プロフィール

yuccalina

Author:yuccalina
自閉症の息子(14才)と、エンジニアの夫との3人暮らしのアラフィー主婦です。45才でヨガ指導者スクールを卒業し、現在地元で極々細やかな教室を開催。

一方、トランシルヴァニア(カロタセグ地方)の伝統刺繍、イーラーショシュのステッチを用いた雑貨『Yuccalina Erdő=ユッカリーナ・エルドゥ』の制作も行っています。

ミンネ・ギャラリーにて作品展示中。

ブログでは主にハンドメイド、ガーデニングに加え、10代から親しんできたロック音楽に、映画、本等について綴っています。

月別アーカイブ
リンク

ユッカリーナのヨガ的雑記帳


2015/07/11 07:40 yuccalina

『ブルース・ブラザーズ2000』を見直してみた2015

これまで、ブルースやソウル、ロック等、音楽が楽しめる映画やドキュメンタリーを順次紹介してきましたが、あの名作の続編、『ブルース・ブラザーズ2000』も見直してみました。



『ブルース・ブラザーズ』(記事はコチラ)の18年後を描いているのですが、当時(公開は1998年)健在だった俳優&アーティスト達の殆どが、再び出演しています。エルウッド(ダン・エルクロイド)及びブルースブラザーズバンドの面々は勿論のこと、ジェームス・ブラウン、アレサ・フランクリン、刑務所のフランク・オズはやはりオープニングで登場し、カントリーのライヴハウスオーナーのジェフ・モリスは、レストランに鞍替えしておったわ。

この手の続編が前作を上回れないのは、ありがちですけど、その辺は出演アーティストの豪華さで十分カバーかしら。ブルース、ソウル、ロックの重鎮が勢ぞろいです。先述のアレサ&JBに加えて、サム・ムーア(JBとのデュエット有!)、ウィルソン・ピケット、エディ・フロイド、タージ・マハール、ジュニア・ウェルズ、ロニー・ブルックス等が登場。さらに、ブルース・ブラザーズとバンド対決するルイジアナ・ゲイターボーイズが凄すぎる。リーダーのガスペロン役B・B・キングは、元中古車屋で、エルウッドにブルースモービル(=払い下げのパトカー)を売るくだりも。

メンバーは、ボ・ディドリー、エリック・クラプトン、ジミー・ヴォーン、ジェフ・バクスター、ココ・テイラー、ゲイリー・US・ボンズ、ビリー・プレストン、スティーヴ・ウインウッド、ドクター・ジョン、アイザック・ヘイズ他。BBを中心に向かって右にクラプトン、左がディドリー、ってのはやはり序列があるんかな?と思いつつも、演奏はもう皆ノリノリで、楽しいのが伝わってきました。

残念ながらBBの『How Blue Can You Get』の動画が無くて、代わりにブルースブラザーズバンドとジャムった『New Orleans』を貼っておきますが、ここでのソロ・ヴォーカルの順番は以下の通り。

ゲイリー・US・ボンズ(元々彼の曲だから?ちょっと長め)
エルウッド
マイティ・マック
バスター
トミー・マクドネル
ドクター・ジョン
トラヴィス・トリット
ポール・シェイファー
ジミー・ヴォーン
ビリー・プレストン
アイザック・ヘイズ
チャーリー・マッセルホワイト




ちなみに『How Blue Can You Get』でのヴォーカルソロ担当の順番が

B・B・キング
ココ・テイラー
スティーヴ・ウインウッド
ルー・ロウルズ
エリック・クラプトン
ボ・ディドリー
ドクター・ジョン


となってたので、ドクター・ジョン以外は被ってない。一応平等に割り当てた感じがしましたね。

で、話を『New Orleans』に戻すと、実はこの曲はエンドクレジットまで続いて、前作の『Jailhouse Rock』同様に、出演者がワンフレーズずつ歌ってくれるんですが、上の動画では残念ながら切れてます。ロシアンマフィアがロシア語で歌うのが面白いのと、踊りながら歌うBBがチャーミングでした。一番最初のトレイラー動画にその場面(1:17あたり)が出てますので、良かったらチェックしてみて下さいませ。

で、そのエンドクレジットで、ポール・シェイファーが以下の通り、ブルースブラザーズバンドのメンバーの間に入り込んでいて、おおっ?となったんです。(*印は前作も出演してるキャスト)

エルウッド*
バスター
マイティ・マック
キャブ
トム・マローン*
アラン・ルービン*
ルー・マリーニ*
マーフィー・デューン*
ポール・シェイファー
マット・マーフィー*
スティーヴ・クロッパー*
ドナルド・ダン*
ウィリー・ホール*

キャサリン・フリーマン*
スティーヴ・ローレンス*
アレサ・フランクリン*
ザ・リッジウェイ・シスターズ*
ウィルソン・ピケット
エディ・フロイド
ジョニー・ラング
ブルース・トラヴェラー
ロニー・ブルックス
ジュニア・ウェルズ
シャーン・ジョンソン
ジェフ・モリス*
サム・ムーア
ジェームス・ブラウン*
タージ・マハール
エリカ・バドゥ
シャロン・ライリー&聖歌隊
フランク・オズ*
B・B・キング
ニア・ピープルズ
イゴール&ヴィクトル(ロシアンマフィア)
ダレル・ハモンド
ミハエル&スラヴコ(ロシアンマフィア)


と、ここで『New Orleans』はおしまい。ウィリー・ホールでブレイクが入るのは、ここまでがブルースブラザーズバンドと言う意味に取れます。でロシアンマフィアが最後のフレーズを歌った後、曲は『Looking for a Fox』に変わり、クレジットはルイジアナ・ゲイター・ボーイズのメンバーになるのですが、ここはABC順になってました。

つまり、ボール・シェイファーはバンド合戦のシーンではルイジアナ・ゲイター・ボーイズに混じってるのに、クレジットではブルースブラザーズバンドの扱いで紹介されてるんだと。理由はボーナス映像のインタヴューで分かったんですが、シェイファーは元々サタデーナイトライヴ時代からの馴染みで、前作にも出演オファーがあったのに、都合がつかなくて叶わなかった幻のメンバーだったとか。今回はクイーン・ムセットの召使役もしてますが、ルイジアナ・ゲイター・ボーイズの演奏に混じってるのは、どうも重要な役割を果たしていたようです。ワイン色のスーツに身を包んだスキンヘッド&サングラスの彼が、BBキングの後ろで舞台に背を向けながら、メンバーに指示を送っているように見えます。これだけ大所帯ですから、全体を把握した指揮者が必要なのも当然ですよね。そして、後で知ったのですが、シェイファーは映画の音楽監督でもありました。そっかー、あの場を仕切ってて当然のポジションだったって訳です。

さて、以前よりはちょっとブルース通になったワタクシが、今回気になったところは、『John The Revelator』か。このゴスペル曲をアレンジしたのはサンハウスで、マーティン・スコセッシの『The Blues Movie Project』にも、勿論収録されておりました。教会でのコーラス版はサム・ムーアがメインヴォーカル。最初の方に出てくるアカペラ版はタージ・マハールが歌っています。



それから、先日マッスルショールズの話でも登場したウィルソン・ピケットも、この頃はまだ元気だったんですね。エドの恋愛交換台社長エディ・フロイドのボディガード役でした。



ちょっと擦れた高音が良いです。それと、途中でギター・ソロを披露し、しゃがれた歌声も聴かせるジョニー・ラングも気になります。見た目は全然子供なんですけど、歌もギターもベテランみたいなんですもん。

また、エルウッドがやる気を無くしたバンドメンバーを叱咤激励する時の言葉は、まるで『The BLUES Movie Project』のコンセプトみたいで良かった。アメリカのルーツ音楽を次世代へ伝えるのが、我々のミッションなのだ!とエルウッドが熱く語った時、出てきた名前は、、、、

ロバート・ジョンソン
マディ・ウォーターズ
ウィリー・ディクソン
ジミー・リード
メンフィス・スリム
ブラインド・ボーイ・フラー
ルイ・ジョーダン
リトル・ウォルター
ビッグ・ウォルター
サニー・ボーイ・ウィリアムソン1&2
オーティス・レディング
ジャッキー・ウィルソン
エルヴィス・プレスリー
ロバート・K・ワイズ


最後のKワイズって誰?それはブルース・ブラザーズのプロデューサーでしたwともあれ、この映画が公開された数年後に、スコセッシのブルースプロジェクトがスタートしたんですよね。

ってな感じで、以前見た時の何倍も楽しむことが出来ました。『ブルース・ブラザーズ』よりストーリーが弱いとか、「タバコは糞だ」発言、シートベルト絞めてるのが時代&権力に迎合しとるとか、文句言ってる人もいるそうですが、私は単純に、BBキングのあんな姿を録っておけて、本当に良かったんじゃないかと思っております。

と言ったところで、最後にもう一曲。これはブルースでなくカリビアン。エリカ・バドゥ演じるクイーン・ムセットのリクエストで演奏するくだり。



何が良いかって、ファンキーなサウンドだけでなく、このセットがむちゃくちゃ好き。エリカのファッションやお部屋のインテリアとか、なんかね、フレンチカリビアンの雰囲気が今見ても素敵だなーと思いました。


お読み頂きありがとうございました。
↓良ろしかったらポチお願い致しますm(__)m

blogram投票ボタン
関連記事
スポンサーサイト

タグ: R&B ソウル

テーマ:何回も見たくなる映画 - ジャンル:映画

新説「シド・バレットは不思議王子?」~その(6)「Apples and Oranges」は五感をフル活用して聴くぞ | ホーム | 小藪のトークが100℃のアツアツっ@『ブラマヨとゆかいな仲間たち』
Comment
このコメントは管理人のみ閲覧できます
こんにちは!
たぶん見たことはあると思うんですが、
そんなに豪華な出演者がいるとはわかりませんでした。
いやあ、また見たくなりましたよ。
こんにちは

 5つのPV,いずれもすばらしい選曲(?)ですね。一度か二度見たのですが、もう一度見たいです。
 ただ漫然と見るのではなく、事前に情報を仕入れていることで見方が変わりますね。この記事をじっくり読み直してブルース・ブラザーズを見直そうと思います。
鍵コメ様

確かに~!同意です。
乙山さんへ

> たぶん見たことはあると思うんですが、
> そんなに豪華な出演者がいるとはわかりませんでした。
> いやあ、また見たくなりましたよ。

年月を経て分かった来たことが多いと、また違った楽しみがあると思います。
機会があったら是非。
mikitaka08さんへ

>  5つのPV,いずれもすばらしい選曲(?)ですね。一度か二度見たのですが、もう一度見たいです。
>  ただ漫然と見るのではなく、事前に情報を仕入れていることで見方が変わりますね。この記事をじっくり読み直してブルース・ブラザーズを見直そうと思います。

正直なところ、私が最初に見た時は、その有難味を半分も分かっていませんでした。中3の修学旅行で行った京都みたいなものです。勿論、何の情報も無く見た時の新鮮な驚きも良いですけど、年月を経て色々と知った上で見直すのも良いですね。


Trackback
この記事のトラックバックURL
http://notarinotariyoga.blog.fc2.com/tb.php/1193-1cc81179
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
ご訪問ありがとうございます
最新記事
最新コメント
カテゴリ
検索フォーム
最新トラックバック
ユーザータグ
フリーエリア
RSSリンクの表示
Web page translation
QRコード
QR