プロフィール

yuccalina

Author:yuccalina
自閉症の息子(14才)と、エンジニアの夫との3人暮らしのアラフィー主婦です。45才でヨガ指導者スクールを卒業し、現在地元で極々細やかな教室を開催。

一方、トランシルヴァニア(カロタセグ地方)の伝統刺繍、イーラーショシュのステッチを用いた雑貨『Yuccalina Erdő=ユッカリーナ・エルドゥ』の制作も行っています。

ミンネ・ギャラリーにて作品展示中。

ブログでは主にハンドメイド、ガーデニングに加え、10代から親しんできたロック音楽に、映画、本等について綴っています。

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ユッカリーナのヨガ的雑記帳


2015/02/27 16:11 yuccalina

『猫の本』藤田嗣治画文集

藤田嗣治関連の図書は、21世紀に入ってから増えて、その幾つかは購入したのですが、長らく書棚で寝かせていたブログ主です。購入した当初は、まだ子育てに気持ちの余裕が無くて、本を開くこともなかったんだなあ、と思い出しました。以前紹介した『藤田嗣治・パリからの恋文』と同時期に買っていたのが、この『猫の本』です。2月22日が猫の日だったそうで、タイミングを逸してしまったものの、素敵な本なので、やはり紹介したいなと思いました。


藤田嗣治画文集 「猫の本」藤田嗣治画文集 「猫の本」
(2003/07/18)
藤田 嗣治

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こちらは『パリからの~』のような評伝ではなく、猫を描いた藤田の作品や、猫と一緒に写ったポートレイト、そして、藤田のエッセイ集『腕(ぶら)一本』『地を泳ぐ』から抜粋した、藤田の言葉で構成されています。

私はどちらのエッセイ集も所有しているので、ホントは必要ないかなとも思ってたんですが、装丁が可愛くて、つい手にとってしまったんですわ。

で、買ってよかったなと思ったのは、猫を主体に描いた作品は勿論、片隅に描き込まれた裸婦像や自画像といった有名な作品と一緒に、『猫十態』と『猫の本』の作品が多数掲載されていたからです。

『猫十態』が1929年頃パリで出版された本で、猫の版画(マカール法)集であり、一方の『猫の本』は1930年にニューヨークで発表され挿し絵本。モノトーンのドローイングで描かれた猫達に其々、マイケル・ジョゼフが名前を付け、短文を添えているそうな。油彩も勿論素敵ですが、藤田の繊細な線描を楽しむには、版画やドローイングもよいですね。

<どちらも『猫の本』よりドローイング>
foujita26.jpg
foujita27.jpg

私はとくにドローイングの方に強く惹かれました。油彩でもモノトーンの印象が強いからかもしれませんが、猫に名前が付けられてるのも、大きいかしら。何か余計に可愛くて見えて来るから不思議なんです。

また、猫と写った写真ですが、猫の日にジャン・コクトーと撮った写真は初めて見ましたわ。

foujita23.jpg

こちらも初めて見たのですが、猫のスケッチをしているところ。

foujita25.jpg

フジタのファッションが気になる話(コチラ)を書きましたが、このスタイルもカラー写真で見たくなる1枚。

そして、こちらは以前見たことありましたが、土門拳の写真だったんですね。

foujita22.jpg

このブログでは、かつてロベール・ドアノーが写した藤田夫妻のショットを紹介(コチラ)したことがありますけど、写体としても絵になる男だったのでありましょう。取り立てて美男子ではありませんが、人を惹き付ける魅力というやつが。

私は本来は猫よりも犬派なんですが、表情豊かに描かれた姿を見てると、何だか癒されます。手元に置いて、ふとした時に眺めるには、格好の本なんです。


お読み頂きありがとうございました。
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タグ: フランス

テーマ:読んだ本。 - ジャンル:本・雑誌

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