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yuccalina

Author:yuccalina
自閉症の息子(14才)と、エンジニアの夫との3人暮らしのアラフィー主婦です。45才でヨガ指導者スクールを卒業し、現在地元で極々細やかな教室を開催。

一方、トランシルヴァニア(カロタセグ地方)の伝統刺繍、イーラーショシュのステッチを用いた雑貨『Yuccalina Erdő=ユッカリーナ・エルドゥ』の制作も行っています。

ミンネ・ギャラリーにて作品展示中。

ブログでは主にハンドメイド、ガーデニングに加え、10代から親しんできたロック音楽に、映画、本等について綴っています。

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ユッカリーナのヨガ的雑記帳


2011/12/19 13:56 yuccalina

様式美と型破り‐ハマカーンから狂言、ベジャールの話まで

THE MANZAIが終り、つわものどもが夢のあと。

何やかんやと、勝敗に拘って漫才を存分に楽しめなかった自分がいたなあ。改めて録画を見直すと、一番漫才を楽しんでた感のあるHi-Hiの眩い輝き(頭の話じゃないよ)が、しっかりと見てとれたよ。M-1の2007年サンドウィッチマン、2008年オードリーに優るとも劣らぬ「茶の間はドッカーン!」だったであらう。最終決戦は0票だったけど、お茶の間票「国民ワラテン」は、ナイツに次いで堂々の2位だしさ。これでアメトークで「ケイダッシュ芸人」やってくれたら、サイコーだよ。

磁石だって2票を取ったし、博多華丸大吉は関根さんの1票とビートたけしの嬉しい一言があった。2人ともネタ中に、良い笑顔が抜かれてたよね。

そして、敗れても晴れがましい表情の浜谷健司を見つつ、「ハマカーン応援宣言」は勿論ケイゾクするよ。「下衆の極み」が出た時に客席からキャーの歓声が上がったのを、私は聞き逃さなかったし、「国民ワラテン」もBグループ2位だった。人気は確実上がってきてると手応えを感じつつ、今回はこれからの彼等に望むもの(=勝手な妄想)について書きたいと思う。たわけた真似を、と言われたい。

一つ、「下衆の極み」に更に磨きをかける。
一つ、「下衆の極み」の型を破る。


「下衆の極み」をこの先何十年でも続けて欲しいとは、既に書いた。浜谷のこの決め台詞に至る、発声と抑揚から身のこなしまでの所作は、年々磨かれて様式美もアップしているが、まだまだブラッシュアップ出来ると思う。誰にも真似できないが、誰からも真似されるギャグになる様、大切に育てて欲しい。そうすれば、「下衆の極み」の型を破った時の落差は凄いものになるだろう。YouTubeでは既に削除されてしまったが、「回転寿司」の動画では、「下衆の極みの先出しバージョン」というのが見られた。思わず軽ーく口先だけで「げすのきわみ、、」ってやつ。THE MANZAIでも、ツッコミ神田がクオリティの低い「下衆の極み」をやる、というのがあったね。この程度ではまだ「型破り」の域ではないと思うが、こういった外しの技を有効にする為にも、「下衆の極み」をもっと研ぎ澄まし、いつの日か型破りのネタを見せて欲しいのだ。中村獅童がテレビで言ってたよ。「型破りとは、型が確立されてるからこそ出来る」とな。

また、決め台詞の種類を徐々に増やしたいところだが、今回の「鬼どもの宴」は結構良かったね。でも、私はあのテンションで美辞麗句を吠える、ってのも一度見てみたいなー。

浜谷には、狂言師野村萬斎さんに負けない佇まいを持った芸人になってもらいたいと思う。そんでもって子供番組「にほんごであそぼ」に出て欲しいのだ。んー、何か妄想の方向性がドンドン可笑しくなってきたな。

方向外れたついでに、萬斎さんの舞「三番叟」なぞを紹介すっか。実を申すと私は浜谷のネタ中の動きを見ながら、思い出しちゃったんだよね、萬斎さんの舞を。日本の伝統芸能については門外漢の私だが、毎朝「にほんごであそぼ」で野村萬斎さんや市川亀治郎さんを見ては、彼等の佇まいに畏敬の念を抱いていた。



この舞については彼が朝日新聞の夕刊で連載してるコラムで知った。12月始めにあった狂言の舞台で「ボレロ」を舞う事になった経緯が紹介されていた。彼の父で人間国宝の野村万作氏がベジャールのボレロ(シルヴィ・ギエムの動画はこちらの記事で紹介)を見た時に、この「三番叟」との共通点に気が付いたという話だった。同じ主旋律を繰り返しながら高揚していく。大地を踏み、跳躍する根源的な祈りと恍惚感。

ま、日本をモチーフにした作品も残したベジャールだから、元々日本の伝統芸能から影響受けてた可能性は、極めて高いけどね。

そうそう、ベジャールの弟子だった振付師のパトリック・ド・バナがパリオペラ座の元エトワール、マヌエル・ルグリに振付けしてるとこを、テレビで見たことあるんだけど、「玉三郎のように穏やかに」とか言ってたなー。「動きがいかにもダンサーらしすぎる」とダメ押しされるルグリが、何だかおかしかった。

と言う訳で最後にそのパトリック・ド・バナ振付けの「The Picture of...」を紹介して、今回はおしまい。



漫才から随分遠いとこに着地しちゃったかな。
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タグ: ハマカーン

テーマ:THE MANZAI - ジャンル:お笑い

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