プロフィール

yuccalina

Author:yuccalina
自閉症の息子(14才)と、エンジニアの夫との3人暮らしのアラフィー主婦です。45才でヨガ指導者スクールを卒業し、現在地元で極々細やかな教室を開催。

一方、トランシルヴァニア(カロタセグ地方)の伝統刺繍、イーラーショシュのステッチを用いた雑貨『Yuccalina Erdő=ユッカリーナ・エルドゥ』の制作も行っています。

ミンネ・ギャラリーにて作品展示中。

ブログでは主にハンドメイド、ガーデニングに加え、10代から親しんできたロック音楽に、映画、本等について綴っています。

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ユッカリーナのヨガ的雑記帳


2013/01/25 08:40 yuccalina

至極私的60年代の愉しみ~その(4)「ウッドストック」からジョン・セバスチャンへ

1965年生まれのブログ主が語る60年代シリーズ。今回は1969年夏、社会現象にもなったウッドストックコンサートの話をしたいと思います。私が知ったのは当然かなり後ですが、当時の人気アーティストが多数参加してて、映像は細切れにあちこちで見たことはありました。

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DVD定価1500円がAmazonだと1000円以下という安さもあり、購入して見てみましたが、いやー、長い!一辺に見たらかなり疲れそうなんで、私は4回くらいに分けて見ました。

実は私が見たかったのは、ジャニスでもジミヘンでもなく、スワミ・サッチダーナンダと言うお方です。師がパタンジャリの「ヨガ・スートラ」と言う経典を解説した著書「インテグラル・ヨガ」は、私も愛読してますし、若き日の師が、どんな話をしてるのか、とても興味があったからです。前回も少し言及しましたが、当時のロックカルチャーはインドの影響がとても強かったようです。

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スワミ・サッチダーナンダ

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Wikipediaによれば、祈祷(マントラを唱えたんでしょうか)を行ったそうですが、残念ながらこのディレクターズカット版には収録されていませんでした。また、故ラヴィ・シャンカールのシタール演奏もありません。ただ、サッチダーナンダ師の短いスピーチが入っています。そして、アメリカ人ヨギー?による、クンダリーニ・ヨガの入門レッスンみたいなものも。因みにクンダリーニ・ヨガは格闘技好きの人は聞いたことあるかもしれませんね。ブラジルの格闘家ヒクソン・グレーシーがトレーニングに取り入れていることで有名になりました。「火の呼吸」と言う呼吸法を行うことで、潜在的にもった力を最大限に引き出すとかなんとか。


で、それらを見た正直な感想。残念ながら、大した話はしてませんでした。大観衆を前にお世辞を言ってるみたいでね。「アメリカは物質的な面だけでなく、これからは精神的にも世界をリードしていくだろう」とこのコンサートを讃えていました。勿論今にしたら何とでも言えちゃいますけど、アメリカが精神面で世界を導いているとは、とても思えません。



その後に映し出されたヨガ講座がまた胡散臭くて、「呼吸法をすることで、ドラッグをやった時と同じになれる」とか。まー、ドラッグ経験のない私には、それが違うかどうかを断言はできませんし、実際にヨガとドラッグの効果を科学的に比較分析したことがあるのなら、どんなもんだか知りたい気もしますが、1つ言えるのは、瞑想とは自分の内側から引き出されるもので、ドラッグは外的要因ですから、一緒にしちゃいかんと思うのですけど。まーヨガに胡散臭さが付きまとうのは、オウム真理教以前から、色々あったわけですよね。

、、と何だか話が全然「60年代の愉しみ」と言うタイトルから外れて行ってますが、やはりドラッグカルチャーは、立ち入れない領域ですからね。LSDが開発当初は自閉症や精神疾患の治療に使われていた話は、このブログでも以前どこか書きました。自閉症児の母親となり、二次障害で薬を使う話が身近にある現在では、どこか他人事でなくなって来た分、私の心の持ち様が変わってきたのかもしれません。

サイケデリックムーヴメントとは、ドラッグの作用が、人間の可能性を広げ、未知の世界へと導くかもしれないと信じて、科学者や文化人達がドラッグに手を伸ばした時代でもあります。ドアーズのバンド名は、自らモルモットとなったオルダス・ハクスレイの著書「知覚の扉(Doors of Perception)」から取られ、自らのドラッグ体験から数々の作品を残したビートジェネレーションの作家ウィリアム・バロウズの作品からもソフトマシーンと言う名のグループが生まれました。LSDの平和的利用を唱えた元ハーバード大教授の故ティモシー・リアリーが、ジョン・レノンとヨーコから擁護されてたとか、ロックとドラッグを巡るお話は、結局のところ私にとって歴史として認識する以外にはないなと。

そんな訳で、これまで、音楽としては楽しめたものも、「ウッドストック」の薬でラリった観客が写し出された映像が伴うと、途端に隔たりを感じ居心地の悪さがあるでした。全裸で水遊びする男女を見ても白けるんですよね。ドキュメンタリーとして興味深いですが、音楽映画としては、私はあまり楽しめませんでした。

とまー、何だか詰まんない話になっちゃったんで、最後に好きなアーティストを紹介します。このコンサートには飛び入り参加だったというJohn Sebastianの「Rainbows All Over Your Blues」。絞り染めの上下はモロにヒッピー風のいでたち。実はディレクターズカット版にはこの曲でなく、Lovin' Spoonful時代の「Younger Generation」が入っているんですけどね。



Lovin' Spoonfulは、60年代のアメリカのアーティストで一番ハマっていました。これを機に長門芳郎さん(Believe in Magic)の輸入レコード店、青山骨董通りの「パイドパイパーハウス」に入り浸り始め、そこから私は70年代のシンガーソングライターとか、R&Bやソウルを積極的に聴くようになったのでした。



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タグ: 60年代 ヨガ インド 自閉症

テーマ:DVDで見た映画 - ジャンル:映画

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Comment
こんにちは。
『ウッドストック』、乙山はきちんと見ていません。
ロックの特集番組などでちらっとその映像を見た程度。
だから本物をちゃんと見ないと、といつも思っていました。
1960年代の音楽はどうしても後追いになってしまい、
ほとんど追い付けない状態ですが、今後どんどん聴いていこうと思っています。
ヨガの講演(実演?)のステージがあったなんて……
乙山さん、どーもです。
私は80~90年代に60年代リバイバルブームがあった時に、結構ハマってました。
素敵な音楽が沢山ありますし、現代に繋がってる部分も多いと思いますので、是非色々
聴いてみてくださいね。
当時の音楽は、ビートルズもサンタナもみんなインドでしたね~。といって、全部、後追いなのですが(-_-;)
このディレクターズ・カット版も随分前に購入。LPも持ってるんですが、長いので、全部通しでみてないことに、今頃、気づいています(笑)
私は、サンタナとジミヘンばかり見ていました^_^;
ちょっと、見直してみよう!

ちょっと前にFC2に越して来て音楽ブログ関係を徘徊中です。リンクさせていただきますね~(^^)
a.k.a.蛍さん、リンクの件ありがとうございます。ビデオだとどうしても好きなところばかりリピートしてしまいますよね。ウッドストックも、通して見るのは中々大変でした。

今後ともどうぞ宜しくお願いします。


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