プロフィール

yuccalina

Author:yuccalina
自閉症の息子(14才)と、エンジニアの夫との3人暮らしのアラフィー主婦です。45才でヨガ指導者スクールを卒業し、現在地元で極々細やかな教室を開催。

一方、トランシルヴァニア(カロタセグ地方)の伝統刺繍、イーラーショシュのステッチを用いた雑貨『Yuccalina Erdő=ユッカリーナ・エルドゥ』の制作も行っています。

ミンネ・ギャラリーにて作品展示中。

ブログでは主にハンドメイド、ガーデニングに加え、10代から親しんできたロック音楽に、映画、本等について綴っています。

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ユッカリーナのヨガ的雑記帳


2014/06/28 09:09 yuccalina

新説「シド・バレットは不思議王子?」その(2)~突然歌い出したり、曲調が変わったりの「Bike」

自閉症児の母であるブログ主が、今一番興味のあるアスペルガー男子、シド・バレットの世界を読み解こうと始めたシリーズ、その第2回です。シド・バレットについて書こうと思った経緯は、前回の記事(こちら)をお読み頂くとして、いきなり本題。

今回テーマは、

突然歌いだしたり、曲調が変ったり

です。その独特な歌詞については、今回はあえて触れないでおこうと思っています。

アスペルガー症候群を含め「自閉症あるある」で必ず出てくるのが、

周囲の状況とは関係なく唐突に喋り出す

でして、ウチの息子の場合は発語がありませんが、突然何かのメロディで鼻歌を歌い出すことはしょっ中です。自閉症の特性として、情報の処理が苦手、というのがありまして、目や耳から入ったデータに対し、その場その場で一々声に出して反応したりする事が多いそうです。また、声のトーンを変えるのが苦手だったり、過去の記憶も、突然頭にフッと思い浮かべば、当然反応してしまったり。周囲は、突然訳わからない事を大声で言ってるとなります。本人の中ではちゃんとした理由があるんでしょうけど、基本、理論よりも感覚で生きてるんだと思います。

で、私はシド・バレットの曲を聴いてると、ウド鈴木のフリートークのように、何が飛び出すのか分からないドキドキ感、ワクワク感があるのですが、それはやはり曲のオープニングにあると思うのです。何せイントロが短い曲ばっかりなんですもん。歌い出しをカウントするためにやってる?つーくらい2~8カウント位で終わっちゃう。まあ、シドのソロアルバムは殆ど彼の弾き語りが中心で、アレンジを入れてない感じなので仕方ないのかな?とも思うんですけど、ピンク・フロイド時代の曲も、余りイントロは重視してないみたい?まともに付いてるのは「See Emily Play」くらいでしょう。

夜明けの口笛吹き夜明けの口笛吹き
(2011/09/28)
ピンク・フロイド、ロジャー・ウォーターズ 他

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そして、イントロダクションゼロで、いきなり歌いだすのが「Bike」です。余り抑揚を付けずに、一本調子な感じにもアスぺ感が滲み出てますね。



もう一つこの曲が面白いのは、歌い終わりから、曲調が全く変わってアウトロ?になるとこでしょうか。イントロないのにアウトロには凝ってみる?なにやら混沌とした雰囲気に、さっきまでルンルンで乗ってた「僕の自転車」を叩き壊してんじゃね?と不安になるか、はたまた、自転車で空飛んでったか?と想像するのも、聴いているアナタ次第。別に正解はございません。

ちなみにこの「Bike」と言う曲、以前に紹介した時もセットで貼ってたのが、P-Modelのよる名カバー、日本語版です。フロイド版とは違って、冒頭はカウントしてますし、アウトロは省略して、コンパクトにまとまってる感じですね。



で、話を戻すと、この「Bike」だけでも、私にはシド・バレットのアスぺっぽさが十分に感じられるのでございます。曲を上手く組み立てて構成しよう、という意図が感じられないのが、逆に好感持てたりしてね。

と言ったところで今回は話を一旦閉じます。実はもう1曲、「Baby Lemonade」についても、合わせて書こうか迷ったんです。こちらは、しっかりイントロが付いてる曲ですが、ちょっと変なんですよ。また、他にも色々と気付くことが出て来たので、別途書こうと思います。

それでは、また次回。


お読み頂きありがとうございました。
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タグ: 自閉症 発達障害 シド・バレット

テーマ:発達障害 - ジャンル:心と身体

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Comment
言われてみればそうですね…、イントロ全然ない…(笑)。
アウトロは多分曲の=表現手法の延長線にあるクロージングだから余韻なり感情なりが残るからあるんじゃないでしょうか?なんて。
曲中のヘンな展開とかあり得ないコードなんてのも出てくるし、なかなか研究し始めると止まらない対象なヒトですねぇ。
フレさんへ
イントロとアウトロだけでなく、曲の構成バランスについては、シドなりの黄金比があったかもしれないですね。
どう組み合わせればバランスが良いのかも、人によって違うかもしれません。
Bike、久しぶりに聴いてみました。自分が高校時代、はじめて聴いた時には、背景知識も持ち合わせない中で、文脈もなく聴いて「なるほど」で終わってしまいましたが、yuccalinaさんのブログ読みながらいろいろ考えさせられました。それにしても、P-MODELがカバーしてるとは知りませんでしたよ。
ticcaさんへ

> Bike、久しぶりに聴いてみました。自分が高校時代、はじめて聴いた時には、背景知識も持ち合わせない中で、文脈もなく聴いて「なるほど」で終わってしまいましたが、yuccalinaさんのブログ読みながらいろいろ考えさせられました。それにしても、P-MODELがカバーしてるとは知りませんでしたよ。
時を経て聴きなしてみると、以前と違う感覚があったりしますよね。でも曲は同じままの筈で、違うように思えるのは聴き手の変化によるもの。ですから、曲の解釈に正解は無いんだと思います。
P-MODELのカバーはフロイドのオリジナルとほぼ同時期に知りました。横文字を殆ど使わずにロックしてる感じがとても新鮮でした。かつ、シドの世界を壊さずにオリジナリティがあって素晴らしいと思います。


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