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yuccalina

Author:yuccalina
自閉症の息子(14才)と、エンジニアの夫との3人暮らしのアラフィー主婦です。45才でヨガ指導者スクールを卒業し、現在地元で極々細やかな教室を開催。

一方、トランシルヴァニア(カロタセグ地方)の伝統刺繍、イーラーショシュのステッチを用いた雑貨『Yuccalina Erdő=ユッカリーナ・エルドゥ』の制作も行っています。

ミンネ・ギャラリーにて作品展示中。

ブログでは主にハンドメイド、ガーデニングに加え、10代から親しんできたロック音楽に、映画、本等について綴っています。

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ユッカリーナのヨガ的雑記帳


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2015/06/23 08:11 yuccalina

モスクワは寒くても暖かかった『ハドソン河のモスコー』

ロビン・ウィリアムズの映画は、それ程見ていませんし、ポール・マザースキー監督も、昔クリストファー・ウォーケン目当てで『グリニッチヴィレッジの青春』をテレビ(テレビ東京の平日午後枠)で見ただけのワタクシ。それがなぜ『ハドソン河のモスコー』を見たのかっつーと、CSの番組表にあった短い説明文から、もしかしたら旧ソ連時代のロシアが見れるのか?と思ったからであります。



確か『グリニッチ・ヴィレッジ』でも、主役は旧ソ連から渡ってきたユダヤ移民だったような気がするのですが、こちらは映画の前半でモスクワでの暮らしぶりが出てきます。ウィリアムズ以外は、名前からして殆どロシア人俳優のようですが、彼のロシア語には全く違和感がありませんぐ。ウィリアムズはロシアと縁のある方だったんでしょうか?前半で面白かったのは、配給の長い行列を見て「靴なら、ポーランドかチェコ製だな?」と予想するとこ。チェコやポーランドの方が、国産品よりも質が良かったってことですよね?この2つの国の雑貨は、現在日本でも人気が高いので、昔から良い物を作ってたのねと思ったのです。で、チェコ製の靴を、希望のサイズじゃなくても、取りあえず入手しておく。そんで、後でKGBにご機嫌取りであげるシーンが出てきました。私は自動車って詳しくないのですが、やはり旧東ドイツ製のトラバントでしょうか?してみると、ロシアって昔から物作りがあまり得意でない国だったんかな?とか思っちゃいました。現在も天然ガスなどのエネルギー資源だけで、あまり努力せずに金を儲けてる(しかも一部の人間だけ)というイミジがありますなー。ちなみにモスクワでのシーンはエンドクレジットを見たところ、ミュンヘンで撮影したみたいです。

さて、モスクワのサーカスの楽団でサックスを吹くウラジミール(ウィリアムズ)は、亡命する気なぞサラッサラなかったはずなのに、公演先のニューヨークで突然何かが弾け、高級デパート『ブルーミングデール』で亡命宣言。デパート店員と地元警察の協力と保護で、見事に成功するんです。

そこから先は、外国人が肩を寄せ合って、助け合いながら生きていく、心温まるエピソードが続きます。現在では移民は元の国籍によって対立してそうなイメージが強いアメリカですが、こんな時代もあったんですね。黒人の友人ライオネルの家に居候するウラジミールが、お使いでコーヒーを買いに行くシーンが何か可愛いかった。配給みたいに並んで買うのかと「コーヒーの列はどこですか?」「コーヒーは2番通路だが、列なんてないよ」と言われて、売場にたどり着くと、膨大な種類のコーヒーが陳列されている。そのパッケージを読みながらクラクラするウラジミール。興奮して過呼吸になっちゃったw



救急で運ばれる時のインド人医師と、東南アジア(ベトナム?)っぽい看護師とのやりとりも良いですね。

イタリア人の恋人ルチア、ライオネルの3人で、マザースキー監督の出世作とも言える『結婚しない女』を見に行くシーンはご愛嬌か?ウラジミールは「ふしだらな女、つまらない映画」と酷評してましたけどね。また、路上でのブレイクダンスや、テレビでで(ジェーン・フォンダのワークアウトやオリビア・ニュートンジョン『フィジカル』的な)エアロビクスが放送されてたり、80年代のアメリカカルチャーが垣間見えたのも面白いかったです。

しかし、順風満帆だったウラジミールの生活にも影が忍び寄る。強盗に襲われたり、ルチアと別れちゃったり、最初に助けてくれたライオネルも南部へ帰ってしまったりと。そんなこんなで自暴自棄になった彼でしたが、見た目や言葉が違っても、同じアメリカ市民としての誇りを持って生きていこうよ!となるコーヒーショップでのシーンには、ジワジワと温まる感じが良かったです。んで、ルチアとも寄りを戻して、勿論最後はハッピーエンド。

かつてウラジミールを追い回してたKGBもいつの間にか亡命してて、街でバッタリ、なんてのもホンワカして良かった。見ると元気になるので、定期的にリピしたくなりそうな映画です。



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タグ: 東欧

テーマ:ヒューマン・人間ドラマ - ジャンル:映画

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Comment
ロビン・ウィリアムズの作品も、ポール・マザースキーの作品も暫く観ていないですね。
ロビン・ウィリアムズが亡くなったのもいつのことでしたっけ・・・という有様です(^_^;)。
勿論(と威張ることではないのですが)、これは観ていません。こんな内容の作品だったんですね。
BSで放映されたら録画しておかないと・・・(笑)。

トラバントも酷い車で有名ですから(東ドイツの人々には郷愁を誘うらしいのですが)、ソ連の製品じゃなければ、それよりひどいものは無いということじゃないでしょうか。共産国家で良いものって聞いたことはないですね(^_^;)。
バニーマンさんへ
> 勿論(と威張ることではないのですが)、これは観ていません。こんな内容の作品だったんですね。
> BSで放映されたら録画しておかないと・・・(笑)。

悲惨なこともユーモラスに描いてるのが良いです。ほのぼの系が好きでしたら、オススメです。

> トラバントも酷い車で有名ですから(東ドイツの人々には郷愁を誘うらしいのですが)、ソ連の製品じゃなければ、それよりひどいものは無いということじゃないでしょうか。共産国家で良いものって聞いたことはないですね(^_^;)。
エルミタージュ見ても分かりますけど、自国で良い物を作って賄うよりは、他の国から取ってくれば良いという発想が根本にありそうな、、とか言ったらロシア人に怒られるかもしれませんけど。同じ共産圏でも、ポーランドとチェコはずっと文化度が高かったと、私は思っています。映画とかアートの分野でも、優れた人材を輩出してのは、こうした身の回りの物作りの心と関係しているのではないかと思っています。


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