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yuccalina

Author:yuccalina
自閉症の息子(14才)と、エンジニアの夫との3人暮らしのアラフィー主婦です。45才でヨガ指導者スクールを卒業し、現在地元で極々細やかな教室を開催。

一方、トランシルヴァニア(カロタセグ地方)の伝統刺繍、イーラーショシュのステッチを用いた雑貨『Yuccalina Erdő=ユッカリーナ・エルドゥ』の制作も行っています。

ミンネ・ギャラリーにて作品展示中。

ブログでは主にハンドメイド、ガーデニングに加え、10代から親しんできたロック音楽に、映画、本等について綴っています。

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ユッカリーナのヨガ的雑記帳


2012/10/02 08:16 yuccalina

「違う価値観を知ろう」~池田清彦センセイから突然ダンボールとボ・ガンボス

現在大きな社会問題となっているいじめについて、今まで大津での事件などに言及したことはあるのですが、いじめの加害も被害も経験してない私が言える事は、どうしても限られてしまいます。具体的に何をすればいいのかを提案することは出来ませんが、一昨日の朝日新聞で池田清彦先生が、ひとつのヒントになるかもしれない書評を書かれていました。曰く

学校でのいじめが社会問題になって久しい。個々のケースの直近の原因は様々だろうが、閉鎖社会の中での同質性圧力が共通の原因として根底にあることは間違いあるまい。世界は広く、学校の中だけで通用している価値観などたかがしれていることに思い至れば、いじめも少しは減るだろう。少し異なる考えをもつ人たちの本も是非読んでほしい。

2012年9月30日付 朝日新聞 「読むぞ!ホップ・ステップ・ジャンプ」より



尚、池田先生が紙面で紹介されていた本は以下の3冊です。

健全なる精神 (双葉文庫)健全なる精神 (双葉文庫)
(2012/08/09)
呉 智英

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自分を支える心の技法 対人関係を変える9つのレッスン自分を支える心の技法 対人関係を変える9つのレッスン
(2012/05/25)
名越 康文

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【文庫】 「長生き」が地球を滅ぼす 現代人の時間とエネルギー (文芸社文庫 も 3-1)【文庫】 「長生き」が地球を滅ぼす 現代人の時間とエネルギー (文芸社文庫 も 3-1)
(2012/08/02)
本川 達雄

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本川達雄先生と言えば先日「ゾウの時間 ネズミの時間」の話をしましたが、こちらも面白そうですね。また、オードリー若林との対談も面白かった精神科医・名越康文先生は、テレビで見てて私は「この人好きだな」と思ってたくせに、著書はまだ1冊も読んだことがなかったので、是非読んでみようと思っています。池田先生によれば本書は主に「怒り」のコントロールについて書かれてるそうです。広い視野から自分を見つめたり、逆に自信の内側を見つめてみることで、新しい価値観と出会えるかもしれません。

さて、先に池田先生が書いていた「同質性圧力」について。私は幼い頃から自分が人と同じ事をするのが苦痛なタイプでしたので、多少は圧力を感じながら生きてきたかもしれません。しかし、幸運にも?私は自分が誰とでも仲良くなれるタイプでないと気が付いてましたから、1人でも自分を好いてくれる人がいればそれで良いと思っていました。特に中学以降はロックに夢中になっていましたので、高校時代には学校でのつき合いよりも、月に2回のロックファンの集まりに行くのが生き甲斐みたいな生活をしていました。勉強には全く身が入らず、成績は下降線の一途で「いつ学校をやめようか」と思いながら授業をサボって山手線で昼寝したりもしましたが、高校中退して何しようというプランもありません。結局は、何度も追試を受けて、ギリギリのところで卒業しました。

優秀な成績を取ろうなんざ考えもしなかった私ですので、「学校の中で通用している価値観」はかなり早くから捨ててたと言えます。してみると、中学時代にテレビでセックス・ピストルズを見たのも、影響しているかもしれませんね。まー、良い悪いは別として当時の私は、学校で「ザ・ベストテン」の話をしている級友達を尻目に、「長渕剛や松山千春を聴いてる男は最悪」とか「田原俊彦なんてクズ」だと思ってましたから。思ってはいても、口には決して出しませんでしたけどね。

さて、私が思春期に出会ったパンクロック的価値観は、現在ならば、例えば以前取り上げた「神聖かまってちゃん」等を聴いている子達が持っているのかもしれませんね。ロックはとりあえず既成の価値観を否定するところから、始まっていますから。しかし、私にとってはやはり神聖かまってちゃんよりも、「突然ダンボール」の「もう学校へは行かない」の方が、シックリ来ます。



「魂のあり場はここじゃないだろう。もう学校には行かない。」の歌詞にグッときます。実際この曲を初めて聴いた時は、とっくに学校を卒業していた私ですが、「もう会社なんかいかない!」とも歌っていました。ギターのサウンドも私の好きなTelevisionのギタリスト、トム・ヴァ―レインを思わせる刻み方で、今聴いても新鮮です。

それともう1曲、ボ・ガンボスの「目が覚めた」は、「自分が変われば世界も変わる」と歌っています。ただ先にお断りしておきますが、歌詞に「大地震」という言葉が出てくるので、震災を思い出して辛くなる方もいるかもしれません。この曲がレコーディングされたのは阪神淡路大震災よりも前の事でしたので、まるで大地震を予言したようになってしまいました。



とどのつまり、本でも音楽でも違う価値観を知ることで、子供ならば学校、大人になれば会社、主婦ならばママ友達といった、狭い世界だけの話が自分の世界の全てでない、と思えたらもっと楽しく生きていける気がするのです。別に高尚な趣味を持つ必要もありません。これまでにも散々書いてますが「絶対的価値観」なぞ存在しないのですから。いじめをしている人は所詮、小っちゃい世界でしか生きていない人なのです。書物や音楽で世界全体が変わる事はないのかもしれませんが、自身の意識を変える第一歩となる事は、大いに有り得るんじゃないでしょうか。「歌や言葉から勇気をもらった」という人は多いですが、実際はそれらを受け取って勇気という力に変えたのは自分自身なんだと思います。勇気は人から何かを受け取って、自分の中から作り出されたものだと、自信を持って良いのだと思います。



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タグ: 池田清彦 パンク ボ・ガンボス トム・ヴァ―レイン

テーマ:幸せになる考え方 - ジャンル:心と身体

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Comment
発達障害の4才の息子がいます。
いつも更新を楽しみに読ませていただいています。

本文内容に直接関係ないのですが、ピストルズのワードに反応してしまいコメントします(笑)
当時映画館まで行きました!『シドアンドナンシー』を観に。しかも1人でナンシーの格好をして行きました。映画館に行ってみると、ほとんどの観客がシドかナンシーの格好をしていて、逆に目立たずその場に馴染んでいた思い出があります。
音楽には全くと言っていいほど知識がないのですが、何故かとても惹かれました。
ただ一番好きなのは『ドアーズ』と『ジャニスジョプリン』なんですが。。。
身近にこれらを知っている人すらいないので、衝動的にコメしちゃいました(^^ゞ
きみぃさん、はじめまして。ナンシーの格好しちゃったなんて凄いですねー。映画の頃私はもう社会人でしたので、マネとはしませんでしたが、1978年頃TVで初めてピストルズを見た時は中学生でしたから、安全ピンとか結構意識的に余計につけてたかもしれません。ジャニスとジム・モリソンは影響を受けたアーティストも沢山いますし、絶対に外せない存在ですね。


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