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yuccalina

Author:yuccalina
自閉症の息子(14才)と、エンジニアの夫との3人暮らしのアラフィー主婦です。45才でヨガ指導者スクールを卒業し、現在地元で極々細やかな教室を開催。

一方、トランシルヴァニア(カロタセグ地方)の伝統刺繍、イーラーショシュのステッチを用いた雑貨『Yuccalina Erdő=ユッカリーナ・エルドゥ』の制作も行っています。

ミンネ・ギャラリーにて作品展示中。

ブログでは主にハンドメイド、ガーデニングに加え、10代から親しんできたロック音楽に、映画、本等について綴っています。

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ユッカリーナのヨガ的雑記帳


2013/01/16 08:00 yuccalina

大人のADHD(注意欠陥多動性障害)~朝日新聞の記事とヨガの出番は?

1月7日付朝日新聞夕刊に、発達障害の1つであるADHD(注意欠陥多動性障害)の成人患者への治療・支援に関する記事がありました。スティーヴン・スピルバーグ監督が、発達障害でいじめにあっていたと告白したり、発達障害全体への認知度は徐々に高まりつつある昨今ではありますが、そういった報道を「子供の頃、発達障害で苦労した過去の話」と安易に取られたら、子供の頃だけの問題であるという誤解もあり得る訳ですね。

脳の一部に障害があり、日常生活に支障をきたす注意欠陥・多動性障害(ADHD)。大人の患者への治療、支援が広がってきた。厚生労働省研究班は成人の診断基準の日本語版をまとめた。この診断基準を日本人にあてはめると、少なくとも1.65%に疑いがあった。医療現場でこの基準を活用し、早期診断につなげていく。

ADHDは発達障害のひとつ。主な症状は注意力が続かない。落ち着きがないなど。小児期に発症し、年齢とともに症状が改善することもあるが、大人になっても治まらない場合がある。

成人のADHDについて、昨年8月に治療薬ストラテラが国内で初めて保険適用された。脳内の神経伝達物質の減少を防ぎ、症状を改善させる効果がある。

以上、1月7日付朝日新聞夕刊より抜粋



という訳で、今回の記事で「これまでに大人のADHDを診断するガイドラインがなかったんだ」と言う現実を知りました。それとちょっと気になったのが、投薬治療に関する記述です。

私としては、障害という生まれ持った性質なら、大人になっても変わらない部分があるのは当たり前、と思っています。私自身、障害と呼べるレベルではありませんが、興味に偏りがあり、片付け下手で、やる気が出ずにダラダラする自分は、子供の頃と余り変わっていませんから。勘違いやウッカリも多く、今んとこは自分で気が付く範囲で収まっていますが、そうは行かない程度になれば、人から反感を買ったり、仕事を首になったり、対人関係が元で鬱などの二次障害、きっと辛い事でしょう。得意な事と苦手な事があるのは当たり前で、何でも平均的でなくても何とかなる社会は、平均的に何でも出来る人にとっても悪くはない筈。つまり、発達障害の人達が生活しやすい支援や環境作りは、社会全体にとってもプラスになるものだと歓迎したいと思っています。

ちなみに、発達障害に対する私の基本的な考え方は、障害は個性の延長線上にあると言うことで、詳しくは以前こちらのエントリーに書きました。興味のある方は合わせてお読み頂けたらと思います。

一方の投薬治療の話ですが、俄に調べてみましたストラテラ。トモローに薬は全く飲ませた事がなく、名前も知らなかったのですが、子供には以前から処方されているようですね。

今回大人で使用されてる方のブログを複数読んでみました。薬の効き目を実感して喜んでいる人もいれば、副作用が辛くてやめてしまった人と、やはり反応は人によって様々な様です。また、薬が効いた人も「薬なしでは生きていけなくなるかも」と依存症への不安があったりとか。新聞を読んだだけでは分からない事が山積していそうです。まー、薬を飲んだら頭ん中が入れ替わるわけではないのですから、当然なのかもしれませんが。

で、ここで私が思うのは薬による治療以外で、どんな取り組みが行われているのか、もっと知りたいです。そして、ヨガ界から発達障害支援のアプローチがあれば良いのにー。国と医療とヨガ団体が協力して何か出来ないんでしょうかね。私はヨガの指導者スクールでも、現在通っているスタジオでも、「落ち着きのない自分が、ヨガと出会って変化を感じた」という人達に数多く出会って来ました。きっと何か良いことあるとおもうんですが。実際インドでは自閉症の子供にヨガアーユルヴェーダを用いた取り組みをしているそうです。下の動画は2008年のCNN特集です。



また当ブログ訪問者の足跡からこんな方を発見しました。ご自身アスペルガー症候群であるヨギーニ「ぽかーんさん」のブログです。都内で大人の発達障害者向けヨガ教室「pica pica yoga society(ピカピカヨガソサエティ)」を開催されていて、レッスンスケジュール等も載っていますので、興味のある方は是非、下記リンクをご覧ください。

アスぺヨギニの修行記


さて、薬に助けられている人達が実際にいるわけですから、投薬治療を全否定はしませんが、私としては薬を用いずに何とか出来る方法を、色々と探っていってもらいたいのです。発達障害と薬と言うと、私はどうしてもアスペルガー症候群でドラッグ漬けになってしまった、シド・バレット(関連記事はこちら)を思い出して、暗鬱な気持ちになってしまうんですよね。

これも私の思い込みなのかもしれませんが、ADHD治療の主軸は投薬なのかと思える続報がありました。1月13日付朝日新聞の「ニュースがわからん!」コーナーの見出しに「注意力が続かないADHD。薬で改善できるよ」の文字が。本文では面談や対話などの心理療法に触れてはいますが、紙面で投薬治療をフィーチャーしてるのは、やはり国と医学界の方針なんでしょうか?薬を沢山売りたいんか?と、疑り深い私は心配してしまう訳ですよ。

それと、以前ホンマでっかTVで、池田清彦先生が「脳は末端の奴隷」と仰ってましたが、体を動かすことで脳の変化が明らかなのなら、ヨガが運動療法の1つとしてもっと研究されて良いんじゃないかと思うのです。特にヨガの呼吸法は、気持ちを高める呼吸(カパラバディー)、鎮める呼吸(ブラーマリー)等があるので、発達障害治療とタッグを組んで、効果を科学的実証したら良いんじゃないかしら。そしたら何れは、ヨガが発達障害の支援プログラムの1つと成り得るんじゃないかと、私は思うことしきりなのであります。


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タグ: ヨガ アーユルヴェーダ ホンマでっかTV 池田清彦 シド・バレット

テーマ:発達障害 - ジャンル:福祉・ボランティア

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