プロフィール

yuccalina

Author:yuccalina
自閉症の息子(14才)と、エンジニアの夫との3人暮らしのアラフィー主婦です。45才でヨガ指導者スクールを卒業し、現在地元で極々細やかな教室を開催。

一方、トランシルヴァニア(カロタセグ地方)の伝統刺繍、イーラーショシュのステッチを用いた雑貨『Yuccalina Erdő=ユッカリーナ・エルドゥ』の制作も行っています。

ミンネ・ギャラリーにて作品展示中。

ブログでは主にハンドメイド、ガーデニングに加え、10代から親しんできたロック音楽に、映画、本等について綴っています。

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ユッカリーナのヨガ的雑記帳


2013/10/11 08:30 yuccalina

ベルナール・ビュフェ、フランソワーズ・サガンと立花ハジメ

芸術の秋だから、と言う訳でもないのですが、先日の藤田嗣治に続き、大好きな画家について書きたいと思います。私はアートもデザインも、特別に教育を受けてはいませんので、ゲージツを語る時はあくまでも自分の思い込みと感覚のままに書きますことを、先にお断りしておきます。ま、音楽にしろ映画にしろ、何を書くにも同じことではありますが。

で、ベルナール・ビュフェです。20才過ぎに知りました。若い頃だったからこそ、ハマった様な気がします。黒い直線が強調され、風景も、人物も、静物も、全てが細く鋭くソリッドに描かれ、若々しいエネルギーを感じます。逆に言えば、少しヒンヤリと冷たいとも言えますね。

後で知ったのですが、ビュフェは幼くして最愛の母を亡くし、父とは疎遠で孤独な少年時代し、その不安感をカンバスに描いたと言われているそうですが、まだ敏感で傷付きすい年頃だったからこそ、惹かれるものがあったのでしょう。何だかカッコ良くねー?と飛び付いたユッカリーナは、その後23歳で初めての一人旅に出ました。行き先は三島にあるベルナール・ビュフェ美術館。インターネットも無い時代、雑誌や書物で情報を集め、ホテルの予約電話にドキドキし、心は不安で一杯なのに、どこかでワクワクと高揚感が混在する、とっても不思議な感覚。それが、その後ヨーロッパを一人旅するきっかけになったのは間違いありません。

<ビュフェ美術館にて1988年4月>
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ホテルのチェックイン&アウトの仕方もよく分からなくて、フロントでオドオドしたのも懐かしい思い出ですが、話はビュフェでしたね。入り口にスカラベの彫像が配置され、特徴的な鋭く細長いサインが施された白壁の建物です。当然館内は撮影禁止でしたが、ミュージアムショップで、ポストカードを山ほど買って帰りました。

それと、こちらは当時スチュワーデスをしていた姉が、パリの美術書店で購入してきてくれた画集です。

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ボックスに入った2冊セットのアンソロジーは、かなり見応えあり。

姉は10キロ近くあるこの画集を、手荷物のバックに入れて、大事に持ち帰ってくれました。その時はちょっと感動してしまったのを、よく覚えています。この中で好きな作品は、妻アナベルを描いたシリーズです。

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見てお分かりになる方も、いるかもしれませんね。シンプルな服装でもキリリとした、私の憧れの女性像に近いからかも?

<こちらは美術館で購入したポストカード(一部)>
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人物像もあくまで細く鋭く描く画風が、20代の私の感覚にピッタリと、マッチしてたのかもしれません。そうそう、あの頃はルノワールの裸婦像が嫌いでした。あのダブダブの体が許せなかったのでしょう。

そう、若い頃は、自分の価値観と合わないと見れば、残酷に切り捨てようとして、いわゆる尖っていた私。そして、若さの残虐性を描いたフランソワーズ・サガンの小説「悲しみよこんにちは」の文庫本は、ビュフェの絵がカバーになっていました。残念ながら、新訳版はカバーが変わってしまいましたが、その他の朝吹登水子訳の作品は、今でもビュフェのカバーの様です。多分、小説の為に描かれた作品ではないと思いますが、ビュフェとサガンは親交があり、彼女が交通事故後に麻酔で薬物中毒になった話「毒物」の表紙絵と挿し絵は、ビュフェ
よるものでした。

<この他にもビュッフェの絵が表紙の文庫本は多数アリ>
ブラームスはお好き (新潮文庫)ブラームスはお好き (新潮文庫)
(1961/05/12)
フランソワーズ サガン

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ちなみに訳者の朝吹登水子さんは、芥川賞作家朝吹真理子さんの大伯母にあたる方です。

さて、フランソワーズ・サガンで思い出したのがこの曲。



立花ハジメの「Modern Things」はアコースティックとエレクトリックと2バージョンあったと思います。私はホントはアコースティック版が好きなんですが、こちらしか見つかりませんでした。歌詞にフランソワーズ・サガンが登場するのは、モダーンな人の代表として、彼がファンだったのか、それとも単に音的にあってたからだけなのか、定かではありませんが、音作りは80年代において最先端だっかたも?

確か音響メーカーのCMで使用されていた曲「AB1013」も好きでしたよ。



ちなみに私は特にYMOファミリーのファンではなかったのですが、立花ハジメのルックスがメチャクチャ好きでした。細く尖った顎といい、スリムな体型といい、正にベルナール・ビュフェの人物画に出てきそう?

と、話がビュフェに戻ったところで、そろそろ話を閉じようかと思いますが、最後に、自身が尖ってた20代の私は、見た目も尖った男性に惹かれていました。当時の理想の男性は芥川龍之介。私のダンナの顔を知ってる人には、信じられ~~ん! ことでありましょう。自分でも、ブラマヨ小杉の顔が可愛いと思える日が来るとは、夢にも思っていませんでしたよ。


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タグ: フランス

テーマ:art・芸術・美術 - ジャンル:学問・文化・芸術

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Comment
アコースティックバージョンは確か、12インチシングルに入ってたと思います。
手塚治虫のイラストのカラーレコードだったような、、。
ありましたね。手塚治虫イラストが入ったホワイトのレコード、憶えています。


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