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yuccalina

Author:yuccalina
自閉症の息子(14才)と、エンジニアの夫との3人暮らしのアラフィー主婦です。45才でヨガ指導者スクールを卒業し、現在地元で極々細やかな教室を開催。

一方、トランシルヴァニア(カロタセグ地方)の伝統刺繍、イーラーショシュのステッチを用いた雑貨『Yuccalina Erdő=ユッカリーナ・エルドゥ』の制作も行っています。

ミンネ・ギャラリーにて作品展示中。

ブログでは主にハンドメイド、ガーデニングに加え、10代から親しんできたロック音楽に、映画、本等について綴っています。

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ユッカリーナのヨガ的雑記帳


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2015/11/12 09:26 yuccalina

ケヴィン・エアーズの”のほほん”はマレーシア仕込み?

かつてこんな話をしました。

あの、シド・バレットでさえ、ブルースの影響を受けてるのだ。ウィリー・ディクソンが言った「ブルースがRoots(根っこ)で、他のものは皆Fruits(果実)なのだ」は正しいのだ。

というのは、どうやらケヴィン・エアーズにも当てはまるらしい。

と、最近気が付きますたわ。超お買い得な5枚組CDボックスを買ってもうたわ。だって1枚分のお値段なんですってよ、奥さん。これはもう買いでそ?

music5.jpg
music6.jpg

なーーんて、スーパーマーケットじゃ、じぇったいに通じない話で1人盛り上がるヲタク主婦を笑わば笑え。

ええ、最近では、アルバム未収録だったシングルB面だの、ライヴだの、アウトテイクだの、と矢鱈レアなトラックを詰め込んだデラックスエディション(2枚組化が多いな)が流行りな訳ですが、これは5枚ともオリジナルなので、全て中身は40分程度でございます。当然、シド・バレットが参加してたといふ『Religous Experience』のレアトラックも入っておりませんぐ。紙ジャケも質が悪いし、印刷もよろしくないので、ジャケットの文字は50路の視力では見辛い。でも、そんなのじぇんじぇんかまへんライダーキーーック!

・・・・・・・・・・・

という訳で、ファーストから5枚目まで、真面目にレヴューする気は毛頭ないのですが、一応一通り聴いてみた。特に5枚目の『The Confessions of~』にはファンキー全開な楽曲がありビックラこいたです。

ってな話はまた後々にするとして、今回はファースト『Joy of a Toy』で気になったところをいくつか紹介いたしますです。

ブルース色、ってほどでもないが、ブルースハープがカッコいいラスト曲『All This Crazy Gift of Time』は、タイトルからしてシド・バレットのお友達感が強いですな。全く、素敵なんだから~!



しかし、ブルースの影響よりも、私にとって一番ショーゲキだったのは、『Oleh Oleh Bandu Bangdong』なんですよ。なぬっ?Wikipedia英語版によれば、マレーシア民謡に着想を得た曲となっ?



マレーシア音楽ちゅーたら、80年代に久保田麻琴とその元ヨメ、サンディー(スズキ)を即思い浮かべるワタクシですが、加えて70年代、芸能山城組がインドネシアのケチャを取り上げたのよりも早かったのね!と、ビックリだった訳です。

オレ・オレ(Oleh Oleh)とわ、

詐欺ではなくて、マレーシア語で「お土産」のことですよ。反復するワードが可愛いらしいのよねえ。ota ota(魚のすり身料理)、 gado gado(温野菜のピーナッツソースかけ)、jalan jalan(散歩)等々。

にしても、バンドン地方のお土産

って何なん?板東英二のお土産なら、うで卵で良さそうだがが、マレーシア民謡ってこんなアバンギャルドですたっけね?そもそも、元ネタとなってる民謡というの何だか判りませんぐ。しかーし、この曲聴いてると、マレーシアっちゅーよりは、お隣インドネシアのガムランを思い出すわよね。もしかしたらマレーシアにもガムランってあるのかしらん?不勉強ですみませんが、不協和音とポリリズムって、ガムランぽいよね~

東南アジアの陽気さよりも不協和音を強調した、かなり重たいサウンドになっておりますが、60年代末のサイケデリックとアバンギャルドな時代の空気にはマッチしてのかしらん?

そんで、YouTubeでGamelan, Bandongで検索したら、こんなん出てきましたわ。



バンドン地方ってマレーシアじゃなくてインドネシア?ま、そのあたりの違いは、イギリス人にとっては分かりにくかったのか?

で、ついでにマレーシア音楽をYouTubeで色々と漁ってたら、サンディーもカヴァーしてた『Seringgit Dua Kupang』の昔のやつが出てきたのです。これがオリジナルかも。元々映画音楽だったみたいですね。



そして、これを聴いてふと思ったのです。ケヴィンが多用してる能天気な”ウーラララ”スキャットって、もしやマレーシア音楽の影響でわないのかい?どーなんだい?

ケヴィンが怪しげな『Carribean Moon』だの『Take Me To Tahiti』だの言う歌を作ったのって、やはり幼少期に触れたマレーシア文化の影響が強いんじゃないかしらん。そう、彼の音楽に通じる大らかさ、のほほーーんの元は、マレーシアに違いありませんわよ、奥さんっ!

って、誰に言ってんだか知りませんがが。私はこの『Seringgit Dua Kupang』を聴いて確信し、ケヴィンへの親近感がより高まったのは言うまでもありません。ワタクシは30過ぎてから、住んだもたったの1年半という短い時間ではありましたが、マレーシアへの憧憬の思いが消えることはありませんので。

シド・バレットケヴィン・エアーズには相通じるものが色々とありそうですが、決定的な違いはケヴィンの南国育ち、にあるのかもしれませんぐ。イビサとかマヨルカとか南仏とかを好んだのは、やはり太陽の陽がないと寂しかったからなのかなあ。

なんつーことを『Joy of a Toy』を聴きながら、ふと思ったのでありました。


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タグ: ケヴィン・エアーズ シド・バレット

テーマ:60年代から70年代のPOPs & ROCK - ジャンル:音楽

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Comment
どこの世界にも、あいらんどでパラダイス思考で
ちょっとの隙にリュック担いでフラフラと放浪に
出掛ける体質の人間っているもので、私の周囲にも
4人くらいいますけど、きっとケヴィンエアーズ大将
もそうした奴なんでしょうな。イビサ島でしたっけ、
この吾人?。

マレーシアの歌も、やっぱり私もSandiiさんの影響で
ちょこっと探求しましたけどね…この歌だと何だ
大昔の「♫ワ・ワ・ワアー、輪が3つ…ミッツワー石鹼…」みたいな、一気に50年くらい記憶がさかのぼっちゃいました。ちなみにケチャだとタモリしか思い出しません。
今回のファンキーなユッカリーナさんのブログから想ったんです。
幼少期の環境への憧憬…。

ケヴィンの場合、『ブランコの少女』などの夢見心地よいグルーヴでさえも、きっと耳にしていたであろうガムランの影響があるのではないかな?

ブルースとの融合、とか考えていくとなんだか愉しめます。
Oleh Oleh Bandu Bangdong
いいですなあ。好きです。
なかなかケヴィン・エアーズにたどり着けない私ですが
むしろこの曲から入れそうな気がしてきました。
(正しくないんでしょうが)
pipco1980さんへ

> どこの世界にも、あいらんどでパラダイス思考で
> ちょっとの隙にリュック担いでフラフラと放浪に
> 出掛ける体質の人間っているもので、私の周囲にも
> 4人くらいいますけど、きっとケヴィンエアーズ大将
> もそうした奴なんでしょうな。イビサ島でしたっけ、
> この吾人?。

Wikiによればイビザ、マヨルカ、モロッコとありますね。時代的にも皆好きそうなとこばかりですが、彼には単純なパラダイスへの憧れよりも、もっと地に足がついたというか、ゆったりした生活が既に身についてた感じがあります。イギリスにずっといたら気が滅入ってしまったのかも。

> マレーシアの歌も、やっぱり私もSandiiさんの影響で
> ちょこっと探求しましたけどね…この歌だと何だ
> 大昔の「♫ワ・ワ・ワアー、輪が3つ…ミッツワー石鹼…」みたいな、一気に50年くらい記憶がさかのぼっちゃいました。ちなみにケチャだとタモリしか思い出しません。

マレーシアの歌は昭和の歌にも通じるところがありますよね。だからこそサンディーはアルバムで『ドドンパ娘』とか並べてたんでしょうね。
まユタンぽさんへ

> 今回のファンキーなユッカリーナさんのブログから想ったんです。
> 幼少期の環境への憧憬…。

はい、彼の場合憧憬よりも回帰と言っても良いのかな、と思っております。

> ケヴィンの場合、『ブランコの少女』などの夢見心地よいグルーヴでさえも、きっと耳にしていたであろうガムランの影響があるのではないかな?
そうですね。『ブランコの少女』もそうですし、夢見心地グルーヴがマレーシア体験と繋がってるのでは?と思える曲は、他のアルバムでも散見できるので、やっぱり幼少期の影響が強いのかもしれません。

> ブルースとの融合、とか考えていくとなんだか愉しめます。
ええ、レイドバックな曲の数々は、ケヴィンが素地として持ってたゆったり感と、絶妙に融合してる感じがするんですっ。
面白半分さんへ

> Oleh Oleh Bandu Bangdong
> いいですなあ。好きです。
> なかなかケヴィン・エアーズにたどり着けない私ですが
> むしろこの曲から入れそうな気がしてきました。
> (正しくないんでしょうが)


いいえっ、私的にはOleh Olehが一番ケヴィンの俺俺な曲だと思っております。
彼の原点ともいえる東南アジアの音楽とサイケデリックが融合してます。唯一彼らしさが足らないのは、あの低音ヴォーカルが入ってないとこですけどね。サウンドは王道から外れてないと思いますよ。



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