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yuccalina

Author:yuccalina
自閉症の息子(14才)と、エンジニアの夫との3人暮らしのアラフィー主婦です。45才でヨガ指導者スクールを卒業し、現在地元で極々細やかな教室を開催。

一方、トランシルヴァニア(カロタセグ地方)の伝統刺繍、イーラーショシュのステッチを用いた雑貨『Yuccalina Erdő=ユッカリーナ・エルドゥ』の制作も行っています。

ミンネ・ギャラリーにて作品展示中。

ブログでは主にハンドメイド、ガーデニングに加え、10代から親しんできたロック音楽に、映画、本等について綴っています。

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2013/11/25 09:30 yuccalina

ジョン・ケイルのChild's Christmas In Walesとルー・リードの話

11月に入ると世間はクリスマス商戦で、スーパーマーケットにも赤と緑のディスプレイが目立ち始めました。ロック関連のブログを覗いていると、クリスマスソングやアルバムが紹介されているのを見て、ふと思ったのです。自分はこれまでに、どんなクリスマス音楽を聴いてたたのかなと。去年はブレイヴ・コンボのアルバムを紹介しましたが、他にも色々ありそうなんで、ボチボチと紹介していこうかと思います。

昔は好きなアーティストのクリスマスっぽい曲を集めて、自らテープを編集したりもしてたしたが、必ず入れていたのがこれ。



パリ 1919パリ 1919
(1998/02/25)
ジョン・ケイル

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ジョン・ケイルの「Child's Christmas in Wales」はアルバム「Paris 1919」に収録されています。ディラン・トーマスの詩から取ったフレーズも入ってるそうですが、彼の子供時代の思い出を綴った歌詞なんだとか。しかし、不思議な事にクリスマスもサンタクロースも出てこない詞なんですよ。ハロウィーンは出てくるのにね。その日の光景とか大人たちの様子を描いているのかな?曲調はほのぼの、間奏のオルガンがクリスマスっぽく優しい雰囲気で大好きです。

同アルバムからもう1曲。1988年の来日公演では、「Child's-」は演奏しなかったと思いますが、アルバムタイトル曲「Paris 1919」はとても盛り上がったのを憶えています。イントロのピアノを叩きだしただけで、観客が沸きました。



<1988年初来日時のチラシ>
johncale.jpg

ちなみに、ニコと共演した回もあったのですが、私が見たのは単独の方です。「Paris 1919」は第一次世界大戦後のヴェルサイユ条約を題材にした曲ですが、アルバムには他にも作家グレアム・グリーンとかシェイクスピアのマクベスとかをモチーフとした作品が収録されていて、流石に知性派って感じでしょうか。ジョン・ケイルはクラッシックの素養があり、現代音楽からキャリアをスタートした方ですが、70年代のニューヨークでCBGBやマックス・カンサス・シティといったアンダーグラウンドなライヴハウスで、様々なアーティストと繋がっていくんですね。パティ・スミスのファーストをプロデュースとか。私はジョン・ケイルを知ったお蔭で、聴いたアーティストが結構いますね。ケヴィン・エアーズ、ニック・ドレイク、クリス・スペディング、と、これだけでも彼の守備範囲の広さが出てるのかな?

さて、ジョン・ケイルと言えば外せないのがヴェルヴェット・アンダーグラウンドですから、やはりここでルー・リードに触れておきましょうか。10月27日の訃報には、追悼文を書かれてる方が多数いらっしゃいました。その昔アンディ・ウォーホルが他界した時、ジョン・ケイルと共に「ソング・フォー・ドレラ」というレクイエムを出したルー・リードも、見送られる時が来たのだなーと、感慨深いものがありました。

彼は若い頃同性愛の治療として、電気ショック療法を受けさせられ、大変な思いをしたことがあるそうです。同性愛はビョーキと信じられていた時代。ロボトミー手術を施して廃人同然にしてしまう暗黒病院とか、映画「カッコーの巣の上で」を思わせます。そんな経験を乗り越え、男性パートナーを連れて来日したこともあるルー・リードの最後を見送ったのはローリー・アンダーソンという女性でした。ローリーはいつもショートカットにスーツというマニッシュなスタイルでヴァイオリンを弾いてたので、レスビアンなのかなー?と思ってましたが、ルーとなら丁度バランス良かったのかな。ローリーは妻でありソウルメイトだったってことは、結局ルーは性別など関係なく「人間」を愛したってことなんかなー?

<ロバート・メイプルソープによるローリーのポートレイト-1987年>
rory.jpg

とか思いつつ、最後にルー・リードを一曲。勿論「トランスフォーマー」や「ベルリン」は聴きましたがどちらも後追い。やはりリアルタイムで聴いたものは印象が強く、私の場合は「レジェンダリー・ハーツ」です。



ロミオの心は伝説、ルー・リードの心もまたしかり。
(合掌)


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タグ: NYパンク 70年代 クリスマス ケヴィン・エアーズ

テーマ:クリスマスソング - ジャンル:音楽

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Comment
愛にはいろんな形がありますね。
昔、『苺とチョコレート』というキューバの映画を観たことがあるのですが、同性愛者の男性と普通の男の子との濃い友情が描かれていて、こういう関係の方が、単なる異性愛や単なる(?)同性愛より深いんじゃないか、と思ったことがありました。

クリスマス音楽は、いろいろ楽しいものがありますね。
> 昔、『苺とチョコレート』というキューバの映画を観たことがあるのですが、同性愛者の男性と普通の男の子との濃い友情が描かれていて、こういう関係の方が、単なる異性愛や単なる(?)同性愛より深いんじゃないか、と思ったことがありました。

「苺とチョコレート」私も見ました!岩波ホールでしたでしょうか?若しかしたらArianeさんの近くで見てたのかもしれない?と思うと何かドキドキしちゃいました。ホルヘ・ルイス・ボルヘスはかつて「性愛よりも友情の方が深くて神秘的」と語っていたような気がします。確かに現代では、性愛は多分脳科学的に説明出来そうですが、友情は難しいでしょうね。


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