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yuccalina

Author:yuccalina
自閉症の息子(14才)と、エンジニアの夫との3人暮らしのアラフィー主婦です。45才でヨガ指導者スクールを卒業し、現在地元で極々細やかな教室を開催。

一方、トランシルヴァニア(カロタセグ地方)の伝統刺繍、イーラーショシュのステッチを用いた雑貨『Yuccalina Erdő=ユッカリーナ・エルドゥ』の制作も行っています。

ミンネ・ギャラリーにて作品展示中。

ブログでは主にハンドメイド、ガーデニングに加え、10代から親しんできたロック音楽に、映画、本等について綴っています。

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2012/06/30 09:10 yuccalina

パティ・スミスの新譜「バンガ」

どーでも良い話だが、私は最近髪を伸ばすことにした。昨秋から3か月くらいかけてこのブログで紹介したパティ・スミスの自叙伝「Just Kids」を読んでいるうちに、「“ドリーム・オブ・ライフ”の頃のパティと同じ髪型にしたい」と思うようになったからだ。

<ちなみに、こんな感じね>
People_Have_the_Power_-_Patti_Smith.jpg

メキシコの画家フリーダ・カーロをリスペクトして髪を編んでいたパティをリスペクトして、真似しても良い年頃に、自分がなったような気がしたからだ。

という訳でパティの新譜「バンガ」の話。ブックレット付スペシャルエディションにするか、散々迷ったけれど、安さに負けて?輸入盤を買ってしまった。

<日本盤は8月8日発売予定>
バンガバンガ
(2012/08/08)
パティ・スミス

商品詳細を見る

リリース前から、話題は盛り沢山。昨年の7月に他界したエイミー・ワインハウスに捧げた歌「ディス・イズ・ザ・ガール」。ジョニー・デップのバースディソングで、彼も参加した「ナイン」。かつての恋人トム・ヴァーレインとの再会「エイプリルフール」。震災後の日本に祈りを捧げた歌「フジサン」。成長した子供達ジャクソン&ジェシーの参加に、初孫の為に書いた歌「セネカ」等々。



この場で一つ一つを細かく解説するつもりはないが、確信できるのは、彼女ほど常に「つながり」を意識して作品を作り上げているアーティストは、中々いないんじゃないだろうか。そう言う意味で、彼女は非常に女性的なアーティストと言える。それは、実を言うと、母親としての自分を全面に出した「ドリーム・オブ・ライフ」よりもずっと前から、彼女がアーティストになりたいと思っていた時分からずっと同じなのかもしれない。「Just Kids」を読んでいると、とにかく自分に影響を与えたあらゆるジャンルの作家達への敬意と、彼女がどう影響を受けていたのかが、こと細かく描かれていて、「自分のオリジナリティーの誇示」が殆ど感じられなかったのだ。しかし、不思議な事に、そんな彼女がこれまでに発表した様々なアーティストのカバーは、どれも違う曲ではないかと思えるくらいに、オリジナリティーを感じさせるんだな。それは、一つには、「一期一会の如く作品と真摯に向き合った結果」なのかもしれない。根拠はない。なんとなくそう思っただけだか、、。ちなみに、この「バンガ」ではニール・ヤングの「アフター・ザ・ゴールド・ラッシュ」がカバーされている。

「バンガ」に於けるつながりのアウトラインは、盟友レニー・ケイと共にした船旅であるようだが、ディテイルでは空間的つながり、時間的つながり、文学作品や映画とのつながり、そして勿論人と人とのつながりを感じさせる歌で溢れていると思う。そして、彼女の歌声は年齢と反比例するかのように、透明感が増している気がするのは私だけだろうか。まるで、余分なものを手放してスッキリした清浄さを感じてしまうのだ。

その中で一つだけ、エイミー・ワインハウスに捧げた歌について。1994年にエイミーと同じ27才でカート・コバーン(ニルヴァーナ)がこの世を去った時も、パティは彼に「アバウト・ア・ボーイ」という歌を捧げていたが、この「ディス・イズ・ザ・ガール」も慈愛に満ち溢れた美しい歌だ。失われた若き才能の鎮魂を自らの務めと心得ているかのようだ。



歌にはしていないとは思うが、かつてセックス・ピストルズのシド・ヴィシャスが21才で亡くなった時、パティは自分が知らないうちに、モンスターを生んでしまったのかも、と自らの責任を感じていたらしい。つながりを人一倍繊細に感じる彼女らしいエピソードなんじゃないだろうか。そんな彼女は「21才の若さでヘロインで命を落とすなんてクールじゃない!」と自滅してしまったシドを叱咤し、嘆き悲しんだ。そして、「私は生き続ける」と言い、65才の今も精力的に活動し続けている。パティの中には数多のアーティスト達が生き続けているが、彼女の音楽は彼女ならではのものである。そして、パティと同じ時代を生きている今に、私は只々感謝したいと思う。


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タグ: パティ・スミス ニール・ヤング トム・ヴァ―レイン

テーマ:洋楽ロック - ジャンル:音楽

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Comment
さすがに早いですね、聴くの。
相変わらずな世界かな〜と思いつつ、まだ手を出してませんが
ボチボチ聴きたい気分が来そうなので。
なるほど、そんなイメージですか…、楽しみ半分怖さ半分、です(笑)。
フレさん、どうもです。
アルバムは全体的にリラックスした感じですよ。
強い刺激よりも、微妙な変化を楽しめる私の様な年頃?だと、聴きやすいかもしれません。


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どーでも良い話だが、私は最近髪を伸ばすことにした。昨秋から3か月くらいかけてこのブログで紹介したパティ・スミスの自叙伝「Just Kids」を読んでいるうちに、「“ドリー
  • posted by まとめwoネタ速neo
  • 2012/07/01 10:58
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