プロフィール

yuccalina

Author:yuccalina
自閉症の息子(14才)と、エンジニアの夫との3人暮らしのアラフィー主婦です。45才でヨガ指導者スクールを卒業し、現在地元で極々細やかな教室を開催。

一方、トランシルヴァニア(カロタセグ地方)の伝統刺繍、イーラーショシュのステッチを用いた雑貨『Yuccalina Erdő=ユッカリーナ・エルドゥ』の制作も行っています。

ミンネ・ギャラリーにて作品展示中。

ブログでは主にハンドメイド、ガーデニングに加え、10代から親しんできたロック音楽に、映画、本等について綴っています。

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ユッカリーナのヨガ的雑記帳


2015/04/18 10:30 yuccalina

想像してごらん、、、

みうらじゅん
ブラックマヨネーズ
般若心経
ジョン・レノン


この並びを見て、支離滅裂に思う方がいるかもしれませんが、先日『ブラマヨとゆかいな仲間たち』でとってもいいお話を聞いたので、紹介したいんです。あの番組って、これまでお笑い芸人以外の回を取り上げたことがなかった気がしますが、11日放送のみうらじゅんの回はとても興味深かった。

近年は、マイブームやゆるキャラと言った流行語を作った人物として注目されている彼ですが、私は80年代から好きでした。かつてはウシのイラストが広告に使われることもありましたっけ。ガロは読んでいなかったものの、宝島やビックリハウスを愛読し、サブカルにどっぷりな青春時代を過ごしたワタクシとしては、みうらじゅんはとても親しみを感じる人物だったんです。そして、彼の「貧乏じゃないし、家族関係は良好だし、と何の挫折もない普通な自分がロックを聴いていいのか?」と挫折したという話には、心底共感したものです。

そんなみうらじゅんが登場した『ブラマヨとゆかいな仲間たち』ですが、彼の考え方の面白さは、きっとブラマヨに伝わったことでしょう。



その中でも私が気に入ったのが、アウトドア般若心経

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そこで、仏教における「無」の話になります。

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そこから、ジョン・レノンの『イマジン』の一節
Imagine, there's no heavenとなり、

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atsuatsu4.jpg

となって出た結論が、

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イマジンは般若心経を分かりやすく噛み砕いた歌だと主張するみうらじゅん。それに対し、小杉は食い気味に「違いますよ」と言うけれど、私はかなり頷けるものがあった。って言うか、私は元々イマジンってヨガ的な歌だなーとずっと思ってたので、やっぱりね、という思いでしたわ。Living for todayというフレーズがありますけど、ヨガは今を生きる、今を見つめる大切さを教えていますからね。さらに言えば、私はみうらじゅんがやってることって、意外とオノ・ヨーコのコンセプチャルアートに近いものを感じていたりするんですわ。

で、このアウトドア般若心経を始めたキッカケがまた面白い。ある時月極駐車場の貼り紙を見て、ハッと気が付いた。

atsuatsu6.jpg
atsuatsu7.jpg

空(くう)は仏教の根幹をなす考え方で、この世のあらゆる事象には実体がないということ。全てのものは移ろい、諸行無常であるとは、そこから来ています。空とは無ということ。つまり看板が示してたのは

「無い」が「ある」のか?
「ある」が「無い」のか?

という仏教の真髄ではないかと。その後みうらじゅんは、夢枕で「じゅんはなぜ集めないの?」と言うお告げを聞いた。その声が井上陽水にそっくり?だったんで、街の看板から般若心経の文字を集めることになった。現代では使用されていない漢字もあり、近松門左衛門の墓まで行ったり、それでも中々見つからない文字があると、ネット情報で知って行ってみたら、もう既に取り壊されて無かった、なんてことも。そして、様々な困難を「修行」と思って278文字を集めたと。

で、苦労の末完成した本『アウトドア般若心経』は、全く売れなかった。これも、また修行。

ってなお話でした。

アウトドア般若心経アウトドア般若心経
(2007/10)
みうら じゅん

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般若心経と言えば、ワタクシは笑い飯哲夫の本を愛読してる(記事はコチラ)のですが、みうらじゅんの本もちょっと興味沸いてきました。

えてこでもわかる 笑い飯哲夫訳 般若心経 (ヨシモトブックス)えてこでもわかる 笑い飯哲夫訳 般若心経 (ヨシモトブックス)
(2009/01/31)
笑い飯 哲夫

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確かみうらじゅんは仏教系の高校出身で、エッセイにもよく仏教用語を用いていますが、ブッダの教えを分かりやすくユーモラスに語ることにかけては、哲夫と良い勝負してると思いますよ。


お読み頂きありがとうございました。
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タグ: ブラックマヨネーズ ヨガ 80年代

テーマ:お笑い/バラエティ 全般 - ジャンル:テレビ・ラジオ

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Comment
イマジンで思い出したのですが、以前、本木雅弘がイマジンの訳について、想像してごらんというのはちょっと違うと思うと異議を唱えていました。

彼曰く、イマジンは命令形なので想像しなさいというのが正しいのではないかと。

そういえばそうかと思いましたが、“詩”って省略があるから、よくわからないなと。
ジョンも亡くなった後の話なので、どうなんでしょう・・・。
番組面白かったですよね~!
みうらじゅんさん大好きで、東京に住んでたときにパルコにいやげもの展とか見に行ったり、見仏記とか読んでました。
宝島の本も面白いのいっぱいありましたよねぇ。VOWとか死ぬほど笑いました。
最近ちょこちょこみうらじゅんさんをテレビで見れてうれしいです!ワイドなショーにも出ててびっくり^^
笑い飯哲夫の話も堅苦しいイメージがなく面白く聞けますよね~。
こんな番組あったんですね。
アップありがとうございます。

タモリ倶楽部意外ではなかなか地上波で見ないのでうれしいです。

サブカルそのものには田舎者ゆえどっぷりはまりませんでしたがわたしもみうら歴はけっこう長いほうかもしれません。

本やDVDもいろいろ買ってますが
「アウトドア般若心経」は見かけたこともありません。

でもその存在はタモリ倶楽部でしってましたよ。

バニーマンさんへ

> イマジンで思い出したのですが、以前、本木雅弘がイマジンの訳について、想像してごらんというのはちょっと違うと思うと異議を唱えていました。
>
> 彼曰く、イマジンは命令形なので想像しなさいというのが正しいのではないかと。

その話は初めて聞きました、私としては”何を”想像するのかが問題であり、「してごらん」か「しなさい」なのかは余り重要でない気がします。彼が何故そこの拘るのか、あまりピンと来ないです。ちなみにこのエントリーのタイトルを「想像してごらん」にしたのは、ピースのネタで又吉が言ってたからで、歌詞の日本語訳がどうなのかも知りませんでした。

> そういえばそうかと思いましたが、“詩”って省略があるから、よくわからないなと。
> ジョンも亡くなった後の話なので、どうなんでしょう・・・。

元々詩に省略があるのは、受け手の想像に任せる余地を残してる為で、自分の理論理屈を出したい人は用いない手段だと思います。むしろ、色んな捉え方をされるのを期待して詩を書く人も少なくないのでは?詩に関してグダグダ説明する作者ってのも、あまり聞いたことがないですし、、、。
ジョンに関しては、間違った日本語訳が出回っていたら、ヨーコがクレームしたと思います。それがなかったのなら、許容範囲ってことではないでしょうか?
ちょしっちさんへ

> 番組面白かったですよね~!
> みうらじゅんさん大好きで、東京に住んでたときにパルコにいやげもの展とか見に行ったり、見仏記とか読んでました。
> 宝島の本も面白いのいっぱいありましたよねぇ。VOWとか死ぬほど笑いました。
> 最近ちょこちょこみうらじゅんさんをテレビで見れてうれしいです!ワイドなショーにも出ててびっくり^^

「いやげ物」も良いネーミングですよね。あるあるネタだと思いますし。
元々仏像がマイブームだったんでしたっけ?結果どちらも大ヒットでしたよね。VOWも大好きでしたし、そのコンセプトはバラエティ番組(珍百景とか)に継承されていると思います。

> 笑い飯哲夫の話も堅苦しいイメージがなく面白く聞けますよね~。
みうらじゅんの基本は煩悩=エロで、哲夫さんは哲学の香りがちょっとしますね。
無記名コメント様へ

> こんな番組あったんですね。
> アップありがとうございます。
>
> タモリ倶楽部意外ではなかなか地上波で見ないのでうれしいです。
>
> サブカルそのものには田舎者ゆえどっぷりはまりませんでしたがわたしもみうら歴はけっこう長いほうかもしれません。
>
> 本やDVDもいろいろ買ってますが
> 「アウトドア般若心経」は見かけたこともありません。
>
> でもその存在はタモリ倶楽部でしってましたよ。


みうらじゅん、結構浸透しているんですね。ものの見方はタモリと通じるものがあり、一見馬鹿馬鹿しいように見えて、実は深いところを突いてくるのが好きです。
この番組のお蔭で「アウトドア般若心経」が売れてくれると良いですが、、。
実はみうらじゅんさんを映像で見るのは初めてかもw
みうらじゅんさんの名前を聞いて、ウリの中高生時代の親友がビックリハウスを愛読していたのを思い出しますた。

般若心経とレノンのイマジンのお話も面白かったんですが、ググったら、みうらじゅんさんってボブ・ディランを尊敬してるニカ!因みにウリ旦那が一番尊敬する歌手もボブ・ディランなんです!そういや当時のサブカルにはどこか英国的な匂いがありますたね。それでいて土着的というか、日本的な部分もあって、等身大の「粋」を感じてますた。
Mansikka様こんしお

> 実はみうらじゅんさんを映像で見るのは初めてかもw
> みうらじゅんさんの名前を聞いて、ウリの中高生時代の親友がビックリハウスを愛読していたのを思い出しますた。

そうですたか。日本では『タモリ倶楽部』の空耳アワーでレギュラー出演してますので、その風貌も結構知られていると思います。80年代のサブカル的笑いは、今のバラエティ番組に結構通じてるかも?

> 般若心経とレノンのイマジンのお話も面白かったんですが、ググったら、みうらじゅんさんってボブ・ディランを尊敬してるニカ!因みにウリ旦那が一番尊敬する歌手もボブ・ディランなんです!そういや当時のサブカルにはどこか英国的な匂いがありますたね。それでいて土着的というか、日本的な部分もあって、等身大の「粋」を感じてますた。
ボブ・ディランがと言うよりは、当時のヒッピー・ムーヴメントがインドを代表とする東洋的なものへの憧憬があって、仏教やヨガから自然志向と結びついてたんで、日本的に感じるとこがあるんだと思います。勿論、ジョン・レノンが日本人と結婚したことも影響してそうですに。
訪問者履歴の方から時々来させていただいておりました。
このブラマヨの番組は時々見ているんですが、みうらじゅんさんが出ていたなんてつゆ知らず、この回は見逃していました。
こちらのブログのおかげで見る事が出来、感謝感謝です♪

私もみうらじゅんさんのファンで、VOWに寄稿されていた時から知っています(笑)
みうらさんの目の付けどころは、たまらないですよね〜(笑)
いやげもの、飛び出し坊や、見仏記、あのあたりが好きです、特に。
マナサビイさん、はじめまして。ご訪問&コメントありがとうございます。

> 私もみうらじゅんさんのファンで、VOWに寄稿されていた時から知っています(笑)
> みうらさんの目の付けどころは、たまらないですよね〜(笑)
> いやげもの、飛び出し坊や、見仏記、あのあたりが好きです、特に。

そうそう、目の付けどころが良くて、それをプレゼンする能力が高いですよね。番組でも言ってましたが「無い物に名前を付けたり、仕事にしたりする」当たり前と思ってたことの意味を考えたり、見逃して色んなことに気付いたりするのって、実はヨガ的だなあと思う今日この頃です。


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