プロフィール

yuccalina

Author:yuccalina
自閉症の息子(14才)と、エンジニアの夫との3人暮らしのアラフィー主婦です。45才でヨガ指導者スクールを卒業し、現在地元で極々細やかな教室を開催。

一方、トランシルヴァニア(カロタセグ地方)の伝統刺繍、イーラーショシュのステッチを用いた雑貨『Yuccalina Erdő=ユッカリーナ・エルドゥ』の制作も行っています。

ミンネ・ギャラリーにて作品展示中。

ブログでは主にハンドメイド、ガーデニングに加え、10代から親しんできたロック音楽に、映画、本等について綴っています。

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ユッカリーナのヨガ的雑記帳


2014/12/17 11:53 yuccalina

羽生結弦選手の「バラード1番」と振付師バトルのこと

テレ朝がフィギュア世界一決定戦と連呼するグランプリファイナル(男女フリー)と、かたやフジテレビが漫才師日本一決定戦と謳うTHE MANZAI、どちらも其々フィギュアファン、漫才ファンから「違うだろっ!」と突っ込まれている訳ですが、今年は放送時間がモロに被りましたね。ワタクシがどちらを優先したかと言えば、先のエントリーの通り漫才を見ちゃいました。やはりライヴに勝るものはなしですから。

で、遅ればせながらGPFの話ですが、羽生結弦選手のGPF2連覇は、素直にお喜び申しあげます。ショート、フリーともに鬼門のルッツでミスがあったものの、美しい4Tお帰りなさい。それに負けないくらい華麗な4Sこんにちは。と、まとまった演技を見られたのが嬉しかったんです。それとワタクシご贔屓のセルゲイ・ヴォロノフ選手が銅メダルだったのも良かったですわ。

と、ここでは採点に関する疑問は一切棚上げにします。本当は私、ヴォロノフが2位じゃないの?と思いましたけど、彼はインタヴューでこう言ったそうです。

ジャッジを評価するのは僕の仕事ではない。
僕の課題はクリーンに滑ることだ。


そこで、私は思い出すのです。浅田真央さんが今年3月の世界フィギュアで優勝した時、彼女はこう言いました。

やっぱりフィギュアって良いな。

何故だか彼女にだけ厳しそうに思えた回転不足の減点とか、出し渋られたGOE(出来栄え点)やPCS(演技構成点)に、きっと不満はあった筈です。それでもなお真央さんは、「良いな」と言った。どこか達観しているようで、その姿が私にはとても神々しく見えました。多分ヴォロノフ選手も同じような境地にいるのかもしれません。ですから私も、「フィギュアって良いな」と思える部分を探していこう、と心に決めたんです。点数や順位の話は最小限に止めて行きたいと思っています。

私は前回のフィギュア記事で「ゆづ君の神演技が来るのを待ってる」と書きました。GPFはパーフェクトではなかったけれど、ミスは少なく作品として形が出来てきたのが嬉しかった。今後、全日本でさらにブラッシュアップ、世界フィギュアでパーフェクト演技を期待したいです。

と言ったところで本題へ。今回ショート『バラード1番』とフリー『オペラ座の怪人』を改めて見て、私はやっぱりバラ1が好きなんだわ~!と再確認した件を書きたいと思います。

そもそもこの曲、2011-12シーズンに浅田真央さんがエキシで使用していた曲として、フィギュアファンにはお馴染みですが、実はノイマイヤー振付のバレエ『椿姫』の、”黒のパドドゥ”で使用されています。それも、かなり濃厚な男女の踊りなんです。



それもその筈、叶わぬ恋に落ちたブルジョワの青年アルマンと病の高級娼婦マルグリットが過ごす狂おしい一夜の場面ですから。一口にバレエと言っても、これはモダンですので、クラッシックの型から外れた、個性的なリフト、足さばきに手の表現です。

ただ、元々バレエの為に作られた曲ではありませんので、ストーリーや役柄に嵌める必要性はありません。浅田真央さん、羽生選手、どちらのバラ1もこのストーリーとは関係無しに作られたとは思います。それでも、どこかしら影響は感じられるんです。例えば、真央さんは衣装を黒にしたり、タチアナ・タラソワさんは「バレリーナのレッスン」をイメージして振付けたとも言われてますし。一方、羽生選手の衣装にはまったく椿姫との関係性が感じられないものの、バトルの振付にはモダンダンスのテイストが強い。それは、目を閉じてうな垂れるオープニングから、ひしひしと感じられました。静寂を表わすようなゆったりとした動きや、目線、静止ポーズの中に、そのエッセンスが込められてる気がしたのです。



そこで、私的ポイントの一つがイーグル。4Tを冒頭に持ってきたことで、最初の振付と変わってしまいましたが、イーグル~3A~イーグルという元々のシークエンスには、静~動~静のモダン的美しさがあり、かつ羽生結弦の魅力を存分に引き出してるなー、と私は思ったのです。変更後では、3A~イーグルをしながら、両肘をサッと上げるところ(動画では1:58あたり)が、またポイント高いかな。ハッとさせられて、そこで空気が変るような印象なんですね。全体としては、前半が静、後半が動なんでしょうけど、その他にも細かい静と動の波があり、美しい音を美しく表現しているなあ、と思いました。

羽生選手に一つ注文をつけるなら、最後のステップの時に、肘をやわらかく使えてないのがちょっと残念かな。彼の腕は細くて長いから、難を隠せてますけど、まだブンブンと振り回されてる感じなので、もうちっと気持を入れてもらえると嬉しいなと。まあ、多分最後のコンボで失敗したのが悔しい!と言う気持ちが腕に出ちゃったのかもしれませんけど。

そんな訳で、『パリの散歩道』ではぜーんぜん気にならなかったのに、このバラ1を期に、振付師としてのバトルが気になってしまったワタクシ。彼の作品をちょっと見直してみました。

先ずは、パトリック・チャン選手昨シーズンのショート『エレジー』。



こちらもモダンダンスの香り高い作品だったのですね。いやー、パトちゃんはハーニャと逆に腕が短い分ハンデだと思うのですが、とても良いですよ、これ。彼の滑らかで美しいスケーティングを活かしたプログラムでもありますね。

そして、浅田真央さんとバトル先生のアイスダンス『ボレロ』。



これは、選曲からしてね。勿論大先輩のトーヴィル&ディーン組に敬意を表しつつも、バトル先生はやっぱモーリス・ベジャール好きなんでしょうねえ。
ここで訂正させて頂きます。
コメント欄でボレロの振付けは坂上美紀さんと判明しました。THE ICEの総合演出もされてる方だそうです。バトルは振付師もしてるので、勝手に彼の作品と思い込んでましたわ。恥ずかし~!でも、動画は美しいのでそのまま残しておきますね。

しかし、こうなるとバトルのモダンダンス的プロは、まだ2つしかないのかしら?もし何がご存知の方は、是非教えてくださいませ。


ところで、振付師バトルが気になり始めたのには、もう一つ理由があったんです。それは、ネット上(ニュースソースが行方不明でスミマセン)でバトルから高橋大輔さんへのメッセージにこんなのがあったから。

ダイスケに『In The Middle, Somewhat Elevated』を振付けしたい。

ええっ?何すかそれ?私の夢を叶えてくれるんですか?

と言うのも、私はかつてこのブログで、「フィギュアでコンテンポラリーっぽいプログラムが見たい。高橋大輔選手に何か滑って欲しい」と書いてた(コチラ)んですね。でもって、In The Middle, Somewhat Elevatedはコンテで私の大好きなプログラムの一つなんですよ。こちらの動画既に紹介したことありますが、シルヴィ・ギエム版。



そんな訳でバトル先生、大輔さんに振付け宜しくお願いしたいですわ。フィギュアファンをあっと言わせるやつを是非お願い致します。


お読み頂きありがとうございました。
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タグ: コンテンポラリーダンス 浅田真央

テーマ:フィギュアスケート - ジャンル:スポーツ

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Comment
今晩はyuccalina様。

こちらのブログコメント欄をよんで無事にmanssika様のところにいってきました。(ほっとしています)
manssika様のところでもかかせていただきましたが、
ご迷惑をおかけしまして、その節は本当にありがとうございます。
丁寧に応対していただきまして本当にありがとうございました。

では失礼いたします。


kitto様

> こちらのブログコメント欄をよんで無事にmanssika様のところにいってきました。(ほっとしています)
> manssika様のところでもかかせていただきましたが、
> ご迷惑をおかけしまして、その節は本当にありがとうございます。
> 丁寧に応対していただきまして本当にありがとうございました。


いえいえ、全然迷惑とかじゃないですよ~!
と言うか、逆にkitto様のコメントによって、早く問題解決出来たようで良かったです。
私は週一くらいでパソコンに触らない日を作ってました、Mansikka様のブログがブロックされてたのと丁度重なってたんですね。ですから、kitto様のコメントを見ずにアクセス出来なかったら、凄く不安になったと思うんです。

Mansikka様も無事に再開出来て良かったです。
はじめまして。

真央ちゃんの衣装、アイスの方がより彼女を美しく表現してくれていますね。

彼女の 儚さと 強さ 
この衣装のまま 大会に出て欲しいです。 
このコメントは管理人のみ閲覧できます
> 真央ちゃんの衣装、アイスの方がより彼女を美しく表現してくれていますね。
>
> 彼女の 儚さと 強さ 
> この衣装のまま 大会に出て欲しいです。 


HNありませんでしたが、ありがとうございます。
あの色は本当によく似合いますよね。
どこか別の世界からやってきたような神々しさ。

アイスダンスで現役復帰なぞも妄想してしまします。
> ボレロの振り付けは坂上美紀さんと聞いた気がしますよ。

情報ありがとうございます。
バトルは振付師でもあるので、早合点してました。早速訂正しますね。
こんにちは^^

ショパンの『バラード第一番』大好きな曲です。羽生くんのショートで使用されていたのは、とても印象的でした。「ノイマイヤー振付のバレエ『椿姫』の、”黒のパドドゥ”」でも使用されていたとは知りませんでした。やはり振付師・ダンサーの心を惹きつける曲、ということになるのでしょうか。

羽生君にせよ真央ちゃんにせよ、一流のアスリートの言葉には本当に驚かせられます。「滑れることの幸せ」を皆さん一様に口にされますよね。「幸せ」ってよい言葉ですね。
まーさんへ

> ショパンの『バラード第一番』大好きな曲です。羽生くんのショートで使用されていたのは、とても印象的でした。「ノイマイヤー振付のバレエ『椿姫』の、”黒のパドドゥ”」でも使用されていたとは知りませんでした。やはり振付師・ダンサーの心を惹きつける曲、ということになるのでしょうか。

私はクラッシックに全く疎くて、浅田真央ちゃんのプログラムでこの曲を知りました。舞踏家のインスピレーションを書き立てる音楽なんでしょうね。

> 羽生君にせよ真央ちゃんにせよ、一流のアスリートの言葉には本当に驚かせられます。「滑れることの幸せ」を皆さん一様に口にされますよね。「幸せ」ってよい言葉ですね。

そうですね。一本筋が通って迷いのない様に、いつも敬服してしまいます。
ハッと!kitto様もいらしてたニカ!kitto様、ここでも気を遣わせてしまって申し訳ないんです。それから、yuccalina様、コメントの削除ありがとうごじゃいましたm(__)m

記事の感想ですが、昨日一度読んで、さぁ動画を見るぞ!と意気込んで見たんですミダ。でも、どうしても最初のビデオ(椿姫)をリピってしまって先に進めないw
背中合わせでリフトしたりするとこは、左右に伸ばした男性の腕が女性の腕に見えて騙し絵のようですね。男性の黒いズボンが周囲の闇に溶け込んで、女性が宙に浮いてるようですミダ。とても幻想的です。

それから、Pチャンのエレジーですが、ウリも結構好きなんですミダ。ウリはやっぱりラフマニノフが好きなんだなぁと思ったプロなんです。Pチャンのプロで初めて好きになったプロでもあるニダ。Pチャンはテイクファイブが嵌りプロと言われて、ウリもそう思いつつ、そこまで好きじゃなかった。エレジーは美しいピアノ曲とメロディの緩急にあわせ、身体の動きも緩急が多くて引き込まれますミダね。

あ、椿姫とPチャンだけで長々と書いてしまったw
動画じぇ~んぶ見て、どれも好きなんですが、今日はこの辺で自重しますミダ。
Mansikka様こんしお~!

> ハッと!kitto様もいらしてたニカ!kitto様、ここでも気を遣わせてしまって申し訳ないんです。それから、yuccalina様、コメントの削除ありがとうごじゃいましたm(__)m

いえいえ大した手間ではこざいませんぐ。

> 記事の感想ですが、昨日一度読んで、さぁ動画を見るぞ!と意気込んで見たんですミダ。でも、どうしても最初のビデオ(椿姫)をリピってしまって先に進めないw
> 背中合わせでリフトしたりするとこは、左右に伸ばした男性の腕が女性の腕に見えて騙し絵のようですね。男性の黒いズボンが周囲の闇に溶け込んで、女性が宙に浮いてるようですミダ。とても幻想的です。

このパドドゥ、ホントは10分くらいあって、ショパンの曲を編集なしで、そのまま使っているようです。男女が倒れ込んで絡み合ったり、結構ドチドチするコリオなので、そこは抜きの短い動画をアップしますた。良かったら全体のやつも見てくださりませ。

> それから、Pチャンのエレジーですが、ウリも結構好きなんですミダ。ウリはやっぱりラフマニノフが好きなんだなぁと思ったプロなんです。Pチャンのプロで初めて好きになったプロでもあるニダ。Pチャンはテイクファイブが嵌りプロと言われて、ウリもそう思いつつ、そこまで好きじゃなかった。エレジーは美しいピアノ曲とメロディの緩急にあわせ、身体の動きも緩急が多くて引き込まれますミダね。

パトちゃんはこのプロで一皮剥けますたよね。それまで案山子と揶揄されることが多かったですし、相当な努力をしたと思うんです。
とか言いつつ、TVで本田みゆちゃんぐにアームスの指導するパトちゃんを見て、ええーっ?と思った自分を反省しますたわ。


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