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yuccalina

Author:yuccalina
自閉症の息子(14才)と、エンジニアの夫との3人暮らしのアラフィー主婦です。45才でヨガ指導者スクールを卒業し、現在地元で極々細やかな教室を開催。

一方、トランシルヴァニア(カロタセグ地方)の伝統刺繍、イーラーショシュのステッチを用いた雑貨『Yuccalina Erdő=ユッカリーナ・エルドゥ』の制作も行っています。

ミンネ・ギャラリーにて作品展示中。

ブログでは主にハンドメイド、ガーデニングに加え、10代から親しんできたロック音楽に、映画、本等について綴っています。

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ユッカリーナのヨガ的雑記帳


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2012/05/29 08:05 yuccalina

K-POPの対極?ローファイな女神達‐Nicoから少年ナイフまで

朝日新聞、金曜の夕刊で連載されている野村萬斎さんのエッセイを、私は毎週楽しみに読んでいるんだが、先週は少女時代の名前が出てきて、ちょっぴり引いてしまった。でも萬斎さんがどんなこと書いてるのかは気になるんで、最後まで読んだ。特に彼女達の踊りの素晴らしさを讃えていて、一糸乱れぬ動きの美しさが伝統芸能の様式美と通じる、みたいな事を書かれていたわ。そこで合点したのだ。勿論、K-POPが沢山の人を引き付ける理由も分かったんだが、同時に私がなんで全く惹かれないのかもハッキリ分かったよ。あんまりキッチリ出来過ぎてると、なんか職人芸を通り越して上質な工業製品みたいになっちゃうんだよね。私には正にその「仕上がってる感」に全く面白みが感じられなくて、全然響いて来ないんだなーと。

先日の音楽のエントリーでは、「癒しの歌声」という好きな一面に沿って、女性アーティストを何人か紹介したけれど、今回はそれとはちょっと対照的なのを集めてみた。それは、アンニュイ、脱力系、ヘタウマ?と呼ばれる系譜。素人臭くて、肩の力が抜けてて、でも意外と直向きさを感じるよーな?と、正にK-POPとは対極の世界観ではなかろか?

そんな女性ヴォーカルの元祖と言えそうなのがやっぱりNicoでしょうか。今回は敢えてVelvet Undergroundでなく1968年のソロアルバム「Chelsea Girl」から、"I'll Keep It With Mine”を。



この曲はBob Dylanが彼女の為に書いた作品だとか、、。「Chelsea Girl」には当時16才のJackson Browneが書いた曲“These Days”も収められていて、アーティスト達にインスピレーションを与えるミューズだった事が伺える。そして80年代には、NICOのヴォーカルスタイルに影響受けてそうな女性アーティスト達が多数登場した。

その中でも特に開花したのが次のTracey Thornかな。ファーストソロ「A Distant Shore」ではVelvetsの“Femme Fatale”をカヴァーしてたけど、曲はTracyとBen WattからなるデュオEverything But The Girl“Each And Everyone”



私が音楽取り上げると、どうしても一番お金と時間をつぎ込んで聴いていた80年代に偏ってしまうんだが、次も同じ80年代、Rough Tradeレーベルから2組。The Slitsはレゲエ大好き少女だったAri Upを中心としたガールズバンド。Ariの自由なヴォーカルスタイルは鳥居みゆきファンにも是非聴いてみて欲しいところだが、モータウンの名曲Marvin Gayeの“I Heard It Through The Grapevine(悲しいうわさ)”のハッチャケカヴァーは、全然“悲しいうわさ”に聴こえないぞー!いつ聴いても楽しい。大好きだ~!



そして、もういっちょRough TradeのThe Raincoatsもトリオだ。こちらはSly & The Family Stoneの“Running Away”。この気の抜けた感じが気持ちいいんだわ。



この曲はシングル"No One's Little Girl”のB面だった曲で、私は当時レコードが擦り切れるくらい聴いたもんだが、The RaincoatsはThe Kinksの“Lola”のカヴァーもやってて、こちらも脱力系好きにはオススメよ。

さて、最後に日本代表を考えてみた。イギリスのインディーズ系とは若干毛色が違うかもしれんけど、やはり少年ナイフでしょ?Ramones好きな女の子達によるシンプル&ストレートなロッケンロールは、私の大好きなNYパンクの香りも持ちつつ、楽しさとひたむきさが感じられてハッピーな気分にさせてくれること請け合いだよお。90年代グランジ、サブポップ全盛の時代に、あのNirvanaやSonic Youthからも愛され、日本よりも先にアメリカで人気を得た彼女達だけど、今回は日本語の歌“Banana Chips”を紹介しよっ。アニメーションが有名になる前の奈良美智ってのもグーね。



しかし、少女時代と少年ナイフ、並べてみたらまるで対義語みたいで面白いですな~。

ところで、この手の脱力系ガールズバンドの系譜は、まだ繋がっているらしいぞ。私は最新の音楽事情には全く疎いんだが、愛読してるフレさんのブログで、アメリカのVivian Girlsなるバンドが紹介されていた。中々キュートなバンドみたいなんで、興味のある人は見てみてちょ。

Vivian Girls - Share the Joy「ロック好きの行き着く先は・・・」

2011年の作品だから、私的には十分最近の作品だわ。この手のノリが地道に受け継がれているのは、何だか嬉しいね。ゆるーく、次世代へバトンが繋がってって欲しいものだ。


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タグ: イギリス NYパンク 80年代

テーマ:女性アーティスト - ジャンル:音楽

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Comment
「仕上がってる感」がつまらない、っていうの、良く分かります。揃ってるのと同じかそれ以上に、足りないとこに人は魅力を感じるのかもしれないですね。型が出来上がってるのを、様式美ととるか、居心地悪く感じるかは聞く人次第なのでしょう。
抹茶アイスさん、いつもありがとうございます。

>型が出来上がってるのを、様式美ととるか、居心地悪く感じるかは聞く人次第なのでしょう。

私にも様式美が心地よいと思えるものは沢山あります。お笑いは結構ベタなのが好きだったり、、。結局相性の問題としか、言い様がないのかな、、。


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  • posted by まとめwoネタ速neo
  • 2012/05/29 20:42
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  • posted by ロック好きの行き着く先は…
  • 2012/05/29 21:19
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