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yuccalina

Author:yuccalina
自閉症の息子(14才)と、エンジニアの夫との3人暮らしのアラフィー主婦です。45才でヨガ指導者スクールを卒業し、現在地元で極々細やかな教室を開催。

一方、トランシルヴァニア(カロタセグ地方)の伝統刺繍、イーラーショシュのステッチを用いた雑貨『Yuccalina Erdő=ユッカリーナ・エルドゥ』の制作も行っています。

ミンネ・ギャラリーにて作品展示中。

ブログでは主にハンドメイド、ガーデニングに加え、10代から親しんできたロック音楽に、映画、本等について綴っています。

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ユッカリーナのヨガ的雑記帳


2012/06/20 08:53 yuccalina

シガーロスからコクトーツインズ-神秘的サウンドの系譜

先日、ヨガのクラスで使用されていた音楽(Snatam Kaur)の話をしたことがありますが、同じくTOMOKO先生から、シガー・ロスというアイスランドのバンドのCDを貸して頂きました。

()()
(2002/10/29)
Sigur Ros

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シガーロスは1994年デビューで、既に何度も来日してるとか。2000年まで毎月「ミュージック・マガジン」を購読してた私は、名前くらいは見てた筈ですが、全く覚えていません。出会うべきタイミングがなかったんですね。

毎度ですが、音楽性については深く語りませんが、ヨガのレッスンで流すくらいなんで、癒し効果がありそうです。ギターとヴォーカルのヨンシーは高音(ファルセット)で、アイスランド語やホープランド語という造語の歌詞を歌っていますが、幻想的なサウンドと合間って、聴いてると夢心地になります。アイスランドでしか話されていないアイスランド語や、聞いて理解できない造語でわざわざ歌うというのは、きっと頭で理解してもらうよりも、感性に訴えたい意図があるのかもしれないです。その点でも、非常にヨガにピッタリの音楽と言えそうです。



上の動画はオフィシャルのライヴ映像です。寒そうなとこでやってますね。彼等のオフィシャル映像には、暗い海を泳ぐ少年だとか、湖で遊ぶ全裸の男女(流石に北欧だ!)だとか、面白いのが一杯あるんで、興味のある方はYouTubeを漁ってくださいませ。

私はにわかにアイスランドへの興味も高まってきて、ちょっくらウィキペディアでお勉強。これまで、アイスランドと言えば、ビョークしか思い浮かばなかったのですが、実はあの自由奔放さはお国柄を体現してるかもしれません。私が気になったポイントは以下の4点。

①現在の首相は女性で同性婚している。

②名前にファミリーネーム(姓)がない。アイスランド人のラストネームは姓ではなく、○○(父または希に母の名)+息子(ソン)又は娘(ドゥッティル)という語尾がつく。、例えばビョーク・グズムンズドゥッティルは「グズムンズゥルの娘という意味。

③識字率99%。小学校から英語とデンマーク語を学ぶので国民の大半がトライリンガルである。

④アイスランド語は一番近いのはノルウェー語だが、外来語がなく文法も変化していない為、中世の書物、サガやエッダと言った、神話や英雄伝説を皆原文で理解出来るらしい。

自由さについては、①は言わずもがなですね。スカンジナビア諸国は元来、性に関して自由なイメージですが、世界初の同性婚姻はデンマーク人で、初の同性婚首相はアイスランド人ですか。②にしても、○○家という縛り(概念)がない訳ですね。首相ですらファーストネームで呼ぶのがOK。で、これはもしや歴史上貴族がいなかったのか?と思ってたらやはりそうでした。9~10世紀中に、ノルウェー人とケルト人(スコットランドとアイルランド) が移り住んでくるまでは無人島で、930年には世界最古の民主主義会議「アルシング」があったそうです。こりゃあ、筋金入りのリベラルですね。

③については、シガー・ロスのメンバーは英語は普通に喋れるのに、敢えてアイスランド語や造語にこだわって使ってる事がうかがえます。

そして④ですが、そんなリベラル、進歩的な国民性でありながら、シガーロスやビョークには神秘的な匂いがするのです。それはもしかしたら、神話や英雄伝説が身近な文学であることや、先祖にケルト人がいるの関係あるかも?

と、無理矢理こじつけてしまいましたが、実はシガー・ロスを聴いた時、私が真っ先に思い浮かべたのは、スコットランド出身のコクトー・ツインズ(1982~1997)でした。ウィキペディアに載っていた、シガー・ロスが前座をしていたというレディオヘッドにも、確かに近いものは感じましたが、私的にはやっぱりコクトー・ツインズ(1979~1997)なんです。

1980年代、ラフトレードと共にイギリスのインディーズシーンを牽引していたレーベル4ADレコードの看板バンドでしたが、幻想的な音作りのみならず、エリザベス・フレーザーのヴォーカルにもシガー・ロスと通じるものがありそうです。私の一番好きなアルバム「Treasure」からの曲。



TreasureTreasure
(2007/04/09)
Cocteau Twins

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動画を見ていただくと分かると思いますが、何を歌ってんだが、良く分かりませんね。これはワザと舌でモゴモゴさせるGlossolaliaという手法で、ここでは詳しく書きませんが、キリスト教の歴史の中で、お祈りをする時の為に生み出されたそうです。それは他の人の耳に入らぬよう、神様と自分だけを繋げる為の技だったんでしょうか?ともあれ、エリザベスの祈りの様な歌声は、多くのファンを魅了したのです。ちなみに、Snatam Kaurと共に紹介したリサ・ジェラルド(アイルランド系オーストラリア人)のデッド・カン・ダンスというバンドも4ADレコードに所属し、リサもGlossolaliaを用いていました。そんな彼女達を含め、4ADのアーティスト達のコラボレーション、ジス・モータル・コイルの曲も1つ紹介しておきます。



「Song to the Siren」は1970年代のシンガーソングライター、ティム・バックリィのカバーですが、このディス・モータル・コイルのバージョンは、2009年の映画「ラブリー・ボーン」で使用されました。私はこの作品は見てませんが、監督は「ロード・オブ・ザ・リング」のピーター・ジャクソン。ここでケルト繋がりが出来ましたが、「ラブリー・ボーン」も幻想的な内容みたいですね。

スコットランドのネタをもう1つ。ネス湖のネッシーにハリーポッターの魔法学校など、ファンタジーを想起させるものは沢山あると思いますが、私が断然オススメなのが、ロバート・カーライル主演のドラマ「マクベス巡査」です。大自然に囲まれた北部ハイランド地方の小さな町を舞台にした、一応は刑事ドラマなんですが、超常現象や超能力的要素が盛り沢山の、正にファンタジックなドラマなんですよ。それとヘーミッシュ・マクベス巡査の相棒犬、ウエストハイランドテリアというスコットランド原産の白いワンちゃんも可愛らしいので、犬好きの方も是非どうぞ。

Hamishmacbeth.jpg

最後に映画繋がりで今一度シガー・ロスに戻りましょう。現在公開中の「幸せへのキセキ」の音楽を、ヨンシーが担当してるそうで、予告編のBGMに使用されてるのは、アルバム「Takk」の曲みたいです。



Takk…Takk…
(2005/09/07)
シガー・ロス

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映画の内容も、音楽と同様癒し系みたいですね。



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タグ: イギリス ヨガ ケルト 80年代 北欧

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