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yuccalina

Author:yuccalina
自閉症の息子(14才)と、エンジニアの夫との3人暮らしのアラフィー主婦です。45才でヨガ指導者スクールを卒業し、現在地元で極々細やかな教室を開催。

一方、トランシルヴァニア(カロタセグ地方)の伝統刺繍、イーラーショシュのステッチを用いた雑貨『Yuccalina Erdő=ユッカリーナ・エルドゥ』の制作も行っています。

ミンネ・ギャラリーにて作品展示中。

ブログでは主にハンドメイド、ガーデニングに加え、10代から親しんできたロック音楽に、映画、本等について綴っています。

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ユッカリーナのヨガ的雑記帳


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2013/01/12 08:31 yuccalina

ロックの中の「ジプシー」を想う

お笑い、ヨガ、自閉症、フィギュアスケートに音楽と、様々なジャンルをあっちこっち書き散らす当ブログで、今年最初のロックなエントリーは「ジプシー」というワードに焦点を当ててみたいと思います。

私がこのブログ内でこれまで、ジプシーという言葉を使わずにロマとしているのには、特に信念とか拘りがある訳ではありません。ただ彼らの音楽に興味を抱いた1990年代から、日本でもロマと表記されることが増えてきた様です。日本人にとってジプシーという言葉は、侮蔑的な印象よりも自由で支配されない気儘、といったポジティヴなイメージが強ければ、敢えて呼び方を変える必要もなかった気がするのですが、ブログで最初にロマと書いてしまったから、それ以降統一している、ただそれだけの話です。

一方、欧米では差別的な意味合いが強いようです。私がよく見ているイギリスのドラマでも、この言葉は結構使われています。明らかに「ジプシー」と言ってても、字幕はちゃんと「ロマ」になってて、日本人て律儀やなー、と思います。また例えばアイリッシュでもキャンピングカー暮らしの家族をジプシーと呼んでることもあり、こう言う場合は「流れ者」と翻訳されています。

私がこの言葉で思い出すのは、レッド・ツェッペリンのジミー・ペイジが「ジプシーの血を引いている」と噂されていた事で、当時は何だかカッコいいじゃん、くらいにしか思ってませんでした。魔術に興味を持ったり、神秘的な面がそれっぽいと取られたのでしょうか。

てな訳で、今回はロックに於けるジプシーというワードの扱いについて、ちょっと考えてみたいと思います。

この話を書こうと思ったキッカケにもなったのが、サリー・オールドフィールドの「You Set My Gypsy Blood Free」という曲。セカンドソロ「Easy」に収録されています。

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ファーストアルバムに比べかなりポップな作りになっているため、プログレファンから「オリヴィア・ニュートン・ジョンかっ?」と揶揄された曰く付きのアルバムですが、私はプログレファンじゃないので、結構好きです。この歌詞と彼女の顔を見て、マジでジプシーの血を引いている?と思いこんだものでしたが、とても好意的に言葉を用いていると思います。もしかしたら、アイリッシュの吟遊詩人シャナーヒーと近い意味合いがあるんかな?とも思いました。そう言えば、彼女は東洋的なものにも興味があるようで「霊気」と書かれたこんな曲もあります。



何れにせよ、キリスト教とは別に持っているケルトの価値観では、ジプシーの文化に共感するものがあるのかもしれません。ケルトで思い出しましたが、「刑事タガート」に出演したマギー・ベル(スコットランド人)は、ジプシーの占い師を演じてましたっけ。ちなみに当該エントリーはこちら

お次の曲は、何故だかまたもやプログレ界から、ルネッサンスの「オーシャン・ジプシー」。こちらの歌は共感を持って使っていると言うよりは、さすらう人々をより詩的に表現する為と感じました。



私が丁度プログレ男子を好きになり、ちょっとこっち系を聴いてた時期に出会いました。思い出深い曲です。ヴォーカルのアニー・ハズラムはサリーに負けず劣らずの美声ですね。

そして、最後の曲はガラッと変わって、インプレッションズ(カーティス・メイフィールド)の「ジプシー・ウーマン」です。私がソウルやR&Bを聴くようになるのは大分後なので、先の2曲とはかなり時間差がありますが、魅力的な女性を讃える歌です。直接イメージする女性がいたのでしょうか。それとも魅力を伝える誉め言葉としてジプシーと歌ったのか、気になるところです。



ジプシーというワードを用いた楽曲は、もっと沢山あると思いますが、今回はパッと思い浮かんだ好きなものだけ紹介してみました。

クラッシックに於てもバルトークやコダーイ、リストにブラームスと、ジプシーの音楽からインスピレーションを得た作曲家は多いです。またチャイコフスキーのバレエ「白鳥の湖」の中に「ジプシーの踊り」が出てくるように、文化的な影響力は昔からとても高かった様ですから、ロック音楽においての扱いも、十分納得は出来ますね。

最後にバンド名にジプシーと言えば、ジプシーキングスが真っ先に思い浮かびますが、彼等は出自を表わす為の若干自嘲的意味がかもしれません。一方でジミヘンのバンド・オブ・ジプシーズには、何やら敬意を感じてしまうのですが、どうでしょうか。また、元ルースターズの花田裕之が率いているロックンロールジプシーズの名は、やはりジミヘンの流れを組んでいるのでしょうね。


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タグ: ロマ イギリス ケルト ワールドミュージック R&B

テーマ:洋楽ロック - ジャンル:音楽

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Comment
明けましておめでとうございます。サリー・オールドフィールド、ライブバージョンも良いですね。シンプルな演奏に彼女の歌声の美しさが引き立っていると思います。

抹茶アイスさん、今年もよろしくお願いします。
Sallyのライヴアルバム「In Concert」は、シンプルなピアノの弾き語りも魅力です。


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