プロフィール

yuccalina

Author:yuccalina
自閉症の息子(14才)と、エンジニアの夫との3人暮らしのアラフィー主婦です。45才でヨガ指導者スクールを卒業し、現在地元で極々細やかな教室を開催。

一方、トランシルヴァニア(カロタセグ地方)の伝統刺繍、イーラーショシュのステッチを用いた雑貨『Yuccalina Erdő=ユッカリーナ・エルドゥ』の制作も行っています。

ミンネ・ギャラリーにて作品展示中。

ブログでは主にハンドメイド、ガーデニングに加え、10代から親しんできたロック音楽に、映画、本等について綴っています。

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ユッカリーナのヨガ的雑記帳


2013/05/28 08:45 yuccalina

ロックとファッション~ニューヨークパンクとジョニー・サンダースに纏わるエピソード

ほぼ毎週金曜日に入ってくるユニクロの折り込みチラシを見ながら、ロックTシャツがこんなに安く簡単に手に入るなんて良い時代だな、とか思ってるブログ主です。そう言えば前にもファッションの話で、昔原宿の裏通りの店とかでしか買えなかったモッズコートも今じゃ近所のRight-onで買える、なんて話を書きましたっけ。ただ、それがロック音楽でなく単にロック風ファッションが浸透してるだけで、別に根性入れて着てなかったら、ちょっと寂しい気もします。私にとってファッションは、生き方と結び付いていて、それがロックとも深く関わってきたものですから。今現在も、「Dream of Life」の頃のパティ・スミスと同じ髪型にすべく、髪を伸ばしてる懲りない人間なのさっ。

ってな訳で、ジョニー・サンダースの事を書こうかと思い立ったのは、こんなファッションアイテムがきっかけ。先日私物を整理していて出てきたのが、このシャツの襟につけるカラーチップスです。子供の頃から物を捨てるのに余り躊躇いが無い私が、態々取っておいた物には、大抵深い思い入れがあったりします。このウエスタン・ファッションのアイテムの影にあるのは、多分、ジョニーだったのではないかと思ったのです。特にウエスタンに凝った記憶は全然ないのですが、彼がこの手のスタイルをしてたなーと。ジョニーが実際にカラーチップスをつけてる写真は、残念ながら見つからなかったのですが、大きなバックルのウエスタン調のベルトとか、愛用してましたよね。そう、私にとってカラーチップスは、ウエスタンアイテムでなく、ロックアイテムなのでありました。

fashion11.jpg

ちなみに、左下のは旅先のロンドンで買ったもの、右下はどこかのアパレルブランドのもの、そして、上段の2品はどこか裏原宿(私の時代にはそんな呼び方なかったけどね)の店で購入しました。ただし、それはピンクドラゴンではなかったと思います。

しかし、私はこのカラーチップスを買ったものの、あまり頻繁には身に着けた記憶がありません。それは多分ジョニーの音楽と自分との距離感に関係していそう。私はこのブログの中で、パティ・スミストム・ヴァ―レイン、リチャード・ヘルについて書いてきましたが、私にとってジョニー・サンダースって、やはり“トム・ヴァ―レインが率いたテレヴィジョンの元メンバーだったリチャード・ヘルと一緒にハートブレイカーズを結成した人”でした。先ずはトム・ヴァ―レインありきで、彼の音楽にドップリ浸かったしていた訳ではなかったのでしょう。それでいて、どこか不良に憧れるように、ファッションは真似してみたかったのかしら?トムはいつもヨレヨレのTシャツにジーンズだったから、真似しようがなかったのも事実。対照的にジョニーはいつも襟の付いたシャツを着て、首もとにスカーフ巻いたりしてましたっけ。

等と思い出に浸りつつ、さらに持ち物チェック。ROIRというNYパンクのカセットをリリースしていたレーベルがあったのですが、私が所有してるのは下の3本でした。

roir.jpg

左から、現在ではCD化されているテレヴィジョンのライヴ、NYパンクのシングルを集めたコンピレーション、そしてリチャード・ヘルの未発表曲集。やっぱニューヨークドールズも、ソロになってからのジョニーのカセットも持っておりませーん。同時代に同じ場所(CBGBやMax's Kansas Cityとか)で活動していましたけど、トムとジョニーではファッションだけでなく、音楽性も何気に違ってましたよね。

、、てな具合に、魅かれつつも浸りきれなかったジョニー・サンダースではありますが、私が一番ハマったアルバムは全編アコースティックの「Hurt Me」でした。タイトル曲がリチャード・へルとの共作、というのも大きなポイント。ここでも、私にとってのジョニーはやはりテレヴィジョン繋がりだったんですよね。シド・ヴィシャスに捧げた「Sad Vacation」やP.F.スローンのカヴァー、「Eve of Destruction」も大好きでした。原曲が聴きたくて、スローンのアルバムまで買いましたから。全体を通して、物悲しいメロディと歌声にグッときたのです。その次によく聴いたのが、同時期リリースの「In Cold Blood」だったでしょうか。ブッカ―T&MG'sのカヴァー「Green Onion」が格好良いなーと好きになり、何年か後に映画「ブルースブラザーズ」を見て、作者のスティーヴ・クロッパーの事を知ることになりました。という意味でも、ブルーズの入り口になった結構重要なアルバムであったかもしれません。

<この動画ではカラーチップス付けてますね!>




さて、私がたった一度だけ見たジョニーのコンサートは、1986年7月7日の日本青年館ホール。記憶にずっと残っていたのが、会場に流れるコーザノストラのBGMとともに、メンバーが登場したオープニングと、バンドメンバーを下げて、ジョニーが一人アコースティックセットで弾き語りしてくれた場面です。

<半券が残ってるので行ったのは間違いない>
IMG.jpg

きっと「Hurt Me」 への入れ込みが強すぎたのでありましょう。私は自分の好きな「Hurt Me」「Eve of Destruction」と「Sad Vacation」の3曲を、そのライヴで聴いたとずっと思い込んでいました。今回のエントリを書くにあたり、そのライヴについてブログで書かれてる方を見つけ、ライヴ音源をお持ちということなので、コメント欄で質問してみたことろ、何とどれも演奏してなかったんですよね。人は忘れる生き物ですなー。このように記憶がかなり曖昧なのも、正直なところ、ジョニーの入れ込み方が半端だったからでしょうね。信奉者の皆様ごめんなさい。

この勘違いの裏には、アルバム「Hurt Me」が好き過ぎたことと、もう1つ原因がありそうです。ジョニー来日の86年から88年の間に見た、NYパンク絡みのコンサートを下に揚げてみますね。

87年3月 スーサイド(ライブイン)
87年5月 トム・ヴァ―レイン(よみうりホール)
88年3月 ジョン・ケイル(PARCO劇場)
88年5月 レニー・ケイ(六本木インクスティック)
88年9月 ジョナサン・リッチマン(クラブクアトロ)

トム・ヴァーレインに関しては、元々扱いが別格でした。出待ちして握手してもらったり、雑誌の記事等の記録もちゃんと残っています。その他では、ジョン・ケイル、レニー・ケイ、ジョナサン・リッチマンの3組には共通点があります。それは、会場が小さかったことと、皆サポートなしの完全に単独のパフォーマンスだったことです。唯一、レニー・ケイのライヴでは、アンコールで客席にいた鮎川誠が飛び入りする場面がありましたけど。兎に角、たった一人の舞台で、生身の人間が作り出す各々の音と歌に、心が揺すぶられたのでした。ジョニーの公演でも、一人でやった部分が強く印象に残ったのは、多分この3アーティストのパフォーマンスに引き摺られたところがあったのだと思います。上の半券を見るとジョニーのライヴん時の席はJで前から10列目。結構近くで見たのは確かですが、日本青年館は結構な広さのハコだったのにも関わらず、私の記憶では何だかどっかのライヴハウスで見てた感じになっちゃってました。

とか何とか、色々と言い訳を書きつつも、久しぶりに「LAMF」なぞ聴いてみましたよ。きっと「Born Too Lose」や「Chinese Rock」でノリノリだった筈でしょー?とばかりに、記憶を辿ってみよーかと。んー、しかし、私がやっぱ一番好きな曲は「I Wanna Be Loved」だなー!何故って、NYパンクのドキュメンタリー「Blank Generation」のエンディングで鳴り響いてたのがこの曲なんだもーーん。ってやっぱりここでもトム・ヴァ―レインとテレヴィジョンありきの思い出みたいになっちゃって、ジョニー信奉者の皆様、重ね重ねすみませーーん。



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しかし、このタイミングで知ったのですが、「Hurt Me」の国内リマスター盤が6月15日発売だそうですね。1983年にロンドンで行われたプロモーションライヴのCDがオマケで付いてて、そこには私が勝手に想像してた曲「Eve of Destruction」なぞも入ってる模様。買おうかしらー、悩むわーー。ついこの間、あのカラーチップスを見るまでは、ジョニーのことなんてすっかり忘れていたのに。余りにタイミング良すぎて怖いです。

ハート・ミーハート・ミー
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ジョニー・サンダース

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ところで、カラーチップスって、一応ファッションアイテムとしてはまだ生き残ってるみたいですね?取扱いしてるネットショップもあるようで、、。折角なんで、手持ちのシャツに付けてみましたよ。

fashion10.jpg
fashion9.jpg

前立ての両サイドに付いた、断ちっぱなしの布を重ねたモチーフが、ワイルドでちょっとジョニーっぽくなくなくない?流石にピッタリのパンツとかでロッカー風着こなしは厳しいですが、逆にスカートと合わせたらまだイケるかも?と、勝手に喜んだところでおしまいにしたいと思います。


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タグ: トム・ヴァ―レイン NYパンク 80年代 60年代

テーマ:洋楽ロック - ジャンル:音楽

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Comment
こんにちは!
カラーチップス、そういうものがあるんだなあと感心しました。
アクセサリーはラペルピンを何度か付けたことがあるだけで、それ以上はとてもとても……
最後の写真、なかなか素敵じゃないですか。
ちょっと間違うとウェスタン風になってしまいそうな気が、
というかそれをロック・アイテムだとわかる人がどれだけいるか、ということでしょうね。
どちらかと言うと主に男性が使う小物だと思うのですが、確かに普段これを付けてる人には中々出会いませんよね。角っこに尖った金属をつけて、相手を威嚇する意味とかありそう?って、あくまでも想像です。


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