プロフィール

yuccalina

Author:yuccalina
自閉症の息子(14才)と、エンジニアの夫との3人暮らしのアラフィー主婦です。45才でヨガ指導者スクールを卒業し、現在地元で極々細やかな教室を開催。

一方、トランシルヴァニア(カロタセグ地方)の伝統刺繍、イーラーショシュのステッチを用いた雑貨『Yuccalina Erdő=ユッカリーナ・エルドゥ』の制作も行っています。

ミンネ・ギャラリーにて作品展示中。

ブログでは主にハンドメイド、ガーデニングに加え、10代から親しんできたロック音楽に、映画、本等について綴っています。

月別アーカイブ
リンク

ユッカリーナのヨガ的雑記帳


2012/03/07 08:38 yuccalina

スローな漫才にしてくれ~スリムクラブから千鳥

先日のブラマヨ×Hi-Hiの記事を書いてた時にふと思った。ロンドンブーツの淳みたいに上手いMCって、芸人達の人間性みたいなもんを引き出すのに長けてるんだよな。明石家さんま、今田耕司、雨上がり決死隊等、例え録画&編集された番組であってもライヴ感があって、その場での一瞬々々に出てくる輝きを見逃さない。そして、淳が言ってた「あがって何にも言えない感じでも、何でもいいから出してこい」を実践して、バラエティに定着してきた感じなのが千鳥じゃないだろうか。「ロンドンハーツ」で脇汗ビッショリになった大悟を見て「可愛い奴やな」と思い、悉くザキヤマに口を挟まれてはコメント泥棒されていたノブは、良い人オーラが数段アップして見えたものだ。まだまだ本人達は手応えが無いかもしれんけど、彼等の純朴なキャラクターは着実に浸透してる気がするわ。特にノブは子供からも好かれそうな、安心感を与える顔立ちが良いし、2人とも関西芸人特有の大声&早口で捲し立てる、せかせかしたとこが無くて良いな。「何じゃったかのう」とかいう岡山弁?が関東で流行る日が来るかも、とゆーか来て欲しいものよのう。その点では、博多華丸大吉に通じるものがあるかもね。訛りを出す漫才って、例え同郷の人間でなくても安心感を与えてくれると思う。よそ行きでなく普段着の言葉を出してくれてるような、、。普段関西の芸人を見て「訛ってる」と思うことはないが、千鳥の喋りにはホッとさせてられるんだよね。

さて、その千鳥の「紅引きの白平」っちゅう言い回しに趣きがあって好きだ。とは以前も書いたが、実は彼等がM-1で決勝に残った過去4回、私は全て見ていた筈だのに、あまり印象に残ってなかった、申し訳ない。THE MANZAIの録画を見直しながら、ふと思ったんだよね。2010年M-1でブレイクしたスリム・クラブを挟んでからの千鳥の印象が、かなり違って見えたのだ。それまでのM-1チャンプ、ノンスタイルやパンクブーブー等はどちらかと言うとスピード感が売りのコンビだが、スリム・クラブの様な「スローかつタメを効かせた漫才」にハマってからは、結構「間をとるタイプ」が快感になってきたのだ。千鳥は喋りのスピードもミディアムで、間の取り方で笑いを誘うタイプに思える。音楽に例えるならR&Bでしょうかね。次のフレーズが出てくるまでのタメの瞬間に、クーーーー!っと、脳内に快感物質が出てくる感じ?

ところで、「間の取り方」でもう1つ大切なのは、お客さんと呼吸を合わせることじゃないかと思う。どんなに面白いネタであっても、お客さんの笑い声等のリアクションと、喋り出すタイミングのちょっとしたズレで居心地の悪さを感じる場合もあったりする。お客さんとの呼吸のあった漫才は、テレビで見てても実に気持ちが良い。Hi-Hi上田がTHE MANZAI出した名言には「漫才楽しい!」と、もう1つ「オマエの18年間を放り込んで来い!」があった。こちらはブラマヨとのトークでは出てこなかったが、オードリーのオールナイトニッポンでその真相が語られた。言葉は大体の感じですが、「(岩崎が)ネタ飛んじゃったみたいで黙ってたから、自然に出てきた」と言う上田に対し、岩ちゃん(岩崎)は「お客さんから笑いが起きてたから、少し待ってただけ」とか言ってたの。私が凄いなと思ったのは、岩ちゃんがちゃんとお客さんの反応を見ながら、ツッコミの間を取ってたって事。結果として上田に伝わらなかったが、アドリブで格好良いボケ「オマエの18年間を放り込んで来い!」が生まれたのは、岩ちゃんがタメてくれてたからでもあるんだなと。

「お客さんとの呼吸を合わせる」妙技で私がいつも思い出すのは、2年前のR-1で優勝した時のあべこうじなんだけど、お客さんの反応に合わせるようにアドリブを入れて、まるで観客と対話してるみたいだった。肩の力が抜けて、舞台を楽しんでる感じがTVの向こうからでも伝わってきた。そして、THE MANZAIでのHi-Hiには、それと同じ空気を感じたのだった。会場での雰囲気って、絶対に茶の間にも届くんだよね。だから最終決戦でHi-Hiには審査員から1票も入らなかったが、国民ワラテン(視聴者投票)ではナイツに次いで2位の点数を獲得したんだなと。Hi-Hiが漫才を楽しんでるのは、客席だけでなく画面の向こうにまで伝わったのだ。

ちなみにスリム・クラブの漫才で私が一番好きなとこは、「〇〇と△△が××した時、何が生まれると思いますか?」というツカミの部分。真栄田が何を出してくるか、待っているタメの時間がたまらなく好きな私なのであった。そして、話題を変える真栄田に対し、内間の「漫才ヘタですね」が出るまでの空間も好きだわー。
関連記事
スポンサーサイト

テーマ:THE MANZAI - ジャンル:お笑い

さよなら大好きだったお店と、またもやインド映画の話 | ホーム | 70年代暴力刑事とニッポン・パクリ音楽列伝
Comment


Trackback
この記事のトラックバックURL
http://notarinotariyoga.blog.fc2.com/tb.php/312-3b3702e4
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
ご訪問ありがとうございます
最新記事
最新コメント
カテゴリ
検索フォーム
最新トラックバック
ユーザータグ
フリーエリア
RSSリンクの表示
Web page translation
QRコード
QR