマンスだったからでしょうね。ちょっとでも自身のイデオロギー反にする要素があれば、即全否定するのは中村氏の特徴でした。同じく支配者の音楽だからと、クラッシックも毛嫌いしてましたっけ。

とか、話がズレましたが、私は支配者の音楽だろうと、良いもんは良い!と思ってましたし、まあこのドラマーズ・オブ・ブルンジは80年代イキリスのポストパンク~ニューウェイヴを聴いてた世代には、親しみのあるリズムでもあったんですよ。それが、1983年エコー&ザ・バニーメンの「Zimbo」という曲。「The Cutter」のB面に納められたライブ・バージョンは、このドラマーズとの共演だったんです。



WOMAD(=World Of Music And Dance)でのパフォーマンスですが、暑さよりも冷たさを感じるタイプのエコー&ザ・バニーメンとのコラボレーションが、ミョーにハマってます。熱いドラムがクールに感じる?とでも言いましょうか。イアン・マカロックの抑揚の無いヴォーカルに似合ってます。これって映像では残ってないんでしょうかねえ。是非見てみたいものです。

そんなこともあり、こりがあのZimboの太鼓だったのね~!と言う意味でも私にはとって非常に思い出深い舞台だったのでした。因みに80年代はロックにアフロビートが採り入れられて、ジャングル・ビートなんて呼ばれ方もしてましたね。前述のエコバニよりも、以前取り上げたピッグバッグやリップ・リグ+パニック等の音楽に顕著ですが、もっとメジャーなところでしたら、アダム&ジ・アンツ、バウ・ワウ・ワウなんてのがいました。

おっと、今回はロック話は控え目でいくつもりだったのに、油断するとつい脱線してしまいます。で、あの頃はロックと同様に、ワールドミュージック好きな知人達と、お勧めをテープに録って交換したものですが、その中で一番お気にだったのが、マダガスカルのタリク・サミー(Tarika Sammy)というグループでした。テープは紛失してるので記憶を頼りにYouTube検索してみたんです。そしたら、おー、あった、あった。



マダガスカルって地理的にはアフリカに含まれますが、文化圏としてはポリネシア(ハワイ等)~東南アジアと近いとか言われています。先祖はボルネオ島から渡ってきたとか。今回初めて見たメンバーのルックスはやはりマレー系に近いものを感じますね。

タリク・サミーをネット検索してみたら、現在はタリカ(Tarika)の名前で活動を続けているそうです。ギターの音色がとっても爽やかですが、他にも独自の弦楽器を使ってるみたいですね。暑い国の音楽に清涼感のある弦楽器の組合せって、結構多い気がします。ボサノバのギターもそうですし、タリク・サミーと同じ頃に好きだったマルティニークのカリ(Kali)が奏でるバンジョーにも清々しさを感じてたものです。



カリはマルティニークの伝統音楽を取り上げた「ラシーヌ(Racines)」というシリーズを5枚出しているのですが、こちらの曲は最初のアルバムに収められていました。動画の中でマドラスチェックの帽子をかぶった女性が出てきますが、マルティニークには同じようなチェックの巻きスカートがあります。実はこれ、インド人の労働者が伝えたと言われていて、確かに南インドでは男性もチェックの巻きスカート履いてたりするんですよね。

で、さらに話はカリブからメキシコに飛びます。アルパと言うメキシコのハープの音って素敵ですよね。日本のアルパ奏者上松美香さん(with Duarte Brothers)がマリアッチの定番「シエリト・リンド」を演奏されてる動画を発見しました。



歌なしてでも十分素敵ですね。ホント、アルパの音色には透明感があります。

アルパで思い出すと言うか、私が多分最初にアルパと言う楽器の音と認識して聴いた曲はこれです。



ジャクソン・ブラウンの「リンダ・パロマ」。この曲が収録されてるアルバム「プリテンダー」は、中学時代に図書館で借りて聴きました。メキシコの歌姫を歌った歌詞で、リンダ・ロンシュタットを思わせるとライナーに書いてあったような?ロックは昔から民族音楽とは仲良しな関係で、クラッシックだって同じこと。音楽は全てどこで繋がっているんですよね。といつもの通りに納得したのでした。

お仕舞いに、ドラマーズ・オブ・ブルンジについてもう一つ。中村とうよう氏は「支配者の音楽に未来ない」みたいなこと言ってましたが、現在も活動中。勿論メンバーは世代交代してると思います。元々父から子へ伝えていたものらしいですし。で、先の動画よりは少し前のもの(2009年にアップ)に女性のダンサーが参加してるのがあったんです。



これは本番でなくて、リハーサルという説明があるので、もしかしたら練習のために参加してるだけかもしれません。男性と比べるとどうしても動きが重たく、太鼓も叩かせてはもらっていません。両手にバチを持って踊っています。しかし、こんなところにも女性が参加出来るようになったのは、良い事ではないかと。ブルンジという国は、かつては内戦で血みどろ状態でしたが、今では落ち着いたのでしょうか?申し訳ないですけど、今も昔もアフリカは、やっぱり遠くて遠いんですよね。


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タグ: ワールドミュージック 80年代 イギリス

テーマ:ワールドミュージック - ジャンル:音楽

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Comment
アフリカの太鼓、ウリの子も持ってますデヨ~。動画に出てくる太鼓より小さいサイズですが、ここの楽器屋で売ってる物の中では一番大きくて、正価だと260ユーロぐらいですた。バーゲンで買って160ユーロ。結構なお値段ですが、やっぱ大きい太鼓の方が良い音がしますわ。

メキシコのアルパってサイズがコンパクトで、音も可憐な感じニダねぇ。
アルパ演奏の動画を見るのは初めてです。良い動画のご紹介ありがとうございました。
yuccalinaさんはほんといろいろな音楽聞いていらしたんですね 最初に 日本以外の音楽とか 生活様式とかに興味をもったのは何時ごろなんですか 何かきっかけとかありましたか、、?
Mansikka様
ケガの方も順調に回復されてるようで良かったです。

> アフリカの太鼓、ウリの子も持ってますデヨ~。動画に出てくる太鼓より小さいサイズですが、ここの楽器屋で売ってる物の中では一番大きくて、正価だと260ユーロぐらいですた。バーゲンで買って160ユーロ。結構なお値段ですが、やっぱ大きい太鼓の方が良い音がしますわ。

アフリカの太鼓は迫力が違いますね~。やっぱり本家本元って感じでしょうか。

> メキシコのアルパってサイズがコンパクトで、音も可憐な感じニダねぇ。
> アルパ演奏の動画を見るのは初めてです。良い動画のご紹介ありがとうございました。

この上松さんは結構有名な方で、私もTVで彼女を何回か見たことあります。彼女自身もとてもチャーミングですし、何か心が洗われるような音色で癒されます。
ふぁる代さんへ

> yuccalinaさんはほんといろいろな音楽聞いていらしたんですね 最初に 日本以外の音楽とか 生活様式とかに興味をもったのは何時ごろなんですか 何かきっかけとかありましたか、、?


子供の頃から世界地図とか見るの好きだったかもしれません。色々と妄想したりもしました。20代半ばで転職した会社が海外プロジェクトをしてるとこだったので、そこからは人や文化に直接触れることが多くなりましたので、さらに興味が深まったかもしれません。丁度、このような音楽を聴きはじめたのと同時期です。
yuccalina さん、こんにちは。
夏になると南国の音楽が聴きたくなりますが、ご指摘のように、清涼感のある楽器が使われているからなのかもしれませんね。

実は、この前 yuccalina さんがスカについて書かれた記事を拝見した時、何となく昔聴いていたアフリカの音楽を思い出して、あの後 YouTube で探して聴いていたんです。
キューバのルンバのアフリカン・ヴァージョンで、「スークース」というみたいでした。
昔、フランスにいた時、今のコンゴからやってきている友人が何人かいて、彼らの部屋に行くと、いつも音楽がかかっていて、当時は何となく聴いていました。
ユッカリーナ様こんばんわ~♪

おお~Mansikka様もいらっしゃる!
ユッカリーナ様は本当に世界中の音楽、ファッション、その他芸術に造詣が深くて、尊敬しますミダ。
かと思えば、日本のお笑い番組もお好きなのですねw 仲間~♪
ウリも小籔千豊さん好きだす(〃ω〃)

マルティニークといえば、長くフランスに統治されてたせいか、現地の人との混血が多く、美男美女の産地といわれているとか。
有名なモデルさん達も、マルティニーク出身者が多いのだそうですね。
気候が良く、おいしいフルーツがたくさん食べられるのも、美人の要因?かもしれませんが。
一度は行ってみたいです、マルティニーク。
Arianeさんへ

> 実は、この前 yuccalina さんがスカについて書かれた記事を拝見した時、何となく昔聴いていたアフリカの音楽を思い出して、あの後 YouTube で探して聴いていたんです。
> キューバのルンバのアフリカン・ヴァージョンで、「スークース」というみたいでした。
> 昔、フランスにいた時、今のコンゴからやってきている友人が何人かいて、彼らの部屋に行くと、いつも音楽がかかっていて、当時は何となく聴いていました。

中南米の音楽は民族の移動の歴史と重なってて、ヨーロッパ、アフリカとネイティブが混じりあってますから、似たような音楽があちこちにありそうです。確かにルンパも後ノリの2拍子。スカとスークースはきっと親戚ですね。

アロエ様

> ユッカリーナ様は本当に世界中の音楽、ファッション、その他芸術に造詣が深くて、尊敬しますミダ。
> かと思えば、日本のお笑い番組もお好きなのですねw 仲間~♪
> ウリも小籔千豊さん好きだす(〃ω〃)

20代、30代とこう言ったことにお金と暇を使いきって、貯金はゼロでしたが、今はあの頃に親しんだカルチャーを再び楽しめるようになりました。そう言う意味で、若い時に体験したことも心の貯金になってたのかもしれません。

> マルティニークといえば、長くフランスに統治されてたせいか、現地の人との混血が多く、美男美女の産地といわれているとか。
> 有名なモデルさん達も、マルティニーク出身者が多いのだそうですね。
> 気候が良く、おいしいフルーツがたくさん食べられるのも、美人の要因?かもしれませんが。
> 一度は行ってみたいです、マルティニーク。
マルティニークのカリのバックボーカル&ダンサーズも、オサレで美人さん揃いでした。暑い国の人達っておおらかでギスギス感がないのが羨ましいです。
こんばんは。
エコバニのジンボはスタジオ録音よりもカッコいいですね。
抹茶アイスさんへ

> エコバニのジンボはスタジオ録音よりもカッコいいですね。
本人たちもこのバージョンを気に入ってると、どこかのインタビューで言ってましたよ。
yuccalina様 こんばんは

このサマーフェスティバルはアツイ内容。
伸び伸びとしていて決まり事にあまり縛られない踊りは
にほんとちょっと違いますね。
GAOHEWGIIさんへ

> このサマーフェスティバルはアツイ内容。
> 伸び伸びとしていて決まり事にあまり縛られない踊りは
> にほんとちょっと違いますね。


ええっと、サマーフェスって次の記事に載せてる分ですよね。ファンファーレ・チョカリーアの、、。
この曲は多分Horaというサークル又はラインで踊るダンスになると思うのですが、観客はそれぞれ自由に楽しんでいる感じですね。


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