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yuccalina

Author:yuccalina
自閉症の息子(14才)と、エンジニアの夫との3人暮らしのアラフィー主婦です。45才でヨガ指導者スクールを卒業し、現在地元で極々細やかな教室を開催。

一方、トランシルヴァニア(カロタセグ地方)の伝統刺繍、イーラーショシュのステッチを用いた雑貨『Yuccalina Erdő=ユッカリーナ・エルドゥ』の制作も行っています。

ミンネ・ギャラリーにて作品展示中。

ブログでは主にハンドメイド、ガーデニングに加え、10代から親しんできたロック音楽に、映画、本等について綴っています。

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ユッカリーナのヨガ的雑記帳


2012/10/03 08:20 yuccalina

HALCALIと鈴木常吉を結ぶ中山晋平の話

「今日の私はキゲンが良ーいー、それはアンタとは関係ないー」と、ちょっぴり気だるそうな歌声のHALCALIを聴いて、PUFFYの「近頃私たちはいーい感じー」(=これが私の生きる道)を思い出した人は少なくないんじゃないだろうか。男に媚びず自由にやっちゃってる感じ?はイーハイフンのCMキャラクターだった上野樹里ちゃんともマッチしていた。ちなみに現在放送中の新バージョンでは、トリンドル玲奈ちゃんに代わっている。



HALCALIの歌声が伸び伸びと、おおらかに聴こえるのは、日頃余りに作り込まれたK-POPとかに耳を晒されてるせいなのかは知らないが、確かPUFFYが登場したのも、小室ファミリー全盛の頃だったなー。

とか思い出したわ。彼女達は、一応カテゴリーはヒップホップなのね。その辺はあまり気にしない。HALCALIの歌声でもう1つビビッと来たのが、同じくCMソングの「ゴンドラの歌」。「いーのちーみじーかしーこいせよおとめー」レトロな曲をアップテンポで歌っている。

<こっちもフルバージョン聴きたいな~>


と言う訳で、今回はその「ゴンドラの歌」を作曲した中山晋平(1887~1952)のお話。日本人なら殆どの人が晋平センセーの歌に、お世話になったであろう。「しゃぼん玉」 「てるてる坊主」「しょうじょう寺の狸ばやし」といった童謡の数々。盆踊の定番ソング?「東京音頭」は新民謡と呼ばれてたそうだ。それに加えて、流行歌という、まー歌謡曲の走りみたいなものの1つが、「ゴンドラの歌」なのだ。歴史の教科書にも出てくる舞台女優の先達、松井須磨子(1886~1919)が舞台で歌った「カチューシャの歌」も晋平センセーが作った流行歌だ。ここで余談だが、カチューシャとは松井須磨子が演じたトルストイ原作「復活」の主人公エカテリーナの愛称である。日本であの髪飾りをカチューシャと呼ぶ様になったのは、松井又は他の女優さんが、エカテリーナを演じる時に付けてたのではないか?と私は想像してるんだが、ウィキペディアには何の記述もなかったわ。

<音程がかなり不安定で、元祖ヘタウマ女性ヴォーカルかも?>


とプチ情報はこんくらいにして、松井須磨子を始め、男尊女卑の時代に好きなことして人生を謳歌しようとした女性達に歌われた中山晋平のメロディを歌うHALICALIは、何割増しかで魅力的に響いてきたのかもしれない。

さて、先日話題にした鈴木常吉さんのファーストアルバム「ぜいご」の中にも中山晋平センセーの曲が入っていたよ。「煙草のめのめ」は作詞が北原白秋(1885~1942)だ。

ぜいごぜいご
(2010/12/26)
鈴木常吉

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聴いてると、ニッポンのお父さんが煙草盆を抱えて縁側へ来て、一服してる光景が目に浮かぶ。煙草のけむりを見つめながら、己の人生を思う的なー?しかし、今日日の喫煙家には中々難しいワンシーンかもしれんのう。何せマンションのベランダで吸ってても、「近所迷惑です」と掲示板に注意書が出てしまう時代だもんね。昔のドラマ、例えば「太陽に吠えろ!」七曲署の喫煙率はかなり高かった気がする。取調室で容疑者に煙草を勧めて話を聞く山さん(露木茂)とか、うっすら思い浮かぶ。紫煙が醸し出すドラマとゆーのが、いつの間にか無くなってて、最近のドラマで煙草吸ってるのは悪党だけ。つーか、煙草が悪を演出する小道具でしかなくなってるのは、ちょっと嘆かわしいことだなー。

と話が逸れてしまったが、HALCALIと鈴木常吉さんが、中山晋平とゆー作曲家で結ばれているのは、中々愉しいことだ。音楽も沢山の繋がりで出来ている、と常々書いてるけど、歴史を辿れば晋平センセーが多くの音楽家に影響を与え、現代の歌謡曲からJ-POPまで、間違いなく繋がっていると思う。私の好きな懐メロで「東京ラプソディ」(古賀政夫作曲)ってのがあって、カラオケで歌うことがあるんだが、古賀政夫センセー(1904~1978)はこの曲を作る時に、晋平センセーの「東京行進曲」を意識していたそうだ。

<昭和4年の東京。男性が皆ハット姿でクール!>


そう、筒美京平作曲の「ギンギラギンにさりげなく」を意識して「ハイティーン・ブキ」を作った山下達郎のようなもん?かどーかは知らないが、こうして1つの曲も様々な縁や繋がりで出来上がっていくもんなんだなー。


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タグ: 鈴木常吉

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