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yuccalina

Author:yuccalina
自閉症の息子(14才)と、エンジニアの夫との3人暮らしのアラフィー主婦です。45才でヨガ指導者スクールを卒業し、現在地元で極々細やかな教室を開催。

一方、トランシルヴァニア(カロタセグ地方)の伝統刺繍、イーラーショシュのステッチを用いた雑貨『Yuccalina Erdő=ユッカリーナ・エルドゥ』の制作も行っています。

ミンネ・ギャラリーにて作品展示中。

ブログでは主にハンドメイド、ガーデニングに加え、10代から親しんできたロック音楽に、映画、本等について綴っています。

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2011/07/26 18:40 yuccalina

『夢の扉』―日本の織物技術 meets パリオペラ座

文化の伝承というと、何だか高尚なイメージがある。少し前にバレエダンサー熊川哲也氏がオーチャードホールの芸術監督に就任したニュースがあった。彼はKバレエという、自身のカンパニーを主宰した時から既に、一ダンサーとしての自分の表現よりも、バレエ全体の将来を見据えているとは感じていたが、今後益々バレエ文化の伝承に心血を注いでいく覚悟なのだろう。

そんなバレエと、日本の織物技術との素敵な出逢いを伝える番組を見た。7月24日放送のTBSテレビ『夢の扉』。経営が傾きかけた、能登の一織物メーカー、天池合繊が、一念発起して開発した、世界一薄く軽く、そして美しい布地「天女の羽衣」。社長が単身パリに乗り込んで、フランスはパリ・オペラ座の衣装用に採用されたというお話だった。衣装デザイナー、クリスチャン・ラクロワ氏も画面に登場して、これほど自分のイメージにあった美しい素材を作ってくれた事に、感謝の気持ちを述べていた。

<天女の羽衣を使用した衣装>yumenotobira.jpg

<デザイナー、ラクロワ氏からのビデオレターに顔がほころぶ天池社長>
yumenotobira3.jpg

パリでの成功の話だけでも、十分に感動的だったが、さらに心を惹かれたのは、加賀友禅という地元の伝統工芸とのコラボで、美しい極薄の螺鈿のような?スカーフを作り上げた事だけだった。自分の会社の利益だけでなく、伝統産業全体の将来を考えている社長さんのマインドに、頭が下がる思いだった。


<エンボス(凹凸)加工した布に、加賀友禅の染をほどこした逸品>
yumenotobira2.jpg

具体的な数字は示されてはなかったものの、取引先は専らヨーロッパが中心のようだ。それでも、レディガガが愛用してる事でも知られる日本のブランド、ソマルタでも天女の羽衣は採用されたそうだ。願わくは、ヨーロッパだけでなく、もっと日本国内のファッションメーカーが、自国の織物や染色の伝統をバックアップしてくれる事だ。ファストファッション隆盛の中、目先の利益だけでなく、これもまた文化の伝承のひとつと考えてくれる気概のある企業が、もっと現れてきてくれればいいのにね。
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タグ: バレエ フランス

テーマ:バレエ - ジャンル:学問・文化・芸術

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