プロフィール

yuccalina

Author:yuccalina
自閉症の息子(14才)と、エンジニアの夫との3人暮らしのアラフィー主婦です。45才でヨガ指導者スクールを卒業し、現在地元で極々細やかな教室を開催。

一方、トランシルヴァニア(カロタセグ地方)の伝統刺繍、イーラーショシュのステッチを用いた雑貨『Yuccalina Erdő=ユッカリーナ・エルドゥ』の制作も行っています。

ミンネ・ギャラリーにて作品展示中。

ブログでは主にハンドメイド、ガーデニングに加え、10代から親しんできたロック音楽に、映画、本等について綴っています。

月別アーカイブ
リンク

ユッカリーナのヨガ的雑記帳


2015/02/16 09:42 yuccalina

『マイライフ・アズ・ア・ドッグ』とイッタラのグラス

『リトル・ダンサー』に引き続き、昔映画館で見た作品を見直そうシリーズ、第2弾は『マイライフ・アズ・ア・ドッグ』(1985年スウェーデン)です。日本公開は1988年ですから、当時の私は23歳。以降、好きな映画として必ず名前を揚げるほど、その後の人生に影響を及ぼした作品の一つです。

本作はゴールデングローブ賞最優秀外国語映画賞を受賞し、確かアカデミーでもノミネートされてましたよね。ラッセ・ハルストレム監督はその後アメリカに本拠地を移し、『ギルバート・グレイプ』『サイダー・ハウス・ルール』『ショコラ』等々、名作を世に送り出す訳ですが、私は今でもハルストレム監督で一番好きな映画はこの『マイライフ・アズ・ア・ドッグ』なんです。



マイライフ・アズ・ア・ドッグ 【HDマスター】 [DVD]マイライフ・アズ・ア・ドッグ 【HDマスター】 [DVD]
(2010/10/29)
アントン・グランセリウス、メリンダ・キンナマン 他

商品詳細を見る


このブログでも、以前ライカ犬の話絡みで紹介しました(コチラ)が、とにかく、辛いことがある度に、ソ連のロケットで宇宙に連れ去られたライカ犬の不幸を思いつつ、「自分はまだマシだ」と耐える幼気な少年イングマルが可愛くて、愛おしくて、、。しかもタイトルにある通り、愛犬のシッカンも可愛くてねえ。母との別離と、シッカンの最後を知ったイングマルの深い悲しみは、約四半世紀を経ても胸がチクチクと痛みました。

1950年代のスウェーデン、母が肺結核を患い、イングマルは一人田舎に住むグンネル叔父さん(母の弟)に預けられるのですが、そこで出会ったちょっと変わった人々との、心温まる交流が描かれています。男勝りでサッカーとボクシングが得意な美少女サガ、女性下着の広告文を読んで恍惚にひたるおじいさん、自称ゲージツ家で裸婦像をつくる男、髪が緑色の少年とロケットもどきを作る父親、ガラス工場で何故か一輪車の練習をしている男等々。

それと、まだ自宅にいた頃、イングマルにはカエルちゃんというあだ名のガールフレンドがいて、怪しげなデートをしたり、サガとも甘酸っぱいロマンスもあったりは、流石はスウェーデンという気がしました。

で、この年になって改めて気が付いたことも色々ありました。母は結核だけでなく、更年期だったことを仄めかす台詞もあり、息子達にキレるシーンには、そりゃあ辛いでしょうと思いました。また、母がキレた時に、丁度カエルちゃんが遊びに来ていて、母の叫び声を聞いた途端、ササッとを閉め「近所に聞こえると福祉課の人が来ちゃうから」と言うシーンなど、以前は全く気に留めてませんでした。スウェーデンは昔から福祉先進国でしたから、子供への暴力が疑われたら、福祉課に子供を取り上げられちゃう、って意味だったんでしょうね。

そして、当時スウェーデン語なんて全然分からんと思ってましたが、結構英語っぽいことにも気が付きました。「おいでー」が「コーム!」って言ってるみたいなんです。Comeに近いのかな?そう言えば、原題のMitt Liv Sum Hundも

Mitt→My
Liv→Life
Sum→Same (as aと同義)
Hund→Hound (Dogと同義)

と、かなり英語と近いんですね。ってか、そもそも見た目からしてドイツ語っぽいのかな?詳しいことは良く分かりませんが。

ちなみに、サガという女の子の名前は、一般的なのでしょうか?やはり北欧伝説のサガから来てるんでしょうか?ご存知の方、是非教えてくださいませ。

と言ったところで、最後にもう一つ、イングマルが預けられたのは、ガラス製品で成り立っている村で、グンネル叔父さんとその妻ウラ叔母さん、お友達の親など皆同じ工場で働いています。真冬でも中では半袖で凄し、敷地内には浴槽があって、遊んで泥だらけになった子供達が自由に入ってる、そんな環境。で、ふと思ったんですね。ガラス工芸とか陶磁器とかは、寒い国で作った方が効率が良いから発達したんだろうなって。常夏の国の繊細なガラス細工、陶磁器って聞いたことないです。そして北欧諸国は、寒さで室内にいる時間が長いから、インテリア等にこだわるのも当然。テーブルウェアも居心地の良い空間を作るために、大切なアイテムなんでしょうね。

わが家にスウェーデンのガラスはありませんが、お隣フィンランドのイッタラ製グラスを愛用しております。

ittala2.jpg
ittala1.jpg
ittala3.jpg

シンプルな形ですが、薄くて滑らかで、とても繊細さを感じます。口当たりが良いので、どんな飲み物でも美味しく感じられそう。そして寒い国の暖かいガラス工場を創造しつつ、緑茶を飲むのでした。


お読み頂きありがとうございました。
↓良ろしかったらポチお願い致しますm(__)m

blogram投票ボタン
関連記事
スポンサーサイト

タグ: 犬好き 北欧

テーマ:★北欧映画★ - ジャンル:映画

浅田舞ちゃん出演の『しくじり先生』と殿の『しくじり体操』 | ホーム | The BLUES Movie Projectその(3)~『レッド・ホワイト&ブルース』~ブルーズからブリティッシュロックを生み出した人々のお話
Comment
こんにちは。
私もこの映画大好きですが、ハルストレム監督が有名になってから後で見ました。
抹茶アイスさんへ

> 私もこの映画大好きですが、ハルストレム監督が有名になってから後で見ました。

そうでしたか。ハルストレム監督は良い作品が沢山ありますね。


Trackback
この記事のトラックバックURL
http://notarinotariyoga.blog.fc2.com/tb.php/1089-5bc23978
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
ご訪問ありがとうございます
最新記事
最新コメント
カテゴリ
検索フォーム
最新トラックバック
ユーザータグ
フリーエリア
RSSリンクの表示
Web page translation
QRコード
QR