プロフィール

yuccalina

Author:yuccalina
自閉症の息子(14才)と、エンジニアの夫との3人暮らしのアラフィー主婦です。45才でヨガ指導者スクールを卒業し、現在地元で極々細やかな教室を開催。

一方、トランシルヴァニア(カロタセグ地方)の伝統刺繍、イーラーショシュのステッチを用いた雑貨『Yuccalina Erdő=ユッカリーナ・エルドゥ』の制作も行っています。

ミンネ・ギャラリーにて作品展示中。

ブログでは主にハンドメイド、ガーデニングに加え、10代から親しんできたロック音楽に、映画、本等について綴っています。

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ユッカリーナのヨガ的雑記帳


2011/06/18 09:14 yuccalina

『HoSoNoVa』―洒脱な大人の音楽

久方ぶりに新譜のを買った。偶々入ったお店でかかっていた、『HoSoNoVa』。細野晴臣さんがボサノバの曲に取り組んでいる話を聞いた、ライターの川勝正幸さんの一声から、このタイトルが生まれたそうだ。

<とにかくカッキ―なー、大人の男だぞ!>
HoSoNoVaHoSoNoVa
(2011/04/20)
細野晴臣

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私は細野さんの“うっすらとした”ファンに過ぎない。YMOのCDは1枚も持ってないが、はっぴいえんどの『風をあつめて』が好きで、カラオケで歌ったりもするし、バブル期にワールドミュージックにハマった時は、ソロアルバム『はらいそ』を愛聴していた。彼は映画音楽も沢山手掛けているが、私はその中で、アニメの『銀河鉄道の夜』、ビートたけしがマタギを演じた『ほしをつぐもの』そして、オダギリジョーがゲイの青年を演じた『メゾン・ド・ヒミコ』を見ている。

また、松田聖子のファンではなかったが、彼女の曲で一番好きなのは、細野さん作・編曲の『天国のキッス』だったりする。その音楽活動を全て網羅してはいなくても、彼がジャンルの垣根を、いとも軽やかに飄々と越えているのは、十分に感じとる事が出来た。一番印象深く私の記憶に残っている細野さんは、20何年か前のNHK教育『YOU』という、糸井重里さん司会のトーク番組に、YMOがゲスト出演した時の事だ。既に世界的成功をおさめていた彼らだったが、細野さんはYMO以前から、つーかそれは音楽を始めた最初っから、「世界を意識して作っていた。」と至極淡々と述べていたのだ。そして後に『はらいそ』を聴いた時に、私はその言葉に改めて納得したのだった。

話を『HoSoNoVa』に戻そう。全12曲中5曲が、古い映画のナンバー『RAMONA』や『SMILE』(モダン・タイムス)、ホーギー・カーマイケルの『LAZY BONES』、といったカヴァー曲で、残り7曲は細野さんの曲だが、違和感なく混じりあっているのが凄い。曲調はボサノバを始め、ワルツ、カントリーブルーズ、ジャズにロッカ・バラードと様々だが、全てミディアム~スロー・テンポのアコースティックな曲が並ぶ。カフェでゆったりお茶でも飲みながら聴きたい曲ばかりだ。私は細野さんの声が好きだ。落ち着いた低音だけど、程よく力が抜けて粘っこさの無い乾いた感じが、サラッと耳に心地が良い。歌詞が英語だろうが、日本語だろうが、何の隔たりも無く細野さんの歌なのだ。

ライナーノーツには、曲毎に彼自身の解説が丁寧に施されているのが嬉しい。そこには自身の作品への拘りと言うよりも、カヴァー曲への愛情や、影響を受けたミュージシャンへの敬意と共に、ここに至るまでの道程が、至極淡々と語られている、といった感じだ。気負わずにマイペースで自分の音楽を追求しながら、随所に遊び心が感じられる大人の男の音楽だと思う。

オリジナル曲の一つ『悲しみのラッキースター』の解説に、偶然にも、私が愛聴しているマルティニーク島のミュージシャン、KALIの名前が出てきたのは嬉しかった。ここ数年、夏になるとよく聞いていたのが、KALIの『RACINES』と、ボサノバ風の曲が並ぶARTO LINDSAYの『O CORPO SUTIL (THE SUBTLE BODY)』であったが、今年からこの『HoSoNoVa』が加わるのは間違いない。

<マルティニーク島の伝統音楽を蘇らせたKALI>
ラシーヌ VOL.1&VOL.2ラシーヌ VOL.1&VOL.2
(2005/04/24)
カリ

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<'70年代の末『No New York』で前衛的な音楽をやっていたArtoが原点回帰したアルバム。
坂本龍一がピアノで参加している>

The Subtle Body (O Corpo Sutil)The Subtle Body (O Corpo Sutil)
(1996/07/23)
Arto Lindsay

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テーマ:お気に入り&好きな音楽 - ジャンル:音楽

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Comment
私も細野さん好きです。高田漣さんのマンドリンが良い味出してますね。


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