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yuccalina

Author:yuccalina
自閉症の息子(14才)と、エンジニアの夫との3人暮らしのアラフィー主婦です。45才でヨガ指導者スクールを卒業し、現在地元で極々細やかな教室を開催。

一方、トランシルヴァニア(カロタセグ地方)の伝統刺繍、イーラーショシュのステッチを用いた雑貨『Yuccalina Erdő=ユッカリーナ・エルドゥ』の制作も行っています。

ミンネ・ギャラリーにて作品展示中。

ブログでは主にハンドメイド、ガーデニングに加え、10代から親しんできたロック音楽に、映画、本等について綴っています。

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ユッカリーナのヨガ的雑記帳


2014/05/08 09:15 yuccalina

NHKバレエの饗宴2014~アルトノイと首藤康之&中村恩恵

先日、佐藤信夫センセーの「ワンダフルライフ」を諦めてまで録画したかったと書いた「NHKバレエの饗宴2014」をやっと見終えました~!いやー、やっぱり録っておいて良かったです。舞台を中々観に行けない身としては、Eテレのこういった番組は本当に有難いです。3月29日にNHKホールにて行われた公演の内容は以下の通り。

「スコッチ・シンフォニー」スターダンサーズバレエ団
「3月のトリオ」島地保武&酒井はな(ユニット<アルトノイ>)*
「The Well-Tempered」首藤康之&中村恩恵*
「ドン・キホーテ第一幕」貞松・浜田バレエ団
「ラ・シルフィードよりバ・ド・ドゥ」吉田都&フィリップ・バランキエヴィッチ
「ベートーベン交響曲第7番」東京シティバレエ団


皆各々見応えがあって素晴らしかったです。ジョージ・バランシン振付けのスコッチ・シンフォニーや、吉田都さんがスコットランドの妖精を演じるラ・シルフィードも大好きなんですけど、今回は島地保武&酒井はな(アルトノイ)と、首藤康之&中村恩恵の2組に話を絞りたいと思います。

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丁度ですね、先日フィギュアスケートの話題でもピナ・バウシュだの、アルヴィン・エイリーの話をしてたとこですし、コンテンポラリーな踊りに惹かれてしまったのであります。

と言うわけで、先ずはアルトノイの「3月のトリオ」から。フォーサイスカンパニー所属でバリバリコンテな島地さんと、新国立劇場バレエの酒井さんが、お互いの姿勢に触発されて、違ったスタイルを融合させることにより新しいものを作ろうとしてるところに、とっても惹かれました。1つのものを突き詰めていく酒井さんと、自由にその時々の自分を表現しようとする島地さん、お互いを認めあった上で見差すのは、「音楽に合わせて踊るのでなく、自分たち自身が音楽そのものになろう」という究極。

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チェリストも含めたトリオは、正に今ここにある自分達に集中してて、ある意味ヨガ的空間を共有しているような、とても心地の良い舞台なのでした。バレエのメソッドも盛り込まれ、一瞬一瞬の形として見てても、とても美しく、そして温もりも伝わってくるような、素敵な一時でありました。

この作品の動画は無かったんですが、別の演目での練習風景がアップされていて、中々興味深かったんで、ここで紹介しておきますね。



型を破ろうとあれこれ模索しつつ、新しいものを作り出そうとしてるような、そんな熱が伝わってきたのでした。


そして、首藤康之&中村恩恵の「The Well Tempered」はずっと前から見たかったんです。以前書きましたが(こちら)、私は舞台を見たことはないものの、首藤さんのレッスンDVDを愛用してまして、昔から好きなんです。柔らかい物腰で、押し出しは強くないけど、内に秘めた熱を感じるんです。私はかつてそれを「自分の内側へ向かって対話する修行僧のような強さ」と書いてましたが、やはり今回もそんな印象を受けました。

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中村さんと一緒に作品について語る様子がまた素敵だったんです。物静かな語り口なのですが、作品へのそしてダンスへの敬意と情熱が伝わってきました。人が一人で生きていくことと、二人で力を合わせて出来きることの対比があり、どちらも人として大切なこととして描いている様です。

モダンでありながら、クラッシックバレエの基本動作を重視した振付けであることで、中村さん自身が、「こうあるべきと作品から要求されている」と言うお話も新鮮な驚きがありましたね。自分のものとして枠にはめず、客観的に向き合ってるからであり、作品を究極まで研ぎ澄まそうとしてるってことなのでしょう。そして、何事でも、突き詰めてる人達は、決して基礎をおろそかにしないんだなあ、と実感した次第。首藤さんは「シンプルだけど毎日特別なものを体験してる」って仰っていました。

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繰り返しになりますが、今ここにある自分に集中するようなヨガ的なこと。私が首藤さんに惹かれる理由も多分そこにあるような気がします。

もう少しだけ首藤さんのお話をさせてもらいますが、去年だったか一昨年だったか、同じくEテレの「らららクラッシック」でバレエ特集をした際に、ゲストで出演されていたのを思い出します。その時はバレエに全く疎い司会の石田衣良さんに、丁寧に分かりやすくお話されてる姿が、とっても素敵でした。全く上からな感じが無くて、一人でも多くの人にバレエを知ってもらいたい、楽しんでもらいたい、という気持ちが伝わってきたんです。多分ですね、私が日本のフィギュアスケート解説陣に物足りなさを感じるとしたら、そう言うことなんだと思います。もっと知りたい、見たいと思わせるような、その魅力を分かりやすく伝えようとする気持ちが感じられないとこかもしれません。

と、話がズレてしまいましたが、ダンスに戻しましょうか。ザ・フォーサイス・カンパニーの名前で、久々に見たくなったのが、「In The Middle, Somewhat Elevated」。シルヴィ・ギエムのビデオで初めて見た時は、その音楽といい振付けといい「カッコエエエーーー」と、鳥肌が立ったものです。



とーっても久しぶりにダンスの話を書いてて、ちょっぴり踊りたい気持ちが高まってきましたわ。「バレエの饗宴」のビデオは今後も繰り返し見ることになりそうです。



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タグ: コンテンポラリーダンス

テーマ:ダンス - ジャンル:学問・文化・芸術

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Comment
こんにちは。
踊りには無知なんですけど、最後のビデオとか、凄く格好良いですね。
現代音楽みたいな位地なんでしょうか。
「In The Middle, Somewhat Elevated」、本当に鳥肌が立つほどカッコいいですね!
音楽も好きです。
シルヴィ・ギエムはメチャメチャ上手くて、動作に全くブレがなくて、一々きまっているな~と思います。

クラシックバレエは子供の頃から少しは見ていたのですが、私はどうもあのチュチュという衣装が異様に思えて、あまり美しいと感じられないんです。
コンテンポラリーな踊りの方が、何かとカッコいい気がします。
抹茶アイスさんへ
私もそんなに詳しくないですが、音楽もダンスも60年代からのアバンギャルドムーヴメントとシンクロしていそうなので、コンテンポラリーダンスが現代音楽的というのは、当たってるかもしれませんね。色んなルールや枠組みから、自由になろうって方向性を感じますし。
Arianeさんへ
気に入って頂けて嬉しいです。
コンテンポラリーだと、色んな枠組みから外れてる自由さがありますよね。使用する音楽に関しても同じものを感じます。


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