プロフィール

yuccalina

Author:yuccalina
自閉症の息子(14才)と、エンジニアの夫との3人暮らしのアラフィー主婦です。45才でヨガ指導者スクールを卒業し、現在地元で極々細やかな教室を開催。

一方、トランシルヴァニア(カロタセグ地方)の伝統刺繍、イーラーショシュのステッチを用いた雑貨『Yuccalina Erdő=ユッカリーナ・エルドゥ』の制作も行っています。

ミンネ・ギャラリーにて作品展示中。

ブログでは主にハンドメイド、ガーデニングに加え、10代から親しんできたロック音楽に、映画、本等について綴っています。

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ユッカリーナのヨガ的雑記帳


2014/01/13 00:18 yuccalina

再びのロベール・ドアノーとアーティスト達

以前ちょこっと紹介したフランスの写真家、ロベール・ドアノーについて。

写真は全くの素人な私ですが、カッコいい写真のポストカードを集め始めたのは、表参道の某アパレル企業で事務をしていた22歳の頃です。近所のクレヨンハウスに昼休みや会社帰りに入り浸ってはポストカードを買い漁っていました。ちょっと足を伸ばしてスパイラルマーケットとか、オンサンデーズなんかも行ったでしょうか。会社には同年代でアート好きなデザイナーの女の子がいたり、色々と刺激を受けていた頃。そんな時に、友人と一緒に行ったのがロベール・ドアノーの写真展です。チラシがまだ手元に残っていました。場所はプランタン銀座で、一番有名な「市庁舎前のキス」が使われてますね。

<ロベール・ドアノー写真展のチラシと写真集>
art4.jpg

カメラの技術的な事など全く分からないし、どう見るべきかも何も考えずに、全て感覚的に受け取っていたあの頃。音楽を聴くのと同様に、浴びるように絵画展やら写真展にも足を運んでいたのでした。

で、前回紹介した写真集「子どもたち」と共に私が購入していたのが「ポートレイト」です。ドアノー写真集は全部で4冊発行されていた様で、残りは「パリ」と「パリ郊外」。市庁舎前のキスはきっと「パリ」に収められているのでしょうね。

ポートレイト ドアノー写真集 (3)ポートレイト ドアノー写真集 (3)
(1992/12)
ロベール ドアノー

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さて、私が思ったカッコいい写真とは、被写体が美しいとか、アングルがカッコいいだとか、そりゃあ、ありきたりのもんです。特に被写体のいでたちや雰囲気が一番気になります。「子どもたち」と「ポートレイト」を選んだのにはそんな理由があったんだと思います。ポートレイトはカメラマンと被写体との信頼関係が透けて見えるので、写真の背後にあるストーリーを想像するのが楽しかったり。

例えば、以前ファッション(ボーダー柄の話)で紹介したピカソのオチャメな姿とか、カメラマンにサービスしまくりな楽しさが伝わってきますわ。

<手を模したパンがラヴリ~>
border1.jpg

この本にはピカソを始め、沢山のアーティストや作家、俳優等の著名人が多数。そこで、これまで私が見てきた展覧会のチラシとかポストカードとコラボして、ちょっと遊んでみました。

先ずはアートカテゴリーで取り上げた、ベルナール・ビュフェと藤田嗣治。

art7.jpg
art6.jpg

偶然にも見開きで連続して載ってました。

そんで、お次はデヴィッド・ホックニー。

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当時は何も考えずに眺めてましたが、この二人って、ゲイのカップルですよね。左のおじさんは美術評論家のヘンリー・ゲルツァーラーというお方。お似合いです。

ピカソ同様にちょっとオチャメなレイモン・サヴィニャックは、自身のイラストと向かい合わせの構図。

art9.jpg

彼の広告イラストのハガキはポップで大好きです。こちらの写真も以前ファッションの記事で紹介してます(こちら)が、川崎市民ミュージアムの展覧会で、こんなことしてた私ですので、後で気が付いて親近感湧きまくりましたよ。

<1988年12月川崎市民ミュージアムにて>
IMG_0001_convert_20121127155658.jpg

そして、最後に気になったのがこちら。アーティストではありません。アドリエンヌ・モニエという女性は「モニエ書店」の店主。1920年代、美術と同様に文学の世界でも、世界中から作家達がパリにやって来た時代、ジェームス・ジョイスやらヘミングウェイやらフィッツジェラルドやらとの交流があったであろう彼女の1950年のお姿です。

art8.jpg

書棚に飾られた作家達の写真は、焦点がずれててるのですが、明らかにジョイスと思われるアゴ長丸メガネと、その上にポール・ヴァレリーがおります。

んで、思い出しちゃいました。ドアノーの写真を眺めてた頃、丁度20年代カルチャーにもハマってて、村上春樹訳のフィッツジェラルド本を沢山読みました。モニエの名前も20年代ジャズエイジカルチャーのムック本で知ったと思います。それ程入り込まなかったものの、ちょっとしたブームだったのです。この時代は写真が沢山残ってる訳で、フィッツジェラルド夫妻のも、当然見ましたよ。ゼルダって男の人生を狂わせる程の美女とは思えんなーとか、要らんこと考えてたのも写真の力によるものですね。

と言ったところで、一昨年の「密林の語り部」以来、文学に触れてないことに気が付きましたわ。そろそろ何か文学書を読んでみようかなー。って話がドアノーと全く関係なくなったところで、そろそろお開きにいたしやす。


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タグ: フランス

テーマ:写真 - ジャンル:学問・文化・芸術

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