プロフィール

yuccalina

Author:yuccalina
自閉症の息子(14才)と、エンジニアの夫との3人暮らしのアラフィー主婦です。45才でヨガ指導者スクールを卒業し、現在地元で極々細やかな教室を開催。

一方、トランシルヴァニア(カロタセグ地方)の伝統刺繍、イーラーショシュのステッチを用いた雑貨『Yuccalina Erdő=ユッカリーナ・エルドゥ』の制作も行っています。

ミンネ・ギャラリーにて作品展示中。

ブログでは主にハンドメイド、ガーデニングに加え、10代から親しんできたロック音楽に、映画、本等について綴っています。

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ユッカリーナのヨガ的雑記帳


2012/10/18 08:10 yuccalina

耳に残るは彼の歌声‐その(5)アル・スチュワート編

この音楽の中でも特に「歌声」に関して書いてきたシリーズですが、とーっても久しぶりです。その(4)はエドウィン・コリンズでした。音楽性はあまり似てないですが、偶然にも同じスコットランド人のアル・スチュワートのお話をしましょう。

グラスゴー出身のシンガーソングライターで、ジャンル的にはフォークですね。それほど入れ込んで聴いてた訳ではないけれど、実は後々影響があったかも、と感じられるアーティストの一人です。人生でも、特に深く関わってなくとも、その後「あの出会いがなかったら」と重要なポイントとなる巡り合わせは、多々あるんではないでしょうか。

私が彼の歌声を初めて聴いたのは、中学生の時でとにかく「洋楽と呼ばれるもんは何でも聴いたろ~」という頃でした。まだ、お小遣いも少なかったので、情報源はもっぱらFMラジオでしたが、当時私が住んでいた町の図書館にはレコード・ライブラリーがあり、中学生以上なら誰でも借りることが出来ました。そこで、レッド・ツェッペリンやディープ・パープル、クイーン、キッスにエアロスミスなどを聴き放題出来たのですが、私は何故だかアル・スチュワートの「Orange」(1972年)というアルバムを手に取ったのでした。ジミー・ペイジと関わりがある人らしい、という情報から興味を持ったのかもしれません。あるいは、その姓から、ロッド・スチュワートとの関連性を思い抱いたのかもしれないですね。ちなみにジミー・ペイジがギターで参加したのは「Love Chronicles」(1969年)というアルバムです。

さて、その「Orange」のビニール盤に針を落とし、アル・スチュワートが歌い出した途端、私はビックリしてしました。それは「この歌い方は一体なんじゃない?」という驚き。先にボブ・ディランを知ってたならば、若しくは日本のフォークソングを聴いてたならば、さほどの衝撃はなかったのかもしれませんが、語る様な歌い方を初めて肌で感じ認識したのが、アル・スチュワートだったのです。それまで聴いていたロックヴォーカリストとはかけ離れていて、拍子抜けしつつも、この自由さが逆に魅力的に感じられたのでありました。直接的には関係なくとも、私が後にパンクロックの歌い方をスンナリ受け入れる下地に、アル・スチュワートがあったと言えなくもないのです。以前早川義夫さんの本「たましいの場所」について書いたときにも触れましたが、「音楽は上手いのを見せる為にやるんじゃない」という感覚も、私の場合、アル・スチュワートから始まっている気がするのです。

<ボブ・ディランの「I Don't Believe You」のカヴァーも収録>
OrangeOrange
(2007/06/26)
Al Stewart

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このA面1曲目には「知りもしないで」という邦題が付いていたと記憶します。全くロック的と思えない曲調ではありましたが、

You don't even know me at all.=私のこと何も知っちゃいないくせに!

というフレーズは、10代の反抗的な気分にマッチしていたのでしょう。「知りもしないで」は多分男女間での分かり合えない話で、ニュアンスは違ってたとは思いますけど、私はこのフレーズが大層気に入って、よく口遊んでいたものでした。

それほど入れ込んでなかった、と先に宣言してますし、これといったトピックもないのですが、ヒット曲の1つ「イヤー・オブ・ザ・キャット」はイントロのピアノも大好きな曲です。イギリスの名物番組だったOld Grey Whistle Testの映像からどうぞ。



Year of the CatYear of the Cat
(2001/08/02)
Al Stewart

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ちなみにこの曲名がタイトルになったアルバム(1976年)のプロデューサーはアラン・パーソンズ。80年代にアラン・パーソンズ・プロジェクトで「アイ・イン・ザ・スカイ」をヒットさせた方です。前述の「オレンジ」では、イエスのリック・ウェイクマンがピアノを弾いていて、プログレ関係との繋がりもあります。そして、ジミー・ペイジ参加の「ラヴ・クロニクルス」のバックは(元も含め)フェアポート・コンベンションのメンバーで固められていることからも、トラッド音楽とも強い繋がりを持っているようです。最近知ったところでは、アイリッシュフォークのDr.Strangely Strangeってなバンドにも参加していたそうです。このように彼の周辺にバラエティに富んだ人々がいるのも、私が今も尚、彼への興味が消えない理由でもあります。wikiによれば、ジョン・レノンよりも先にオノ・ヨーコと出会っていたとか。

さて、アル・スチュワートは近年も精力的に活動を続けているようです。頭髪や体型に年月を感じてしまうものの、変わらぬ歌声を披露しています。こちらの動画はイタリアのテレビ番組で歌ったものらしく、曲は「イヤー・オブ・ザ・キャット」と同様にアラン・パーソンズのプロデュースでヒットした「タイム・パッセージ」です。



Time PassagesTime Passages
(2004/04/27)
Al Stewart

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若かりし頃の自分の映像をバックに歌う彼に、何か清々しさを感じます。そりゃあ頭髪や体型に年月を感じてしまうものの、歌声が相変わらずなのが嬉しいですね。日本でもありがちは「あの人は今」的番組なんでしょうかね?後ろで体をゆらしてる男女がちょっと変ですけど。ところで、ちょうど一昨日の朝の「めざまし」で、来日したジミー・ペイジのお姿を見ました。御年67才!まだまだ元気そうです。彼の話はいずれ機会があればしたいなと思います。


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タグ: イギリス

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Comment
今晩は。

“You don't even know me at all.=私のこと何も知っちゃいないくせに!”という言葉だけ聞くと、いわゆるアルのイメージとは随分かけ離れていますね(笑)。

彼は、見た目のイメージも優男風なので、歌声とのギャップは全くない人ですね。

“オレンジ”は今度ゆっくり味わいたいと思います。
バニーマンさんへ
ご訪問&コメントありがとうございます。
確かに彼は見た目も歌声も、穏やかで優しげですね。You don't even know me at all.の歌声も、語気が荒い感じは全くないですね。「全然分かってない!」って、活字にすると、イメージと違うのかもしれませんが。


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