プロフィール

yuccalina

Author:yuccalina
自閉症の息子(14才)と、エンジニアの夫との3人暮らしのアラフィー主婦です。45才でヨガ指導者スクールを卒業し、現在地元で極々細やかな教室を開催。

一方、トランシルヴァニア(カロタセグ地方)の伝統刺繍、イーラーショシュのステッチを用いた雑貨『Yuccalina Erdő=ユッカリーナ・エルドゥ』の制作も行っています。

ミンネ・ギャラリーにて作品展示中。

ブログでは主にハンドメイド、ガーデニングに加え、10代から親しんできたロック音楽に、映画、本等について綴っています。

月別アーカイブ
リンク

ユッカリーナのヨガ的雑記帳


--/--/-- --:-- yuccalina

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
2012/03/15 08:30 yuccalina

発達障害は得意と苦手のバランス問題

今回は発達障害について、自閉症児の母親である私が見聞した情報とそれに関する見解を自分なりにまとめて書いてみたい。それは、常日頃から自分も含め健常者でありながら、発達障害的側面を持った人は沢山いると思っているからだ。そもそも五感や運動神経やものの考え方の偏り、といった発達障害の特徴は、そのまま人間の個性の元と同じなんじゃないか、と感じているので、その辺の事を書いておきたいなと思ったのだ。但し、私は専門的に勉強してる訳でもないので、的外れな事も沢山書くかもしれないのを、先にお断りしておきます。

少し前の話になるが、「お願いランキング」で芸能人のお店を紹介してるのを見て、ふと思った。元木大介がラーメン屋を経営してるってのが、ちょっと心配になっちゃった。ここ何年も「おバカタレント」の1人としてバラエティ番組に出ている彼の姿がガチならば、「商売なんか手を出して大丈夫なのかしら?」って。ま、奥さんがしっかりしてそうだけどさ。

特別支援学校のトモちんのクラスには学習障害(以下LDと略)のお友達はいないし、私もそれほど詳しくはないのだが、テレビで活躍するおバカタレントと言われる人達の殆どは、LDの傾向を持ってるのではないかと思われる。LDには文字が苦手とか計算が苦手とか幾つも種類があり、一番有名なのは読みに難がある難読症で、ハリウッド俳優のトム・クルーズもそうだったりする。詳しくは下のページをどうぞ。
軽度発達障害フォーラム「LDの種類」

LDも発達障害の一種で、生まれつき脳の機能、主に視覚から受けた情報の処理等に問題がある為に、習得が困難になっている障害。自閉症に比べても認知度はまだまだ低いようだ。何年か前、はんにゃの川島が「カタカナのヨとアルファベットのEの区別がつかない」と相方の金田にネタにされていた。私は即「彼、LDなのかな」と思ったが、ネット上で話題になった事はなさそうだ。ま、元々話題になりにくい芸人だから、仕方ないかもしれんが、対照的に、鳥居みゆきちゃんや太田光とかは、しょっちゅうアスペルガーか?と騒がれてるのにね。で、最近モデルの鈴木奈々ちゃんが漢字の読み書きが出来ないとテレビで笑い者にされているのを見てたら、また心配になってしまったよ。笑って済むことばかりなら良いけど、この先、読み書きの困難が元で、トラブルに巻き込まれたりしなきゃ良いけどー。

先日、このブログでパソコンによる受験で鳥取大学に合格したアスペルガーの青年の話を書いたが、LDの人達の進学状況も気になるところだ。持ってる能力を伸ばせる学習環境が沢山あると良いなと思う。パソコン以外でも、障害を補うアイテムを使って受験し学習出来る環境の整備は、国益に繋がるものかもしれないじゃない。例え文字の読み書きが苦手でも、素晴らしい才能を持った子がいるかもしれないんだから。実際アメリカの大学ではLDの人達の受け入れに尽力してるらしい。ま、LDに限らず障害者全体へのバリアフリーがベースとしてあるんだろうけど。

さて、私がブログで度々発達障害傾向のお笑い芸人の話をするのは、皆さんの身近にいる似たような個性的な人達の存在に気付いて欲しいからだ。と同時に、実は健常者と呼ばれる人達にも無関係な話じゃないと思ってる。今回ちょっと調べものをしてたら、発達障害グループの中に「協調運動障害」というのがあった。複数の動きをスムースに組み合わせて行う能力で、ダンスは言うまでもなく、水泳の様に手足を同時に動かしたり、縄跳び=手で縄を回す+ジャンプする、や、サッカーのドリブル=ボールを蹴る+走る、なんかが良い例かな。他にも、指先の感覚の問題で、箸を上手く使えない、楽器が弾けない、なんてのも含まれるらしい。それぞれの運動機能を司る脳領域に問題があるため、生まれつき苦手な動きがある人達、と言う訳。何か身に覚えのある話ばかりだわー。私は今では編物したりするんで、信じてくれない人もいるが、実は子供の頃から箸使いが苦手で、今も豆を挟むのが難儀だ。幼稚園時代、折紙が折れなくてグチャグチャにしてしまい、泣いてしまったのを今でも覚えているわ。球技のセンスもゼロだったしなあ。脳科学的にそう言う人間なんだと分かり、少しホッとしたりもした。

そして、日頃「アメトーク」を見てる人なら既にお気付きかと思うが、この「協調運動障害」って正に「運動神経悪い芸人」の事じゃないすか。サバンナ高橋も麒麟の川島もフット後藤も、実は発達障害傾向の芸人に入ってたのかー。加えてLDについても、「読み書きが苦手、算数が苦手なんてのは、当てはまる人はかなりいそう。つまり、何でも平均的に出来ると言う人以外は全て、発達障害の延長線上にいるようなものではなかろか。アンバランス度が高いと障害になると。人は誰でも得意な事、苦手な事ある、それを理解し個性として受け入れるのは、今までは情緒的理解でしかなかったが、科学的にも解明されつつあるって事だ。それって、障害者だけでなく健常者と呼ばれる人達にも有益じゃなかろうか。

発達障害って、よく「ホンマでっかTV」の澤口先生(脳科学)が口にしてる「脳領域の違い」と符合する。TVではややこしくなるから便宜上「発達障害」という言葉を使っていないだけだと思う。例えば近年よく話題になる「片付けが苦手」も発達障害の一部。物事を分類したり、優先順位を決めたりと、情報を処理する脳領域が弱い、ってことらしい。そして「話を聞いて理解して返事する」のと「書かれたものを読んで理解し書いて答える」のでは、使われている脳ミソの場所が違ってるから、LDの難読症とかがあるんだな。脳科学の進歩により、例えば目の前にある物の見え方でさえ、人それぞれであると分かってきた。一番分かりやすい例が色の識別で、視力とは関係なく、情報を処理する脳の違いによって色を識別する力が違うのだ。平均すると、女性の方が能力が高いとか。デザイナーやアーティストにおネエが多いのと重なるのは、面白い話だなー。

あれやこれやと散漫な文になってしまったが、これが私の情報処理の厳戒じゃ!と開き直りつつ、最後に1つ確認しておきたい。私は決して「苦手な事はやらせなくていい」と言ってる訳じゃない。苦手な事を習得する為にもっと工夫するべき、と思ってるだけなのだ。私の知る限りでは、例えば自閉症ならば、聞いて理解するのが苦手なので、写真や絵カードを見せる、といったサポートをしている。其々の障害に沿った具体的な支援方法は、障害までいかなくても苦手意識の強い人にも、きっと役立つ事があるんじゃないか。不器用な私は、「協調運動障害」の子に、どんな指導をすると良いのか、是非とも知りたいんだわー。その為には、発達障害とその支援教育の状況を、社会に広めていかなきゃいかんよね。
関連記事
スポンサーサイト

タグ: ホンマでっかTV

テーマ:障害児と生きる毎日。 - ジャンル:育児

次、何見よう‐「きっとここが帰る場所」 | ホーム | ニンジンの味噌マヨカレー風味和え
Comment
ユッカリーナさん、いつもコメントありがとうございます。
そして、すみません、コメントの返事をしなくて。
ところで最近、私のブログに「トム・クルーズ 病気」という文字列で検索してくる人が非常に多いです。
一度、アメフトのある監督が、識字障害(ディスクレシア)という障害であることを告白した時、同様の障害を持つ者として彼の名を書いたのですが、その記事が読まれているようです。
そこで、ユッカリーナさんはどう書かれているかと検索して、この記事にあたりました。
この記事を見て思ったのは、自分にもきっと色覚障害以外の障害があるかもしれないけど、たまたま今まで顕在化する機会がなかっただけかな、と思いました。
多分、お伝えしたかったこととは違うとは思いますが。
MAJIKさん、古い記事にコメントありがとうございます。
私は息子の障害と向き合う事で、色々と気付くことがありました。程度の違いで障害と呼ばれるか、健常だけどちょっと変わった人と呼ばれるかなんだと思っています。「障害」とか「病気」という言葉が差別に繋がるからと、使いたがらない方もいるかと思いますが、私としてはそれらの言葉を使って科学的な研究成果を世間に広められればと思って、積極的に使っています。
この記事で紹介した、学習障害や協調運動障害等は、何かしら思い当たる人が大多数ではないかと、私は思っています。例えば、ギターの上手いフット後藤やサバンナ高橋は、リズム感が無い訳ではない筈なのに、指先でリズムは合わせられても、体全体でリズムと取るのが苦手だったりする訳です。それは司ってる脳領域が違うから、と言った脳科学的な説明は、私にとって目からウロコでした。
初めまして。
言語聴覚士という仕事で発達障害の子ども達とかかわっています。
yuccalina さんはテレビとか見ながらいろいろな情報を仕入れ、それをまとめていく才能があるのですね。

言われるとおりにみんな障害の延長にあります。
そして、生活上、その障害が大きな支障になっているときに障害と呼び、そうでないときにはこれが苦手とか個性で済むわけです。

自閉症スペクトラムということばもこの障害がどこからかという境目がはっきりしないので周辺との境目がプリズムを通した光のようだという意味です。
rainwomanさん、はじめまして。コメントありがとうございます。私は子供の頃から色々なものの関連性を見つけるのが好きだったので、このブログもその延長線上にあります。ただ整理整頓が苦手なので、こうして文章に出来るのも、コンピューターの時代になったお蔭だと思っています。今度rainwomanさんのブログにもお邪魔させて頂きますね。
ブログ拝見いたしました
子育がんばって下さい!


Trackback
この記事のトラックバックURL
http://notarinotariyoga.blog.fc2.com/tb.php/319-1f0f9dab
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
ご訪問ありがとうございます
最新記事
最新コメント
カテゴリ
検索フォーム
最新トラックバック
ユーザータグ
フリーエリア
RSSリンクの表示
Web page translation
QRコード
QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。