プロフィール

yuccalina

Author:yuccalina
自閉症の息子(14才)と、エンジニアの夫との3人暮らしのアラフィー主婦です。45才でヨガ指導者スクールを卒業し、現在地元で極々細やかな教室を開催。

一方、トランシルヴァニア(カロタセグ地方)の伝統刺繍、イーラーショシュのステッチを用いた雑貨『Yuccalina Erdő=ユッカリーナ・エルドゥ』の制作も行っています。

ミンネ・ギャラリーにて作品展示中。

ブログでは主にハンドメイド、ガーデニングに加え、10代から親しんできたロック音楽に、映画、本等について綴っています。

月別アーカイブ
リンク

ユッカリーナのヨガ的雑記帳


2014/03/08 00:23 yuccalina

「愛の小さな歴史」と「24時間の情事」

3月1日にフランスの映画監督、アラン・レネが亡くなったのを受け、ある本について書いて少し書いておこうと思います。港千尋著「愛の小さな歴史」は結構前に読んでいて、ずーーっと話題にする機会を逸していました。

アラン・レネ監督の映画「24時間の情事」はマルグリット・デュラス脚本で、戦後の広島を舞台に、心に傷を負った男女、日本人青年とフランス人女性との一夜を描いた作品です。リヴァ演じる女性がかつての恋人、ドイツ人将校との回想シーン以外は全く二人だけの密室劇。1958年に撮影で広島を訪れた女優エマニュエル・リヴァが自身のカメラで収めた写真、当時の情景や人々について、この本では語られています。映画やデュラスの原作を知らずとも、映像論としてとても興味深いのではないかと思うのですが、特に序章である「掌の夜」がとても印象的でした。曰く、

カメラは掌の中の夜である。
箱のかたちをした闇、手に持って運ぶことのできる、真昼の中の夜である。

- 中略 ―

過去への旅は死者の世界への旅である。

愛の小さな歴史愛の小さな歴史
(2009/12)
港 千尋

商品詳細を見る



闇や死といった言葉は、その後に展開される映像論の核となってるいるようですが、撮影から50年後の2008年に、その写真展が開催され、写真に写っていた当時の子供達とリヴァが再会する話は、とても感動的でした。

そして、リヴァは現在も女優として活躍していて、去年日本でも公開された「愛・アムール」に主演しています。

二十四時間の情事 [DVD]二十四時間の情事 [DVD]
(2009/02/20)
エマニュエル・リヴァ、岡田英次 他

商品詳細を見る


愛、アムール [DVD]愛、アムール [DVD]
(2013/09/06)
ジャン=ルイ・トランティニャン、エマニュエル・リヴァ 他

商品詳細を見る


「24時間の情事」の原題がHiroshima Mon Amourで最新作がAmour!と妙に繋がってますね。本の最終章は共演した岡田英次との思い出話で幕を閉じました。彼からプレゼントされたという久谷焼のカップを、リヴァは大切に使っていたそうです。



お読み頂きありがとうございました。
↓良かったらどれか1つポチお願い致しますm(__)m

blogram投票ボタン
ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村
関連記事
スポンサーサイト

タグ: フランス

テーマ:紹介したい本 - ジャンル:本・雑誌

ビートクラブdeロックな話(24)~Eric Burdonでアッサリ最終回 | ホーム | スケ連の悪評と清水宏保&荻原健司の言葉
Comment
ヒロシマモナムールって、曲がありましたよね。映画と関係あるんでしょうか。
抹茶アイスさんへ
ありましたね。グラハム・ボネット?私はあまり得意分野じゃないので、映画と関係あるのかは知りません。スミマセン。


Trackback
この記事のトラックバックURL
http://notarinotariyoga.blog.fc2.com/tb.php/809-eff51c5a
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
ご訪問ありがとうございます
最新記事
最新コメント
カテゴリ
検索フォーム
最新トラックバック
ユーザータグ
フリーエリア
RSSリンクの表示
Web page translation
QRコード
QR