プロフィール

yuccalina

Author:yuccalina
自閉症の息子(14才)と、エンジニアの夫との3人暮らしのアラフィー主婦です。45才でヨガ指導者スクールを卒業し、現在地元で極々細やかな教室を開催。

一方、トランシルヴァニア(カロタセグ地方)の伝統刺繍、イーラーショシュのステッチを用いた雑貨『Yuccalina Erdő=ユッカリーナ・エルドゥ』の制作も行っています。

ミンネ・ギャラリーにて作品展示中。

ブログでは主にハンドメイド、ガーデニングに加え、10代から親しんできたロック音楽に、映画、本等について綴っています。

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ユッカリーナのヨガ的雑記帳


2014/10/30 13:45 yuccalina

「ONCE ダブリンの街角で」~音楽が繋ぐ愛の物語

クリント・イーストウッドの『ピアノ・ブルース』以降、音楽映画付いてる感じですが、実を言うとこの映画が、結構有名な音楽モノとは全く知らずに録画してました。ただ、アイルランドのって見たことなかったから、それだけの理由で、CSの映画チャンネル表からピックアップした『ONCE ダブリンの街角で』です。


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(2008/05/23)
グレン・ハンサード、マルケタ・イルグロヴァ 他

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クリント・イーストウッドの『ジャージー・ボーイズ』は、ブロードウェイミュージカルのロングランヒット作を映画化したものでしたが、こちらは逆に、この映画を元に舞台化して大ヒットし、トニー賞を受賞したそうですね。まあ、曲のイメージからは、どんな風に踊ってるのか、ちょっと想像がつかないとこありますけど、そんな有名な作品とは露知らずだったのは、公開が2006年で、丁度息子の事で大変な時期だったからかもしれません。音楽も映画にも、殆ど触れない日々でしたから。

とか言う、個人の事情はどうでも良いですね。遅かれ早かれ、自分が求めてる音楽や映画には、いつか辿り着くものです。

邦題の通り、ダブリンの街角で役名も付いていない男女が出会い、一緒に音楽を奏で、心を寄せ合いつつも別れるストーリー。まるでドキュメンタリーのようなカメラワークと、美しい音楽で綴られています。男女の間にキスも抱擁するシーンも殆ど出てこないにも関わらず、これほど愛を感じさせる映画は、これまで見たことがなかったかもしれません。

ラヴシーンがないのにロマンティックなのは、男の歌の歌詞が皆、切ないラヴソングだからなのでしょう。演じる俳優でシンガーソングライターの、グレン・ハンサードは初めて知りましたが、曲調も歌声も、中々私好みです。女を演じるのはチェコの、マルケタ・イルグロヴァ。実際にこの二人はスウェル・シーズンというデュオを組んでいて、撮影後は恋愛関係にもあったとか。

なぞと言うエピソードを知ると、ますます映画がリアルに見えて来ます。

私がこの映画に惹かれるのは、音楽のクオリティの高さも去ることながら、音楽を通じて人と人との心が通い合うシーンが、そこかしこに散りばめられているからかもしれません。

男と女が楽器店のピアノを借りて、男の歌をデュエットするシーンで、二人の距離がグッと縮まるのですが、それと同時に、楽器店店主(長いモミアゲがユダヤ人っぽい)が優しげに微笑むところが、私は大好きなんです。



それから、レコーディングスタジオのエンジニア、エイモンが、最初はやっつけ仕事的だったのが、1曲目の途中から、「これは?」と表情を変えるところとか、音楽をバックに人々の生き生きとした表情が映し出されるのが、凄く好きなんですわ。



そして、最後に男が女に送ったピアノが届き、彼女が嬉しそうに弾くシーンは、本当に2人の気持ちが繋がっているのが伝わってくるシーンでした。

ちなみに、アイルランドには行ったことがないワタクシでも、アイルランドを感じたのは、男が路上でスカウトしたレコーディングメンバーが、フィル・ライノット像の前で演奏してて、「俺たちはシン・リジィーの曲しかやらねえ」と言ったとこかな。ま、結局、シンガーソングライターがオリジナル曲をやると言うのに、何故OKしたのかは、良く分かりませんでしたが、、、。フィル・ライノット像のシーンは、先に紹介した予告編動画にも、出てきますよ。

それから、グレン・ハンサードはアラン・パーカーの『ザ・コミットメンツ』にも出演してるそうなので、是非見てみたいですね。、、、とか言って、CSで放送されるのを、ひたすら待つだけですけど。


お読み頂きありがとうございました。
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Comment
この映画良かったです!

音楽好きの方にはオススメしたい作品ですね。

観たのが随分前なので記憶が定かではないのですが、
映像が湿気を帯びたちょっと暗め(←あくまでも個人的見解)で、
そこに僕はアイルランドらしさを感じました。

って、僕もアイルランド行ったことは無いですけど・・・。

ミュージカルになっていたとは知りませんでした。
そうですよね、この映画と踊りは結びつきません(笑)。
「フィル・ライノット像」なんてのがあるんですね~^^
確かに、私もアイルランドの存在を知ったのは、「シン・リジィー」からだったと思います。
バニーマンさんへ

> この映画良かったです!
>
> 音楽好きの方にはオススメしたい作品ですね。


ご覧になってましたが。もしレビューがあったらトラバしよかと思ってたんですが、見つからなかったので、、。

> 観たのが随分前なので記憶が定かではないのですが、
> 映像が湿気を帯びたちょっと暗め(←あくまでも個人的見解)で、
> そこに僕はアイルランドらしさを感じました。


画面が暗めなのは、イギリス映画、イングランドもスコットランドも同じかな、と思いましたが、本当にダブリンの街でロケをしてるそうなので、アイルランドを良く知ってる人には、楽しいかもしれませんね。
ジオヤーさんへ

> 「フィル・ライノット像」なんてのがあるんですね~^^
> 確かに、私もアイルランドの存在を知ったのは、「シン・リジィー」からだったと思います。


フィル・ライノット像、私もこの映画で初めて見ましたので、最初は映画の為に作ったのかしら?と思ってました。
こんばんは。

>ご覧になってましたが。もしレビューがあったらトラバしよかと思ってた>んですが、見つからなかったので、、。

自分も自分のブログ探したら、当時はあまり書く気がなかったようで、
その年に観た映画の題名が羅列してあっただけでした・・・(^_^;)。
バニーマンさんへ
そうでしたか。ご連絡ありがとうございました。

今晩は♪

〉、音楽を通じて人と人との心が通い合うシーンが、そこかしこに散りばめられているから

ここに激しく同意しました♪そうなんですよね!自分個人は良いことも悪いこともありましたが、音を通じて仲間が増えたのも事実どして……

そして、この映画、自分もチェックします、有難うございます♪

追伸
コミットメンツは是非とも、面白い映画です!
リュウさんへ

> 自分個人は良いことも悪いこともありましたが、音を通じて仲間が増えたのも事実どして……
>
> そして、この映画、自分もチェックします、有難うございます♪
>
> 追伸
> コミットメンツは是非とも、面白い映画です!


そうですね。音楽を通じた人間関係は、私も色々ありましたけど、悪いことも良い経験として思い出になっています。人を通じて知って、皆それぞれの物語があるのも、音楽の良さだと思います。

コミットメンツ、益々見たくなりました!


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