プロフィール

yuccalina

Author:yuccalina
自閉症の息子(14才)と、エンジニアの夫との3人暮らしのアラフィー主婦です。45才でヨガ指導者スクールを卒業し、現在地元で極々細やかな教室を開催。

一方、トランシルヴァニア(カロタセグ地方)の伝統刺繍、イーラーショシュのステッチを用いた雑貨『Yuccalina Erdő=ユッカリーナ・エルドゥ』の制作も行っています。

ミンネ・ギャラリーにて作品展示中。

ブログでは主にハンドメイド、ガーデニングに加え、10代から親しんできたロック音楽に、映画、本等について綴っています。

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ユッカリーナのヨガ的雑記帳


2012/09/10 11:43 yuccalina

カレル・チャペックの「ダーシェンカ」と愛犬ホルガーの話

これまでに犬の話といえば、映画「マイ・ライフ・アズ・ア・ドッグ」くらいしかしてこなかったのですが、実は私は無類の犬好きなのであります。そして、自分は結構犬から好かれやすい、とも思っています。外で散歩中の犬を見かけて「あら~可愛いわ~」と思って見惚れていると、十中八九その犬が尻尾を振りながら私に近付いてくるのです。犬は自分を好いてるかどうかをニオイで感じると言われていますが、人間は「可愛い~」と思った瞬間に何かを分泌してるのかもしれませんね。その辺りは是非「ホンマでっかTV」でも取り上げて欲しいところです。知的能力では猿に劣るかもしれませんが、社会性、協調性は犬の方が優れているとも言われています。それは、人間がそのように仕込んできた歴史の賜物でありましょう。そういう意味で私は犬に対して、責任感みたいなものも感じているかもしれません。こんなに人間に懐くように作ってきたんだから、そりゃあ愛すべきでしょう、と。

犬の話を書きたくなったキッカケは、愛読しているYOUさんのブログで紹介されていた本。チェコの作家カレル・チャペックの「ダーシェンカ」です。

今日のお勧め絵本-24(ダーシェンカ)-「YOUのつぶやき!(in 熱海)」より

YOUさんが紹介されているのはチェコスロヴァキア製の中古本なのですが、私はこちらの日本語版を所有しています。1995年12月に初版発行で、私が持っているのは翌1996年2月の第3版です。A4サイズのハードカバーで、飼い主のチャペックさんが愛しい子犬ダーシェンカ(ワイヤーヘアード・フォックステリア)の生活を、イラストと写真を交えてお話してくれる、犬の絵本と写真集が一緒になったような、素敵な本です。

dasenka2_convert_20120910113409.jpg

彫刻家の山本容子さんが書かれた序文も、「この本を読んでたら、もう可愛い過ぎてどうしましょう!」という愛に溢れています。

あまりに愛しいもののその愛くるしさを、
どのようにして、ひとに伝えることが出来るでしょうか。

(中略)

飼い主チャペックさんの緩やかなまなざしは、
私達の耳元に、彼のはずんだ息づかいと共にとどきます。
まるで、私達が隣人として子犬の成長を知っていたように。



dashenka_convert_20120910113145.jpg


このダーシェンカは日本でもイラストが表紙のものや、サイズの小さいものなど色々出ていましたが、現在はどれも絶版のようです。是非復刻して欲しいものです。

    *******************************************

さて、ここからはかつて実家で飼っていた愛犬ホルガ―(Holger 1986~2001)のお話をしましょう。ビーグル犬の雄で、生後4か月でわが家に来ましたので、約15年の生涯でした。私が、イギリス原産の犬にドイツ人男の名前を付けたのですが、当時は兎に角人と同じなのがイヤだったので、よその犬と絶対被らないような名前にしたかったのだと思います。イギリス人の名前だとどっかで被るかもしれないと、その頃ちょっと好きだったドイツのアーティスト、ホルガー・ヒラー(Holger Hillar)から名前を頂きました。しかし、今思えば、彼の音楽性とビーグル犬の天真爛漫さはかなりのミスマッチですね。動画に「腐敗のルツボ」なんて文字が見えますよ。若気の至りとはこのことですね、恥ずかしいですわ。

<確かこの曲は当時パルコのCMで使用されてました>


でも、そんな私のケッタイなネーミングも結局ホルガ―の愛くるしさの前では、全く無意味でした。私の中で、いつの間にかホルガ―と言う名前イコール可愛らしい犬に変わってしまったのですから。

手元にあるホルガ―の写真を見ていたら、こんなのが出てきました。1998年に私が結婚した時、挙式&披露宴は行わなかったのですが、実家近くの写真館で記念写真だけ撮ることになり、行く前に実家の庭先で撮ったものです。

holger1_convert_20120910100309.jpg

ミニのドレス(シビラ)にしたのは、別に脚を見せたかった訳ではなく、こんな感じの写真が撮りたかったからです。

innes_convert_20120910100334.jpg

脚の太さも(トホホ、、)全体のフォルムも大分違いますが、シャネルのモデルをされていたイネス・ド・ラ・フレサンジュさんが結婚された時に、愛犬を連れて市役所へ来た場面です。こんなん真似しよーってのも、若気の至りですかね~。私はブランドバッグを1個も持ってない人間ですので、当然シャネラーでもございません。化粧品も香水も買ったことはありません。でも、イネスを女性としてカッコいいなと思い、憧れていました。そんな訳で、ブーケはこの写真を見せて姉に似たようなものを作ってもらったりしたのです。イネスと言えば、今で言うセレブリティです。名前に「ド・ラ」が付くことから分かりますが、貴族の血統を持つ筋金入りのセレブ。庶民ど真ん中の私がよくぞこんなことをしたもんだと、我ながら感心してしまいますが、まー、彼女が市役所に行くスタイルが私の晴着なら、バランスとしては間違ってないかも?ですね。それに、犬の可愛さに関しては、結構良い勝負じゃないでしょうか。犬好きの大半の人々はチャペックさんのように、その可愛らしさを誰かに伝えたくなって、一杯写真を撮ると思うのですが、この写真もその一つなのです。別に私のミニドレスなんてどーでも良い、ホルガーの可愛らしさを引き立てたかったのです。私がイネスさんの写真に惹かれたのも、彼女の美しさだけでなく愛犬の可愛らしさが写し出されていたからだと思うのです。この時ホルガ―は12歳。既に毛が白っぽくなってきていましたが、まだまだ元気な様子でした。

彼の可愛い写真なら、それはそれは選べない程沢山あるのですが、もう1枚は敢えてこれを選んでみました。

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正確な日付は分からないのですが、2001年の5月に亡くなる数か月前の写真だと思います。癌になってしまい晩年は寝て過ごすことが殆どだったそうです。元々外で飼っていたのですが、母は家に上げて面倒を見ていました。この頃はきっと、体のあちこちが痛くて苦しかったと思うのですが、寝顔は安らかです。この写真を見るだけで、いつも私の目から滝のように涙が溢れてきます。そうと分かっているのに、どうしても見たくなるのは何故でしょうか。自分でも良く分からないのですが、いつも彼と出会えたこと一緒に暮らした日々への感謝の気持ちで、胸が一杯になるのです。私と出会ってくれて、ありがとうね、ホルガー。


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タグ: 犬好き 東欧

テーマ:犬のいる生活 - ジャンル:ペット

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Comment
私も昨年11月に愛犬を亡くしたのですよ。
それを思い出しました。
そのエピソードもそのうちプログに書きますね。
もう2度と犬は飼えません。
> 私も昨年11月に愛犬を亡くしたのですよ。
そうでしたか、まだまだ辛い時期ですね。私も最初の1年は事ある毎に思い出して泣いていましたが、それが段々と悲しみの涙から感謝のそれへと変わっていきました。そうしたらまた犬を飼ってみたくなる日がくるかもしれません。


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