プロフィール

yuccalina

Author:yuccalina
自閉症の息子(14才)と、エンジニアの夫との3人暮らしのアラフィー主婦です。45才でヨガ指導者スクールを卒業し、現在地元で極々細やかな教室を開催。

一方、トランシルヴァニア(カロタセグ地方)の伝統刺繍、イーラーショシュのステッチを用いた雑貨『Yuccalina Erdő=ユッカリーナ・エルドゥ』の制作も行っています。

ミンネ・ギャラリーにて作品展示中。

ブログでは主にハンドメイド、ガーデニングに加え、10代から親しんできたロック音楽に、映画、本等について綴っています。

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ユッカリーナのヨガ的雑記帳


2014/05/20 09:06 yuccalina

キム・ヨナの表紙からジャズエイジと戸川純

フィギュアブログでちょっと話題になってるこの写真、誰だか分かります?ヴォーグ・コリアの表紙で、韓国が誇るフィギュアの女王さま、キムヨナですって!

yonayona.jpg

って、言われなきゃ誰だか分かんないぢゃないのっ!アイメイク濃すぎて原型が無くなってますわ。

といふ問題よりももっとミョーというか、、意味不明なところがあります。間違い探ししてみませう。もしこれが、1920年代ジャズエイジの女性フラッパー(日本ではモガなんて呼称もありましたっけ?)を意識してるとしたら、根本的に可笑しいとこ。それは、

ぶっとい眉毛なんですっ!

何故にこの太さなのか?いや、これは元々ジャズエイジなんてカンケーないウリジナル(とりあえず何でも韓国発祥宣言したろ)スタイル!と言うことなのでせうか?

毎度の様に言うとりますが、ワタクシのヨガ的見地「全ての価値観は相対的なものであり絶対ではない」からすれば、これを美しいと思う人がいても、別に良いのですよ。でも、私のシュミではやっぱり可笑しい。オマージュにもパロディにもなっていない、残念な結果。まー、それはヨナさん一人の責任ではありませんが。

それにねえ、アイメイク濃ゆい割に目が死んでる感じはデカダンスを気取ってるのか分かりませんけど、あの時代のショートヘアとかファッションは、女性の解放と密接に関わっていて、もっと意志の強そうな眼差しキリリの方々が多いんですけどね。

と言ったところを踏まえて、私の所有する20年代カルチャー本「現代思想 総特集1920年代の光と影」に登場する20年代を代表する女性の写真も紹介しておきますね。

20s1.jpg
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20s4.jpg
20s5.jpg

ココ、ゼルダ、ルル、皆さま綺麗な細眉です。ついでに日本のモダンガール(和装ですが)岡田嘉子の眉毛はこんな感じ。

20s2.jpg

てな訳で、今回はフィギュアの話は一切致しません。ヨナさんは完全に「前フリ」で使わせて頂きました。なじぇかと言いますると、前々から戸川純ちゃんの話を書こうと思ってて 、丁度良いタイミングだっただけなんです。

そう、戸川純→ゲルニカ→モガスタイル、と来たもんだ。「スイートキッス」のCMはショーゲキ的でした。



お巡りさん役は高橋幸宏?んで、純ちゃんもちゃーーんと細眉ですわね。折角なんで、「銀輪は唄う」フルバージョンもどうぞ。



実際は20年代よりももうちょっと後、第2次大戦中から戦後まで意識してそうで、カバーしていた蘇州夜曲は、元々1940年発表の作品でした。YouTubeに「アップルシティ500」と言う番組でのパフォーマンスがありました。



司会が高橋幸宏&細野晴臣!というのも凄いですよねっ!多分、公開生放送だったと思うのですが、小馬鹿にしたような笑いを浮かべてる観客との温度差が凄いっ!ファッションの差もね。自己紹介中に噛んで何度も言い直そうとするところは、後の鳥居みゆきちゃんのネタのようでもありますね。事実みゆきちゃんは戸川純のファンを自称してるそうですが。

あの時代は、ネクラとかビョーキとか言われてたかも?私はそれほど熱心な戸川純信奉者ではありませんでしたが、宝島やビックリハウスを愛読し、坂本龍一のサウンドストリートや高橋幸宏のオールナイトニッポン聴いていたので、戸川純の音楽も自然に好きになったという感じですね。ドラマは見てませんでしたけど、タモリの「今夜は最高」はちゃんと見てました。夜のヒットスタジオで「レイダーマン」を歌う彼女をカッコイイと思っていました。当時の私は余りスカートを履かない子でしたので、純ちゃんのモガスタイルは真似したことありませんが、カラオケでは「東京ラプソディー」等の懐メロを歌ったりしていました。んで、ファッションは母が眉を顰めるような、黒いロングコートに帽子というパンクっぽい格好でしたので、やっぱり純ちゃんのフォロワーだったと言えますね。

それにしても、今思えば戸川純って、とても革新的な存在だったなーと思います。女優として、またTOTOウォシュレットのCM「お尻だって洗ってほしい」でお茶の間のド真ん中にいながら、凄い音楽やってたんですもん。アルバム「玉姫様」には、カノンに歌詞を付けた「蛹化の女」とか、フォルクロールのメロディにキョーレツな歌詞を乗せた「諦念プシガンガ」とか、



牛のように豚のように殺してもいい いいのよ
我 一塊の肉塊なり


今思えば、DV被害者の歌みたいで、ちょっと怖いかなという気もしますけど、それ以上に今聴いてもカッコイイなあと思います。ロックの熱を感じるんですよね。

勿論コンビを組んでいた上野耕路が才能豊かな人で、YMOファミリーとしてデビューするという恵まれた環境もあったんでしょうけど、やっぱり本人が感性豊かな人だったからだと思います。そして、その上野耕路さんも結構なキャラクターですが、現在は映画音楽で活躍されています。「ゼロの焦点」と「のぼうの城」で日本アカデミー賞優秀音楽賞を受賞。キューピーのCMソング、キグルミの「たらこ・たらこ・たらこ」も彼の作品です。

YouTubeでピアノソロを演奏する彼(2011年12月撮影)を発見したので、最後に貼っておきますね。



何気に美しぃー曲じゃございませんかっ?


  
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タグ: パンク 20年代

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Comment
yuccalina様

キム・ヨナは単なる話題作りでしょうね。付け焼刃ですね。企画がただ単に「軽薄短小」なだけです。
この表現も時代を感じさせられますね。

さて「戸川純考」興味深く拝見させて頂きました。
彼女のLPアルバム、玉姫様 (1984年1月24日発売)、極東慰安唱歌 「戸川純ユニット」名義 (1985年3月25日発売 )なども高価になってきました。
ただ単に希少になってきたのか、新たなる評価なのか、私には分かりません。
数少ない戸川純ネタ、ありがとうございました。


戸川純!
私は後追いでしたが、とても衝撃を受けました。
YouTubeでは、海外からの反応も多いみたいですね。
上野さんは、余り知らなかったんですが、素敵な曲を作られるんですね。
yuccalina さん、こんにちは^^
確かに、キム・ヨナのこの写真の太い眉は可笑しいですね(笑)

ヨガでは、「全ての価値観は相対的なものであり絶対ではない」と考えるのですね。
「価値観」にしても、「世界観」にしても、「~観」というのは、特定の仕方でのものの見方というのにすぎませんからね・・・。
この点の認識って、大事だと思います。
イデオロギーに凝り固まらなくて済むのではないでしょうか。

戸川純さん、私はCMで見ていたくらいでしたが、可愛いと思ったし、この個性は非常に好きだと思いました。
ハゼドンさんへ
ありがとうございます。
今の20代のロックファンで戸川純が好きな子は少なくないと聞いております。
あの世界観が次代に引き継がれて行ったら良いなと思います。
抹茶アイスさんへ
ありがとうございます。
そうですね、海外にはジャップロックヲタクが結構いて、80年代インディーズとか意外と知られてるかもしれませんね。
Arianeさんへ
いつもありがとうございます。
イデオロギーに凝り固まらないと、気持ちも自由になって良いのではないでしょうか。
色んな個性を認めるのは、テレビが果たすべき役割だと思っております。


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