プロフィール

yuccalina

Author:yuccalina
自閉症の息子(14才)と、エンジニアの夫との3人暮らしのアラフィー主婦です。45才でヨガ指導者スクールを卒業し、現在地元で極々細やかな教室を開催。

一方、トランシルヴァニア(カロタセグ地方)の伝統刺繍、イーラーショシュのステッチを用いた雑貨『Yuccalina Erdő=ユッカリーナ・エルドゥ』の制作も行っています。

ミンネ・ギャラリーにて作品展示中。

ブログでは主にハンドメイド、ガーデニングに加え、10代から親しんできたロック音楽に、映画、本等について綴っています。

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ユッカリーナのヨガ的雑記帳


2012/11/29 09:55 yuccalina

至極私的60年代の愉しみーその(1)ファッション

ある時ふと気付いたのです。チェックの細身のパンツを履いたトモローを見ながら。量販店にズラーッと並んだ、ストンとしたフォルムの、ワンピースやチュニック等を見ながら。何つーか、どれも60年代っぽくないですか?いやー、知らない間に60'sはベーシックになってたんですね。そうそう、音楽のエントリーでもちょこっとしました。80年代後半に、裏原宿(当時そんな呼び方してんかったけど)で買ったモッズコートも、今では似たような品が近所のRight-onで買える時代なのですよ。

とゆー訳で、自分自身のファッション史も含め、60年代カルチャーの話をしてみたいと思ったのです。その1にしたのは、ファッションのみならず、音楽や映画、文学など、この先話を広げていきたいからで、私が音楽の話始めたら、そら長いかんねー。簡単に収まりそうにないでしょう。でもパート2がいつ頃エントリーされるかは、保証の限りではありませんので、悪しからず。

では、最初にあのモッズコートの話を。88年以降の冬は殆どこれを着用していたみたいです。私の60年代スタイルはこのコートが中心でした。当時はミニスカートなど殆ど履かず、9割はパンツルックでした。

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上の88年のクリスマスに着ていた時は、白シャツにジーンズ(今はデニムって言うの?)。頭のベレー帽はコートと同じサープラスショップで購入したと記憶しています。パンツの裾をロールアップするのは、確かお店のお姉さんのオススメでした。足元の黒エナメル、レースアップのオデコ靴は、やはり厚底ラバーソウルのドクターマーチンとかを意識してたのかな?因みにジーンズは当時発売されたばかりのエドウィン、サムシングのストレートで勿論ストレッチ性ゼロのコットン100%。当時、化繊混のものは「のびのびジーンズ」と呼ばれ中年以上が着る、ダサいものの代名詞だったような。で、私はこの色と普通のブルーの2本を愛用していました。

<ブルテリアイラストのバッグ(A-Bomb)は今もお気に入り>
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そして次の写真は90年の冬ですが、スカートでもこのコート。合わせているのはツモリチサトが出来る前のIS(アイエス)のワンピです。この頃から徐々にtsumori chisatoやzuccaの服に手を伸ばすようになりました。そしてベレーは当時人気だったKANGOL。犬好きの私はA-Bombという靴ブランドで出していたブルテリアの絵のバッグ(ビニール加工した布製)をお店で見つけて即購入。手提げバッグが嫌いで、大抵リュックかショルダーしか持たなかった私としては、珍しい品です。

さらに下の写真は、レイモン・サヴィニャックのポスターを背に、お気に入りの一枚。最初の写真と同じベレーを被っています。時代はバブルへと向かう時期でしたが、私の服装にその影が微塵もない、のが自慢でもあります。

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因みにこの写真は、川崎市民ミュージアムのオープン記念展覧会、「モンパルナスの大冒険」を見に行った時のものですが、商業ポスターのところだけ何故か写真OKだったのです。それと、こちらはお土産に購入したサヴィニャックのポストカードが色々。

<石鹸の広告>
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<チョコレート>
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<ヨープレイト>
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と、話が60年代ファッションからちょっと外れちゃいましたね。モッズ・ファッションと並んで特徴的なものに、派手な柄のシャツがありますが、いわゆるサイケデリック調。ペイズリー柄のシャツは布を買って自分で作ったりもしました。私は家政科を出た訳でもなく、学校の家庭科はむしろ大嫌いだったのですが、自分が着たい服の為なら、「装苑」などの本を見ながら、型紙から起こして、作ることが出来ちゃったから不思議です。ホント、何事でも「自分でやってみたい」という意欲は大事。

そして、ペイズリーではないですが、このポール・スミスのコーデュロイシャツはお気に入りの一枚でした。

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87年初めての海外旅行、ロンドンのポール・スミス路面店で購入。まだレディースを手掛ける前で、メンズの一番小さいサイズです。身頃がたっぷり目で、ちょっとシルエットが今風でない為、殆ど着ることはないですが、まだ手元にあります。実はトモローの体がでかくなったら着せたろか、と密かに企んでいるのですが、私の母のように子供に拒否されて、歴史が繰り返される可能性は高いですなー。

ペイズリーと言えば、以前紹介したTootal(トゥータル)のスカーフ。こちらはまだまだ現役で使用中。スモーキーなレモンイエロ―にグレーのペイズリー柄。同じようなテイストで取って変えられる品が、中々見つからないんですよね。

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そして、こちらもペイズリーじゃないですが、リバティのスカーフとハンカチは、今でもお気に入りです。90年頃に会社の上司がロンドン出張のお土産にくれました。

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私の趣味を理解してくれてたんだ、と嬉しかったのを覚えていますが、今思えばこれがバブルの恩恵だったのかもしれませんね。部下へのお土産には結構なお値段だったでしょう。しかし、バブル期に頂いたお土産の中で、これが断トツでした。

何だかね、こうしてみると意外と長く大切に使ってるものってあるんだなー、と思いました。私は幼少の頃から「何です直ぐに捨てる、モノを大切にしない子」と母に叱られてきましたが、多分「要る要らないの判断が早いだけ」とか「あまり迷わない」だけだったのかもしれません。いつも心のどこかで「モノとして無くなっても、頭ん中で覚えてたらそれで良い」とも思っていましたし。

思えばこの時代、母は私を見る度に「もっとおしゃれをしろ」と小言を言っていたものですが、実に心外だったのをよく覚えています。私は自分なりに拘りを持ったおしゃれをしているつもりでしたから。要するに母の言うおしゃれとは、「男受けの良い格好」なだけであり、「媚売って、サッサと良い男見つけて結婚しろ」と言ってる様にに聞こえてしまい、それは自分の生き方を否定されているのとイコールでした。当然受容し難いものだったのです。母との戦いはこの先、私が結婚する33歳まで、10数年続いたのでありました。ま、今では笑い話ですけど。

そう、昔の写真を見る時、私は着ていた服から色んな思い出が鮮明に甦ってきます。どこで買ったかは勿論のこと、その時好きだった音楽や映画、文学やアートの事などに繋がっているのです。ファッションデザイナーの山本耀司氏が、「ファッションとは生き方」と言っていた気がしますが、あまり堅苦しく考えなくても、多分そう言うことなんだろうなと、今になって理解出来てきたところです。それに付随するのですが、私は最近のファストファッション化を、一歩引いて見ています。子供に使うお金が多いので、自分の服に大枚をはたくことは出来ない生活ですが、それなりに自分の納得のいく服を買いたいなー、と。「安いから」「この値段なら」と妥協して選ぶとか、安さゆえに色違いとか必要以上の枚数を買ってしまったりすれば、結局は無駄遣いをしてしまう気がするのです。それならば、ちょっと高くても好きなものを1枚買って、大切に着たいなと思うのです。1枚の服に対して思い入れを以って袖を通す気持ちを、失いたくないなと思っています。

そんな訳で、今年久しぶりに買った秋冬物の服なぞをここで紹介したいと思います。多分ユニクロで似たようなのを買えば2・3着分になりそうな、プチバトー(Petit Bateau)のジャンバースカートは、綿ジャージー製。これは、もしや80年代に買ったコムデギャルソンのチェックのタイツと合うのでは?と思い、コーディネイトしてみました。

<86年頃、安月給から奮発して買ったギャルソンのタイツ>
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早速、着てみたところ。

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次に、インナーの色を変えてみました。

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フォルムと胸のボタンの感じが、「魔法使いサリー」ちゃんに出てきそうな雰囲気ですよね。因みにインナーのコットンタートルは、色違いを持っている訳ではなく、白黒がプチバトー、赤黒はユニクロです。

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元々プチバトーにはミラレという細いボーダーのシリーズがあり、ユニクロがそれを真似て後から出した様です。よーーく見るとやはりプチバトーの方がボーダーのラインが細く繊細。肌触りが柔らかくて着心地良く、素材の違いが良く分かります。

ところで、先日のフィギュアスケートNHK杯を見ていたら、良いタイミングで60年代スタイルを発見したので、ちょっと紹介しますね。アイスダンス日本代表リード兄弟のフリーダンスのテーマが60'sだったんですよ。ビートルズの「ゴールデン・スランバー」を含むメドレーに乗って踊ります。お姉さんのキャシーの髪型と派手な色彩のミニワンピが素敵でした。



最後に80年代の音楽シーンに見た60'sの話を少々。トレーシー・ウルマンもレトロな雰囲気の曲がヒットしました。男性の格好が「ソウルトレイン」みたい70年代テイストなんで、60年代と言い切れない感じですが、トレーシーのファッションが可愛いです。そして、最後に出てくるポール・マッカートニーは合成だったのか、共演だったのかは、よく憶えてないんですが、どうだったのでしょうか。ドレッサーの端っこに見えるアイドルの写真はもしやデヴィッド・キャシディー?といった謎もある「They Don't Know」を是非ご覧あれ。



マーク・ボランにベイ・シティ・ローラーズのタータンギアも出てくるから、やっぱ70年代なのかな?と言うわけで、次回は多分音楽の話になるでしょう。



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タグ: イギリス 60年代 80年代 犬好き

テーマ:50年代60年代のファッションが好き - ジャンル:ファッション・ブランド

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Comment
こんにちは。
モッズ・コート、お似合いですよ!
自分のスタイルがある、というのはいいことで、
常にだれかの真似をしていたり、
どこかのお手本をなぞってみたりすることもありません。

そういえばポール・スミスは80年代、
派手なプリント柄のシャツを出していましたね。
88年頃だったかな、フローラル・プリントのシャツを
ポール・スミスで買った記憶があります。
現物はもう、どこかへなくしてしまいました。
乙山さん、コメントありがとうございます。

> そういえばポール・スミスは80年代、
> 派手なプリント柄のシャツを出していましたね。

そうそう、本格的に日本上陸する以前、アメ横のB-2ndという店でポールスミスの派手なコーデュロイシャツを扱っていて、ずっと憧れの服でした。今ならそんなに派手に感じないかもしれませんね。


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