プロフィール

yuccalina

Author:yuccalina
自閉症の息子(14才)と、エンジニアの夫との3人暮らしのアラフィー主婦です。45才でヨガ指導者スクールを卒業し、現在地元で極々細やかな教室を開催。

一方、トランシルヴァニア(カロタセグ地方)の伝統刺繍、イーラーショシュのステッチを用いた雑貨『Yuccalina Erdő=ユッカリーナ・エルドゥ』の制作も行っています。

ミンネ・ギャラリーにて作品展示中。

ブログでは主にハンドメイド、ガーデニングに加え、10代から親しんできたロック音楽に、映画、本等について綴っています。

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ユッカリーナのヨガ的雑記帳


2013/09/17 08:05 yuccalina

ビートクラブdeロックな話(12)~The Who "Tommy Special"

伝説のロックTV「ビート・クラブ」(ドイツ・ラジオブレーメン製作)のDVD BOX2から、数曲チョイスして紹介しているシリーズの12回目です。第47回放送分(1969年)の収録内容は以下の通り。

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(2011/10/12)
オムニバス

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Disc 4-3 : Beat Club No.47(1969年)
Artist : Title

Maurice Gibb & Lulu, Barry Gibb
Fat Matress : Naturally
The Who : Tommy Overture/Pinball Wizard*
The Who : Tommy Can You Hear Me/Smash The Mirror*
The Who : Sally Simpson*
The Who : I'm Free*
The Who : Tommy's Holiday Camp/We're Not Gonna Take It*
Blind Faith : Sea Of Joy
Isle Of Wight Festival 1969
Fat Matress : Mr. Moonshine
Fat Matress : Magic Forest
(*印は今回紹介する項目。タイトル無しのアーティストはインタヴューまたは紹介VTR等。)


Fat Matressはジミ・ヘンドリックス・エクスペリエンスのベーシスト、ノエル・レディングが率いるバンド。Blind Faithの「Sea Of Joy」も大好きな曲だし、ワイト島フェスティヴァルのニュース映像等々、今回も興味深いものが多いのですが、やっぱりThe Whoの「Tommy」について書いておきます。このビートクラブという番組の作りも、変化が見えてきました。この回から、アーティスト特集が始まったようです。





<こちらはフルアルバムです>


幼少期の事件がキッカケで三重苦に陥った少年トミーが、ピンボールによって開眼するというストーリーにそった楽曲が並ぶコンセプトアルバムですが、私は今回初めて通して聴きました。フーと言えば60年代のイメージが強かったのですが、オーケストラとの共演とか、先進的な事をしてたんですね。数曲演奏した間に、ピート・タウンゼンドのインタヴューが挿入されていたのも面白かったです。ドイツ語の同時通訳でなく、字幕でしたので、ちょっとだけ聞き取れました。先ず大前提として、「トミーはFairy Tale=おとぎ話だ」と言い切りました。ピートの人格も反映されてはいるのでしょうが、自分自身のヒストリーではないと。

そして、彼が矢鱈と使っていたワードに「High Level Consciousness=高次元の意識」があります。トミーは人間のエゴや欲望から解放された、高次元の存在となる過程に、「I'm Free」という曲があるのかしらん。とうっすら見えてきました。

インタヴュー中はうつむいて爪を噛んだり、口ごもってたかと思うと、急に雄弁に語りだしたり、情緒不安定なピート青年。ひとたびギターを持つと別人みたいに神々しくなるとこも、トミーがピンボールで人間性を開花させるのと重なってるんでしょうね。そうそう、「Pinball Wizard」の歌詞に

Showbiz means pinball

という印象的なフレーズ。ショービジネスに身を置く人間として、達観してるとこがありそうです。

そんな彼の心のよりどころだったのが、メヘル・バーバーというインドの神秘家、霊的指導者だそうです。ヨギーではないようですが、多分、ピートの言うHigh Level Consciousnessは、瞑想から三昧(サマディー)に至る為の要素ではないかと思われ、バーバー師の影響によるものなのでしょう。バーバー師はドラッグを否定していたそうです。詳し事は分かりませんが、ドラッグによる幻覚と瞑想の区別もついていなかった時代には、画期的な事だったと思います。ピートがドラッグで身を滅ぼさなかったのも、このバーバー師のお蔭なのかもしれませんね。

などと言った背景を思うと、自分がヨガを学ぶ身となってから、このアルバムと出会ったのにも、何やら縁を感じてしまいます。まー、ピートのバックグラウンドを踏まえても、踏まえなくても、このアルバムはサウンド的にカッコイイ楽曲が揃ってますけどね。

その後1975年にケン・ラッセル監督、主演ロジャー・ダルトリーで映画化され、こちらのサウンドトラックも面白そうです。エリック・クラプトンがカルト教団の伝道師役ってのも、興味津々。見てみようかしら。また、Tommyのベストパフォーマンスとして知られる、映画「ウッドストック」はDVD持ってるんで、見直してみようかと思っています。と言ったところで、また次回に。

<追記>
フレさんのブログでアルバム「Tommy」の記事がアップされましたので、リンクさせて頂きまーす。

The Who - Tommy 「ロック好きの行き着く先は・・・」より

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タグ: 60年代 70年代 イギリス ヨガ

テーマ:60年代から70年代のPOPs & ROCK - ジャンル:音楽

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Comment
こんにちは!
今回も面白い面々が並んでいますね。
ザ・フーは「マイ・ジェネレーション」くらいしか記憶にありません。
ストレートなロックのイメージがあったのですが、
「トミー」のようにコンセプチュアルなものもあるんですね。
ザ・フーも聴きこんでみたくなりました。
私も「トミー」の存在は知っていたものの、今回初めて聴いてみて、新鮮に感じました。
そう言えば映画「さらば青春の光」もピート・タンゼンドの原作でしたっけ?歌詞の内容とかも、結構深いものを感じます。
これはこれは…って思ってトラバしとこ〜って思ったら自分、Tommyはまだ書いてなかったことに気づきました(笑)。もうね、その辺、最強ですよ、是非是非独自解釈も含めてトライしてみてください。凄いですから♪「さらば青春の光」=「四重人格」です。これもまた、ってかこっちのが凄い。
映画版Tommyは…全体の物語を理解するには早いと思いますが、映像が好きになれるかどうかがあるので音からの方をお薦めします。ただ、アルバムの歌詞だけでは到底何言ってるかわかんないので補完として映画を…という感じでしょうか。個人的には1993年のブロードウェイでのTommyが完成度高いと思います(CD出てます♪)
西のモッズ・ヒーロー
東のモッズ・ヒーロー
共にとても好きなバンドです
フランプトンが抜けてからのハンブル・パイはいかついイメージがありますねえ
フランプトンはロニー・レーンの役回りだったのでしょうかねえ
フーでおもしろいのはセカンド・アルバム「ア・クイック・ワン」ですねえ、オススメです
ベストアルバムもオススメします
フーのシングルはハズレ無しです^^
> 映画版Tommyは…全体の物語を理解するには早いと思いますが、映像が好きになれるかどうかがあるので音からの方をお薦めします。

映画版も数曲YouTubeで見て、結構好きかもしれません。ロックスター達もさることながら、私はジャック・ニコルソンが好きなんですよね。
> フーでおもしろいのはセカンド・アルバム「ア・クイック・ワン」ですねえ、オススメです
> ベストアルバムもオススメします
> フーのシングルはハズレ無しです^^

そうですね。60年代のビデオクリップとか、結構あちこちで見たことあります。




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The Who - Tommy (1969)  これまで色々なアルバムを聞いてきたけど、3桁に近いくらい聴いたアルバムとなるとそんなに多いものではないだろう。大抵の人はそんなアルバムすら存在しないと思うし、あっても何枚か程度しかないんじゃないかな。自分はどうなんだろ?とふと思い浮かべてみてももちろんロック王道のバンドから思いつくが、それでも全部のアルバムがそうというワケでもないから...
  • posted by ロック好きの行き着く先は…
  • 2013/09/21 22:00
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