プロフィール

yuccalina

Author:yuccalina
自閉症の息子(14才)と、エンジニアの夫との3人暮らしのアラフィー主婦です。45才でヨガ指導者スクールを卒業し、現在地元で極々細やかな教室を開催。

一方、トランシルヴァニア(カロタセグ地方)の伝統刺繍、イーラーショシュのステッチを用いた雑貨『Yuccalina Erdő=ユッカリーナ・エルドゥ』の制作も行っています。

ミンネ・ギャラリーにて作品展示中。

ブログでは主にハンドメイド、ガーデニングに加え、10代から親しんできたロック音楽に、映画、本等について綴っています。

月別アーカイブ
リンク

ユッカリーナのヨガ的雑記帳


--/--/-- --:-- yuccalina

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
2014/01/14 08:02 yuccalina

ヨ・ラ・テンゴとフィーリーズ~ホーボーケンサウンドの記憶

昨年のクリスマス音楽の記事(こちら)でも書いたのですが、ヨ・ラ・テンゴ(Yo La Tengo)というバンドを知ったのは、The dB'sとクリス・ステイミー絡みで、1988年頃でした。彼等のファーストアルバム「New Wave Hot Dogs」はクリスと同じCoyote Recordsというインディーズから出ており、クリスもギターで参加してましたから。

<CDはセカンドとカップリングでジャケットが違ってました>
プレジデント・ヨ・ラ・テンゴ+ニュー・ウェイヴ・ホット・ドッグスプレジデント・ヨ・ラ・テンゴ+ニュー・ウェイヴ・ホット・ドッグス
(2000/10/25)
ヨ・ラ・テンゴ

商品詳細を見る


<こちらがヒゲおやじのジャケット>


そこには、見た目に冴えないヒゲおやじのジャケットからは想像もつかない程、新鮮なギターサウンドが詰め込まれていました。ギターのリフと気怠いヴォーカルは、ヴェルヴェッツ・チルドレンなのかなー?とも。明けて1989年、どういう経緯だったのか分かりませんが、日本盤も出てない状態で、ヨ・ラ・テンゴは来日しました。REMあたりと関わりが合って、バーターだったのかな?とも思ったのですが、来日時期は違いますね。

yolatengo_2014011408222319e.jpg

現在もあるのか定かでないですが、渋谷の宮益坂にあった「TVジャンクション」と言う、クラブだかライヴハウスはとても小さかったです。客数は完全に二桁。かなりの至近距離で、しかも一緒に行った友人とテーブル席でビールを飲みつつ、とてもリラックスかつエキサイトしてライヴを楽しんだ記憶があります。更にチケットの半券を見ると、1ドリンク付2060円と格安だったんですね。

しかし、その後90年代私の趣向はロックからワールドミュージックにシフトし、長い間ヨ・ラ・テンゴの名前は忘れていました。それがブログを初めてから、ネット上で彼等の名前を発見。あれからメンバーも殆ど変らずに音楽活動していたのには、ちょっと感動しました。その後何度も来日してて、フジロックにも出てたんだー。んで今年の5月にもまた来日するんですね。

YO LA TENGOの来日ツアーが5月に開催、東名阪を巡る

そんな訳で、例によってYouTubeを漁ってみました。1990年の「フェイクブック」は、秀逸なカヴァー曲とオリジナルが良い具合にサンドイッチされてます。

FakebookFakebook
(1994/01/01)
Yo La Tengo

商品詳細を見る




1. Can't Forget (Ira Kaplan)
2. Griselda (Antonia)
3. Here Comes My Baby(Cat Stevens)
4. Barnaby, Hardly Working (Georgia Hubley, Kaplan)
5. Yellow Sarong (The Scene is Now)
6. You Tore Me Down (The Flamin' Groovies)
7. Emulsified (Rex Garvin & The Mighty Cravers)
8. Speeding Motorcycle (Daniel Johnston)
9. Tried So Hard (Gene Clark)
10. The Summer (Hubley, Kaplan)
11. Oklahoma, U.S.A. (Ray Davies)
12. What Comes Next (Ira Kaplan)
13. The One to Cry (The Escorts)
14. Andalucia (John Cale)
15. Did I Tell You (Kaplan)
16. What Can I Say (Joey Spampinato)


以前NRBQの「Captian Lou」をカヴァーしてる!と感動した(記事はこちら)のですが、ここにもありますよ。ラストがNRBQのナンバーですね。その他14のジョン・ケイルはいかにもですけど、6(フレーミング・グルーヴィーズ)、7(レックス・ガーヴィン)あたりは、黒っぽいサウンドも好きなんだー、と新鮮でした。ってか、何気に私の趣味と合うじゃないの?どストライクゾーン連発のカヴァー陣ですが、オリジナル曲との距離を感じさせないアレンジがまた良いですね。最近のアルバムも聴いてみて、良かったらまた別途紹介しようかな。今回はもう一つ紹介したアーティストがおります。

ヨ・ラ・テンゴ聴いてたら、昔「ホーボーケン・サウンド」ってのがあったやん?と記憶を辿ってみて、出てきたのはフィーリーズ(The Feelies)です。実はヨ・ラ・テンゴを初めて聴いた時、何かギターがフィーリーズっぽいなーと思ってたんですよ。同じニュージャージー州出身で1976年結成、1980年レコードデビューですから、ちょっと先輩です。そしてホーボーケンサウンドの聖地とも呼べるライヴハウス、マッスクウェルズ(Maxwell's)で、活動を共にしてた可能性が大きいのですね。このライヴハウスはニューヨークパンクにおけるCBGBやMax's Kansas Cityみたいなものだと思います。90年代に米オルタナティヴロックの代表的なバンドが、数多く出演していたそうです。そして、クリス・ステイミーやヨ・ラ・テンゴのアルバムを出したCoyote Recordsはマックスウェルズのオーナー、スティーヴ・ファロンが作ったレーベルだったのです。要は、ホーボーケンサウンドとは音楽のスタイルではなくて、ライヴハウスに集まってきたアーティスト達によるムーヴメントだったと言うことでしょうか。それがニューヨークパンクにもそのまま当てはまるのが、また面白いところです。同じニューヨークパンクでも、ラモーンズとトーキングヘッズの音楽性は異なってましたもんね。スタイルはなんであれ、若いアーティスト達に「好きにやっちゃいなよYOU!」と、機会と場所を提供していたのがスティーヴ・ファロンってことかな?そー言えばCBGBのオカマのオーナー、ヒリー・クリスタルも、ホントは「カントリー」と「ブルーグラス」と「ブルーズ」(CBGBの頭文字ですね)が好きだったそうですし、要はやる気のありそうな子達を応援してたのですね。

Maxwell's - Wikipedia
<上記WikipediaよりMaxwell'sの外観>
maxwells.jpg



詳しくは上記Wikipedia(英語版)を見て頂くとして、この中からMaxwell'sゆかりのアーティストで、気になった名前を書きだしてみます。
The Replacements
Sonic Youth
Dinosaur Jr.
Mudhoney
The Hole
Nirvana
The Posies
The Smashing Pumpkins
G Love & Special Sauce

等々を見ると、その後のグランジやアメリカのオルタナロックに多大な影響を与えた場所とも言えそうですね。また、

Buzzcocks,
The Fall
Wire
The Pogues
Joe Jackson
Killing Joke
Kevin Ayers
John Cale
Psychedelic Furs
The Slits

等々は、イギリスではポストパンク系アーティストが目立つのも興味深いです。さらに、あのREMRed Hot Chili Peppersというビッグネームも名を連ねている事も、書き添えておきましょう。

と、大分話がズレちゃいましたが、フィーリーズのファーストアルバムは英インディーズのスティッフから出ました。メンバーには後にゴールデン・パロミノスのドラマー、アントン・フィアがいたこととか、ジャケットの写真が後にウィーザーにリスペクトされてた?とかのトリビアもありますが、私的には彼等がトム・ヴァーレイン・リスペクトのバンドらしいとこに、一番惹かれてたと思います。確かテレヴィジョンの曲をカヴァーしてたし。既に何度も書いてますが、自分史上一番入れ込んだアーティストはトム・ヴァーレイン、彼をリスペクトするアーティストは当然ウェルカム、とゆーか積極的に探し回ってましたから。

<The FeeliesとWeezerのジャケット>
Crazy Rhythms (Dlcd) (Dig)Crazy Rhythms (Dlcd) (Dig)
(2009/09/08)
Feelies

商品詳細を見る


WeezerWeezer
(1994/05/10)
Weezer

商品詳細を見る


で、そのトム・ヴァーレインに倣ってかどーかは知りませんけど、フィーリーズも寡作でした。ファーストからセカンドまでなんと6年です。Coyote Recordsからリリースされたセカンド「Good Earth」のA1だった曲「Let's Go」、今聴いてみても好きだわー、やっぱこのギターがね。


この曲は2005年、アメリカのインディーズ映画「イカとクジラ」の挿入歌になったそうです。

で、映画と言えばフィーリーズの中心メンバー二人が担当したインディーズ映画「スミザリーンズ」には、ニューヨークパンクのアイコン、リチャード・ヘルが出演してるんですよねー。トレイラーでもフィーリーズのギターサウンドが聴けます。



使用されてるのはファースト「Crazy Rhythms」の1曲目「The Boy With The Perpetual Nervousness Claves」。0:52あたりで、リチャード・ヘルの超絶カッコエエお姿も、チラッと出てきます。当然字幕無しですが、YouTubeで全編見られるようです。

インディーズ映画ばかりではありませんよ。ジョナサン・デミ監督の「サムシング・ワイルド」に出演し、The Willies名義での演奏シーンもあります。デヴィッド・ボウイの「フェイム」のカヴァーなんですけど、見事にフィーリーズサウンドしてると思います。



1992年に解散。残したアルバムは4枚と、やはり少な目ですね。2008年再結成。出世したMaxwell'sの後輩、ソニック・ユースと復活ライヴをしたそーで、 2011年には通算5枚目のアルバムを発表し、現在も活動中とのこと。ガンバ!

そして最後に紹介するのは、フィーリーズの別プロジェクトYung Wuの「Shore Leaves」というアルバムで、こちらもCoyote Recordsから発表されました。水滸伝のキャラクターから名前取ったバンド名は、ユン・ウー?ヤン・ウー?正確な発音は不明。ジャケットが中国の水兵さんらしき絵だし、狙った感がありますけど、これが大好きなんですわー。フィーリーズよりも好きかもよ。カヴァー曲が3つで、いかにもなニール・ヤング(パウダーフィンガー)と、おやっ?と思ったローリング・ストーンズ(チャイルド・オブ・ザ・ムーン)も良いですけど、一番ショーゲキ的だったのは、フィル・マンザネラの「ビッグ・デイ」ですね。オリジナルは「ダイヤモンド・ヘッド」に納められていて、マンザネラとイーノの共作。ハッキリいってオリジナルより断然こっちの方が好きっす!



そしてタイトル曲の「Shore Leave」もね。(頭髪の具合から)結構最近のものと思えるライヴ映像がありましたわ。



このアルバム、現在入手困難みたいですね。再結成フィーリーズがもうちょっと盛り上がったら、再発してくれるのでしょうか?早くリイシューして欲しいものです。



お読み頂きありがとうございました。
↓良かったらどれか1つポチお願い致しますm(__)m

blogram投票ボタン
ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村


関連記事
スポンサーサイト

タグ: NYパンク トム・ヴァ―レイン

テーマ:洋楽ロック - ジャンル:音楽

イーラーショシュ4作目とICIRI*PICIRIのエプロンドレス | ホーム | 再びのロベール・ドアノーとアーティスト達
Comment
こんにちは。
ヨ・ラ・テンゴがそんなに早く来日してたとは知りませんでした。小さなライブハウスで見るなんて、もう出来ないでしょうね。
抹茶アイスさんへ
そうですね。当時はそれほど貴重な経験になるとは、思ってもなかったのですが、、。


Trackback
この記事のトラックバックURL
http://notarinotariyoga.blog.fc2.com/tb.php/793-13df3dc7
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
ご訪問ありがとうございます
最新記事
最新コメント
カテゴリ
検索フォーム
最新トラックバック
ユーザータグ
フリーエリア
RSSリンクの表示
Web page translation
QRコード
QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。