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yuccalina

Author:yuccalina
自閉症の息子(14才)と、エンジニアの夫との3人暮らしのアラフィー主婦です。45才でヨガ指導者スクールを卒業し、現在地元で極々細やかな教室を開催。

一方、トランシルヴァニア(カロタセグ地方)の伝統刺繍、イーラーショシュのステッチを用いた雑貨『Yuccalina Erdő=ユッカリーナ・エルドゥ』の制作も行っています。

ミンネ・ギャラリーにて作品展示中。

ブログでは主にハンドメイド、ガーデニングに加え、10代から親しんできたロック音楽に、映画、本等について綴っています。

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ユッカリーナのヨガ的雑記帳


2011/12/02 08:37 yuccalina

「第2図書係補佐」の又吉直樹と、「(仮)音楽係」八十島弘行(2700)の話

ピース又吉直樹の話を書くのは久し振り。最近お笑い番組の時間を削ってる為、彼の活動は殆ど追っかけられてない状態だ。だからって訳じゃないが、又吉の本を買ってみた。「第2図書係補佐」は、2006~2009年、ブレイク前夜にヨシモトの雑誌で連載されていたエッセイを纏めたもの。本の批評でも解説でもなく、作品に纏わる、又はそれから連想される様な、少年時代の思い出等、彼の経験談が多く書かれている。自分自身、まあまあ本は読む方だと思っていたが、47作品中私が読んだ事があった本は、たったの8つだった。

第2図書係補佐 (幻冬舎よしもと文庫)第2図書係補佐 (幻冬舎よしもと文庫)
(2011/11/23)
又吉 直樹

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私が20才の頃に読んだカフカの「変身」は、読後に「虫になる夢を見てしまった」程強烈だったもんだが、又吉青年は「笑ってもうた」らしい。意外とドライな男やね。また、以前このブロクで「又吉と似てなくない?」と書いた(記事はこちら)、町田康の「パンク侍、斬られて候」が取り上げられていて、実際ファンだったと判明したのは嬉しかったし、随所に自分が思い描いてた又吉像と重なる一文があって、中々楽しめた。

「現象として起こることを自分の感性にそって甘受し受け入れるか否かの判断も自分で決定する世界」(宮沢賢治「銀河鉄道の夜」より)

「僕は予定調和なことよりも不条理なことにリアリティと人間味を感じてしまうことが往々にしてある。」(カミュ「異邦人」より)


又吉の言葉の端々から感じられるのは、常に自分の感じる心を大切に本を読んでるんだなって事で、知識や先入観に囚われずに、各々の作品に接することが出来るのは素晴らしいと思った。

そんな「文学にまみれ、活字の海をスイスイ泳ぐ男」又吉の対極にいるようで、実は近い人間かも?と最近思えてきたのが、2700の八十島弘行だ。「音楽にまみれた」この男が泳いでるのは、「ビートの海」であった。以前私は彼を「お笑い界のボ・ディドリーか?」と書いたこと(記事はこちら)があるが、彼は元々ベーシストだったらしい。確かにメロディラインよりもビートに重点が置かれた曲(ネタ)作りが特徴である。そいじゃ「お笑い界のラリー・グラハム」にでもしとく?まー、とにかく、全ての事象も感情も曲になってしまうような脳ミソの持ち主で、もしかすっと「共感覚」があるのかもしれないな。 八十島は自分の笑いへの拘りが強そうだし、喋りにおいては欠落した部分がある。しかし、自分の作る「笑い」に対して、迷いが感じられないところがアーティストっぽくて好きだ。キングオブコントの「キリン・スマッシュ」ネタは相方のツネが「これのどこが面白いねん?」と思ってたらしいが、八十島には全く迷いはなかったんだろう。

こちらはヨシモトが配信してた動画らしいが、キングオブコント決勝の前にピースと共演したものの一部。八十島の「や・き・い・も・の・か・わ・のっ!」という曲に興味津々の又吉に、私は興味津々浦々であ~る。



ところで、先週の「サタデーナイトライヴ」で又吉が、「さんまさんに作ってきたネタを捨てろと言われた」云々の話には、やっぱりさんまは又吉に期待してるとこが大きいんだな、と再確認した。「さんまさんのフリが怖い」と言う又吉に、さんまは「怖いものの先にあるもの」を見せてあげたいと思ってるのかもしれないなー。確か欽ちゃんも、河本準一とコント共演した時に、リハーサルで毎回違うことをさせて、「本番では今までやったことない事やれ」と言ったそうだ。舞台は生き物だから、何が起こるか分からない。だから面白い訳で、「予定調和より不条理」を好む又吉に、「台本通りよりアドリブ」が楽しい、と思える日が来たら良いなと思う。
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タグ: 又吉直樹

テーマ:お笑い番組 - ジャンル:お笑い

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