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yuccalina

Author:yuccalina
自閉症の息子(14才)と、エンジニアの夫との3人暮らしのアラフィー主婦です。45才でヨガ指導者スクールを卒業し、現在地元で極々細やかな教室を開催。

一方、トランシルヴァニア(カロタセグ地方)の伝統刺繍、イーラーショシュのステッチを用いた雑貨『Yuccalina Erdő=ユッカリーナ・エルドゥ』の制作も行っています。

ミンネ・ギャラリーにて作品展示中。

ブログでは主にハンドメイド、ガーデニングに加え、10代から親しんできたロック音楽に、映画、本等について綴っています。

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ユッカリーナのヨガ的雑記帳


2012/12/10 12:45 yuccalina

至極私的60年代の愉しみ~その(2)キッカケはTelevision、そしてJulian Copeへ

ボブ・ディランの映画「ドント・ルック・バック」をキッカケに始めた、1965年生まれの私がハマった60年代カルチャー話。今回はロックについて。普通60年代ロックと言えば、ビートルズから入るのが一般的なのかもしれないですが、何事もセオリー通りに歩んで来なかった私は、やはりここでも妙な入り口から入ったようです。ビートルズは中1の頃、夢中になっている友達がいて、ヒット曲を一通りカセットにダビングしてくれたのを聴きましたが、それほどハマることはありませんでした。また、ローリング・ストーンズについては「サム・ガールズ」以降リアルタイムで聴いていたので、60年代のイメージがあんまりないんですよね。メジャーなところで一番真面目に聴いてたのは多分The Kinks(キンクス)だと思いますが、それは大分後の話で、90年代になってしまいます。ビートルズを筆頭としたブリティッシュ・インヴェイジョンに始まり、アメリカ西海岸のサイケデリックまでが、ロック史的な60年代なのかもしれませんが、私が興味を持ったきっかけは、ズバリTelevision(テレヴィジョン)と言う、ニューヨーク・パンクの伝説的バンド。彼等がライウ゛でカバーしていた「Fire Engine 」と言う曲のオリジナルは、テキサスサイケの代表的バンド13th Floor Elevatorsです 。




TelevisionのリーダーだったTom Verlaine(トム・ヴァ―レイン)に私がハマったのは1982年のソロアルバム「Words From The Front」からで当時高校生、イギリスのインディーズ物を聴き始めたのと同じ頃でした。後にも先にもあれ程入れ込んだアーティストは他にいないと思います。Televisionはオリジナルアルバム2枚を残して解散し、トム・ヴァ―レインも寡作なアーティストだった為、私はブートレグを買い集めたり、ヨーロッパで放映されたTV映像(PALシステム)を変換ダビングして売っていた、新宿の怪しげなビデオ屋へ通ったり、兎に角集められだけ収集していましたが、自然の成り行きで彼が影響を受けたアーティストや、逆に彼やTelevisionの影響を受けたバンドなどに興味は広がって行きました。

Televisionの伝説のライヴ音源「The Blow Up」は現在CDで簡単に入手出来ますが、私はROIR(ロアー)というインディーズから出たオリジナルのカセットを、何本もダビングして大切に聴いていました。そのオープニング曲が、13th Floor Elevatorsの「Fire Engine」なのです。

The Blow-Up [2CD] (RUSCD8249)The Blow-Up [2CD] (RUSCD8249)
(1999/03/30)
Television

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<こちらがROIRのカセットのレーベル>
patti10.jpg

また、Televisionの別のブートレグでカヴァーされていたのが、Count Five「Psychotic Reaction」



当然の如く、私はその2曲のオリジナルを聴きたくて、60年代ロックへと足を踏み入れたのでした。この2組のバンドはパティ・スミス・グループのギタリスト、Lenny Kayeが編纂した60年代ガレージバンドのショーケース的オムニバスNuggets(ナゲッツ)シリーズに収められていますが、各々のフルアルバムはEdsel(エドセル)というイギリスのリイシュー専門レーベルから80年代に再発されているものが多いです。私はこの2曲をキッカケに、Edselのレコードを収集し始めました。また、トムがTelevisionを解散した時に「満月の夜にMoby Grape(モビー・グレイプ)を思い浮かべて」と語った逸話(後に本人は否定)があったため、EdselからリイシューされたMoby Grapeのアルバムも私はしっかり聴いたものでした。60年代ロックを語る上でEdselとNuggetsは外せないのですが、その辺の詳しい話はまた別の機会に。

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さて、トム・ヴァ―レインと並んでとゆーか、彼の次に入れ込んでたのがJulian Cope(ジュリアン・コープ)なのですが、彼もアルバム「My Nation Underground」(1988年)で60年代カヴァーを2曲やっています。The Vogues(ヴォーグス)の「5 O'clock World」とThe Shadows of Knight(シャドウズ・オブ・ナイト)の「Someone Like Me」で、The Shadows of the KnightもまたNuggets'シリーズとEdselのリイシューに含まれるバンドです。





<「Five o'clock World」と「Someone Like Me」を収録>
My Nation UndergroundMy Nation Underground
(1990/06/01)
Julian Cope

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話をトム・ヴァーレインに戻すと、彼が来日したのが1987年の5月。アンコールで「Psychotic Reaction」をやってくれたのを覚えています。場所は有楽町そごうにあった「よみうりホール」で、あそこはちょっと洒落た作りで雰囲気良かったなー。私はコンサートにはかなり行った方だと思うのですが、その時たった一度だけの「出待ち」をして、トムと握手してもらったのでした。ちなみに、彼に関するスクラップブックは今も捨てられずに手元にあります。その中にいわゆる「生写真」がありました。

<多分1985年頃のお姿。普段着で舞台に上がるのが彼流>
tomverlaine_convert_20121206122822.jpg

行き着けだった今は無き御茶ノ水の輸入レコード店「CISCO」のお姉さんが、ロンドンでトムのライヴを見て写真を撮ってきたことを知り、私は見たくて頼み込みました。すると彼女は撮った分を全部焼き増しして、私にプレゼントしてくれたのです。当時は人見知りが激しくてお店の店員さんにものを尋ねるのすら一大決心が必要だった私ですが、好きなものの為なら出来ちゃったんですよね。そういう意味でも良い思い出のアーティスト、それがトム・ヴァ―レイン。フランス語もロクに分からないくせに、ヴェルレーヌの詩集まで買ってしまった私。ホント、アホみたいでしたわ。

という訳で、次回は60年代ロックを、もうちょっとだけ深く掘り下げるつもりです。
その(3)へ続く。


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タグ: 60年代 NYパンク トム・ヴァ―レイン ジュリアン・コープ パティ・スミス

テーマ:洋楽ロック - ジャンル:音楽

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Comment
私は残念ながらトムのソロ公演は見てないのですが、カバーのレパートリーは、ストーンズやジミヘンもやってましたよね。懐かしいです。
あ、確かジミヘンのWild Thingもアンコールでやってたかもしれません。
彼のカヴァーは一味違ってて好きなんですよ。


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