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yuccalina

Author:yuccalina
自閉症の息子(14才)と、エンジニアの夫との3人暮らしのアラフィー主婦です。45才でヨガ指導者スクールを卒業し、現在地元で極々細やかな教室を開催。

一方、トランシルヴァニア(カロタセグ地方)の伝統刺繍、イーラーショシュのステッチを用いた雑貨『Yuccalina Erdő=ユッカリーナ・エルドゥ』の制作も行っています。

ミンネ・ギャラリーにて作品展示中。

ブログでは主にハンドメイド、ガーデニングに加え、10代から親しんできたロック音楽に、映画、本等について綴っています。

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ユッカリーナのヨガ的雑記帳


2014/05/26 09:20 yuccalina

日本人ダンサー達@ローザンヌ、そしてクラッシックとコンテンポラリーの関係

先日アメリカのプレシャス・アダムズさんを紹介した(記事はコチラ)ローザンヌ国際バレエコンクールの続きです。せっかく日本のダンサーが1位、2位、6位と選ばれたので、紹介しておきたいなと。

1位の二山治雄さん(17歳)はクラッシックでの高いジャンプ、柔軟性と繊細さで観客を魅了してましたね。演技後にブラボーの声も出てました。課題は「ラバヤデール」からソロルのバリエーション。



とても洗練された美しいバリエーションでした。ジャンプでも、ポーズでも体のしなやかさが際立ってたと思います。私が1つ気になったのはノーズシャドウ、あんなに入れなくても良いんじゃないかと。番組後半に前田紗江さんと一緒にゲスト出演した時の素顔を見ると、別段鼻が低い訳でもなかったんです。そういうメイクをすべき演目だったのかな?同じバリエーションを踊った子がいなかったんで、よく分かりません。

2位の前田紗江さん(15歳)さんもクラッシックでの安定した技術と音楽性が際立っていました。同じく「ラバヤデール」第一ソリストのバリエーション。



ジャンプにターン、ポーズ、トウシューズの使い方(特に後半のリピート)、全てが美しいですね。細かい繋ぎも正確で音楽とピッタリはまっています。そして彼女は手足が長く顔が小さくてと、理想的なバランスをしてます。欧米人のダンサーと並んでも遜色ない。フィギュアスケートの浅田真央ちゃんなんかを見てても思いますが、やはり見た目もかなり重要。前田さんも可愛らしい素顔の女の子でした。

そして、今回私が一番魅かれたのは6位加藤三希央さん(18歳)。三面記事的な話は余り好きではないのですが、狩人の兄、加藤久仁彦さんの息子さんだそうです。クラッシックは「白鳥の湖」ジークフリート王子のバリエーション。



これって浅田真央ちゃんのスワンでも、ちょこっと使われてた曲です。最後のステップシークエンス(黒鳥パート)の前に挿入されてましたっけ。

実はルックス的には1位の二山さんの方が私の好み(細面のスッキリ系)であるにも関わらず、踊っている姿では、加藤さんの方がより惹きつけられるものがありました。それは特にコンテンポラリーでして、とても生き生きとした表情で踊っていたのに、心を奪われたんです。気持ちを解放してるような、自然な笑顔ってホントに素敵。先の前田さんの動画見てても、舞台袖で緊張しながら、頑張って作ろうとしてる笑顔と、踊ってる時の表情では、明らかに後者の方が魅力的なんです。課題はリチャード・エアロック振付「ディエゴのためのソロ」。



コミカルな動きにも、良い雰囲気が出てますね。解説していたスターダンサーズバレエ団の小山久美さんも、加藤さんをとてもお気に入りな感じしました。「踊りに清潔感があって、表情がとても良い」って。

で、その小山久美さんのお話で、とても興味深かったのが、コンテンポラリーダンスについてです。ローザンヌが提携してるとあるバレエ学校の校長によると、授業はクラッシックとコンテを半々にするくらい、欧米ではコンテを重視する傾向にあるそうです。それは、クラッシックのルールから外れ自由な表現をすることで、クラッシックを踊るときに良い影響があるってことなんでしょうか。クラッシックの基本はとても大切な土台で、常に磨きをかけておきつつも、コンテで型を破ることで新たな発見があるとか。ちょうど「NHKバレエの饗宴」の話(記事はコチラ)で取り上げたのが、コンテンポラリー(島地保武)とクラッシック(酒井はな)のダンサーがコラボしたアルトノイと、コンテの世界で活躍する中村恩恵さんが、クラッシックの基本を大切にした振付したという「The Well-Tempered」でした。ルールの中で基本に忠実に踊るクラッシックバレエと、枠を取り外して自己表現するコンテンポラリーダンスは、相反する様でいて、互いに刺激し、高め合う関係でもあるんですね。

さて、番組では最後に、二山さん前田さんを迎えてのトークがありました。2人とも「コンテはまだ苦手で、自分をどう出したら良いのか分からない」って言ってましたっけ。特に二山さんのコンテに関しては、まだクラッシックの枠から抜け出し切ってない印象が、私にはありました。ちょっと綺麗過ぎて、どこか遠慮がちに思えたのです。でも、それはこれから表現面での伸びシロが沢山あるってことかもしれませんし、今後色んなことに挑戦して、自分の世界を広げていって欲しいなと思いました。

二山さんはサンフランシスコ・バレエ・スクール、前田紗江さんは英国ロイヤルバレエ団附属の学校に留学が決定してるそうです。番組に出演されてなかった加藤さんはどこへ行くのかな?ネットの情報では、モンテカルロバレエ団(モナコ)の学校に留学中なので、そのまま1年プロ研修ではないかとのことですが。

前田さんの選んだロイヤルバレエには日本人ダンサーが複数所属してますし、スクールにも日本人は多いのかな?彼女の愛らしい雰囲気は、吉田都さんとも重なるものがあり、ロイヤルバレエで踊る姿が想像でき、とても楽しみです。

で、ローザンヌに英国ロイヤルバレエ、と言えばやはり思い浮かぶのは熊川哲也センセーな訳ですが、彼の伝説のパフォーマンスは今見ても驚異的です。



観客が演技中に思わず拍手してしまうのも当然って気がします。今回のローザンヌでドン・キホーテを踊った子が2人いましたが、熊哲のバジルを見た後では、やはりもの足りませんでした。

そう言えば、熊哲センセーもコンテンポラリーに挑戦してるのを、テレビで見たことあります。確か「情熱大陸」だったかと思いますが、中村恩恵さんの振付けだったんですよね。熊哲センセーもきっと、コンテから沢山のインスピレーションを得たんでしょうね。


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タグ: コンテンポラリーダンス

テーマ:バレエ - ジャンル:学問・文化・芸術

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Comment
こんにちは。
加藤さんのコンテ、魅力的ですね。
甘いマスクで王子も似合いそうですが。
抹茶アイスさんへ
ありがとうございます。
> 加藤さんのコンテ、魅力的ですね。
> 甘いマスクで王子も似合いそうですが。
やはり見た目でも惹きつけられるものがありますね。


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