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yuccalina

Author:yuccalina
自閉症の息子(14才)と、エンジニアの夫との3人暮らしのアラフィー主婦です。45才でヨガ指導者スクールを卒業し、現在地元で極々細やかな教室を開催。

一方、トランシルヴァニア(カロタセグ地方)の伝統刺繍、イーラーショシュのステッチを用いた雑貨『Yuccalina Erdő=ユッカリーナ・エルドゥ』の制作も行っています。

ミンネ・ギャラリーにて作品展示中。

ブログでは主にハンドメイド、ガーデニングに加え、10代から親しんできたロック音楽に、映画、本等について綴っています。

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ユッカリーナのヨガ的雑記帳


2014/10/31 08:19 yuccalina

殿のポジティヴ解説とまっちーを見て思ったこと

もう、スケートカナダが始まると言うのに、今頃のこのこスケアメ話で失礼致します。

だってえーー、余りに素晴らしくて、リピートが止まらなかったんですもーん。

って、それは勿論男子、特に町田樹選手(以下まっちー)なのですが、ついつい他の選手も全部見ちゃうんです。それは、織田信成くん(以下、殿と略)の解説がとにかく良いっ!間の悪い実況アナ角澤がいてもなお、殿の解説さえあればハッピーなのです。

ニュエン(カナダ)、ピトキーエフ(ロシア)、マルティネス(フィリピン)等、10代の若い選手達を暖かい目で見守りつつ、凄い所は讃え、ベテランのアボット選手へのコメントには、敬意が満ち溢れていました。選手の良いところを必ず言ってくれる誉め上手であり、失敗したところは、上手く行かなかった理由を、ちゃんと分析してくれている。例えば、

ジャンプを開くのが早すぎました
軸が斜めに傾いて、修正しきれませんでした
跳び急いでしまった様です

等々。つまり失敗によって、選手を低く評価したりは決してしない訳ですが、それをまた、ちょっと辛そうな声で言うのは、きっと自身の経験から、感情移入してしまうんでしょうねえ。失敗を見るのは好きじゃないんでしょう。どこぞの国の解説とは大違いですわね。

この調子で、年末の全日本と来年の世界フィギュアも、殿に宜しくお願いしたいですわ~!

と言う訳で、ここらでまっちーのお話をしたいと思います。彼の演技とインタビューを見てたら、様々な思いがドドーッと溢れてきて、中々纏まらなくて、こんなに時間がかかってしまいました。

それは、

フリーの第九は120%の力を出さなければ形にならない、チョー鬼プログラムであることで、私の脳裏に浅田真央ちゃんの影が過ぎりました。

彼女はあのラフマニノフのピアノコンチェルトNo.2を、自分が出来る最高のプログラム、と言い、高難度のエレメンツを詰め込みました。

そして、自分の持っているものを全て出しつくしたい、と言いました。

まっちーの目指しているものが、ふと真央ちゃんと重なって、しかも、ショートの『ラヴェンダーの咲く庭で』は、彼女が2009年初めて世界女王になったときの、ショートの曲です。また、第九の3A-3Tコンボの、入りのステップ(ブラケットでしたっけ?)は、真央ちゃんが『チャルダシュ』でやってたステップと同じだし、何かまっちーを見ながら、脳内で真央ちゃんの姿を勝手に同時再生して、ウルウルしてしまいました。

それにしても、まっちーは精神的にブレを感じないです。常に自分自身が良く見えていて、コントロール出来ているようですが、それはこれまでに数々の失敗をし、自分の弱点とも真摯に向き合ってきたからなんでしょうね。4回転の成功率が低かった2シーズン前、当時のアンソニー・リュウコーチに散々叱られてた姿が、ウソのようです。

そういった成長が見られるのも、フィギュアスケートの魅力の一つだと思います。浅田真央ちゃんがジャンプの矯正で不調だった頃も、ファンはじっと見守っていたからこそ、あのソチのフリーがメダル以上に価値のある、輝かしいもの見えたのは言うまでもありません。そう言った感動を持てず、順位だけでしか判断出来なかった人は、本当に残念だったと思います。

ここで、某国の元エセ女王様の話をするもの何ですけど、日本で何故彼女の人気が上がらないのか、某国は全く分かってなかった。完全無欠で負けない絶対女王を、見せかけだけいくら演出しても、そこに魅力を感じるほど、日本人は単純ではありません。例えば、メジャーリーガー、イチロー・スズキが4000本安打を達成した時のコメントで、多くの日本人が感銘を受けたのは、

「4000のヒットを打つには、僕の数字で言うと、8000回以上は悔しい思いをしてきているんですよね。それと常に、自分なりに向き合ってきたことの事実はあるので、誇れるとしたらそこじゃないかと思いますね」

と言う言葉だったと思うんです。単に4000という数字に価値があるのでなく、彼がそこまでたどり着いた道程を含めて、私達は感動した。フィギュアスケートも、何度も転びながら、技に挑戦し続け、試合で力を出しつくそうという姿に、私は心を動かされるので、余裕しゃくしゃくで「やっつけ仕事」みたいな演技には、何も感じない訳ですね。

もしも、
・ 彼女が身体に柔軟性をつけて、美しいポジションのスパイラルやスピンを手に入れていたら、
・ 猫背やだらんとした腕の動きを正し、美しい姿勢とアームスになっていたなら、
・ 深いエッジを使って、美しくステップを踏めるようになっていたら、
・ 苦手のループジャンプを克服して、ジャンプ構成を上げていたら、

上のどれか一つでも、乗り越える姿を見せてくれていたなら、日本にはもっと彼女のファンがいたかもしれません。

でも、某国のスケ連は、彼女に努力を望むよりは、そのままで何とか上手いこと点数を稼げるようなルール作りに奔走しました。彼女が選手として、また人間的にも、一つ成長するチャンスの芽を摘んでしまったのです。

まあ、彼女自身も、別にそれを当たり前と思ってた節がありますので、全然同情には値しないんでしょうけど。そう言えば、「某国のフィギュアファン達は、日本人がソチ五輪で浅田真央ちゃんのフリーに感動し捲っているのが、理解出来なかった」とか言う噂を聞いたことがあります。所詮、メダルや順位にしか価値を見いだせない人々に、同じ価値観を望んでも仕方ないのでしょう。

ってな話は、これくらいにしておきましょうか。

まっちーが言う120%の20%って、本番でしか出ないものなんでしょうね。確かオペラ座のエトワール、マヌエル・ルグリが言ってたんですが、若いダンサーに本番前のレッスンで、こうアドバイスしてました。

「本番では、アドレナリンが出ると思うから、もっと体が動く筈だよ」

多分、観客の拍手歓声と言った、会場の空気によって力が漲って、身体の痛みを忘れさせてくれるんでしょうね。まっちーはフリーの後半、口が半開きになっていて、相当体がきつそうだったのが見て取れました。それでも、最後の3ルッツを着実に成功させたのは、会場との一体感から得たエネルギーもあったのでは?

それにしても、ラヴェンダー、第九、共に、いかにもバレエダンサーが振りつけた感が強い。つなぎの振りが、バレエ的でワタクシの好みなんです。まっちーの熊哲感も20パーセント増量、って感じですわ。今こそ、クワド入り「ドン・キホーテ完全版」(ランビ様振付)を見てみたいものですが、この第九がこれから進化して行って、完成形がどうなるのか、本当に楽しみです。



最後にちょっとオゲレツな話。キスクラでのまっちーと振付師フィリップ・ミルズさんの顔が近すぎて、キスしたらどうしようと、ドキドキしてるのは、私だけでしょうか?


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タグ: 町田樹

テーマ:フィギュアスケート - ジャンル:スポーツ

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Comment
そうなんです!ミルズ先生はキスまでしちゃいそうで、
ウリもハラハラするんですwww
ダメよ~ダメダメ!って呟いちゃうニダ。

本文には全く同意。
20%の力が本番で出るって話で思い出したのが、
ウリの学生時代のスピーチコンテスト。
もう、ビックリするほどの早口になって誰もが唖然とするほどwww もちろん、みっともなかったデヨ。他人から笑われたニダ。
結果は悪かったといえ、「どうやったらそんな早口で
しゃべれるの?」ってぐらい、舌がよく動いたのは
緊張感とアドレナリンのせいでしょうね。
ほんとにこの時の町田君素晴らしかったですね 今回120パーセントって発言で思い出したのが いぜん体調が悪くなかった時の小塚君ができることの80パーセントで試合に、、って言ってたの思い出して どちらも正しいこと言ってるけど 気合いの差かな、、って 思いました
Mansikka様こんしお~!

> そうなんです!ミルズ先生はキスまでしちゃいそうで、
> ウリもハラハラするんですwww
> ダメよ~ダメダメ!って呟いちゃうニダ。


ホント、まっちーを「食べちゃうぞ~!」的な顔の近さですよね。

> 本文には全く同意。
> 20%の力が本番で出るって話で思い出したのが、
> ウリの学生時代のスピーチコンテスト。
> もう、ビックリするほどの早口になって誰もが唖然とするほどwww もちろん、みっともなかったデヨ。他人から笑われたニダ。
> 結果は悪かったといえ、「どうやったらそんな早口で
> しゃべれるの?」ってぐらい、舌がよく動いたのは
> 緊張感とアドレナリンのせいでしょうね。


緊張感って、本来の力を出せない様にしてしまうことの方が多いかもしれませんが、不思議なもので、普段以上のことを可能にすることもありますね。いわゆる火事場の馬鹿力もそうなんでしょう。その20%を意識的に引き出すと言うのは、とても難しいと思うのですが、まっちーなら出来そうな気がしてしまいますた。
ふぁる代さんへ

> ほんとにこの時の町田君素晴らしかったですね 今回120パーセントって発言で思い出したのが いぜん体調が悪くなかった時の小塚君ができることの80パーセントで試合に、、って言ってたの思い出して どちらも正しいこと言ってるけど 気合いの差かな、、って 思いました

小塚くんの80%って、多分、体調のせいで本来の80%くらいしか出来ない、って意味だと思いました。まっちーの120%は、今の状態を100%と定めた時に、本番の舞台からエネルギーを貰って、それ以上のものを出す、と言う意味だと思うので、2人を比べたら少し可哀想かもしれません。

自分のコンディションを考えたら、無理をしないでおくのも大切なことだと思いますし。

殿への深い考察と尊敬、
貴女がこれに触れて頂きわたくしも
大変嬉しいです。
氷上界の姑息で露骨なルール改正
などはウンザリですが、
これからも
臆することなく選手のみなさんの
活躍に期待したいです。

四の字硬目さんへ

> 殿への深い考察と尊敬、
> 貴女がこれに触れて頂きわたくしも
> 大変嬉しいです。
> 氷上界の姑息で露骨なルール改正
> などはウンザリですが、
> これからも
> 臆することなく選手のみなさんの
> 活躍に期待したいです。

殿に関しては思うところが沢山あります。
現役時代はジャンプの跳びすぎ違反ばかりで、計算が出来ないと揶揄されてましたが、最近のバラエティでの活躍を見ると、本当に気遣いの出来る、素晴らしい人だと思うんです。自分に失敗が多かった分、人間的に奥行きを感じますね。
yuccalinaさま

まっちーとあの振付のおっさん(失礼)のハグがやばすぎると引いてしまったのは、きっとあなた様だけではございません。
私も一瞬、あああっ!と心中叫んでおりました。

このアドレナリンというのは、すごいものですよね。

息子は身体中傷だらけ、打ち身だらけになる厄介なスポーツをしておりますが、試合中はどんな痛みも感じないのだそうです。

ほんとなら見ているのも恐ろしいはずなのですが、こっちの方にも妙なアドレナリンが分泌されるのか、痛そうであればあるほど、大変興奮致します。

あの振付師のヤバすぎるまっちーへの接近も、アドレナリンの仕業かもしれませんね。
mikaidouさま

> まっちーとあの振付のおっさん(失礼)のハグがやばすぎると引いてしまったのは、きっとあなた様だけではございません。
> 私も一瞬、あああっ!と心中叫んでおりました。
>
> このアドレナリンというのは、すごいものですよね。
>
> 息子は身体中傷だらけ、打ち身だらけになる厄介なスポーツをしておりますが、試合中はどんな痛みも感じないのだそうです。
>
> ほんとなら見ているのも恐ろしいはずなのですが、こっちの方にも妙なアドレナリンが分泌されるのか、痛そうであればあるほど、大変興奮致します。
>
> あの振付師のヤバすぎるまっちーへの接近も、アドレナリンの仕業かもしれませんね。


なるほどっ!思わず膝を打ちましたけど、あどれなりんが出てたのか痛くなかったです~www

正に、アドレナリンはあなどれなり~ん!

とオヤジギャグを飛ばしつつ、フィリップ・ミルズ師の強烈ハグにも納得出来ました。きっと彼もアドレナリンが出てコーフン状態なのですね。観客がスタオベする時も、きっとそうなんでしょうねえ。まっちーの演技には、それ程のパワーがあったということなんでしょうね。

怪我の痛みを忘れさせる程に脳がコーフン状態という、息子さんのお話、とても興味深かったです。ありがとうございました。


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