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yuccalina

Author:yuccalina
自閉症の息子(14才)と、エンジニアの夫との3人暮らしのアラフィー主婦です。45才でヨガ指導者スクールを卒業し、現在地元で極々細やかな教室を開催。

一方、トランシルヴァニア(カロタセグ地方)の伝統刺繍、イーラーショシュのステッチを用いた雑貨『Yuccalina Erdő=ユッカリーナ・エルドゥ』の制作も行っています。

ミンネ・ギャラリーにて作品展示中。

ブログでは主にハンドメイド、ガーデニングに加え、10代から親しんできたロック音楽に、映画、本等について綴っています。

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ユッカリーナのヨガ的雑記帳


2014/06/08 07:08 yuccalina

私的青春のラヂオ「サウンドストリート」の思い出と「SONG TO SOUL~アイム・ノット・イン・ラヴ編」

平日の朝、トモローを学校へ送り出した後は8時から、インターFMの「バラカン・モーニング」(詳細は下記ホームページへ)で音楽を楽しみながら、家事をするとこが多いブログ主です。放送は月から木曜日の7~10時ですので、すべて聴いてる訳ではないんですけどね。
インターFM 「バラカン・モーニング」

で、本日は自分とラジオの付き合いについて振り返ってみたいなあと。以前お笑いのエントリーでは、「ビートたけしのオールナイトニッポン」に投稿して読まれた話(コチラ)なぞ、書いたことがありますけど、それほど沢山の番組を聴いてきたわけではありません。

ロックファンですと、やはりAMよりもFM派が多いのでは?という気がしますけど、私は小6か中1の時、家のラジオのツマミ弄ってて、偶然FM東京にチャンネルが合い、シリア・ポールの「ダイヤトーン・ポップスベスト10」を聴いたのが最初だったと思います。とにかくAMラジオのザワザワした感じが皆無で、曲を最初から最後まで、DJの声がかぶらずに流してくれるのに感動した記憶があります。その時のベスト10に入ってた曲で、今も憶えているのが10㏄の「The Things We Do For Love」です。10ccのサウンド自体にも新鮮な驚きがあったものです。

以来、FM雑誌なるもを買って、オンエアされる曲とアーティストを事前にチェック出来るようになり、NHK FMのクロスオーバーイレブンなんかも聴くようになる訳ですが、中でも一番影響されたのが、同じNHKの「サウンド・ストリート」なんです。

私が高校生の時のラインナップは確か、

月 佐野元春
火 坂本龍一
水 甲斐よしひろ
木 烏丸せつこ
金 渋谷陽一


でして、もしかすると水と木は逆だったかもしれません。何故かと言うと、水木だけ聴いてなかったからでして、月はミュージシャンとしての佐野元春も好きでした。それまで日本のロックにあまり興味が無かったのですが、彼の周囲のアーティスト達、例えば大滝泳一、杉真理、伊藤銀次等々は、サンストを通じて知った訳です。また、アメリカのシンガーソングライター系もよく紹介されてましたっけ。

火曜日の坂本教授については、それまで余り興味のなかったYMO及びテクノを見直す機会となったり、当時の奥様、矢野顕子に高橋幸宏、細野晴臣のソロワークは勿論のこと、イギリスやヨーロッパの曲も沢山効かせて頂きました。よく憶えてるのがドゥルッティ・コラムの「Lips That Would Kiss」と、それまでただの女装バンドと思ってたジャパンの「ブリキの太鼓」。そこから更に教授とデヴィッド・シルヴィアンのコラボと繋がる訳ですね。

そして、一番思い入れがあったのが渋谷陽一の金曜日なんです。当然のことながら、当時読んでた音楽雑誌は「ロッキング・オン」時々「フールズメイト」、のち「クロスビート」って感じすかね。実は先日、愛読してる面白半分さんの音楽ブログで、エイジアのファーストアルバムが取り上げられてるのを読んで、私は渋谷陽一のサンストを思い出してしまいました。

詠時感~時へのロマン エイジア 「茶の間の自由~チャンスも経験もいらない」より

あの頃渋谷陽一氏は、ジャーニーやTOTOあたりの、いわゆる売れ線狙いバンドを「産業ロック」と称して、ネガティヴキャンペーンの真っ只中でした。エイジアも晴れてその仲間入りをしたんですねえ。一応番組で紹介はしたものの、かなり否定的な意見しか述べておりませんでした。それから暫くしてメンバーチェンジしたイエスが引っ提げてきたのが「ロンリーハート」。当時渋谷氏に傾倒してた私は、その辺りで思ったんですよ。

プログレは産業ロックの手先

最初から渋谷陽一のフィルターを通して、偏見の目で、耳でかな?接してたなあ、と今では思いますけどね。かつてはマイク・オールドフィールドの東京公演のテープを毎晩聴いてた私。プログレ男子に恋をして破れた結果、プログレ嫌いに?的な記事(コチラ)を以前書いたことありますが、決定的な原因はやはりエイジアと、その後を追ったようなイエスだったような気がします。

ってなくらい影響力の強かった渋谷陽一のサウンドストリート。私が特に山下達郎ファンでないのに、「On The Street Corner」を持ってるのは、サンスト金曜のオープニングテーマが「Remember Me Baby」だったからです。へヴィ・メタルがあまり得意でないのに、レッド・ツェッペリンが好きなのもサンスト金曜日のせい。スリッツやレインコーツ、ファンカデリックを初めて聴いたのもぜーーんぶ、、、以下同文。

山下達郎版「Remember Me Baby」が見つからなかったので、代わりに60年代の女性コーラスグループ、The Chiffonsのを貼っておきますね。



ロイ・リキテンシュタインの漫画?を組み合わせて、ポップな動画になってますよ。


現在は「バラカン・モーニング」を、毎朝楽しく聴いているワタクシですけど、当然あの頃のような熱を持ってはおりません。若さゆえの思い込み、ってのは今思うと何か可笑しいですねえ。サウンドストリートは正に青春のラヂオでした。

と言ったところで、ここからはラジオ番組でないのですが、「バラカン・モーニング」を聴いてて、その存在を知った音楽番組、BS-TBSの「SONG TO SOUL」のお話を。毎週水曜日の夜11時から、名曲が出来るまでのドキュメンタリーでして、私が最初に見た回は10ccの「アイム・ノット・イン・ラヴ」でした。私はあの曲、サンスト金曜の「10㏄特集」で初めて聴いたんですよ。
BS-TBS 「SONG TO SOUL」



まだシンセサイザーもサンプリングマシーンも無い時代に、あの音をどうやって作ったのか。人の声を楽器として使う為に、全ての音階で「アーーー」を4人分録音してループテープを作って、とアナログな作業をしてたかと思えば、間奏での女性の囁き声「Be quiet, big boys don't cry」は偶々出くわしたスタジオの女性秘書を抜擢したとか、様々な努力と偶然と。全てはエリックがマンチェスターに作った「ストロベリースタジオ」で、メンバー4人とエンジニアが好きなだけ時間を使って、試行錯誤の上に完成した、至高のサウンドだった。

なぞという、とても興味深いエピソードの数々の中でも私的に印象深かったのは、「I'm not in love」という歌詞について。エリック・スチュワートがヨメに「I Love Youを余り言ってくれない」と言われたことから、I Love Youと言わないラヴソングを発想したんですね。エリック曰く「余り沢山言うと普通の挨拶と変わらない、軽くなりそうで嫌だった」。おやっ?欧米人でもそう言う感覚があるのね?ってちょっと驚いたんですわ。まー、性格の問題かもしれませんけど。軽々しくI Love Youを言えないといふエリック・スチュワートが、何か好印象だったんですよね。

それとですね、「アイム・ノット・イン・ラヴ」は最初のレコーディングはラテン調だった、ってのもビックリでした。当時の録音は消されてしまったそうで、後に再現したもの(エリックのソロ「Do Not Bend」に収録)をYouTubeで見つけました。



うーん、ラテン版も悪くないですけど、こちらが先だったら、あれ程のヒットになったかどうか。やはりあのスローバラードとバックの声の温もりを感じるサウンドがあってこそ、という気がしますわ。

それにしても、この「SONG TO SOUL」と言う番組、曲が生まれた背景と当事者たちの思いを、とても丁寧に取材してまとめてると思います。10ccの後はシルヴィ・バルタンの「アイドルを探せ」とレッド・ツェッペリンの「胸いっぱいの愛を」と、選曲もバラエティ豊かです。これからどんな曲が取り上げられるか、とても楽しみですわ。


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テーマ:80年代洋楽 - ジャンル:音楽

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Comment
お早うございます♪
バラカンモーニング、仲間内の一人社長が良く聞いていて…羨ましい番組です(笑)
この時間は当然仕事なんで…昔だったらエアチェックしてたかもです♪
そして、渋谷氏の番組、懐かしいっす!
良く聴いてました。ZEPがかかりすぎるのはあれとして、結構色々なアーティスト知ることが出来た番組でした♪
お金のないボンビー学生には本当に有難い番組でした♪

ラジオは専ら車でしか聴いてないのですが…少し耳を傾けようと思います!
ユっカリーナさんもラジオ派なんですね、、ラジオから音楽の世界に 入っていったんですね FM東京聞いてらっしゃるんですね 私も短大行ってた頃まだFM横浜開局前で 提出する課題やりながら空き時間FM東京聞いてました、

佐野元春さんと杉真理さん懐かしいですね 佐野さんは湘南のブレッド&バターと親交があったので 茅ヶ崎の海のイベントに 出てくださったの見に行ったことあります すてきな声ですよね

私は中学の時すごくラジオ聞いてて ニッポン放送のかぜこうじさんの たむたむタイムとコッキ―ポップ(世良公則さん世代)毎日聞いてました
yuccalina様 こんばんは

「アイム・ノット・イン・ラヴ」のラテン・ヴァージョンなんて初めて聴きました。仰るとおり、余韻が足りないですね。でもキラキラ感が増していてこれはこれで楽しめそうです。

 ウチの環境はラジオが入りにくいので遠ざかっているのですが、ラジオ文化はいいですよね。まぁ今はネットでも聴けるらしいのですがそれはそれで風情がない気がして・・・

サウンド・ストリート懐かしい!!!

烏丸さん以外というか、元春と渋谷は基本的に毎週聴いていて、
教授と甲斐は聴けたら聴くというかんじだったかな。

でも渋谷氏のときのオープニング曲は全く
覚えていませんでした(^_^;)。

友人が大の元春ファンで、この番組をカセットに録音して、
大学に行く道中の車の中で聴かされました・・・。
前日に僕も聴いているのに・・・苦笑。
ラジオいいですよねぇ。
しばらく聞いてなかったんですが、最近また聞きながら家事やガーデニングをやるようになりました♪

私も子供の時夜にラジオきくのはまってました!
でもユッカリーナさんみたいにおしゃれな番組じゃなくて、関西なんでMBSヤングタウンを聞いてました。
小学校のときはダウンタウンとか嘉門達夫とか。
本気でラジオのDJになりたいって思ってましたもん。
でもよく考えたらラジオのDJと芸人さんは違うんですけどね(汗)
ユッカリーナさんの聞いてたラインナップと全然違いますね~^^;
リュウさんへ
バラカンモーニング、年代もジャンルも幅広く聴けるのが嬉しいです。
通勤時間に聴かれてる方も結構多いみたいですが、やはりリアルタイムで聴ける人は限られてしまいますね。勿体ないなと思います。
ふぁる代さんへ
実は半年前までわが家にラジオは無かったんですが、義母が持ってたCDラジカセのCDプレーヤーが故障して買い替えた為、そのお下がりを貰ったんです。以来、ほぼ毎朝ラジオを付けてる生活になりました。元々午前中のワイドショーとか好きじゃなくて、いつもお笑い番組の録画を見てたんでが。
ラジオだと視覚が奪われないので、家事をするのに丁度良いです。
GAOHEWGIIさんへ

I'm Not In Loveのラテンバージョン、私も「SONG TO SOUL」を見るまでは全然知りませんでした。
曲はアレンジによってガラッと変わりますね。

私もラジオが復活したのはこの半年くらいなんです。不要のラジカセを譲りうけるまで、わが家にラジオはありませんでしたが、今では毎日つけてますし、運転中もInter FMを聴くことが多いです。
バニーマンさんへ

> でも渋谷氏のときのオープニング曲は全く
> 覚えていませんでした(^_^;)。

そうですか。私はずーっと誰の何て曲なのかを知りたくて、苦労して調べたので良く覚えてるんです。ネットもYouTubeも無い頃でしたから。
佐野元春は冒頭の「I wanna be with you tonight!」の掛け声に引かなかったのは若さゆえだなー、と今にして思います(笑)
ちょしっちさんへ

そうそう、私も植木をいじりながら聴くことが多いです

ちょしっちさん関西出身なんですね。それで、お笑いが無いと息苦しくなる性質でしょうか。私はお笑い系のラジオですと、ビートたけしのオールナイトニッポンしか聴いてなかったです。
高校時代聞いてました。
スペシャルで、大滝詠一さんの
ポップミュージックの歩みみたいな
当時ワクワクして聴いてました。
フィルスペクターサウンドの解説も
マニアックにやってましたねぇ〜。

佐野元春の番組もよく聴いていました。
ラジオの力にリアリティ感じていた時代
でしたね!
四の字硬目さんへ

> スペシャルで、大滝詠一さんの
> ポップミュージックの歩みみたいな
> 当時ワクワクして聴いてました。
> フィルスペクターサウンドの解説も
> マニアックにやってましたねぇ〜。

ありましたねえ。今みたいにYouTubeで何でも検索して聴ける時代ではなかったから、ラジオは貴重な情報源でもありました。影響力強かったですよね。
yuccalinaさん
こんばんは。

こちらの記事をご紹介いただきありがとうございます。
とても嬉しいです!

さてサウンドストリート。
そういわれれば水木は甲斐/烏丸だったような気がしてきました。
でも同じくほとんど聴いていませんでした。

佐野さんはそのDJスタイルが好みで
オープニングで

今夜も聞いてくれたらうれしいです。
I Wanna Be With you Tonight!

なんて言っていたような記憶が。

坂本さんはひとりでぼそりとなにかいって
好き勝手にやってたかんじですが
小坂忠の「しらけちまうぜ」や吉田美奈子「ケッペキにーさん」
はこの番組で知りその後、気になり続けてました。

そして渋谷さんですが
当時はビートルズ位しか洋楽は知らなかったので
洋楽ロック中心の金曜はそれほどは聞いていないのですが
このひとの語り口調というか声って印象残ってます。

ちなみにロッキングオンの渋松対談(でしたっけ?)あれは楽しい読み物でした。
面白半分さんへ

> 佐野さんはそのDJスタイルが好みで
> オープニングで
>
> 今夜も聞いてくれたらうれしいです。
> I Wanna Be With you Tonight!
>
> なんて言っていたような記憶が。

言ってましたね~!I wanna be with you tonight!は高校生だったから、受け入れられたような気もしますが、、。翌日の教授とのテンションの差を楽しむ、といのもありました。

> そして渋谷さんですが
> 当時はビートルズ位しか洋楽は知らなかったので
> 洋楽ロック中心の金曜はそれほどは聞いていないのですが
> このひとの語り口調というか声って印象残ってます。
>
> ちなみにロッキングオンの渋松対談(でしたっけ?)あれは楽しい読み物でした。
私は渋谷陽一のトークライヴまで行ったことあります。あと、ROの通訳さんのスティーヴ・ハリスという人が、番組の皿回しをしてて、時々出演してたのが印象深かったです。


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