2015.07/01 [Wed]
老いるショック!と50代~その(1)さらば白髪染め
- ジャンル:[心と身体]
- テーマ:[ポジティブでいこう!]
以前、ブラックマヨネーズのトーク番組『アツアツっ!』に出演した、みうらじゅんの話を書きました。アウトドア般若心経からジョン・レノンの『イマジン』に繋がったのは、コチラをご覧頂くとして、ワタクシには、みうらじゅんが作った新語100選で、とっても気になるものがあったのです。それが、
老いるショック

1965年生まれの私は、70年代中東戦争勃発によるオイル・ショックをギリギリ覚えてる世代であり、これから老いと向き合うべき年頃ということもあり、早速ググってみた。そのココロは、、、
自分が老化現象に直面したときには、「老いるショック!」と言ってみたら良い!
ってことらしいっす。そして、ノリとしては、、
クイズ、ターイムシヨーック!ハッ!チチチチ、、
みたいに秒針の音を思い浮かべつつ、落ち込まずに老いってやつを明るく前に出していこう。つまり、自分の老いを笑って楽しもうってことですね。
実はワタクシ、今年の3月で50歳になったのですが、信長よろしく
人間五十年
化天のうちを比ぶれば
夢幻の如くなり
と敦盛を舞いました。
と言うのは真っ赤なウソですが、
宇宙規模で考えたら、人間の寿命なんてさー!そもそも、全ての事象には実態はなく、空=くうなんだからさー、と思う気持ちを持ちつつも、老いるショーック!な日々を送っているのです。ブラックマヨネーズの番組でも仏教的な話を沢山してくれたみうらじゅんですが、老いるショックを発想する土台として、諸行無常、自分も風の前の塵に同じかもしれんよ?があるのかもしれませんね。
そこで、50代の過ごし方を自分なりに考えてみました。老いとの付き合いは、既に始まっていて、それを見ないふりしてると、逆に危ないぞと。頭では上手く通り抜けたつもりでも、肘やら足の小指をぶつけてたり。ちょっと爪が引っ掛かっただけで割れちゃったり、人やものの名前がスッと出てこなかったり、そうした衰えを受け入れつつ、少しずつ能力を手放すして行く。その時「老いるショック」は魔法の言葉になりそうです。
何かを手放すことは、ヨガにおける「アパリグラハ=貪らない」や「サントーシャ=知足」の実践にも繋がる訳ですが、ここから話はワタクシの頭髪モンダイ。
昨年は40代にやっておきたかった「なんちゃってパティ・スミス」を撮影した(記事はコチラ)後、バッサリと切ってロン毛を卒業しました。と同時に白髪染めも止める決意をしたのは、コチラの記事に書きました。
<なんちゃってパティ・スミス@49歳の春>

と、こちらが見本になった本物のパティ・スミス。

あれから早1年、ヘアカットに行く度、担当の美容師さんから、染めなくて良いんですか?と聞かれ、躊躇なく「いんや、まだまだ~!」と即答し続けて、漸く本来の色に戻ってきました。そこで、思った。染めるのは1時間で済むが、戻すには1年以上かかるのだー!
して、現在の頭はこんな感じ。遠目にはまだ目立ってませんが、

寄ればこのよ~に、白いものが光っておるわ。


白髪はこれから、どんどん増えていくんでしょうが、もう再び染めることはないでしょう。この1年で迷いは無くなりました。
勿論、他人が白髪を染めることに文句を言うつもりはありませんし、若くありたいと努力することも、人によってはとても大切なことだと理解しています。唯、自分は見た目の若さのために、時間や労力を費やすなら、他のことに使いたくなったと。服装と髪型って、一番自分の主義主張を出せる部分ですから、皆それぞれ自分が良いと思うようにすれば良いのです。
まー、私的にこうなりたい白髪頭があるので、ちょっとそれを目指してみよか?的、軽いノリもあったりする訳で、昨年宣言した通り目指すはエリザベス・フレーザー!

なんでございます。白髪の増加&全体の色の変化を楽しみつつも、道はまだまだこれからかな。
それにしても、ヘアカラーを止めてからと言うもの、あの臭いから解放されたこと、洗髪時の抜毛が減ったこと、髪のコシやツヤが良くなった等良いこともありました。今の状態に感謝して、髪の色は手放そう。それが私の細やかなアパリグラハとサントーシャの実践。
とか何とか都合よく言い訳しつつ、「老いるショック」はワタクシの「白髪染からの解放」を後押ししてくれました。毎日白髪混じりの自分の姿を見て、目にも馴染んできた。老いるショーック!チッチッチッ、、、と秒針の音を聞きつつ、「夢幻の如くなり」と優雅に舞っていたい、50代とはそんな年頃でしょうか。「老いるショック」のベースにあるのは、自虐的な笑いであり、自己を客観視することで自らを鍛える修行のひとつと捉えてもよいでしょう。ちなみに、先述のみうらじゅんの新語100選には、そうした自己鍛錬の要素を感じるものが多々ありますね。ちゃんと調べてないですが、右上78番の、「不安タスティック」も「老いるショック」と似た要素を感じております。
と言う訳で、今後、老いるショックな話は折に触れ、沢山出てくることになるでしょうから、今回はその(1)と致しました。
いつか続く。
お読み頂きありがとうございました。
↓良ろしかったらポチお願い致しますm(__)m
老いるショック

1965年生まれの私は、70年代中東戦争勃発によるオイル・ショックをギリギリ覚えてる世代であり、これから老いと向き合うべき年頃ということもあり、早速ググってみた。そのココロは、、、
自分が老化現象に直面したときには、「老いるショック!」と言ってみたら良い!
ってことらしいっす。そして、ノリとしては、、
クイズ、ターイムシヨーック!ハッ!チチチチ、、
みたいに秒針の音を思い浮かべつつ、落ち込まずに老いってやつを明るく前に出していこう。つまり、自分の老いを笑って楽しもうってことですね。
実はワタクシ、今年の3月で50歳になったのですが、信長よろしく
人間五十年
化天のうちを比ぶれば
夢幻の如くなり
と敦盛を舞いました。
と言うのは真っ赤なウソですが、
宇宙規模で考えたら、人間の寿命なんてさー!そもそも、全ての事象には実態はなく、空=くうなんだからさー、と思う気持ちを持ちつつも、老いるショーック!な日々を送っているのです。ブラックマヨネーズの番組でも仏教的な話を沢山してくれたみうらじゅんですが、老いるショックを発想する土台として、諸行無常、自分も風の前の塵に同じかもしれんよ?があるのかもしれませんね。
そこで、50代の過ごし方を自分なりに考えてみました。老いとの付き合いは、既に始まっていて、それを見ないふりしてると、逆に危ないぞと。頭では上手く通り抜けたつもりでも、肘やら足の小指をぶつけてたり。ちょっと爪が引っ掛かっただけで割れちゃったり、人やものの名前がスッと出てこなかったり、そうした衰えを受け入れつつ、少しずつ能力を手放すして行く。その時「老いるショック」は魔法の言葉になりそうです。
何かを手放すことは、ヨガにおける「アパリグラハ=貪らない」や「サントーシャ=知足」の実践にも繋がる訳ですが、ここから話はワタクシの頭髪モンダイ。
昨年は40代にやっておきたかった「なんちゃってパティ・スミス」を撮影した(記事はコチラ)後、バッサリと切ってロン毛を卒業しました。と同時に白髪染めも止める決意をしたのは、コチラの記事に書きました。
<なんちゃってパティ・スミス@49歳の春>

と、こちらが見本になった本物のパティ・スミス。

あれから早1年、ヘアカットに行く度、担当の美容師さんから、染めなくて良いんですか?と聞かれ、躊躇なく「いんや、まだまだ~!」と即答し続けて、漸く本来の色に戻ってきました。そこで、思った。染めるのは1時間で済むが、戻すには1年以上かかるのだー!
して、現在の頭はこんな感じ。遠目にはまだ目立ってませんが、

寄ればこのよ~に、白いものが光っておるわ。


白髪はこれから、どんどん増えていくんでしょうが、もう再び染めることはないでしょう。この1年で迷いは無くなりました。
勿論、他人が白髪を染めることに文句を言うつもりはありませんし、若くありたいと努力することも、人によってはとても大切なことだと理解しています。唯、自分は見た目の若さのために、時間や労力を費やすなら、他のことに使いたくなったと。服装と髪型って、一番自分の主義主張を出せる部分ですから、皆それぞれ自分が良いと思うようにすれば良いのです。
まー、私的にこうなりたい白髪頭があるので、ちょっとそれを目指してみよか?的、軽いノリもあったりする訳で、昨年宣言した通り目指すはエリザベス・フレーザー!

なんでございます。白髪の増加&全体の色の変化を楽しみつつも、道はまだまだこれからかな。
それにしても、ヘアカラーを止めてからと言うもの、あの臭いから解放されたこと、洗髪時の抜毛が減ったこと、髪のコシやツヤが良くなった等良いこともありました。今の状態に感謝して、髪の色は手放そう。それが私の細やかなアパリグラハとサントーシャの実践。
とか何とか都合よく言い訳しつつ、「老いるショック」はワタクシの「白髪染からの解放」を後押ししてくれました。毎日白髪混じりの自分の姿を見て、目にも馴染んできた。老いるショーック!チッチッチッ、、、と秒針の音を聞きつつ、「夢幻の如くなり」と優雅に舞っていたい、50代とはそんな年頃でしょうか。「老いるショック」のベースにあるのは、自虐的な笑いであり、自己を客観視することで自らを鍛える修行のひとつと捉えてもよいでしょう。ちなみに、先述のみうらじゅんの新語100選には、そうした自己鍛錬の要素を感じるものが多々ありますね。ちゃんと調べてないですが、右上78番の、「不安タスティック」も「老いるショック」と似た要素を感じております。
と言う訳で、今後、老いるショックな話は折に触れ、沢山出てくることになるでしょうから、今回はその(1)と致しました。
いつか続く。
お読み頂きありがとうございました。
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