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yuccalina

Author:yuccalina
自閉症の息子(14才)と、エンジニアの夫との3人暮らしのアラフィー主婦です。45才でヨガ指導者スクールを卒業し、現在地元で極々細やかな教室を開催。

一方、トランシルヴァニア(カロタセグ地方)の伝統刺繍、イーラーショシュのステッチを用いた雑貨『Yuccalina Erdő=ユッカリーナ・エルドゥ』の制作も行っています。

ミンネ・ギャラリーにて作品展示中。

ブログでは主にハンドメイド、ガーデニングに加え、10代から親しんできたロック音楽に、映画、本等について綴っています。

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ユッカリーナのヨガ的雑記帳


2014/10/16 09:15 yuccalina

キングオブコント2014のこと~シソンヌな世界

子供の頃からお笑いが大好きだったワタクシ、漫才とコント、どちらが好きかと言えば、今では断然漫才が好きです。二つの違いは簡単に言うと、小説と漫画みたいなものですね。喋りだけで物語を伝えるか、セットや小道具、衣装というヴィジュアルも具体的にプレゼンしたお芝居をするか、と言う感じ。喋りだけだと、受け手側が、光景を想像出来る楽しさがあって、そこが漫才の魅力だと思うんです。

とは言うものの、コントならではの楽しさもあります。芸人さん達の演技力、音響効果やライトの使い方等々、ネタの面白さを引き立てるには、様々な要素が噛み合ってないといけないのです。

なぞと、珍しく蘊蓄を傾けてみましたが、遅ればせながら今年のキングオブコント(C-1)を見ました。

「C-1は毎年ネットが荒れる」とMCの松本人志が言ってましたが、お笑いで万人が納得する結果は、中々難しい。特に芸人審査員には、「ベタなものよりクセのあるものが好き」という傾向は無きにしもあらずですし。2年前に圧倒的なパワーで優勝したバイきんぐは、かなり特異な例だったと思います。今年優勝のシソンヌは、去年のかもめんたる同様、好き嫌いが分かれるタイプなので、やっぱり荒れたみたいですね。

それにしても、今年もテレビの人気者が一組も残っていないと言うファイナリストの面々。視聴率はお構い無しに、コントの出来だけで選ぶと言う、大会としての本気度を感じました。そして、蓋を開けたら、どれも素晴らしい内容だったと思います。結果的に点数が低くても、明らかに滑っていた芸人はいなかった。

今回初めて見てみて、気になったのが、優勝のシソンヌと初戦でぶつかってしまった巨匠、苦節17年の吉本芸人犬の心、ブレイク時の2700を思い起こさせたバンビーノなど。

また、ラバーガールもチョコレートプラネット(特に1本目)も良かったですけど、ここはやはりチャンピオンになったシソンヌについて。彼等は一度、浅草花月で漫才を見たことがあって、結構気に入ってたんです。過去の記事をみなおしてみたら、こんなこと書いてました。

・・・キモい男2人がカップルを演じる“シソンヌ”の独特の世界観は、好きかもしれない。コンビ名はやはりバレエからきてるんだろうか?あの体型からはとてもバレエの心得があるとは思えないんだが、、。芸風ともども、謎めいているな・・・

遂に見てしまった生ハマカーン@浅草花月・上半身裸祭より



テレビ(あらびき団など)でも時々シュールなコントを見ましたが、今回のネタは2本とも、設定はベタな感じにしつつ、シソンヌテイストを残したものだったと思います。一本目はパチンコに負けてクダを巻いてるオヤジとラーメン屋の主人、二本目はタクシー運転手と男にフラれた女、という密室劇だったのですが、特に2本目は、ちょっと臭くてエロいセリフと表情が、何やら不健康な空気を醸し出して、ジワジワ来たのです。何ちゅーか、シソンヌの笑いには、デカダンスな香りがするのです。




C-1ではそうしたシソンヌ色を控えめにしてたようですが、こちらはあらびき団で披露された「同性愛ER」。



こちらの方がシソンヌの真骨頂。やっぱりアングラ劇団の香り?最初の紹介VTRに荒川良々と一緒の写真が出てましたが、「大人計画」の舞台にも出てるのでしょうか?去年のチャンピオンかもめんたるも、ナイロン100℃の舞台に出てるとか言ってましたが、コント師は演技力の高い人が多いですからね。

ちなみに、ウィキペディアによると、シソンヌと命名したのはボケのじろう。彼は赤いマリニエール(ボーダー)を着ている事が多いので、おフランス好きなのかもしれませんね。じろうは一本目のネタでズーズー弁を喋ってたので東北出身か?と思ってましたが、やはり青森県弘前市出身でした。ルックスがちょっと太宰治っぽいです。んで、出身高校の県立弘前高校を更に調べたら、著名な出身者に元ユイリカ編集長の三浦雅士と、画家の奈良美智の名前が目を引きましたわ。やっぱ、私の好きな要素が色々とありそう。一方の相方、長谷川忍はあらびき団の動画で東野も言ってましたが、じみーーなブサイクなので、テレビではその辺りを売りにしても良い気がします。ともあれ、シソンヌの今後に注目して行きたいと思います。


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タグ: 東北

テーマ:キングオブコント(C-1グランプリ) - ジャンル:お笑い

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Comment
通りすがりですが、私はチョコプラが良かったです。
順番で運がなかった気がします。
yuccalina様、こんしお!
海外にいるとこういうコントってあまり見ないニダが、2本目のタクシーのお話が特に面白かったニダ。(3本目の動画は未見ですががが)
台詞のタイミングが絶妙で、ちょっといい話的な内容なのに最後は事故らしきクラッシュ音で終わるあたりがブラックユーモアって感じニダね。どこか退廃的なところが気に入りますたわ。
ハルコさんへ
> 私はチョコプラが良かったです。
> 順番で運がなかった気がします。
私もチョコプラは惜しかったと思いました。
Mansikka様ばんしお~!

> 海外にいるとこういうコントってあまり見ないニダが、2本目のタクシーのお話が特に面白かったニダ。(3本目の動画は未見ですががが)
> 台詞のタイミングが絶妙で、ちょっといい話的な内容なのに最後は事故らしきクラッシュ音で終わるあたりがブラックユーモアって感じニダね。どこか退廃的なところが気に入りますたわ。

気に入って頂けて嬉しいです。日本はお笑いにおいても、繊細な表現が得意であり、見ている方もちゃんと理解出来てるような気がしますね。アメリカンジョークとは全然違うなと。
yuccalinaさん、こんにちは。
僕も見てました。チョコレート・プラネットも良かったし万人受けするのはあっちなんだろうけど、人生の深みすら感じさせるシソンヌのコントには圧倒されました。トム・ウェイツ的ほろ苦さを感じるコメディー的な。
漫才に関してはNon-Style、オードリー、ナイツあたりが出た頃が進化の絶頂期でその後は停滞している感じがありますが、コントは深みが増していますね。
シソンヌ、グランプリとってもテレビ界ではなかなか仕事がこないでしょうけど(笑)、世界に通用する中身だと思います。この世界観もっともっとふくらませてほしいですね。
goldenblueさんへ

> 僕も見てました。チョコレート・プラネットも良かったし万人受けするのはあっちなんだろうけど、人生の深みすら感じさせるシソンヌのコントには圧倒されました。トム・ウェイツ的ほろ苦さを感じるコメディー的な。

トム・ウェイツ的、という解釈は新鮮ですね。
ネタはじろうが作ってるらしいのですが、やはり同郷の寺山修司の影響を受けていそうな気がします。

> シソンヌ、グランプリとってもテレビ界ではなかなか仕事がこないでしょうけど(笑)、世界に通用する中身だと思います。この世界観もっともっとふくらませてほしいですね。

取り合えずバラエティの場でどれだけ彼等の色を出せるのか、とても興味があります。上手くハマってくれたら良いですけど。


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