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yuccalina

Author:yuccalina
自閉症の息子(14才)と、エンジニアの夫との3人暮らしのアラフィー主婦です。45才でヨガ指導者スクールを卒業し、現在地元で極々細やかな教室を開催。

一方、トランシルヴァニア(カロタセグ地方)の伝統刺繍、イーラーショシュのステッチを用いた雑貨『Yuccalina Erdő=ユッカリーナ・エルドゥ』の制作も行っています。

ミンネ・ギャラリーにて作品展示中。

ブログでは主にハンドメイド、ガーデニングに加え、10代から親しんできたロック音楽に、映画、本等について綴っています。

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ユッカリーナのヨガ的雑記帳


2016/03/28 13:15 yuccalina

英国BBC伝説の音楽番組『Old Grey Whistle Test』ベストDVDについて~その(2)Vol.1

タイトルにある通り『Old Grey Whistle Test』(以下OGWTと略)のベストDVDを紹介します。前回説明しましたが、訳あってVol.2からスタートした為、今回は1になります。70年代はジョン・レノンにボブ・マーリー、80年代のU2とREMと言った超メジャー級アーティストを含むラインナップ。演奏は無いけど、レッド・ツェッペリンのロバート・プラントやキース・リチャーズ、ミック・ジャガーのインタビューなんかも収録されている豪華さ。こう言ったシリーズものになると、最初のが一番気合いが入ってる内容なのはよくあるパターンですね。

そしてもう一つ私が感じたのは、イギリスにおいて、ブルースやソウルと言った黒人音楽がいかに重要であったか。それを物語るように、プレゼンター達が黒人アーティストへのリスペクトを語るのです。後にブルース・ムーヴィー・プロジェクトで知ることとなる、ブルーズウーマンとしてのボニー・レイットの格好良さとか。彼女がイギリスで支持されていた(ピーター・バラカンさんもファンだった筈)ことも、今になって納得した訳ですにゃー。

等と言ったあたりも踏まえつつ、収録アーティストと曲名及び放送年は以下の通り。(放送年については、前回の記事でも追記しておきましたです。結構重要な気がしてきましたので)

1. Alice Cooper-Under My Wheels 1971
2. Elton John-Tiny Dancer 1971
3. Curtis Mayfield- We Gotta Have Peace 1972*
4. Randy Newman - Political Science 1972
5. Bill Whithers - Ain't No Sunshine 1972*
6. Rory Gallagher - Hands Off 1973*
7. Bob Marley & the Wailers - Stir It Up 1973*
8. Roxy Music - Do The Strand 1973*
9. The Edgar Winter Group - Frankenstein 1973
10. Captain Beefheart-Upon the My O My 1974
11. Little Feat- Rock 'n' Roll Doctor 1975
12. John Lennon - Stand By Me 1975*
13. Lynyrd Skynyrd - Freebird 1975
14. Emmylou Harris - Amarillo 1976
15. Bonnie Raitt - Too Long At The Fair 1976
16. Tom Waits - Tom Traubert's Blues 1977
17. Talking Heads - Psycho Killer 1978*
18. XTC - Statue of Liberty 1978
19. Blondie - I'm Always Touched By Your Presence, Dear 1978
20. Tom Petty & The Heartbreakers - American Girl 1978
21. The Police - Can't Stand Losing You 1979
22. Bruce Springsteen - Rosalita 1979
23. Iggy Pop - I'm Bored 1979
24. The Specials - Message to Rudi 1979*
25. The Damned - Smash It Up/I Just Can't Be Happy Today 1979
26. The Ramones - Rock 'n' Roll High School 1980
27. U2 - I Will Follow 1981
28. REM - Moon River/Pretty Persuasion 1984
(*印は動画を紹介している曲)


それでは、気になったところに、一言コメント及び動画紹介をして行きましょう。

トップバッターのアリス・クーパーは、ヴィジュアルは派手だが、結構フツーなロックンロールだわね。私的には、大好きなジョン・セバスチャンが音楽やめようと思ったキッカケらしいので、余り印象良くないですがが。2.エルトン・ジョンは本人比ではかなりお地味な格好か?でもピアノの弾き語りはやっぱり良い。

3.カーティス・メイフィールドは、楽器を運び入れるの困難な超狭いスタジオで、音量をミニマムに絞ってたとは思えない、熱気溢れる演奏。



彼の『Choice of Colours』と言う曲が、公民権運動に与えた影響は大きかったそうですが、60~70年代イギリスでの影響力も強かったのでせう。なので、私は大分後になって、スティーヴ・ウインウッドとかクラプトン、ロッド・スチュワート等々イギリスのアーティストのカヴァーで彼を知ることになったのですが。

そして、恥ずかしながら今回初めて知った5.ビル・ウェザースも、インパクト大きかったです。



シンプルな演奏ほど、アーティストの直向きさが伝わってくる感じありますね。「紋切型でない臨場感あふれる素晴らしい演奏」と紹介されておりました。

お次の6.ロリー・ギャラガーは頼れるアニキ代表として登場。ワタクシが高校時代から彼のファンなのには理由がありまして、地元の図書館でジャケット見ただけで借りると言う、"ジャケ買い"ならぬ"ジャケ借り"をした成果です。



予備知識無しで、ジャケの見た目だけで判断して借りたのは、ロリーの『トップ・プライオリティー』ですたが、このお兄さん何気にカッコいいなあと思ってたのです。

ボブ・マーリィーのと言う冠がついて無かった7.ウェイラーズは、初の渡英だったそうな。そうか、クリス・ブラックウェルに発見されて間もなかった頃で、ボブの短いドレッドヘアが初々しい。そして、ピーター・トッシュのコーラスがまあ美しいこと!



ベジタリアンフードも無くてホームシックにかかってたメンバー達が、寒い日に観客もカメラマン3人だけという過酷な状況だったそうですが、素晴らしい演奏です。2年後にライシアムのホールに凱旋し、ライヴアルバムが出たのは周知の通り。

Vol.2にも登場してた8.ロキシー・ミュージックは連続だったのですね。番組としては彼等を出すのはチャレンジだったそうです。視聴者に受け入れられるのか不安があったと。そして、見事に当たった訳ですな。



それにしても、グループの中で一番派手でケバい格好なのがブライアン・イーノ先生なのは感慨深いのう。薄毛のロン毛に化粧、キラキラスパンコールのジャケット!トレンディエンジェルの斉藤司は自らを「攻めハゲ」と呼んでるそうですがが、元祖攻めハゲはイーノではないのか?と思えた瞬間。

次、ロリー・ギャラガーとは逆に、ジャケットでやめとこと思ったのが、9.エドガー・ウインター・グループの『ショック・トリートメント』だったなー、とか思い出しますた。図書館で何度も借りようかと手にとってみたものの、結局聴かなかったのですよ。アリス・クーパーもそうだけど、この70年代っぽいハデハデコテコテ感が、のちにキッスを生んだのかなあ?とか思ったり。同じロン毛でもロリー好きの私にはちょっと違って見えたのでせうね。

10.キャプテンビーフハートは、ちょっと前にイージーライダーの話ついでにサイケデリックロックのことを書いてて(記事はコチラ)、丁度聴き直したいと思ってたとこです。アメリカよりもイギリスで人気だったのかな?アーティストになる前は、掃除機のセールスマンをしてたとか。カリフォルニアの砂漠で、偶々尋ねたのがオルダス・ハクスレーの家だったと言う都市伝説が紹介されておりますた。

さて、プレゼンターのボブ・ハリスが、番組でもっとも輝かしい瞬間の一つと語った12.ジョン・レノン。彼が出演に至る経緯も興味深かったんです。アメリカツアーに行くエルトン・ジョンにレノンの出演を望んでるので、会う機会があれば伝言してくれないか、と頼んだそうなんです。

それが二人が共演したマディソン・スクウェア・ガーデンの前だったと。あのライヴの舞台裏で、別居中だったジョンとヨーコが再開して、ヨリを戻したのは有名な話で、エルトン・ジョンがバックステージにヨーコを呼んでたと知って、

流石おネエは気が利くなあ~!

と私はいたく感心したものですたが、エルトンからの伝言を受けたジョンが直ぐに担当者に電話をくれて、OGWTへの出演が決まったと。エルトンがいなかったら、この動画も無かったかも?と彼に感謝しながら聴きましょうね。曲は『スタンド・バイ・ミー』ですが、何でジョンのオリジナル曲じゃないんだよ~と、つい思ってしまいますたが、間奏で息子に「Hello Julian」と声をかけたり、最後にイギリスの視聴者へメッセージを送ったりと、中々印象深いパフォーマンスとなっております。



ちなみに演奏前にチョコレート宜しくとか言ってたんですが、それは、BBC規定のギャランティー(15ポンド!)の代わりに、ジョンの希望でオリバースのチョコレートクッキー4箱にしたからなんだとか。結構有名な話だったみたいですね。それにしても、気になったのは当時35歳のジョン・レノン、凄い老けてますよね。何だか5年後の『ダブルファンタジー』の時よりも年取って見えるような。色々と辛い時を経て、人間的には深みを増していた頃なのかもしれませんぐ。初対面だったボブ・ハリスは「人間的にも素晴らしい人物だった」と思い出を語ってましたから。

と、ジョン・レノン話がつい長くなってしまいました、、に比べてエルトンの曲についてはコメント短かったかな。スマン!

で、次行きますね。デュアン・オールマンに捧げられた13.レーナード・スキナードの は、『マッスルショールズ』の映画で見ました。後ろに南部の旗が掲げてあるけど、今ならヘイトあつかいされるかも?とか、いらんこと考えてしまいますた。

15.ボニー・レイットはホールに一般客を集めた公開ライヴ。黎明期はBBCで一番小さなスタジオで、無観客の収録で始まった番組も成長して、外に飛び出して行った訳ですね。

ニューヨークパンク代表として一番に登場したのは17.トーキング・ヘッズだったようですな。19.ブロンディ、26.ラモーンズも出てるけど、扱いが大きいからね。奇妙だけどクセになるヘッズの音には、当時のイギリス人は結構な衝撃を受けたらしい。プレゼンターの一人アンディ・カーショウは、

「何だこれはっ?」

と岡本太郎ジョータイになったってwww

今改めて聴き直してみると、やはりティナ・ウェイマスのベースが良いんだな~!と思う。パティ・スミスとはまた一味違った童顔の、幼い美少年の様なルックスで、テクニックはまだないのだろうけど、ゾーンに入った表情で刻まれるベースが、いつまでも耳から離れんのです。勿論バーンの独特のヴォーカルもクセになるし。



ファッションもね~、何つーか、逆に攻めてる感じ?ポロシャツの第一ボタンまでキッチリ留めて、短めの頭髪は、70年代を一掃してるとも言えるのではないか?と。ロン毛にピラピラ衣装が流行ったのは、レッド・ツェッペリン(特にロバート・プラント)の責任が重いとワタクシは考えておりますの。おかげで似合わないおブスな男まで、似たような恰好して、見てらんないよ、全く。先述のブライアン”攻めハゲ”イーノ氏は、当時としてはアグレッシヴなファッションだったんでそうが、時代が進んで、みんなが似たような恰好するようになった中で、あのスタイルで登場したヘッズはやはり攻めてたんだと思うのですわ。イーノも髪を切ったし、そういえば、敬愛するトム・ヴァーレイン様も、

「当時は髪の短いバンドは僕らくらいしかいなかった」

とか言うてたんを思い出しますた。んで、Tシャツを鋏でジョキジョキするリチャード・ヘルを見た、マルコム・マクラレーンがパクッて、ロンドンでセックス・ピストルズが誕生したお話は、ワタクシ、もう何度も書いておりますね。

と、ロックファッション話が長くなりますたが、次行きます。18.XTCはパンク出身らしく、しばらくの間”OGWTに出ない”のをステータスとしていたそうですね。Vol.2ではアドヴァーツのTVスミスも「番組には否定的だった」と言ってたっけ。

そう言う訳で、25.Damnedがプレゼンター、アニー・ナイチンゲールに悪さをしたりしてたのは、不真面目=パンク感の演出とも思えたり。

最近、どっかの美術学校でヌードモデルしたとニュースになってた23.イギー・ポップは、最初から脱ぐ気満々。やはり、ナチュラル・ボーン裸族だったんか、と思ったりと。

20.トム・ペティは”ウエストコースト代表”扱いだったのに、少々違和感ありますた。

そして、私の好きな声を持つテリー・ホールの24.スペシャルズは、ファッショナブルなバンドですたなあ。



ベーシストのツイードのスーツがかっこいいとか褒められておったわ。しかし、私はテリーってファン・ボーイ・スリーでのパイナップルヘアーのイメージが強いので、ショート・ヘアの彼を見たら、なんかトリオ漫才”我が家”の坪倉(エロボケ担当)を思い出しちゃいました。音楽と関係ない話でスマン!

逆にまったくファッショナブルでなかったのが27.U2だな。実は私、一度もボノを好きだったことがない。初来日公演行って、何か醒めて帰ってきた。多分顔が好きじゃないんでしょう。ベイ・シティ・ローラーズもレスリーの顔が好きくなかったし。ってファンの方、ど~もすみませんぐm(__)m

ラストがREMか~~!マイケル・スタイプの巻き髪のロン毛は70年代のとは一味違いますにゃ。既に大物の風格があったのね。

と言う訳で、全く触れてないアーティストもありますが、すべて飛ばさずに何度も見てますよ。どれも素晴らしいパフォーマンスなんです。次回は最後のVol.3を紹介します。


お読み頂きありがとうございました。
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タグ: イギリス 80年代

テーマ:洋楽ロック - ジャンル:音楽

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Comment
イーノ先生!
小学校の時分からメイクをして登校していたそうで、その極まりがここにおわします艶姿なのでしょう♪
「ヘアスタイルも前衛でなければ」と、勝ちに行くぜ的なところがうかがえてきます。

カーティスはポール・ウェラー経由で知った方も多いようですが、僕はロキシーからでしたね。また聴き返したくなってきましたよ。

僕もテリー・ホールはパイナップルヘアスタイルのイメージが強いです。
スペシャルズ期とは異なりなんだか内省的であるけれども、この頃は少女マンガネタにもなっていましたね。
大好きな『Our Lips~』のプロモを初めて観た時、「シドってこんなかも」って感じていました。
まユタンぽさんへ

> イーノ先生!
> 小学校の時分からメイクをして登校していたそうで、その極まりがここにおわします艶姿なのでしょう♪
> 「ヘアスタイルも前衛でなければ」と、勝ちに行くぜ的なところがうかがえてきます。

おおっ、そりは初耳ですたわわ、流石イーノ先生!

> カーティスはポール・ウェラー経由で知った方も多いようですが、僕はロキシーからでしたね。また聴き返したくなってきましたよ。
私は不覚にもどこからだったのか、覚えておりませんぐ。私はウィルソン・ピケットがロキシーからですたがが。

> 僕もテリー・ホールはパイナップルヘアスタイルのイメージが強いです。
> スペシャルズ期とは異なりなんだか内省的であるけれども、この頃は少女マンガネタにもなっていましたね。
> 大好きな『Our Lips~』のプロモを初めて観た時、「シドってこんなかも」って感じていました。

スペシャルズは音楽雑誌で名前とグラビアを見てた記憶はあるのですが、当時はネットもYouTubeもありませんでしたから、聴くところまではいかなかったです。故にファンボーイスリー・スタートな訳で。


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