プロフィール

yuccalina

Author:yuccalina
自閉症の息子(14才)と、エンジニアの夫との3人暮らしのアラフィー主婦です。45才でヨガ指導者スクールを卒業し、現在地元で極々細やかな教室を開催。

一方、トランシルヴァニア(カロタセグ地方)の伝統刺繍、イーラーショシュのステッチを用いた雑貨『Yuccalina Erdő=ユッカリーナ・エルドゥ』の制作も行っています。

ミンネ・ギャラリーにて作品展示中。

ブログでは主にハンドメイド、ガーデニングに加え、10代から親しんできたロック音楽に、映画、本等について綴っています。

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ユッカリーナのヨガ的雑記帳


2013/11/05 13:39 yuccalina

ファミレスでの出来事と人の心が読める?

週末に親子3人、行き付けのサイゼリヤで昼食を取っていた時の話です。その日は午前中に予定外の事があり、入店前からトモローはちょっとゴキゲン斜めでした。それでも、最近は料理が出てくれば、一端怒りを引っ込めるという技?も使うようになったので、何とかなるだろう、と思っていました。

<サイゼリヤでの食事はいつも落ち着いてるのですが、、。>
tomoro273.jpg

席につくと「ウ~!」とうなり声をあげて、隣に座ってる私につかみかかってきましたが、まー、想定内のリアクション。そのうちに料理が運ばれてきたので、トモローも大人しく食べ始めました。ところが、食べながらも、急に「ウ~!」と唸って私につかみかかること2度3度、中々落ち着いてくれません。今日は一体どーなっとるんやー?と思ってたのですが、パパがドリンクを取りに席を立った時に、その謎は解けました。ファミレスではいつも、私とトモローが並んで座り、パパは丁度その間に向い合わせて、正三角形を描くような形なのですが、パパと背中合わせに座っていた隣席のジイサンが、体ごと振り返って、かなりぶしつけにこちらを見ていたのです。連れのもう一人のジイサンと2人で、ジロジロと視線を送っていました。パパが座っていた時は、私からは全く見えなかったのですが、トモローはずっと気にしていたのでしょう。

これだったんか~!と思った瞬間、私は「見てんじゃねーよっ!」と声には出さなくとも、ガンを飛ばす様にジイサン達を睨みつけていました。それはもう、殆ど反射的にそうしてしまったのです。私の睨みが効いたのか、それから彼等がこちらを見なくなりました。トモローには「ママが追っ払ったから、もう大丈夫だよ」と言うと、安心したのか、落ち着いて食事を続けることが出来ました。

きっと彼等には、子供の躾が悪い上に逆ギレしたろくでもない母親と思われたことでしょうが、私にとってはどーでも良い人達からどう思われようと、どーでも良いことです。トモローが辛いのを助ける方が大切ですから、睨んだことは全く後悔していません。トモローには後で「あんなジイサン気にしなくていいんだよ。あの人達はトモローがどんなに頑張ってるか、何も知りやしないんだからね。言いたい事を言えず、恐いことがいっぱいあって、出来ないことも多いけど、トモローが頑張ってるのは、パパとママが分かってるからね。」なーんて、話をしてみました。

犬が犬好きの人間を見分けて、尻尾を降ってきたり、逆に吠えかかったりするように、トモローも自分に好意を持った人を見分けている、という話をかつてしたことがあります。小さい頃は老若男女問わず、自分に好意を寄せていそうな人間とは、いつの間にか手を繋いでたり、ハグされてたりして、ビックリしたことがあるのですが、体が大きくなってきた今では、やはり変な目で見られることばかりです。トモローは、そういうストレスに日々晒されているのだな、と実感した出来事でした。こんな風に嫌な気持ちになることは、今後さらに増えていくと思いますが、分かってくれてる人もいるんだよ、と伝えていくしかないんでしょうね。

そういえば、自閉症児の親同士で、話題になったことがあるのが、どうも親の考えてることをお見通しなのではないか?ということ。あるママが自閉症の娘が中々言うことを聞いてくれず、頭にきて「こいつ殴ったろかー!」と、思った途端に娘が「おかーさん、私を殴らないで!」と言ったとか。また、別のママが「夕飯はハンバーグにしようか、カレーライスにしようか」と迷ってたら、息子が急に「僕はカレーライスが良いなー」と言ったので驚いたとか。どちらのママも言葉に出さなかったのに、見透かされた様な反応をされて、ビックリしたそうですが、この手の話は結構多いみたいですね。

トモローの場合は、全く喋れないのでちょっと違うのですが、3歳頃にこんな事がありました。ファーストフードで順番待ちしていた時に、近くにいたベビーカーの赤ちゃんをふと見ると、とっても可愛いかったので、「あらー、可愛い赤ちゃんだわねー」と私が思った途端に、トモローはツカツカとベビーカーまで歩いてって、その赤ちゃんの頬っぺたを引っ張ってから、フエーンと泣き出したのです。トモローの手の力が弱かった為か、赤ちゃんは泣きもせずに、キョトンとしていたので助かりましたが、かなり焦りました。もしや、思ってることが全部伝わってるの?試しに、トモローが一番可愛いに決まってるじゃん。心配しなくて良いのに~と思ってたら、何か納得したみたいなんですよね。そう言えば、レスパイトサービスにお迎えに行くと、いつもドアの前で待っていて、スタッフさんから「いつも、車の音が聞こえないうちから、そわそわしてるんです。近くに来てるのが分かるみたいですね。」と言われたこともありましたっけ。ワンちゃんがご主人様の帰りを分かってるのと、同じ感覚なんでしょうか。

<記事とは関係ないけど、寝グセの髪がイケてたのでパチリ>
tomoro274.jpg

しかし、トモローが荒れてる時って、彼の出来ないことやダメなところばかりが気になって、「もう嫌だ、こんな子!」と思ってる時ばかりな気がします。私のネガティヴな感情を受け取ってるのかもしれませんね。勿論直すべきところを注意するのは大切ですが、そればかりになって追い詰めて、トモローを不安に陥れていないか、気を付けようと思います。

そう言えば、トモローに薬を飲ませろと言ってたパパが、サイゼリヤの一件で「怒ったり泣いたりする理由をもっと分かってやらなきゃいかん」、という方向に向いてきた様で、これは思わぬ収穫でした。まー、何事も一長一短ですね。そして、意味があるんだなと実感したのでした。


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Comment
相手の言動に敏感なことはウチの長女にも感じますねぇ。
毎日のように会ってるママ友とはあいさつもできなかったりしますが
何年もあっていなかったジジババには数分で打ち解けていたりします。
乳幼児のように純粋だからこその感受性なのかなと思っていました。
誰もいないはずなのに「誰かいる」と言われたときは怖かったですけど(笑)。
> 乳幼児のように純粋だからこその感受性なのかなと思っていました。
感じる力は確かに強いなーと思いますねえ。

> 誰もいないはずなのに「誰かいる」と言われたときは怖かったですけど(笑)。
そう言った話もよく聞きます。ウチの場合は喋れないのでハッキリしませんけど。
こんにちは。
初めて(だったと思うのですが・・汗)コメントさせていただく、まーさんです。

ユッカりーナ様の記事を読み、すごく心動かされました。大の大人でも、ぶしつけで失礼な人は、この世にたくさんいるのですね。とても残念で、悲しくなりました。そんな中でも、ユッカリーナ様と息子さまが、とても素敵な毎日を過ごされていらっしゃるご様子が、ブログから伝わってまいりまして、思わずこうしてコメントを書かせていただきました。

息子さま、とっても感性が鋭くていらっしゃるのですね^^それは天から授かった、すごい才能なのだなあと思いました。もしかしたら大昔の人間は皆持っていたかもしれない、テレパシーのような能力を、現代でも持ち続けているのが息子さまなのですね。

ユッカリーナ様の様な方の元に生まれて、息子さまはとてもお幸せだなあと思いました。

素敵なこちらのブログに、また訪問させていただきたいと思います。よろしくお願いします(^^)


こんばんは 子供の感受性はほんと豊かだし 子供は素直な分繊細だから、、、親はみすかされてたりします、、だれかいる、、みたいな話うちもありますよ

前の結婚相手の父は結婚したときもうすでに他界してましたが ある時、娘をだっこして 大きな鏡の前にいたら、、娘が指さして「あそこにおじいちゃんいる、、」って、、さーって背筋が寒くなりました
初めまして、コメントありがとうございます。

私の立場から、私の都合で書いた記事ですから、相手のご老人達にとって、私達はとても迷惑な親子だったんだと思います。お店の人から「お引き取りを」と言われる程息子が騒いでいたなら、とっくに店を出ていたとは思いますが、それも私の判断基準ですから、ちょっとの騒音でも耐えられないタイプの人達だったのかなー?と思う事にしました。

暖かいお言葉を、ありがとうございました。
お忙しい中コメントありがとうございます。
障害とは関係なく、子供にしか見えないもの、ありそうですね。
普通の子は大人になると共に、その感覚が段々と減って行くのでしょうか。ウチの息子はずっとこんな感じなのかも。
トモロー君の気持ちは良くわかります。
でも、僕より感性が強いと思いました。

サイゼリアのじじぃたちの顔つきは想像しただけで腹立たしくなります。

僕が同じ立場ならじじぃたちに抵抗したと思います。
障害者にもプライドがあるような気がします。
自分を守るためのプライドはあるのかなと。

トモロー君は怒ったのは当たり前ですよね。

サイキックな能力がありそうな感じがします。
「予感」「直感」「六感」「霊感」がありそうなトモロー君に思えました。
すごいですね。
貴重なご意見をいつも有難うございます。

> 障害者にもプライドがあるような気がします。
> 自分を守るためのプライドはあるのかなと。
きっとそうでしょうね。

> サイキックな能力がありそうな感じがします。
> 「予感」「直感」「六感」「霊感」がありそうなトモロー君に思えました。
実は私自身も、予知夢を見て、その通りになったことがあります。


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