プロフィール

yuccalina

Author:yuccalina
自閉症の息子(14才)と、エンジニアの夫との3人暮らしのアラフィー主婦です。45才でヨガ指導者スクールを卒業し、現在地元で極々細やかな教室を開催。

一方、トランシルヴァニア(カロタセグ地方)の伝統刺繍、イーラーショシュのステッチを用いた雑貨『Yuccalina Erdő=ユッカリーナ・エルドゥ』の制作も行っています。

ミンネ・ギャラリーにて作品展示中。

ブログでは主にハンドメイド、ガーデニングに加え、10代から親しんできたロック音楽に、映画、本等について綴っています。

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ユッカリーナのヨガ的雑記帳


2012/08/27 08:05 yuccalina

ファンカラティーナと呼ばれて‐アイドルからインディーズまで

去年の夏はボブ・マーリーとアイランドレコードの話を書いたんだっけな、と思い出しながら、今年も夏に聴きたい音楽の話を8月も終わりのこの時期に書いております。夏には暑い国の音楽が似合います。そして夏は若者の季節、だから若い頃聴いてきた音楽により惹きつけられるのか?どーかは分かりませんが、今回も80年代イギリスのロック中心のお話。

80年代の初頭ファンカラティーナ、というのが流行したことがあります。アメリカのジェームズ・ブラウンあたりから始まった黒人音楽ファンクに、カリブ周辺のラテン音楽(源流のアフロビートを含む)をプラスした、という感じです。ちなみにキャロルの「ファンキー・モンキー・ベイビー」と言う曲がありますが、あれは実は音楽的には全くファンキーではありませんし、そこから名前を頂いている今日日のバンドも、勿論ファンク音楽とは無関係の様です。ファンクは基本的に複数のリズムを組み合わせたポリリズムと、シンコペーションが特徴ですから。

で、そのファンカラティーナの中心にアイドルグループがいました。以前紹介したオレンジ・ジュースの「Rip It Up」というアルバムもファンカラティーナに分類にされていたようですが、何といってもスターだったのがヘアカット100(ワンハンドレッド)。ヴォーカルのニック・ヘイワードは(音楽性は別にして)日本で言ったらチェッカーズのフミヤ的存在でしょうか、ファッションリーダーでもあったようです。日本でホンダのスクーターのCM曲になった「Favorite Shirts」を含むファーストアルバム「Pelican West」は、私も愛聴しておりましたが、ジャケットにあるフィッシャーマンズセーターをパンツにインしてサスペンダー、というスタイルは当時メチャクチャお洒落に見えたのでありました。

Pelican West (Reis)Pelican West (Reis)
(1999/02/01)
Haircut 100

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こちらはオマケで、ニック・ヘイワードの近況を伝えるイギリスのトーク番組?50才くらいかな?中々カッコイイです。ニックが登場するなり、女性コメンテイター達のテンションがアップしてるところは、日本のバラエティ番組に出てくる往年アイドルの図と同じですね。



さて、当時の私はジェームズ・ブラウンもロクに知らなかったのですが、今思うと、やはりイギリスでの黒人音楽の影響力って強かったんですよね。加えて凄いなと思うのが、ヘアカット100みたいなアイドルグループが、インディーズのバンドと似たような音楽をやってたってことです。先のロンドン五輪の開会式&閉会式見てても思ったことですが、イギリスのロックって本当に懐が深いです。で、そのインディーズバンドとは、ラフトレード(Y)のピッグ・バッグです。元々はポップ・グループという、ジャマイカのダブやアフロビートを取り入れた政治色の強いパンクバンドから枝分かれしたバンドです。少し前に、愛読しているフレさんのブログでポップ・グループが取り上げられたのを読んでから、にわかにファンカラティーナってのを思い出したのです。

The Pop Group - How Much Longer Do We Tolerate Mass Murder 「ロック好きの行き着く先は・・・」

ポップ・グループは分裂後、3つのバンドが生まれました。このピッグ・バッグ、リップ・リグ+パニック、そしてマキシマム・ジョイです。その中でもピッグ・バッグは音が整理整頓され、オシャレ音楽に踏み入った感じです。シングル「Papa's Got a Brand New Pig Bag」が発表されたのが1981年、「Favorite Shirts」よりも若干早かった筈ですが、曲の雰囲気が近いんですよね。「Favorite-」が「Papa's-」をマネしてつくられたのか、それともそれ以前に元ネタがあるのか、はたまた影に同じ仕掛け人がいたのかは分かりませんが、この対照的な2つのグループは活動期間もほぼ同じだってりして面白いです。奇しくもヘアカット100と同じホンダのスクーターCMで使用されました。因みにこの曲名はジェームズ・ブラウンの大ヒット曲「Papa's Got a Brand New Bag」を文字ってますので、JBの動画も貼っておきますが、曲自体は全くの別物です。





後にソロとして成功するネネ・チェリーがヴォーカルを務めたリップ・リグ+パニックも愛聴してましたが、当時唯一聴き逃していたマキシマム・ジョイを今回YouTubeで初めて聴いてみました。他の2グループに比べたら、作りが雑な感じですが結構好きです。このスカスカしたサウンドに脱力系女性ヴォーカルはレインコーツみたいで、私の好きなタイプです。



最後にイギリスのアーティストではありませんが、この時期重要な役割にあったのではないか、と思えるのがアメリカのキッド・クリオールことオーガスト・ダーネル。名前にクリオールが付くことからも、カリブ音楽のニオイプンプンですが、彼はイギリスのファンカポリタンなるグループのプロデュースをしてました。日本ではサントリー・ウィスキーのCMに出ていたので、YouTubeで探してみたら、CM動画を発見。



このファッションはあのキャブ・キャロウェイをイメージしてるそうです。やっぱり音楽って、色んな繋がりで出来てるんですね。キッド・クリオール&ザ・ココナッツはアメリカのZEというインディーズに所属していて、イギリスではアイランド・レコードがライセンス契約していました。以前アイランドの話でも触れましたが、ナイジェリアのキング・サニー・アデを欧米に紹介したのもアイランドです。90年代に花開くワールドミュージックの萌芽は、やはりアイランドレコードにあったかもしれません。ZEというレーベルには面白いアーティストが沢山いたので、いずれ機会があったら紹介したいと思いますが、今回はひとまずこれにておしまひ。


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タグ: イギリス ワールドミュージック 80年代

テーマ:洋楽ロック - ジャンル:音楽

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