プロフィール

yuccalina

Author:yuccalina
自閉症の息子(14才)と、エンジニアの夫との3人暮らしのアラフィー主婦です。45才でヨガ指導者スクールを卒業し、現在地元で極々細やかな教室を開催。

一方、トランシルヴァニア(カロタセグ地方)の伝統刺繍、イーラーショシュのステッチを用いた雑貨『Yuccalina Erdő=ユッカリーナ・エルドゥ』の制作も行っています。

ミンネ・ギャラリーにて作品展示中。

ブログでは主にハンドメイド、ガーデニングに加え、10代から親しんできたロック音楽に、映画、本等について綴っています。

月別アーカイブ
リンク

ユッカリーナのヨガ的雑記帳


--/--/-- --:-- yuccalina

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
2012/02/07 08:14 yuccalina

「アメトーク・読書芸人」から早川義夫とミュウ・ミュウの話

地味な題材ながら楽しみにしていたアメトークの「読書大好き芸人」。ピース又吉とオードリー若林はいかにも相性が良さそうな組み合わせだったが、各々の微妙な感覚の差が分かって面白かった。

若林は共感性が強い為だと思うが、本の内容で気持ちが上下したり、本に引きずられる自分に戸惑いを感じている様だ。しかし又吉はそっから先に行ってしまってる気がするの。本が好き過ぎて、本に感情をかき乱されてる自分をも好きみたいなのだ。また、自分が本に飲み込まれる「本との一体化」を味わったり、物としての本への愛着、例えば「帯も本の一部」という拘りっぷりは、「ピカルの定理」のコント「フェティッシュ」さながらである。

各芸人達の本棚はスロー再生までしてチェックしちゃったよ。一番自分と趣味が近いかも?と思ったんは、スピードワゴン小沢かな。以前パティ・スミスのエントリーで紹介した詩人ジム・キャロルの「マンハッタン少年日記」があったし、甲本ヒロトに町田康と、やはりロック好きの彼らしい本が並んでいたよーな。それと、寺山修司ってのも良いね。又吉のは想像した通りで、意外性は無かったけど、若林の本棚で気になったのは、安藤美姫の本。ミキティのファンなの?気になるわー。そして、笑い飯・哲夫にはシモーヌ・ド・ボーヴォワールか。流石、哲学科出身だけあるが、何か全体的に品薄な感じが否めない。高校時代の教科書や辞書でスペース取ってるし、、。ま、同じ本を何度でも読み返すタイプなのかもしれないけどね。実は私、又吉の本と一緒に「えてこでもわかる笑い飯哲夫訳・般若心経」も購入して、今読んでるとこなんだわ。

えてこでもわかる 笑い飯哲夫訳 般若心経 (ヨシモトブックス)えてこでもわかる 笑い飯哲夫訳 般若心経 (ヨシモトブックス)
(2009/01/31)
笑い飯 哲夫

商品詳細を見る

そんな訳で著書の話をちょっと期待してたんだが、何も言わんかったね。ってか自分の本棚に並べとけば良いのにさ。この「般若心経」については、いずれヨガの話と絡めて、紹介しようかと思っております。

読書脳キレキレの経験、最近はあまり感じたことないな。若い頃は飲み会後の電車内で読むと、文字がすべて頭に入ってきて、何でも分かった気になったりしたもんだが、、。本にも酔ってただけで、読書脳とはちゃうかな。初登場のエリートヤンキー・橘が、自分の好きな本読んでた子に声をかけた話で思い出した。私は28か29才の頃に一度、読んでた本の事で声をかけられた事あるよ。酔っ払った50くらいのサラリーマンで、私が読んでた南方熊楠の本を見て、最初は「なんで熊楠なんか好きなの?変わった子だねー」って感じだった。その時は私も酔っ払ってたんで、詳しい話はよく覚えてないが、熊楠がどんだけ素晴らしいかとか何とか、話が弾んでヒジョーに楽しかった記憶があるなー。

ちょっと話が逸れちゃったか、読書芸人に戻ろう。ベタなヒット作品を読むのが恥ずかしいと言う小沢、若林、光浦達を尻目に、又吉は、「恥ずかしい本なんてない」と言う。売れてる本でも売れてない本でも、ブックカバーをせずに分け隔てなく読む。正に本への愛情を突き詰めた結果という感じで清々しい。やっぱ彼は年令以上に出来てる男だね。私は音楽に関して似たような感覚があるが、40過ぎてやっと分かってきた感じだもの。昔はメジャーなアーティスト聴くのが恥ずかしかった時期があった。敢えて聴かない事がカッコいいと思ってた。先日のエントリーで又吉の本に長渕剛の名前を見つけてガッカリ(するのも人間が出来てない証拠だが)、と書いたが、昔だったら、んなもん聴いてる奴は好かん!と、ソッコー又吉も嫌いになってたかもしれんわ。やっと「悪い音楽なんてない」と思えるようになったのだ。

ところで、又吉の言葉を聞いてるとよく思い出すのが、早川義夫。彼が伝説のバンド、ジャックス解散後に本屋の店主になったお話、「ぼくは本屋のおやじさん」は、何か又吉と通じるものを感じる。同じく人見知りで、不器用さを情熱によって乗り越えているよなお姿、そして本が大好きな早川氏のお話は、是非とも若い又吉ファンの皆様に読んで頂きたい。

ぼくは本屋のおやじさん (就職しないで生きるには 1)ぼくは本屋のおやじさん (就職しないで生きるには 1)
(1982/05)
早川 義夫

商品詳細を見る

そして、ついでというのも何だが彼のソロ・アルバム「かっこいいことはなんてかっこ悪いんだろう」(←是非一度、又吉に言わせてみたいセリフ)から1曲「サルビアの花」を紹介。私はカラオケにあったら必ず歌う曲です。

かっこいいことはなんてかっこ悪いんだろうかっこいいことはなんてかっこ悪いんだろう
(2008/12/17)
早川義夫

商品詳細を見る




ところで、ブログ村で早川義夫さんの事を書かれてる方がいないか、探してみたらいました。

たましいの場所たましいの場所
(2002/07/01)
早川 義夫

商品詳細を見る


本の周辺 「たましいの場所」早川義夫

この本は著者が再び歌を作り、人前で歌い始めた時
のことを中心に書かれた日記のようなエッセー。

「恋をしたいから恋をするのではない。
写真を撮りたいから写真を撮るのではない。
写したいものがあるから撮るのだ。
写したいという気持ちを撮るのだ。
歌いたいから歌うのではない。
歌いたいことがあるのから歌うのだ。
自分を歌うのだ。」
こんな風に再び歌い始めたときの心情を
綴っています。

体の中から湧いて出てくる事、
言葉だけではうまく表現できないほんとうの事、
自分のなかの不完全で欠けている事。
そんな歌う事を見つけて、いざ人前歌う時
うまく歌えるかどうか不安で震えて
逃げ出したくなる。
そして、技術とか才能、上手い下手ではなく、
その人の本質から生まれた美しいものが感動を
与える事ができるんだと納得して、やり遂げる。
不安に揺れ動きながらも純粋に表現をすることに
向かう彼の姿勢は、そのまま生きていく姿勢
としても読み取ることができます。



一部抜粋しましたが、是非全文を読んでみてください。「たましいの場所」も買わなくちゃ、、、。


最後に、光浦靖子の発言「本好きの女はブス」を受けて。自分がブスかどうかはこの際置いといて、私が本好きの女で思い出すのは、20代半ばで見たフランス映画「読書する女」の主人公。

cinema.jpg

演じた女優のミュウ・ミュウは、勿論ブサイクとは言えないが、カトリーヌ・ドヌーヴやキャロル・ブーケの様な正統派美女ではなかった。私には彼女がヒジョーに魅力的に見えて、ショート・ヘアやファッションを真似たりしたものだ。本の朗読を仕事にしてるコンスタンス(ミュウ・ミュウ)という女性が、老若男女問わず様々な顧客を相手に、本を読む。それは哲学書だったり、童話だったり、退廃的エロ小説だったり、、。どんな本でも分け隔てなく、美しい声で読んでくれる女性の物語を、久しぶりに思い出したのだった。
関連記事
スポンサーサイト

タグ: 又吉直樹 オードリー アメトーク

テーマ:読書 - ジャンル:本・雑誌

「発酵食品のパワー」キムチ、納豆&ヨーグルトでインフルエンザの季節を乗り切れるか? | ホーム | 「菜の花の和え物」‐味噌マヨのバリエーションを楽しむ
Comment
私の記憶が正しければー、
オードリー若林さんはフィギュアスケートの
安藤美姫ちゃんの大ファンです。
ラジオなどでときどき言っていました。
よく覚えてませんが、何かめんどくせー若林さんなりの理由があった気がします。
なんか〇〇だから好きなんだよねー・・・、
の〇〇の部分は良く思い出せなくて残念です(笑)
moitaさん、若林情報をありがとうございます。ANNは最近のをYouTubeで聞いたりしてますが、全然知りませんでした。
彼がフィギュアスケート見るなんて、意外な気がしました。


Trackback
この記事のトラックバックURL
http://notarinotariyoga.blog.fc2.com/tb.php/285-5e2b77a3
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
ご訪問ありがとうございます
最新記事
最新コメント
カテゴリ
検索フォーム
最新トラックバック
ユーザータグ
フリーエリア
RSSリンクの表示
Web page translation
QRコード
QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。